ThinkPad Lシリーズと言えば量販店で販売されることが多く、公式サイトで販売が始まっても微妙なスペックに微妙な価格帯であることが多いのですが、2023年に入りちょっと変わったようです。
Xシリーズに似たスペックを選べ、バッテリー駆動時間も長いです。
当サイトの評価は、このようになりました。
スペック | [usr 4.2] |
---|---|
コスパ | [usr 3.7] |
総合評価 | [usr 3.9] |
Contents
ThinkPad L13 Gen 4 Intelのスペック
CPU | Core i3-1315U Core i5-1335U/1345U Core i7-1355U/1365U |
---|---|
メモリ | LPDDR5 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
ディスプレイ(13.3型) | WUXGA IPS |
OS | Windows 11 Home / Pro |
無線 | Wi-Fi 6 / 6E、LTE |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | HD、FHD、FHD+IRカメラ |
寸法(幅×奥行×高さ) | 305 × 218 × 17.2mm |
重さ | 約1.26㎏ |
バッテリー | 最大約20.7時間 |
セキュリティ | ThinkShield |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 12.8万円~ |
<性能評価>
パソコンの頭脳であるCPUはインテル第13世代で、5種類から選べます。また、vPro対応モデルもあるので、企業にも使いやすいです。
CPUは末尾がUの省電力モデルですが、最高でCore i7が選べるので性能も高いです。
メモリはLPDDR5-6400MHzで、オンボード・最大32GBになります。SSDも最新のPCIe 4.0が搭載で、最大1TBと大容量です。
ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長く、1920×1200ドットになります。一般的なFHD解像度よりも縦に120ドットも長く、13.3インチでも14インチ以上の情報が表示されます。
仕様書にはタッチディスプレイや輝度が400ニトのモデルも記載されていますが、執筆時現在、これらは選べないようです。
色域はNTSC 45%の色彩が薄いものと、NTSC 72%(sRGB 100%相当)の2種類があり、SNS用の画像編集をするような人にも合います。
その他のスペックはWindows 11 HomeかProが選べ、WEBカメラは高画質のFHDか、FHD+IRカメラになります。一般的なHD解像度のカメラよりもすごくきれいに映るので、Web会議が多い人や、オンラインレッスンをする人/受ける人にも合います。
無線は最新のWi-Fi 6か6Eに対応し、4G LTEも搭載可能(当サイトでは未確認)、そして1.26㎏からと軽く、バッテリー駆動時間は最大約20.7時間と機動性も高いです。
2023年のトレンドと比較
2023年のノートパソコンのトレンドをまとめたので、本機がどのくらい満たしているか比較してみます。(〇/標準搭載、△/モデルによってはあり、×/なし)
13世代CPU | DDR5 | PCIe 4.0 | アスペクト比16:10 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Wi-Fi 6/6E | sRGB 100%以上 | 輝度300nit以上 | 1080P Webカメラ |
〇 | △ | 〇 | 〇 |
Thunderbolt 4 | 生体認証 | 重量1.3㎏前後 | バッテリー14時間以上 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
2023年のトレンドをおさえた機種で、1項目を除きすべてデフォルトで搭載です。色域は、カスタマイズからsRGB 100%相当に変更できます。
旧モデルとの比較
旧モデルのThinkPad L13 Gen 3との比較です。(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)
本機種 | 旧モデル | |
CPU | Core i3-1315U Core i5-1335U/1345U Core i7-1355U/1365U |
Core i3-1215U Core i5-1235U/1245U Core i7-1255U/1265U |
メモリ | DDR5 32GB | DDR4 32GB |
ストレージ | SSD PCIe 4.0 1TB | SSD 1TB |
ディスプレイ | WUXGA IPS | |
無線 | Wi-Fi 6E/6、4G LTE | |
バッテリー | 20.8時間 | 13.8時間 |
重量 | 1.26㎏ | |
寸法 | 305 × 218 × 17.2mm | 305 × 218 × 17.3㎜ |
変更点です。
・CPUが13世代に
・メモリがLPDDR5に
・バッテリー駆動時間が7時間伸びた
同じ筐体を使用し、若干中身がブラッシュアップされた機種になります。
こちらは、プロセッサーの性能を表すCPU Markスコアです。
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i5-1335U | |
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Core i5-1345U | |
Core i7-1355U | |
Core i7-1365U | |
Core i3-1315U | |
Core i7-1265U | |
Core i5-1245U |
旧モデルのCore i7より、13世代のCore i3の方がスコアが出ていますね。
