Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 13 ​Aura Editionが登場!X1 Carbon初の1㎏切り

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ついにThinkPadにもAura Editionが出ました!

インテルCore Ultraシリーズ2を採用したThinkPad X1 Carbon Gen 13 ​Aura Editionで、Copilot+PCになります。

2024年10月16日から発売を開始していますが、納期は4週間以上なので、実際市場に出てくるのは11月中旬からになると思います。

Lenovoでは12/19までホワイトクリスマスセール を開催中で、割引+ポイントが最大で10倍還元の在庫一掃セールになっています

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 13 ​Aura Editionのスペック

CPU Intel Core Ultra 7 258V
メモリ LPDDR5X-8533MHz 32GB
ストレージ SSD 1TB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(14型) 2.8K OLED
OS Windows 11 Home/Pro
無線 Wi-Fi 7 BE201
生体認証 指紋センサー、顔認証
WEBカメラ FHD、IRカメラ
オーディオ ドルビーアトモス
寸法(幅×奥行×高さ) 312.8 × 214.75 × 14.37mm
重さ 986g
バッテリー(JEITA 3.0) 最大約11.6時間
標準保証 1年間
価格 28.6万円~

<性能評価>

 

CPUはCore Ultraシリーズ2が搭載で、最大47 TOPSのNPUが搭載です。今までCopilot+PCと言えばSnapdragonが搭載しておりOSはArm版が多かったですが、本機は今までと同じOSで今まで使用していたアプリを使って作業ができます。

メモリはLPDDR5X-8533MHzでオンボード32GB、ストレージはSSD PCIe 4.0で1TBとどちらも高性能で大容量です。別機種で同じメモリを計測したら、市場に出回っているメモリの上位1%の性能と判定が出ました。

内蔵グラフィックスのIntel Arc Graphics 140Vはかなり高性能で、別機種で計測したときはベンチマークによってはRTX 3050ほどの性能が出ていました。

ディスプレイは14インチで、画面アスペクト比が16:10と縦に長く一般的な15インチ並みの表示量があります。これだけ情報量が多いと据え置き用としても十分な大きさだし、持ち運び用にも合います。

2.8K解像度に視野角が広いIPS液晶を採用で、高精細高品質ディスプレイです。

OSはWindows 11 HomeかProが搭載し、IRカメラ付きのFHD Webカメラにプライバシーシャッターを搭載、そしてオーディオはドルビーアトモスです。

無線は最新のWi-Fi 7で、Wi-Fi 6E(最大160MHz)の2倍の帯域幅に、Wi-Fi 5の約13倍の最大通信速度があります。

筐体自体は2024年発売のGen 12と同じですが、X1 Carbon初の1㎏切りで986g、バッテリー駆動時間は長めの最大11.6時間です。

インターフェイスはThunderbolt 4が2つにUSB 3.2 Gen 1が2つ、マイク/ヘッドフォンジャックにHDMI、セキュリティキーホールもあり、十分な数と品質です。

 

公式サイト

 

旧モデルとの比較

<左/本機種・右/旧モデル>

旧モデルと言っても2024年6月発売機種なので、2024年10月時点で4か月しかたっていません。2024年10月からこのIntel Core Ultra 7 258Vの販売が始まったので、一足先に本機・Gen 13が発売されました。予想通りだったので、Gen 12買わなくてよかった(笑)(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)

本機種 Gen 12
CPU Intel Core Ultra 7 258V Core Ultra 5 125U/135U
Core Ultra 7 155U/165U
Core Ultra 5 125H
Core Ultra 7 155H
メモリ LPDDR5X-8533MHz 32GB LPDDR5X-7500MHz 最大64GB
ストレージ SSD PCIe 4.0 SSD PCIe 4.0
ディスプレイ 2.8K OLED WUXGA IPS/2.8K OLED
無線 Wi-Fi 7、(LTE/5G) Wi-Fi 6E、LTE/5G
バッテリー 11.6時間 12.8時間
質量 986g 1.09㎏
寸法 312.8 × 214.75 × 14.37mm 312.8 × 214.75 × 14.96mm

