本機の旧モデルは画面比16:9の15.6インチでしたが、ようやく画面アスペクト比が16:10になり、16インチと大きくなりました。
2024年モデルですが、Ryzen 8000シリーズじゃなくRyzen 7035シリーズが搭載しています。全体的に高めのスペックにでき、メモリは公式サイトで64GBまで上げることができるので、自分で増設するのに自信がない場合や保証を切らしたくない人に向いています。
当サイトの評価は、このようになりました。
スペック | [usr 4.3] |
---|---|
コスパ | [usr 3.7] |
総合評価 | [usr 3.9] |
Contents
ThinkPad L16 Gen 1 AMDのスペック
CPU | Ryzen 3 PRO 7335U Ryzen 5 PRO 7535U Ryzen 7 PRO 7735U |
---|---|
メモリ | DDR5-5600 最大64GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
ディスプレイ(16型) | WUXGA IPS タッチパネルあり |
OS | Windows 11 Home/Pro |
LAN | Wi-Fi 6E、LTEあり、ギガビットイーサネット |
生体認証 | 顔認証、指紋センサー(オプション) |
WEBカメラ | 720p HD 500万画素 |
寸法(幅×奥行×高さ) | 357.2 x 253.4 x 20.8mm |
重さ | 1.77㎏~ |
バッテリー(JEITA 3.0) | 最大約10.4時間 |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 21.1万円~ |
<性能評価>
パソコンの頭脳であるCPUはRyzen 7000 PROシリーズが搭載で、PROモデルはセキュリティが強固になったモデルになります。性能もそこそこ高く、このPCでやることには十分対応できると思います。
メモリはDDR5-5600MHzと周波数が高く(ただし4800MHzで動作)、最大64GBになります。ThinkPadのほかのシリーズと違い、公式サイトで最大64GBまでできるので楽ですね(他のシリーズは最大32GB、自分で増設したら64GBまで可能。一部のX1シリーズなどは同じく公式サイトで64GB可能)。
ストレージはSSD PCIe 4.0が搭載で、最大2TBと大容量です。PCIe 4.0はデータ転送速度が爆速で、アプリの立ち上げもパソコンの起動もサクサクです。ただし、16インチと大きな筐体ですが、M.2スロットは1つしかないのでSSDの増設はできません。
ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長く、16インチでも17インチ並みの情報が表示されます。旧モデルは16:9の画面比で、FHD解像度だったんですよね。16:10になったのは、ThinkPadで一番遅かったです。
解像度はWUXGA(1920×1200ドット) IPS液晶で、高色域のsRGB 100%もあるので、SNS用などの画像編集にも向いています。
その他のスペックはOSはWindows 11 HomeかProが選べ、WEBカメラは普段使いPCに採用されるHDか超高画質500万画素があり、Wi-Fi 6EにLTE、ギガビットイーサネットもあります。
重量は1.77㎏と標準的で、最大約10.4時間(動画再生時)のバッテリー駆動時間があります。据え置き用に向いていますが、社内移動がある人にも合います。
2024年のトレンドと比較
2024年のビジネスノートパソコンのトレンドをまとめたので、本機がどのくらい満たしているか比較してみます。(〇/標準搭載、△/モデルによってはあり、×/なし)
Ryzen 8000 | DDR5 | PCIe 4.0 | アスペクト比16:10 |
× | 〇 | 〇 | 〇 |
Wi-Fi 6E | sRGB 100%以上 | 輝度300nit以上 | 1080P Webカメラ以上 |
〇 | △ | 〇 | △ |
Thunderbolt 4 | 生体認証 | バッテリー10時間以上 | |
〇 | △ | 〇 |
おそらく本機もRyzen 8000シリーズを搭載する予定だったと思うのですが、Ryzen 8000シリーズ(Zen 5アーキテクチャ)の投入は2024年後半か2025年くらいに伸びると言われており、そのせいでRyzen 7000シリーズ搭載になったのかなと思います。(真相は分かりませんが・・・)
旧モデルとの比較