ThinkPad L13 Gen 4 Intelの特徴
先ほどスペックは上位モデルのX13シリーズ並にできると言いましたが、ベゼルX13シリーズほど細くないです。
寸法は、
幅 305㎜
奥行 218㎜
高さ 17.2㎜
で、コンパクトな筐体です。ただし、インターフェイスは若干乏しく、USB-Aが2つ、USB Type-Cが1つに、電源と共用でUSB4(Thunderbolt 4対応)になります。
Thunderbolt 4があるのでドックを繋いで作業ができますが、ドックを使わない場合は、ケーブルの抜き差しをする機会が出てくるので面倒です。
底面には標準サイズの通気孔があります。
排気口は小さめで、背面に1つあるのみです。
ディスプレイは約180度開くことができるので、画面共有や床に座って使うことがあるエンジニアにも使いやすいです。
Webカメラ周り
WEBカメラは高画質FHD 1080pで、顔認証のIRカメラ搭載モデルもあります。
IRカメラはWEBカメラとのハイブリットなので、若干解像度が落ちますが、個人的に顔認証があると便利です。
オーディオは2Wスピーカーが2つに遠距離マイクが2つ、そして周囲の騒音があるときや、複数人で会議をしているときに、自動的に音量を調整するDolby Voiceにも対応しています。
本機であれば複数人でも、周りが騒がしい場所でもWeb会議がしやすいです。
MILスペック
本機はMIL規格と言う12項目の米軍の物資調達規格に準拠しており、落下テストや気温・気圧の変化テスト、ディスプレイ部の耐久性など様々なテストもクリアしています。他にも、200の項目の品質チェックをしており、安心して使える機種です。
キーボード
キーボードは日本語キーか英語キーが選べ、バックライト有り無しも選べます。タッチパッドは約115㎜×56㎜とちょっと小さめですが、13.3インチなのでこのくらいだと思います。トラックポイントがあるので、タッチパッドのサイズはあまり関係ないかもしれません。
電源ボタンに指紋センサーが統合されており(指紋センサーはカスタマイズから追加)、電源を入れたらサインインも完了です。
ちなみに、バックライトがないキーボードはプラスチック感が強く、打鍵感も下がるので、バックライト付きをお勧めします。
バックライト有りの方がつやがあり、手触りもラバーっぽい感じがし、タイピングがしやすいです。
CPU
Core i3-1315 | Core i5-1335U | Core i7-1355U | |
コア(P/Eコア) | 6(2/4) | 10(2/8) | 10(2/8) |
スレッド | 12 | ||
Pコアクロック | 1.2GHz | 1.3GHz | 1.7GHz |
Pコア最大クロック | 4.5GHz | 4.6GHz | 5.0GHz |
Eコアクロック | 0.9GHz | 0.9GHz | 1.2GHz |
Eコア最大クロック | 3.3GHz | 3.4GHz | 3.7GHz |
L3キャッシュ | 10MB | 12MB | 12MB |
GPU | 64EU | 80EU | 96EU |
ベース/マックスパワー | 15/55W |
i7-1365U | i5-1345U | ||
コア(P/Eコア) | 10(2/8) | ||
スレッド | 12 | ||
Pコアクロック | 1.8GHz | 1.3GHz | |
Pコア最大クロック | 5.2GHz | 4.6GHz | |
Eコアクロック | 1.3GHz | 0.9GHz | |
Eコア最大クロック | 3.9GHz | 3.4GHz | |
L3キャッシュ | 12MB | ||
GPU | 96EU | 80EU | |
ベース/マックスパワー | 15/55W |
CPUはPコア(Performance Core)とEコア(Efficient Core)の2つを搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。
また、Intel Thread Directorというハードコアが、命令をより効率よくPコアとEコアに割り当てて実行できるので、性能もかなり上がっています。
Core i5-1345UとCore i7-1365UはvProに対応しており、企業で多くのPCを一括管理をする場合は、こちらを選んだほうがシステムの方の作業が大幅に減ります。
こちらは、CPUの性能を測るCPU Markスコアです。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 15000~・ハイエンドPCに搭載される
- 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1360P | |
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Core i5-1350P | |
Core i5-1340P | |
Core i7-1260P | |
Core i5-1240P | |
Core i5-1335U | |
Core i5-1345U | |
Core i7-1355U | |
Core i7-1365U | |
Core i3-1315U | |
Core i7-1265U | |
Core i7-1255U | |
Core i5-1245U | |
Core i5-1235U |
当サイトでは、ビジネス用途で快適に使うにはスコア1万以上を推奨していますが、Core i3でも1.3万ほどなので、どのCPUを選んでも困ることはないと思います。
Cinebench R23のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。
マルチコア性能
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i9-13900H | |