変更点です。

・CPUが超最新のインテルCore Ultraシリーズ2
・メモリの動作周波数が上がった
・Wi-Fi 7に対応した
・質量が1㎏切り!
・バッテリー駆動時間が少し下がった

1つ言わせていただければ、Gen 12も最新のCPUを搭載しておりNPUも少しですがあります。ただし、Gen 12はCopilot+PCではないという点が一番の違いかなと思います。

Gen 13が出たのでGen 12はもうすでに20万円切りしており、お買い得です。

こちらは、プロセッサーの性能を表すCPU Markスコアです。

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 7 155H  24271
Core Ultra 7 258V  21237
Core Ultra 5 125H  20071
Core Ultra 5 135U  18742
Core Ultra 5 125U  17921
Core Ultra 7 165U  16756
Core Ultra 7 155U  16140

 

 

Copilot+PCとは?

Copilot+PC

Copilot+PC(コパイロットプラスピーシー)と言うのは、Microsoftが「Microsoft Build 2024」で発表した新しいカテゴリのPCで、AI技術を活用するための機種と位置付けられています。

主な特徴です。

・NPU搭載
・16GB以上のDDR5/LPDDR5メモリ
・256GB以上のストレージ
・40+TOPS(1秒当たり40兆回の演算)
・終日のバッテリー寿命
・最先端のAIモデルへのアクセス
・RecallでPCで見たものを簡単に検索
・CocreatorでほぼリアルタイムにAI画像の生成及び調整
・Live Captionで40以上の言語の音声を英語に翻訳
・薄型軽量、美しいデバイス

すごく簡単に言うと、AIがいろいろなサポートをしてくれて作業効率が上がる(便利になる)、と考えていたら問題ないです。

 

現時点ではNPUを使い以下のことができますが、IntelとAMD CPUを搭載機種は、2024年11月から利用可能になります。

・コクリエイター
・イメージクリエイター
・Windows Studio Effect
・ライブキャプション
・リコール(近日利用可能)

こちらにCopilot+PCでできることを紹介しているので、あわせてどうぞ。

 

 

Lenovo Aura Editionとは?

 

 

スマートモードにはシールドモードやアテンションモード、コラボレーションモードなど、PCをより安全に、そしてより賢く使える機能があります。

スマートシェアはスマートフォンをPCにタップするだけでデータ転送ができ、スマートケアは国内どこにいてもバーチャルサポートを受けることができます(有料)。

こういった革新的な機能は、一番最初にYogaに採用されますね。

この特徴については「Lenovo Aura Editionとは?」にまとめたのでこちらか、上の動画をどうぞ。

 

 

Lenovo AI Nowが使える

Lenovo AI Now

Lenovo AI Nowは、簡単に言うと「完全無料でインターネット不必要、そして完全にローカルで処理をするChat GPT」と言った感じで、プラスアルファの機能があります。

これ凄いんですよ。無料で、しかも回数制限もなく、自分好みのAIアシスタントを簡単に構築できます。

Local AI Modeでは完全にローカルで処理をするため、今まで情報漏洩の観点からChat GPTなどを使えなかった人にも合います。

Lenovo AI Nowには以下の機能があります。

・Local Chat(Chat GPYやGeminiみたいなもの)
・Knowledge Assistant(パーソナルナレッジベース (PKB) にファイルをアップし(ローカルに保存される)、検索、要約、洞察などができる)
・PC Assistant(Windowsの設定などを簡単にできる便利機能)
・Cloud Chat(現在使えないが、オンライン版のチャットのよう)
・Explore(Lenovo AI Nowの機能を1画面にまとめた項目)

 

こちらで詳しいレビューをしているので、ぜひ読んでみてください。

Lenovo AI Nowって何?ローカルで処理をするパーソナルAIエージェント

 

最大47 TOPSのNPU性能を持つCore Ultra シリーズ2搭載

Core Ultra 7 258V
製造プロセス TSMC N3B
Pコア 4コア
Eコア 4コア
スレッド 8スレッド
キャッシュ 12MB
ターボブースト 4.8GHz
Pコア最大周波数 4.8GHz
Pコア基本周波数 2.2GHz
Eコア最大周波数 3.7GHz
Xコア 8コア
NPU 47 TOPS
ベースパワー 17W
マックスパワー 37W

