おしゃれなツートンカラーの、Thinkbook 15 Gen 4のレビューです。
ビジネスPCのThinkBookなので、もうちょっと高いスペックにできてもよかったんじゃないかなと思いますが、7.9万円からと、このスペックにしては安いです。
1.7㎏とちょっと重たく、バッテリー駆動時間も最大8時間と短いので、据え置き用や社内移動でPCを持ち運ぶような人に合います。
当サイトの評価はこのようになりました。
スペック | [usr 4.1] |
---|---|
コスパ | [usr 4.4] |
総合評価 | [usr 4.2] |
レビュー機は、Ryzen 5 5625U・DDR4-3200MHz 16GB(8GB+8GB)・SSD PCIe 4.0 256GBになります。
Contents
ThinkBook15 Gen4 AMDのスペック
CPU | Ryzen 3 5425U Ryzen 5 5625U Ryzen 7 5825U |
---|---|
メモリ | 最大40GB |
ストレージ | 最大SSD×2 |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
ディスプレイ(15.6型) | FHD IPS液晶 タッチあり |
OS | Windows 11 Home/Pro |
無線 | Wi-Fi 6E |
オーディオ | ドルビーオーディオ |
生体認証 | 指紋センサー |
WEBカメラ | HD 720p |
寸法(幅×奥行×高さ) | 357 × 235 × 18.9㎜ |
重さ | 1,7kg~ |
バッテリー | 最大約8時間(45Whr) |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 7.9万円~ |
<性能評価>
パソコンの頭脳であるCPUは高性能Ryzen 5000シリーズで、2022年に搭載を開始したモデルになります。旧モデル搭載のRyzen 5000シリーズよりも最大温度が10度も下がったので、より安定して高負荷な作業がしやすくなっています。
メモリはDDR4-3200MHzで、オンボードに8GBと、スロットに8GBが搭載できます。ただし、スロットがあるので増設も可能で、その場合は最大32GBメモリを追加でき、最大で40GBになります。(自分で増設した場合は保証が外れます)
ストレージは最新のSSD PCI Express 4.0が搭載ですが、パソコンがPCIe 3.0×4までしか対応していません。それでも、データ転送速度はかなり速かったです。
ディスプレイはFHD IPS液晶と一般的で、視野角も広く、一般的な用途では十分見やすいです。また、広色域のsRGB 100%のディスプレイもあるので、画像編集をする人はこちらを選んだほうが良いです。
その他のスペックは、最新のWi-Fi 6Eに対応し、イーサネットコネクター搭載、WEBカメラはなぜだかHD 720pのみ、電源ボタンに指紋センサーが統合されています。
バッテリー駆動時間が最大8時間とちょっと短いですが、社内移動やちょっとした外出であれば大丈夫だと思います。
このスペックで7.9万円からと、コスパが高いです。
2022年のトレンドと比較
2022年のノートパソコンのトレンドをまとめたので、本機がどのくらい満たしているか比較してみます。(〇/標準搭載、△/モデルによってはあり、×/なし)
Ryzen 6000 | DDR5 | PCIe 4.0 | アスペクト比16:10 |
× | × | 〇 | × |
Wi-Fi 6E | sRGB 100%以上 | 輝度300nit以上 | 1080P Webカメラ |
〇 | △ | 〇 | × |
USB4 | 生体認証 | バッテリー14時間以上 | |
× | 〇 | × |
ちなみにストレージはSSD PCI Express 4.0を搭載していますが、M.2スロットがPCIe 3.0×4までしか対応していないので、性能を発揮できません。
旧モデルとの比較
<左/本機種・右/Gen 3>
旧モデルのThinkBook 15 Gen 3 AMDとの比較です。(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)
本機種 | ThinkBook 15 Gen 3 | |
CPU | Ryzen 3 5425U Ryzen 5 5625U Ryzen 7 5825U |
Ryzen 3 5300U Ryzen 5 5500U Ryzen 7 5700U |
メモリ | 40GB | 24GB |
ストレージ | SSD ×2 | |
ディスプレイ | FHD IPS | |
無線 | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 6 |
バッテリー | 8時間 | 10.7時間 |
重量 | 1.7㎏ | |
寸法 | 357 × 235 × 18.9㎜ |
変更点です。
・プロセッサーの最大温度が10度下がり、性能が上がった
・メモリが最大40GBにアップ
・一応、SSDにはPCI Express 4.0が搭載した(が、速度はそこまで変化なし)
・Wi-Fi 6Eに対応
・バッテリー駆動時間が変わった
・以前は一番左側のUSB Type-Cのみで充電できたが、Gen 4は2つあるUSB Type-Cどちらででも充電が可能
CPUやストレージ以外は旧モデルと同じで、特に変化がありません。筐体も同じですね。ただし、価格は他の機種の様に爆上がりしていないので、助かります。
プロセッサーの性能を表すCPU markスコアです。
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 7 5825U | |
---|---|
Ryzen 7 5700U | |
Ryzen 5 5625U | |
Ryzen 5 5500U | |
Ryzen 3 5425U | |
Ryzen 3 5300U |