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Core i7-13700H | |
Core i5-13500H | |
Core i5-13420H | |
Core i7-1355U | |
Core i7-1360P | |
Core i5-1335U | |
Core i5-1235U | |
Core i5-1340P |
シングルコア性能
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1355U | |
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Core i9-13900H | |
Core i5-13500H | |
Core i7-1360P | |
Core i7-13700H | |
Core i5-13420H | |
Core i5-1340P | |
Core i5-1335U | |
Core i5-1235U |
グラフィックス
グラフィック性能が高いと、Officeを使った作業や複数画面での作業などがしやすくなります。
3D Graphics Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 7 7735U | |
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Ryzen 5 PRO 6650U | |
Core i9-13900H | |
Core i7-1260P | |
Core i7-1360P | |
Core i7-1355U | |
Core i5-1340P | |
Core i5-1335U | |
Ryzen 7 7730U | |
Core i3-1215U | |
Ryzen 7 5700U | |
Core i5-1235U | |
Ryzen 5 5625U | |
Ryzen 3 5425U | |
Athlon Silver 7120U |
ディスプレイ
ディスプレイは4種類あり、全モデル共通してWUXGA(1920×1200ドット) IPS液晶、光沢なしになります。また、執筆時現在確認できたのは、赤文字の上2つになります。
- 300ニト、NTSC 45%
- タッチパネル、300ニト、NTSC 72%
- 300ニト、sRGB 100%
- 400ニト、sRGB 100%
画面アスペクト比が16:10と縦に長く、一般的なFHDよりも縦に120ドットも長く、13.3インチでも14インチ並みの情報が表示されます。
今まで13.3インチは小さくて見にくいからと敬遠していた人にも、使いやすいです。
また、色域は低価格モデルに採用されるNTSC 45%と、sRGB 100%相当のNTSC 72%、そしてsRGB 100%があります。
左からNTSC 45%、sRGB 100%、そしてNTSC 72%のディスプレイです。NTSC 72%はそこまで見ない色域で、sRGB 100%に比べ若干赤が弱い感じです。
輝度は300ニトか400ニトで、こちらは輝度の目安です。
220ニト | 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える |
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250ニト | 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える |
300ニト | 屋外の日陰でも見える |
400ニト | 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとちょっとくらい |
500ニト | 屋外向け |
600ニト | 画面に直射日光が当たっても比較的見える |
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
メモリは最新のLPDDR5-6400MHzが搭載で、最大32GBになります。ただし執筆時現在確認できたのは、最大16GBです。
動作周波数も高く処理速度も速いので、サクサク使えます。
その他のメモリとの比較です。
Memory Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
DDR5-4800MHz平均 | |
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LPDDR4-4266MHz平均 | |
LPDDR5平均 | |
DDR4-3200MHz平均 |
ストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
搭載ストレージは最新のSSD PCIe 4.0で、最大1TBと大容量です。データ転送速度も速く、パソコンの起動も10秒ちょっとです。
こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。
シーケンシャル速度
オレンジ色・・・リード 青・・・ライト
PCIe 4.0×4 | |
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PCIe 3.0×4 | |
HDD |
セキュリティ
ThinkPadは、全方位から備えるサイバーセキュリティのThinkShieldによって守られており、堅牢性が高い機種になっています。
この様に、一般的なノートパソコンよりは強固ですが、セキュリティソフトをお考えの場合は「Lenovoパソコンにおすすめのセキュリティソフト」も併せて読んでみてください。
Wi-Fi 6 / 6Eに対応
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