旧モデルのThinkPad L15 Gen 4 AMDとの比較です。(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)
本機種 | 旧モデル | |
CPU | Ryzen 3 PRO 7335U Ryzen 5 PRO 7535U Ryzen 7 PRO 7735U |
Ryzen 3 PRO 7330U Ryzen 5 PRO 7530U Ryzen 7 PRO 7730U |
メモリ | DDR5-5600 64GB | DDR4-3200 64GB |
ストレージ | SSD 2TB | SSD 2TB |
ディスプレイ | WUXGA IPS | 15.6型)FHD IPS |
LAN | Wi-Fi 6E、LTE、ギガビットイーサネット | Wi-Fi 6/6E、LTE、ギガビットイーサネット |
バッテリー | 10.4時間(JEITA 3.0) | 18.1時間(JEITA 2.0) |
重量 | 1.77㎏ | 1.77㎏ |
寸法 | 357.2 x 253.4 x 20.8mm | 360.2 × 237 × 19.9mm |
主な変更点です。
・CPUが上位モデルの7035シリーズに
・メモリがDDR4からDDR5に
・画面アスペクト比が16:10と縦に長くなった
・FHD Webカメラのみだったが、FHDがなくなりHDか500万画素(約2.8K)になった
・トラックポイントクイックメニューが追加
・FnとCtrlボタンの位置が一般的なPCと同じになった
・16インチに大型化したが、横幅は小さくなった
・USB Type-CがUSB4に
スペックがようやく他のThinkPadに追いついた感じで、画面アスペクト比が16:10になったことが一番大きな変化ですね。
また、ThinkPadと言えば、Fnボタンが一番左でその右横に左Ctrlボタンがありましたが、これが一般的なPCの様にCtrlボタンが一番左に来ています。Lenovo Vantageで入れ替え可能ですが、目視すると違和感がありますね。
こちらは、プロセッサーの性能を表すCPU Markスコアです。
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・旧モデル
Ryzen 7 PRO 7735U | |
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Ryzen 7 PRO 7730U | |
Ryzen 5 PRO 7535U | |
Ryzen 5 PRO 7530U | |
Ryzen 3 PRO 7330U | |
Ryzen 3 PRO 7335U |
Ryzen 7は5%ほど、Ryzen 5は15%ほど性能が上がっていますが、Ryzen 3は微減です。
それでは、本機の特徴をご紹介します。
画面アスペクト比が16:10のディスプレイ
ディスプレイは3種類あり、すべてWUXGA(1920×1200ドット) IPS液晶、光沢なしです。
- WUXGA IPS液晶、sRGB 100% 400ニト
- WUXGA IPS液晶、マルチタッチ対応、NTSC 45%、300ニト
- WUXGA IPS液晶、NTSC 45%、300ニト
画面アスペクト比がようやく16:10と縦に長くなり、16インチでも17インチ並みの情報が表示されるようになりました。
上の画像は主に販売されている13.3インチと14インチ、そして16インチの比較ですが、やっぱり16インチだと一目でより多く見えますね。
色域はWeb用画像編集に合うsRGB 100%の色域か、一般的なPCに採用されるNTSC 45%の2種類になります。
左がWUXGA IPS sRGB 100%、右はNTSC 45%になります。
sRGBは色彩が豊かで、クリエイティブワークをする人だけじゃなく、動画配信を見る人や画面をシェアすることがある人にも合います。また、コントラスト比は最高で1500対1と高く、メリハリのある描写が可能です。
輝度は300ニトか400ニトで、こちらは輝度の目安です。
220ニト | 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える |
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250ニト | 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える |
300ニト | 屋外の日陰でも見える |
400ニト | 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとちょっとくらい |
500ニト | 屋外向け |
600ニト | 画面に直射日光が当たっても比較的見える |
高画質500万画素WEBカメラ搭載可能
WEBカメラは低画質のHD(約92万画素)か、超高画質の500万画素(2.8K相当)があります。500万画素って、外付けWebカメラのスペックですね。旧モデルで搭載できていたFHD Webカメラもきれいですが、500万画素はすごくきれいに相手に映像が映し出されます。
ノイズキャンセリング機能付きの360度マイクが2つ搭載し、周囲の騒音があるときや複数人で会議をしているときに、自動的に音量を調整するDolby Voiceにも対応しています。
また、Windows Studioエフェクトによるオートフレーム機能や背景ぼかし機能、カメラ目線に補正するアイコンタクト機能などもあり、プライバシーシャッターも搭載しているのでカメラを使わないときや離席中は閉じておくと安心です。
スピーカーは2Wが2つで、ドルビーオーディオと普通です。
Copilotボタン搭載キーボード
コパイロットはWordやExcelなどのMicrosoft製品をサポートする生成AIで、Chat GPTのような使い方もできます。
例えばCopilotで「Lenovoパソコンを購入するのに、おすすめのパソコンレビューサイトは?」と質問したら、当サイトも紹介されました。信頼性が高いAIです(笑)。
冗談はさておき、このボタン1つでいろいろなことができるので、最近はChatGPTじゃなくコパイロットを使うことが多くなりました。
キーボードはフルサイズ110キーで、USキーか日本語キーが選べ、バックライトの有無の選択が可能です。タッチパッドは115×67.6㎜と大きく、操作性も高いです。テンキーもあるので、Excelなどの数字入力が多い人にも使いやすいです。
キーピッチは1.5㎜と標準的ですが、ThinkPadなので打鍵感が良いキーボードです。
スペースキー右側にあったPrtScキーがなくなり、Copilotoボタンが搭載しています。また、ボリュームボタンやエンターキーにポジションバーという小さな突起がついており、押し間違いしにくくなっています。
キーボード左下のCtrボタンがついに左端に移動し、Fnキーが中に入りました。Ctrl⇔Fnボタンの変更はできますが、長年のThinkPadユーザーから悲鳴が聞こえてきそうな変更です。
また、トラックポイントをダブルタップすると、TrackPoint Quick Menuがポップアップし、カメラやマイク、ノイズ抑制などの設定ができるようになりました。
その他の特徴
外観
カメラやマイクがある上部のベゼル一部のみ大きくしており、その他のベゼルが細くコンパクトな筐体になっています。
MIL-STD 810Hと言う12項目の米軍の物資調達規格に準拠しており、落下テストや気温・気圧の変化テスト、ディスプレイ部の耐久性など様々なテストもクリアしています。他にも、200の項目の品質チェックをしており、安心して使える機種です。
本機は安いわけじゃないですが筐体は樹脂素材で、アルミニウムやマグネシウムを使用するThinkPad上位モデルとの差があります。
底面カバーには大きな通気口があり、がっつりとフレッシュエアーを吸ってくれそうです。
以前は右側面にあった排気口が背面に移動したので、今後はマウスを使っていても温風が手に当たることはないですね。
Ryzen 7035シリーズ搭載
Ryzen 7 PRO 7735U | Ryzen 5 PRO 7535U | Ryzen 3 PRO 7335U | |
製造プロセス | 6nm | ||
アーキテクチャ | Zen 3+ | ||
コア/スレッド | 8/16 | 6/12 | 4/8 |
L3キャッシュ | 16MB | 16MB | -(8MB/L2キャッシュ) |
ベースクロック | 2.7Hz | 2.9GHz | 3.0GHz |
ブーストクロック | 4.75GHz | 4.55GHz | 4.3GHz |
GPUコア | 12 | 6 | 4 |
TDP | 15-30W |
アーキテクチャはZen 3+になり、TDPは省電力の15-30Wです。最大温度が95°と低いので、今までよりも長時間高負荷な作業がしやすくなっています。
アーキテクチャZen 3+はZen 3と比べ以下の点が変わっています。
・前世代と比較して最大30%高速
・最大24時間のバッテリー
・内蔵GPUがRDNA2(レイトレーシング対応)
・統合型グラフィック性能はRyzen 5000シリーズの最大2倍
・DDR5/LPDDR5のメモリに対応
・PCIe Gen 4対応
・Wi-Fi 6E対応