CPUはPコア(Performance Core)とEコア(Efficient Core)の2つを搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。

8コア8スレッドとスレッドが少ないのでマルチコア性能は若干低め、シングルスレッド性能は高いです。

また、Intel Thread Directorというハードコアが、命令をより効率よくPコアとEコアに割り当てて実行できるので、性能もかなり上がっています。

グラフィックはIntel Arcグラフィックス140Vで、Xコアは8個になります。より詳しいCPUの詳細やベンチマークは「Intel Core Ultra 258Vのベンチマーク」をどうぞ。

以下のベンチマークはまったく同じスペックを採用した「Lenovo Yoga Slim 7i Gen 9 Aura Edition」のものです。参考値としてどうぞ。

 

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 15000~・ハイエンドPCに搭載される
  • 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 9 185H  33266
Ryzen AI 9 365  31399
Ryzen 7 8845H  30037
Core Ultra 7 165H  28719
Ryzen 7 8840HS  25148
Core Ultra 5 135H  24091
Core Ultra 7 155H  24271
Snapdragon X Elite X1E-78-100  22886
Core Ultra 7 258V  21237
Core Ultra 5 125H  20071
Snapdragon X Plus X1P-42-100  19377
Core i5-1335U  18931
Core Ultra 5 135U  18742
Core Ultra 5 125U  17921
Core 5 120U  17292
Core 7 150U  16900
Core Ultra 7 165U  16756
Core Ultra 7 155U  16140
Core i7-1355U  15878
Core i3-1315U  12654
Core i3-N305  10090

 

Cinebench 2024のスコアで、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftのパワーを利用して、CPUとGPUの能力を計測します。計測結果はマルチコア556、シングルコア119と、シングルコアはかなり良いスコアでした。

マルチコアは8コア8スレッドなので、あまりスコアが伸びませんでした。

他のCPUとの比較です。

マルチコアシングルコア

マルチコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較 

Ryzen 7 8845HS  867
Apple M1 Max  791
Snapdragon X Plus X1P-42-100  702
Core Ultra 5 125H  631
Ryzen 5 8640HS  557
Core Ultra 7 258V  556
Apple M1  509
Core i7-1280P  433
Ryzen 3 8300GE  414

シングルコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 7 258V  119
Apple M1 Max  113
Apple M1  112
Snapdragon X Plus X1P-42-100  107
Ryzen 3 8300GE  101
Ryzen 7 8845HS  100
Core Ultra 5 125H  100
Ryzen 5 8640HS  95
Core i7-1280P  74

 

こちらはPCMark10の計測結果で、Essentialは「通常用途(Web検索やビデオ会議、アプリの起動など)の性能」、Productivityは「Microsoft Office(事務系のアプリ)使用時の性能」、Digital Content Creationは「コンテンツ作成(画像・動画編集など)のしやすさ」を表しています。

総合性能の目安は以下になります。
・9000以上・・・超ハイスペック
・7500以上・・・ハイスペック
・5000以上・・・ミドルクラス
・2500以下・・・エントリ―クラス

本機種のスコアです。

  • 総合性能は6507→ミドルハイクラス
  • Essentialは9421→通常用途やビデオ会議などは使いやすい
  • Productivityは8287→高速に使える
  • Digital content creationは9578→かなり高い性能で動画編集などにも向いている
EssentialProductivityDigital Contents

Essential

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen 5 8640HS  10622
Ryzen 5 7535U  10196
Core Ultra 5 125H  9781
Core i7-1260P  9744
Core i5-1240P  9728
Ryzen 5 7535U  9465
Core Ultra 7 258V  9421
Ryzen 5 5625U  9036
Ryzen 7 5700U  8951
Ryzen 3 5425U  8743
Ryzen 3 7335U  8318
Ryzen 5 PRO 6650U  8130
Ryzen 5 5500U  7907
Snapdragon X Plus X1P-42-100  7615