次世代通信規格のWi-Fi 6か6Eに対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができるのですが、執筆時現在の日本では6GHz帯はまだないので使えません。最大で5GHz帯になります。
LTE
執筆時現在LTEモデルは未確認ですが、仕様書によるとLTEも搭載できます。
・Fibocom L860-GL CAT 16・・・ダウンロードは最大1Gbps、アップロードは最大75Mbps
・Quectel EM05-G・・・ダウンロードは最大150Mbps、アップロードは最大50Mbps
LTE用の格安SIMなら大手のIIJmioか、楽天最強プランがおすすめです。筆者はIIJmioでドコモ回線20GB/月 約2000円と、楽天最強プランを契約していますが、月に20GB以上使うのであれば楽天がお得です。
バッテリー駆動時間
バッテリーは4セル・46Whrで、最大20.7時間のバッテリー駆動時間があります。13.3インチでこれだけあれば、安心して持ち運びができますね。
インターフェイス
インターフェイスはミニマムですが、一般的には十分な数になります。USB4(Thunderbolt 4対応)もありますが、電源ポートと兼用なのでケーブルを抜き差しすることがあるかもしれません。もしくは、USB4ポートで充電しているときは、USB Type-Cを使ってモニターに接続したり、データ移動をすることになります。
左から、SIMカードスロット、USB4、USB 3.2 Gen 1、そしてマイク/ヘッドフォンジャックになります。
左からHDMI、USB 3.2 Gen 1、USB 3.2 Gen 2 Type-C(Powerdelivery、DisplayPort映像出力機能)、そしてセキュリティスロットです。
USB-Aのデータ転送速度は5Gbps、USB-Cは10Gbps、そしてUSB4(Thunderbolt 4対応)は40Gbpsでこういった機能があります。
- Power delivery対応、DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き
- 最大データ転送速度40GB/秒が2mのケーブルでも出る(以前は0.8mまで)
- PCIeの転送速度は32GB、ストレージ転送速度は最大3000Mbps
- 4Kディスプレイ2台同時に出力可能
- 8K出力にも対応
サポート・保証
通常、標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長5年まで延長できます。また、プレミアサポートと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)
「通常」と言ったのは、執筆時現在、全モデルで「1年間のプレミアサポート」付きになっているからです。サポートは、購入時にご確認ください。
保証は引き取り修理とオンサイト修理、翌営業日オンサイト修理の3種類があります。
- 引き取り修理・・・家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。
- オンサイト修理・・・事務所や自宅にエンジニアが来て修理
- 翌営業日オンサイト修理・・・翌営業日(土日祝日以外)にエンジニアが来て修理
ライバル機種
ThinkPad X13 Gen 4 intel
すでにコンパクトで軽量だった旧モデルからさらに小さくなり、重さも1.09㎏からと羽のような軽さです。ハイエンドなモバイルPCで、性能も機動性は抜群です。それでいて、9.9万円からと低価格です
CPU | Core i3-1315U Core i5-1335U/1345U Core i7-1355U/1365U |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
ディスプレイ(13.3型) | WUXGA IPS 2.8K OLED |
無線 | Wi-Fi 6E、4G LTE/5G |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | HD、FHD、500万画素 |
重さ | 1.09㎏~ |
バッテリー | 最大約22.9時間 |
価格 | 9.9万円~ |
ThinkPad X13s Gen 1
13.3型で1060gと超軽量、そしてバッテリー駆動時間が最大31.2時間とかなり長いです。SoC搭載とは言え、性能もそこそこ高く、ビジネス用途でも十分使えます。5G LTE sub6とミリ波にも対応しており、機動性は抜群です
CPU | Qualcomm Snapdragon 8cx Gen 3 |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(13.3型) | WUXGA IPS液晶 光沢なし sRGB 100%など |
OS | Windows 11 Home/Pro |
無線 | Wi-Fi 6E、5G LTEあり、Bluetooth 5.2 |
その他 | 指紋センサー/顔認証あり、500万画素 RGBカメラ、IRカメラあり |
重さ | 1.06㎏~ |
バッテリー 電源 |
最大31.2時間 45W/65W |
保証 | 1年間 |
価格 | 15.8万円 |
まとめ
良い点
・小型軽量で持ち運びがしやすい
・画面比が16:10で、13.3型でも14型並みの情報が表示される
・最新スペックが満載
・バッテリー駆動時間が長い
・生体認証あり
・高画質 webカメラ搭載
・ThinkShieldに守られている
残念な点
・USB4があるが電源と共有なので、ドックを使わないときにケーブルの抜き差しをすることがある
総合評価
ThinkPadでは数が少ない13.3インチで、全体的に普通以上のスペックです。1.26㎏からと比較的軽く、バッテリー駆動時間が約20時間以上もあり、何と言っても画面アスペクト比が16:10と縦に長いので、13.3インチでも快適に作業ができます。
外出や社内移動が多い人に向いていますね。