また、PROモデルはセキュリティが強化されたモデルですが、その他の性能はPROモデルじゃないものと同じになります。
Ryzen 3はL1、L2キャッシュのみで、L3キャッシュはありません。L3キャッシュがあった方がより高速にアクセスできるので、よりサクサク使いたい場合はRyzen 5以上をお勧めします。
こちらはCPUの性能を測るCPU Markスコアです。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 15000~・ハイエンドPCに搭載される
- 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 7 PRO 7735U | |
---|---|
Core i7-1360P | |
Ryzen 7 PRO 7730U | |
Core i5-1340P | |
Core i7-1260P | |
Ryzen 5 PRO 7535U | |
Core i5-1240P | |
Ryzen 7 5700U | |
Ryzen 5 PRO 7530U | |
Ryzen 5 5500U | |
Core i7-1255U | |
Ryzen 3 PRO 7330U | |
Ryzen 3 PRO 7335U | |
Ryzen 3 7330U |
Ryzen 3は約1.2万のスコアで低く感じますが、スコア1万以上あればビジネス用途でも快適に使えるので、そんなに悪くないです。
またRyzen 5は約1.8万と高く、Ryzen 7は約2万となっています。
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
メモリはDDR5-5600MHzで、最大64GBと大容量です。CPU性能がすごく上がり、メモリもここまで大容量にできるので、困ることはないともいます。
他のThinkPadシリーズも最大メモリが64GBにアップしましたが、一部を除き公式サイトで64GBまで増設できるので、ちょっと高いですが簡単にスペックアップできます。
先述しましたが、メモリは5600MHzですがCPUが4800までしか対応していないので、4800MHzでの動作になります。
ストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
ストレージはSSD PCIe 4.0が搭載で、データ転送速度が爆速です。パソコンの起動やアプリの立ち上げもサクサクです。
こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。
シーケンシャル速度
オレンジ色・・・リード 青・・・ライト
PCIe 4.0×4 | |
---|---|
PCIe 3.0×4 | |
HDD |
セキュリティ
ThinkPadは、全方位から備えるサイバーセキュリティのThinkShieldによって守られており、堅牢性が高い機種になっています。
一般的なノートパソコンよりは強固ですが、セキュリティソフトをお考えの場合は「Lenovoパソコンにおすすめのセキュリティソフト」も併せて読んでみてください。
Wi-Fi 6Eに対応
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
次世代通信規格のWi-Fi 6Eに対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができます。
また、ギガビットイーサネットもあるので、社内で有線LANを使うときにも便利です。
LTE対応
LTEはQuectel EM061K 4G CAT6が搭載できるようですが、執筆時現在選べません。下り最大300Mbps、上り最大50Mbpsと十分な速さです。
eSIMにも対応しているので、ネットでeSIMを注文したらすぐに使い始めることができますね。
テザリング用の格安SIMなら、楽天最強プランがおすすめです。筆者はIIJmioでドコモ回線20GB/月 約2000円と、楽天最強プランを契約していますが、月に20GB以上使うのであれば楽天がお得です。
バッテリー駆動時間
バッテリーは46.5Whrか57Whrが選べ、JEITA 3.0測定で最大10.4時間のバッテリー駆動時間になっています(57Whr)。作業内容や輝度によっては、半日以上持ちそうですね。
また、ACアダプタは45W、65W、そして65Wスリムが選べるので、外出が多い人はスリムがおすすめです。急速充電が必要ないという人は45W、必要な場合は65Wが良いです。
<上から時計回りに45W、65Wスリム、65W>
インターフェイス