Productivity

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen 5 8640HS  9349
Ryzen 5 5625U  9223
Ryzen 5 7535U  8996
Core Ultra 7 258V  8287
Ryzen 3 5425U  8193
Ryzen 5 7535U  8176
Ryzen 7 5700U  8065
Ryzen 5 PRO 6650U  8026
Core Ultra 5 125H  7892
Ryzen 3 7335U  7499
Core i7-1260P  6187
Core i5-1240P  6167
Core i5-1235U  5542
Snapdragon X Plus X1P-42-100  4641

Digital Content Creation

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 7 258V  9578
Core Ultra 5 125H  8250
Ryzen 5 8640HS  7777
Ryzen 7 7735U  7159
Core i7-1260P  6406
Core i5-1240P  5875
Ryzen 5 7535U  5851
Ryzen 5 PRO 6650U  5636
Ryzen 5 5625U  5372
Ryzen 7 5700U  5282
Ryzen 3 7335U  4872
Core i5-1235U  4716
Snapdragon X Plus X1P-42-100  4251
Ryzen 3 5425U  4240

 

 

5分の4K動画を撮影し、Davinci Resolveでレンダリングにかかった時間です。当然ですが、時間が短いほうが高性能です。

本機は8コア8スレッドなのでレンダリング時間が遅く、Ryzen 5 7535Uにも負けてしまいました。

4K動画レンダリング速度

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-1260P  15分20秒
Core Ultra 7 258V  6分2秒
Ryzen 5 7535U  4分47秒
Core Ultra 5 125H  4分14秒
Ryzen 5 8640HS  4分5秒

 

 

グラボ並みの内蔵グラフィックス性能

グラフィック性能が高いとOfficeを使った作業や複数画面での作業、そして画像・動画編集などがしやすくなります。3D Graphics Markのスコアは5067と良いスコアでしたが、思ったほど伸びませんでした。

3D Graphics Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen 7 8845HS  9055
Ryzen 5 8640HS  6065
Core Ultra 5 125H  5507
Ryzen 7 7735U  5098
Core Ultra 7 258V  5067
Ryzen 5 7535U  4127
Ryzen 5 PRO 6650U  3526
Core i7-1260P  3263
Core i7-1355U  2981
Core i5-1335U  2686
Ryzen 3 7335U  2609
Core i5-1340P  2542
Ryzen 7 5800U  2416
Ryzen 7 PRO 5850U  2328
Core i5-1240P  2326
Ryzen 5 5500U  2326
Core i5-1235U  2319
Ryzen 3 7335U  2609

 

次はゲームのベンチマークを使い、グラフィック性能を測ります。

Steel Nomad Lightは2734、Wild Lifeは25716、Fire Stikeは7839、そしてNight Raidは31139とすべて高性能でした。

Steel Noamd LightWild LifeFire StrikeNight Raid

Steel Nomad Liteは、DirectX 12 Ultimateの性能をテストし、レイトレーシングを使用しない中量級ゲームを想定したベンチマークです。スマホなどの他のデバイスとスコアを比較できる、クロスプラットフォームです

Steel Nomad

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 3050  4902
GTX 1650 Max-Q  2819
Core Ultra 7 258V  2734
Core Ultra 5 125H  2472
Ryzen 7 7735U  1437
Snapdragon X Plus X1P-42-100  1139
Wild Lifeはクロスプラットフォームのベンチマークで、レイトレーシングを使用しない軽めのゲームを想定したベンチマークで、PCやタブレット、スマホなどとスコアの比較ができます。

Wild Life

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 3050 Ti  29016
Core Ultra 7 258V  25716
GTX 1650 Ti  23752
Core Ultra 5 125H  23037
GTX 1650 Max-Q  16974
Ryzen 7 8845HS  16368
Ryzen 5 8640HS  13987
Snapdragon X Plus X1P-42-100  11404
DirectX 11で動作するFire Strikeのスコアで、Fire Strike ExtremeはQHD、UltraはUHDのレンダリング解像度です。