最大温度が10度も下がり、その上性能も上がっています。
ThinkBook15 Gen4 AMDの特徴
15.6インチと大きな画面ですが、ベゼル(画面の黒い枠)が比較的細いので、スリムに見えます。
筐体はGen 3と同じ寸法で、ベゼル幅も同じ上部10.7㎜、左右約6㎜(公式サイトによると5㎜だそうです)、下部約14㎜となっています。下部はちょっと太く、改善の余地がありますね。
寸法は、
・幅 357㎜
・奥行 235㎜
・高さ 18.9㎜
で、小さくも大きくもない、一般的な15.6インチのサイズですね。
ただし、厚さは18.9㎜とちょっと厚めで、重さ1.7㎏も相まって、PCを持った時にずっしりと感じます。毎日の移動で持ち運ぶには重たいですが、会社内移動などの短時間であれば問題ないと思います。
ThinkPadと言えば黒の筐体ですが、ThinkBookと言えば濃いシルバーと薄いシルバーのツートンカラーですね。
これ、光の具合によっては1色に見えるんですよね。
筐体後ろのエッジはこだわりのシェイプになっており、おしゃれですね。上や横から見ると、アルミニウムの高級感があります。
底面カバーは樹脂素材で、チープな印象です。とは言え、見える箇所じゃないので、気にならないと思います。
また、通気孔は比較的大きく幅広いし、AMDプロセッサーを搭載しているので、排熱には問題なさそうです。
スピーカーは2Wが2つ搭載で、ドルビーオーディオになります。音質は、一般的なノートパソコンの音といった感じで、普通です。
カメラ周り&キーボード
カメラは残念なことに、HD 720pのみで、今流行りの高画質FHD 1080pはありません。なんで、普段使い用のIdeaPadにもFHD Webカメラが搭載できるのに、ビジネス用途の本機にないんでしょうね?
すごく残念です。ただし、仕様書には1080pと記載されているので、後々選べるのかもしれません。
マイクはAIベースのノイズキャンセリング機能付きで、デュアルアレイマイクになります。こちらも、普通です。
キーボードはフルサイズで105キー、バックライトとテンキー付きになります。タッチパッドは105㎜×70㎜と、ちょっと小さめです。おそらくマウスを使うことを意識した、設計ですね。
キーストローク(キーを押し込む距離)は約1.35㎜、キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は縦横18.7㎜×18.5㎜でした。キーストロークは一般的と言えば一般的ですが、軽いので流れるようなタイピングをする人に合います。
ちなみに、私はThinkPad トラックポイント キーボード IIと、Lenovo Go USB Type-C ワイヤレス マルチデバイスマウスを使っていますが、本当にお勧めなので、こちらの記事も読んでみてください。
電源ボタンは、指紋センサー統合型なので、電源を入れたらサインインも完了です。
MILスペック
本機はMIL規格と言う12項目の米軍の物資調達規格に準拠しており、落下テストや気温・気圧の変化テスト、ディスプレイ部の耐久性など様々なテストもクリアしています。他にも、200の項目の品質チェックをしており、安心して使える機種です。
CPU
Ryzen 3 5425U | Ryzen 5 5625U | Ryzen 7 5825U | |
製造プロセス | 7nm | ||
---|---|---|---|
アーキテクチャ | Zen 3 | ||
コア/スレッド | 4/8 | 6/12 | 8/16 |
L3キャッシュ | 8MB | 16MB | |
GPUコア | 6 | 7 | 8 |
基本クロック | 2.7GHz | 2.3GHz | 2.0GHz |
ブーストクロック | 4.1GHz | 4.3GHz | 4.5GHz |
TDP | 15W |
アーキテクチャはZen 3になっており、旧モデル搭載CPUのZen 2に比べ以下の様な特徴があります。
- コアからアクセスできるL3キャッシュが倍増(パフォーマンス向上)
- IPCが19%向上し、電力当たりのパフォーマンスが最大24%UP
- シングルスレッドの性能が最大23%UP
- マルチスレッドの性能が最大108%UP
- バッテリー効率が上がった
また、最大温度が10度下がったので、より安定して高負荷な作業も長時間しやすくなっています。
Ryzen 5 5625Uのスコアは、16,040とハイスコアでした。めちゃくちゃ高い性能ですね。
こちらはCPUの性能を測るCPU Markスコアです。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 14000~・ハイエンドPCに搭載される
- 15000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 7 5800U | |
---|---|
Ryzen 7 Pro 5850U | |
Ryzen 7 5825U | |
Ryzen 7 5700U | |
Ryzen 5 5625U | |
Ryzen 5 5600U | |
Ryzen 3 5400U | |
Ryzen 3 5425U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
Ryzen 3 5300U |
Ryzen 3でも1万ほどのスコアがあり、Ryzen 5と7は1.5万以上と、かなり高い性能です。普段使いのPCとは言えかなり高い性能なので、スペックが足りないなんてことはないと思います。
次のCinebench R23は、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。
マルチコアは7776と高く、シングルコアは1394でした。
マルチコアは6000ほどで高性能、8000以上でかなり高性能、シングルコアは1500以上でかなり高性能になります。