インターフェイスは豊富で必要十分だと思います。また、USB4があるので、ドックやハブがあれば外出時に多くのケーブルを抜き差ししなくて済みます。
Lenovoではいくつかのドックやハブが販売されているので、Lenovoドックのレビューも併せてどうぞ。
右側面にはスマートカードリーダー、マイクヘッドフォンジャック、USB-Aが2つ(2.0と3.2 Gen 1)、そしてロックスロットになります。
左側面にはRJ45、USB4(40Gbps/Powerdelivery 対応、DisplayPort 出力機能付き)、USB 3.2 Gen 2(映像出力機能付き)、HDMIそしてUSB 3.2 Gen 1があります。
また、背面にLTE用のnanoSIMスロットがあります。
サポート・保証
標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長5年まで延長できます。また、プレミアサポートと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)
また、保証は引き取り修理とオンサイト修理、翌営業日オンサイト修理の3種類があります。
- 引き取り修理・・・家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。
- オンサイト修理・・・事務所や自宅にエンジニアが来て修理
- 翌営業日オンサイト修理・・・翌営業日(土日祝日以外)にエンジニアが来て修理
ライバル機種
ThinkPad E16 Gen 2 AMD
もしCPUがPROモデルじゃなくてもよい場合は、こちらのEシリーズがかなりお得です。16インチの大画面でメモリ最大64GB、SSDを2枚搭載できます。バッテリー駆動時間が長いので、16インチで1.81㎏と重たいですが、外出先でも大画面で作業をした人、もしくはエンジニアなどに向いた機種です。
CPU | Ryzen 3 7335U Ryzen 5 7535U Ryzen 7 7735U Ryzen 5 7535HS Ryzen 7 7735HS |
---|---|
メモリ | DDR5-4800 最大32GB(最大容量64GB) |
ストレージ | SSD×2 |
ディスプレイ(16型) | WUXGA/WQXGA IPS タッチあり |
通信 | Wi-Fi 6/6E、1ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー/顔認証(オプション) |
WEBカメラ | HD、FHD、FHD+IRカメラ |
重さ | 1.81㎏~ |
バッテリー(JEITA 3.0) | 最大約13.2時間 |
価格 | 9.3万円~ |
ThinkBook 16 Gen 6 AMD
なんと最大メモリが64GBと大きく、ストレージも2枚搭載可能なThinkBookです。キートップがThinkPadの様に湾曲しており、タイピングがしやすくなっています。また、画面比が16:10と縦に長く、より多くの情報を表示できます。CPUスペックはハイエンドではありませんが、十分な性能となっています
CPU | Ryzen 3 7330U Ryzen 5 7530U Ryzen 7 7730U |
---|---|
メモリ | 最大64GB |
ストレージ | SSD 最大1TB(M.2スロットは2つあり) |
ディスプレイ(16型) | WUXGA IPS 光沢なし WQXGA IPS 光沢なし sRGB 100% |
通信 | Wi-Fi 6E、ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | FHD 1080p、IRカメラ |
重さ | 約1.71㎏ |
バッテリー | 最大14.9時間 |
セキュリティ | ThinkShield |
価格 | 7.4万円~ |
まとめ
良い点
・MILスペック準拠で耐久性が高い
・画面比が16:10で、16インチでも17インチ並みの情報が表示される
・Webカメラが最高で500万画素!
・メモリが最大64GBと大容量
・Wi-Fi 6EにLTEも搭載可能
・インターフェイスが豊富
残念な点
・16インチなのにSSDの増設ができない。
総合評価
16インチで1.77㎏と、時々なら持ち運んでも苦にならない重さですが、基本は据え置き用として合う機種です。
CPU性能も高く、メモリを最大64GBまで増設できるので、容量が足りなくなったら増設すると長く使うことができます。
画面比が16:10なのでより多くの情報が表示され、Webカメラは最高で500万画素と高く、ノイズキャンセリング機能付きの360°マイクが2つ搭載しており、Web会議などもスムーズできます。