Fire Strike

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 3050  10718
GTX 1650  8033
Core Ultra 5 125H  7904
Core Ultra 7 258V  7839
GTX 1650 Max-Q  6861
Arc A350M  6770
Ryzen 5 8640HS  6614
Ryzen 7 7735U  4645
Snapdragon X Plus X1P-42-100  3599
Night RaidはDirectX 12のベンチマークで、グラフィックボードがない機種の性能を測ります。

Night Raid

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 4050  43397
RTX 3050  39341
RTX 3050 Ti  34440
Core Ultra 7 258V  31139
GTX 1650 Ti  27333
Core Ultra 5 125H  26261
GTX 1650 Max-Q  20322
Ryzen 7 7735U  17539
Snapdragon X Plus X1P-42-100  16232

 

 

外観と特徴

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition

画面占有率は90%近くあり、ベゼルが細い機種です。モデルチェンジする前のGen 11の筐体と比べると幅-2.8㎜、奥行き-7.75㎜となっています。また、たったの14.37㎜とかなり薄く、持ち運びもよりしやすくなっています。

小さいだけじゃなく、本機はMIL-STD 810Hと言う12項目の米軍の物資調達規格に準拠しており、落下テストや気温・気圧の変化テスト、ディスプレイ部の耐久性など様々なテストもクリアしています。他にも、200の項目の品質チェックをしており、安心して使える機種です。

 

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition 左斜め前から

デフォルトで2.8K OLEDディスプレイなので、少し価格は高くなっていますが全体的に高品質になりました。

バッテリー駆動時間は最大約11.6時間で、搭載CPUはバッテリー駆動時間が長いことで有名なので、安心して外出時に持っていくことができます。

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition 天板と底面カバー

Gen 12同様にカメラやマイクはコミュニケーションバーにまとめられており、品質ががっています。

 

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition 筐体内部

筐体内部も少し見ることができ、2つのファンにヒートパイプが搭載。Gen 12同様に廃熱性能は問題なさそうです。

 

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition インターフェイス

インターフェイスはThunderbolt 4が2つ搭載しており、USB-Aも2つ、HDMIやマイク/ヘッドフォンジャック、nanoSIMスロットもあります。

eSIM非対応でしょうか?残念です。

 

 

セキュリティ

Lenovo セキュリティ Lenovo ThinkShield

ThinkPadは、全方位から備えるサイバーセキュリティのThinkShieldによって守られており、堅牢性が高い機種になっています。

一般的なノートパソコンよりは強固ですが、セキュリティソフトをお考えの場合は「Lenovoパソコンにおすすめのセキュリティソフト」も併せて読んでみてください。

 

 

Wi-Fi 7に対応

対応周波数 速度
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps
IEEE802.11be
(Wi-Fi 7)
2.4/5/6GHz 46Gbps

次世代通信規格のWi-Fi 7に対応しており、現在主流のWi-Fi 6の約5倍、低価格モデルのPCに採用されるWi-Fi 5の約13倍の最大通信速度があります。また、理論上16本のストリームになり、今まで以上に多くのデバイス(理論上2倍)を接続して快適に使えます。

6GHzで最大320MHzのチャンネル幅があり、Wi-Fi 6E(最大160MHz)の2倍の帯域幅になります。

 

 

ライバル機種

Lenovoでは2024年9月キーボード10月にかけて多くのAI PCの発売を開始しています。こちらも併せてどうぞ。

Lenovo AI搭載PC(Copilot+PC)全機種の特徴とレビュー

 

また、現在LenovoのAura EditionはYoga Slim 7i Gen 9 Aura Editionがあり、筆者も購入してメイン機種として使用しています。ThinkPad X1 Carbon Gen 13とほぼ同じスペックなので、こちらもチェックしてみてください。

Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9購入レビュー おしゃれで高機能、グラフィック性能も高い!

 

まとめ

本機は10月16日から発売を開始していますが、納期は4週間以上となっており、実際の発売は11月中旬を予定していると思います。

楽しみな機種なので、早く欲しいですね。

 

公式サイト

 

 

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