Cinebench R23 マルチコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 7 5800H | |
---|---|
Ryzen 7 5875U | |
Ryzen 7 5800U | |
Ryzen 7 5700U | |
Core i5-1240P | |
Ryzen 5 5500U | |
Ryzen 5 5625U | |
Ryzen 5 5600U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
Ryzen 3 5300U | |
Ryzen 3 5300U | |
Ryzen 3 5425U | |
Core i3-1115G4 |
Cinebench R23 シングルコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1185G7 | |
---|---|
Ryzen 7 5875U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1240P | |
Ryzen 7 5800U | |
Ryzen 5 5625U | |
Ryzen 5 5600U | |
Core i5-1135G7 | |
Ryzen 3 5425U | |
Ryzen 5 5700U | |
Ryzen 5 5500U |
グラフィックス
グラフィック性能が高いと、Officeを使った作業や複数画面での作業などがしやすくなります。
3D Graphics Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1165G7 | |
---|---|
Core i7-1260P | |
Core i5-1135G7 | |
Ryzen 7 5800U | |
Core i5-1240P | |
Ryzen 5 5500U | |
Core i3-1215U | |
Ryzen 7 5700U | |
Core i5-1235U | |
Ryzen 5 5600U | |
Ryzen 5 5625U | |
Ryzen 3 5425U | |
Ryzen 5 4500U | |
Ryzen 3 5400U | |
Ryzen 3 5300U |
ディスプレイ
解像度 | 光沢 | 液晶 | 輝度 |
FHD | なし | IPS | 300nit |
コントラスト比 | 色域 | 視野角 | その他 |
800:1 1200:1 |
NTSC 45% sRGB 100% |
170° | タッチあり ― |
ディスプレイは一般的なFHD IPS液晶で、色域が広いsRGB 100%か、色域が狭い(むしろ一般的)NTSC 45%の2種類があり、タッチパネルもあります。
どのモデルも視野角は広く、上下方向からも見やすかったです。目も疲れにくいと思います。
視野角は問題なしです。
色域は、もちろんですがsRGB 100%(画像左)の方が良いです。画像編集などをする人にも向いているし、動画配信やYoutubeを頻繁に見る人にも最適です。
NTSC 45%(画像右)は一般的なノートパソコンに搭載されており、御覧の通り薄い色になっています。
また、輝度は全モデル300ニトと高めで、明るいオフィスで作業もしやすいです。
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
搭載メモリはDDR4-3200MHzで、Memory Markの計測結果は、2439となりました。
DDR4としてはそこそこ高い性能で、困ることはないと思います。
オンボードで8GB搭載し、メモリスロットにもう1つメモリを搭載できます。公式サイトではメモリスロット用のメモリは8GBしか選べませんでしたが、自分で増設すれば、最大40GBにできます。
その他のメモリとの比較です。
Memory Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
DDR5-4800MHz平均 | |
---|---|
LPDDR4-4266MHz平均 | |
LPDDR5平均 | |
本機種 | |
DDR4-3200MHz平均 |
ストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
搭載ストレージはSSD PCI Express 4.0 256GBですが、PCのスロットはPCIe 3.0×4にしか対応していないので、PCI Express 4.0の速度は出ませんでしたが、それでも速いです。
シーケンシャルリード(読み込み速度)は3344MB/秒、ライト(書き込み速度)は1960MB/秒とどちらもかなり速いです。
こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。
シーケンシャル速度
オレンジ色・・・リード 青・・・ライト
本機種 | |
---|---|
PCIe 4.0×4 | |
PCIe 3.0×4 | |
HDD |
セキュリティ
Windows DefenderやTPMが搭載で、一般的なノートパソコンのセキュリティがありますが、セキュリティソフトをお考えの場合は「Lenovoパソコンにおすすめのセキュリティソフト」も併せて読んでみてください。
Wi-Fi 6+イーサネット
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
インテルWireless-AC 9560 2×2(Wi-Fi 5) | 2.4/5GHz | 1.7Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
次世代通信規格のWi-Fi 6Eに対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができるのですが、執筆時現在の日本では6GHz帯はまだないので使えません。最大で5GHz帯になります。
また、ギガビットイーサネット(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)に対応しているので、有線接続も可能です。
バッテリー駆動時間
バッテリーは3セル・45Whrで、最大8時間のバッテリー駆動時間になります。
15.6インチなので持ち運び用に購入する人は少ないと思いますが、ちょっとした外出などには十分対応できる時間があります。
インターフェイス
インターフェイスはUSB Type-Cが2つと、USB-Aが2つあり、SDカードリーダーとRJ45があるので十分ですが、USB4があれば使いやすさは増していたと思います。
ただし、USB Type-CはどちらもPower deliverとDisplayport機能付きです。
USBの速度はType-Cが10Gbps、USB-Aが5Gbpsになり、USB Type-Cはどちらも充電に使用可能です。
右側面はSDカードリーダー、USB 3.2 Gen 1、RJ45、セキュリティキーホールです。
左側面はUSB 3.2 Gen 2 Type-Cが2つ、HDMI、USB 3.2 Gen 1、そしてマイク/ヘッドフォンジャックになります。
サポート・保証
標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長5年まで延長できます。また、プレミアサポートと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)
また、保証は引き取り修理とオンサイト修理、翌営業日オンサイト修理の3種類があります。
- 引き取り修理・・・家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。
- オンサイト修理・・・事務所や自宅にエンジニアが来て修理
- 翌営業日オンサイト修理・・・翌営業日(土日祝日以外)にエンジニアが来て修理
ライバル機種
ThinkPad E15 Gen 4(AMD)
本機と似たようなスペックですが、より高性能なパーツも選べ、バッテリー駆動時間も長いです。最低価格はほぼ変わらないので、カラーがブラックでも問題ない人は、検討の価値ありです
CPU | Ryzen 3 5425U Ryzen 5 5625U Ryzen 7 5825U |
---|---|
メモリ | 最大40GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(15.6型) | FHD IPS液晶 マルチタッチあり、sRGB 100%あり FHD TN液晶 |
無線 | Wi-Fi 6/Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2 |
有線 | 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T |
その他 | 指紋センサー、IRカメラあり、1080p Webカメラ搭載可能 |
重さ | 1.78㎏~ |
バッテリー | 最大16.7時間 |
価格 | 8.1万円~ |
ThinkBook 14 Gen 4
本機の14インチ・インテルモデルですが、Thunderbolt 4もあるし、WEBカメラにFHD 1080pも選べたりと、より高性能です
CPU | Core i3-1215U Core i5-1235U/1240P Core i7-1255U/1260P |
---|---|
メモリ | 最大40GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス NVIDIA GeForce MX550 |
ディスプレイ(14型) | FHD IPS液晶 光沢なし(マルチタッチあり) |
LAN | Wi-Fi 6、Wi-Fi 6E、ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー |
カメラ | 720p、1080p |
重さ | 1.4㎏~ |
バッテリー | 45Wh/60Wh 約7.7時間(45Wh時) |
価格 | 8.9万円~ |
IdeaPad Slim 570(14型 AMD)
14インチですが、ほぼThinkbook 15 Gen 4と似たようなスペックで、価格は1万円ほど安いです。RJ45はありませんが、バッテリー駆動時間も長く、持ち運びを考えている場合は使いやすいかもしれません
CPU | Ryzen 3 5425U Ryzen 5 5625U Ryzen 7 5825U |
---|---|
メモリ | DDR4 最大16GB |
ストレージ | SSD 最大512GB |
ディスプレイ(14型) | FHD IPS 光沢なし 300ニト |
OS | Windows 11 Home |
無線 | Wi-Fi 6 |
生体認証 | 指紋センサー |
Webカメラ | HD 720p、FHD 1080p |
重さ | 1.39㎏ |
バッテリー | 最大15.1時間 |
価格 | 6.8万円~ |
まとめ
良い点
・このスペックで低価格
・プロセッサーの発熱が従来よりも低い
・メモリ最大40GB!
・ストレージの増設が可能
・おしゃれなビジネスノート
・Wi-Fi 6Eに対応
残念な点
・WEBカメラにFHD 1080pが選べない
・SSDはPCI Express 4.0だが、パソコンがPCIe 4.0に対応していない
・公式サイトではメモリ16GBまでしか選べない
総合評価
プロセッサーの性能も高く、メモリは自分で増設すれば最大40GBと大容量、そしてSSDも2枚搭載可能なので、カスタマイザーにはうれしい機種だと思います。
価格は安いですが、M.2スロットがPCIe 4.0×4に対応していなかったり、WEBカメラに1080pが選べない、公式サイトでメモリやストレージの増設ができない、USB4がないなど突っ込みどころがあるのも確かです。
ただし、この価格でこのスペックなので、コスパは高く、十分満足が行くと思います。