Lenovo LOQ 15IPH11 (15.3型 Intel)のレビューをしました。
本機を一言で言うと、ちょっと重ためのゲームをFHDで楽しむユーザー層や、カジュアルゲーマーに向いた機種で、コストを抑えつつ実用的なゲーム性能を確保したモデルでした。
高画質で高fpsで回したい人には向きませんが、筆者のようなホビーユーザーには十分な性能でした。
実際に使ってみると、コストカットの影響がちらほら見える機種でしたが、中量級ゲームまでの用途として基本性能はしっかりとしていました。
レビュー機はメーカーからお借りしており、スペックはCore Ultra 7 356H、メモリ16GB、SSD PCIe 4.0 512GB、RTX 5060になります。
メモリなどのPCパーツの価格が急上昇しており、PC価格も影響を受けています。また繁忙期には納期が延びやすいので、購入を検討されている方は早めのチェックをおすすめします
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Contents
LOQ 15IPH11 (15.3型 Intel)のスペックと特徴
| CPU | Core Ultra 7 356H |
|---|---|
| メモリ | DDR5-5600 最大32GB |
| ストレージ | SSD×2枚 |
| グラフィックス | RTX 5060 |
| ディスプレイ(15.3型) | WUXGA IPS液晶, 165Hz,sRGB 100% |
| OS | Windows 11 Home/Pro |
| 通信 | Wi-Fi 6、1Gbe |
| 生体認証 | – |
| WEBカメラ | 500万画素+IRカメラ |
| オーディオ | Nahimicオーディオ |
| 寸法(幅×奥行×高さ) | 344.9 × 254.83 × 20.9~23.25mm |
| 重さ | 実測2178g |
| バッテリー(MobileMark 30) 電源 |
最大約10時間 245W |
| 保証 | 1年間(Legion Ultimate Support) |
| 価格 | 26.7万円~ |
パソコンの頭脳であるCPUはCore Ultra 7 356Hを搭載し、50 TOPSのNPUを備えています。16コア16スレッドと多コア多スレッドで、4つのPコア、8つのEコア、さらに低消費電力な4つのLP-Eコアを搭載しており、マルチタスク性能と省電力性の両立が図られています。
メモリは DDR5-5600MHz に対応し最大32GB、ストレージは PCIe 4.0 SSD を最大2枚搭載できます。
ディスプレイは16:10のWUXGA解像度IPS液晶で、Gen 10からパワーアップした165Hzの高リフレッシュレートに対応、色域はsRGB 100%と鮮やかです。輝度は300ニトと標準的で、室内では十分、屋外の日陰であれば何とか見えるほどの明るさです。
GPUは最新のRTX 5060を搭載し、重めのゲームも FHD+画質調整で快適にプレイできました。
OSはWindows 11 Homeを搭載し、通信はWi-Fi 6と1GbEに対応。WEBカメラは自撮り配信も可能な 500万画素です。
オーディオはNahimicを採用し、2Wスピーカー×2基で音質は普通でした。
電源は245Wと大きく、バッテリー駆動時間は最大10時間ですが、ゲーム時は大きく低下します。
重さは実測2178gと標準的で、基本的に据え置き用、短時間の宅内移動なら問題なく扱えます。
インターフェイスは背面と右側面に配置され、ゲーム用途には十分な構成です。また、やっとThunderbolt 4を採用し、右側面真ん中に配置されていたUSB Type-Cがやっと左に搭載されたので、右手でマウスを使う人はすごく使いやすくなりました。(旧モデル/AMDは、右側面真ん中に唯一のUSB Type-Cが配置されていたので、有線マウスやドックをつないだりすると、非常に操作しにくかったんです)
よくある質問と回答
ここではよく聞かれる質問と回答をまとめました。聞きたいことがない場合は、Xにて質問してもらえればすぐに回答します。
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 納期が変わりました。こういうことは良くありますか? | 時期によりますが、大きなセールがある12月、1月、そして新年度に向けての買い替え需要が高い3月4月、サマーセールがある7~8月、そして大型セールがある年末は納期がずれることがあるようです |
| 出荷からどのくらいで届きますか? | 経験からみると、出荷から通常2~3日以内に届くと思います(購入日からじゃなく出荷されてから) |
| 画像・動画編集に使えますか? | 毎日何本も編集する様な人にも使えます |
| ファンはうるさいですか? | ベンチマーク計測時は平均45dBと、音はしますがうるさくない程度でした。 |
| PD充電できますか? | Thunderbolt 4が対応しているのでできます |
| PD給電とDP出力をケーブル一本でできますか? | Thunderbolt 4が対応しているのでできます |
| オンラインレッスンに合いますか? | カメラは500万画素と超高画質で、撮影ライトがあれば顔出し配信にも使えるほどです |
| メモリ/ストレージの増設はできますか? | 16GBモデルを購入した場合は32GBに増設可能。SSDはM.2スロットが2つあるので増設できます。 |
| 持ち運びに向いていますか? | 向いてませんが、できます |
| ディスプレイは明るいですか? | 最大300ニットと室内では十分明るいです |
| ディスプレイの色域の違いは何ですか? | 色域が広いとより正確な色を描写できます。広さはAdobe RGB(これはほとんどない) >DCI-P3 > sRGB > NTSC 45%になり、本機はsRGB 100%になります |
| バッテリー駆動時間は長いですか? | MobileMark 30測定で10時間と、一般的なゲーミングPCの長さです |
| リフレッシュレートはいくつですか? | 最大165Hzです |
以下にて本機の特徴をご紹介します。
【内部構造】メモリ・ストレージの増設が可能
筐体内部です。エントリークラスのゲーミングPCですが、ファンが2つにヒートパイプはメインが2本、サブが1本あり、メモリスロットの上にはヒートスプレッダがあります。
ヒートスプレッダを開けるとメモリスロットが出てきます。レビュー機は16GBメモリが1枚搭載なので、32GBに増設できます。
ストレージはType-2242が入っており、もう一つM.2スロットがあります。Type-2280も2242も搭載できますが、こちらにはPCIe 4.0×2で2レーンに制限されているため、理論値の最大速度は半分に落ちます。
半分と言っても、一般的なゲームのロード、日常的なファイルのやり取り程度であれば、体感で大きな差を感じることはまずありません。
例えばですが、理論上の実行速度で計算すると、10GBのデータを移動するのにかかる時間です。
・PCIe 4.0×4は約1.3~1.5秒
・PCIe 4.0×2は約2.6秒~3秒
数十GBを超えるような巨大な動画素材を頻繁に動かすといった特殊な用途でない限り、実用上のデメリットは限定的と言えます。
【外観レビュー】旧モデルより一回りコンパクトに
Gen 10は、画面比16:9の15.6インチでしたが、本機は画面比16:10の15.3インチになり、筐体サイズもディスプレイサイズも下がりましたが、表示情報量は多くなりました。
これにより移動が楽になり、それ以上に今まで隠れていた(見えなかった)編集バーやインベントリの下の方などが一目で見えるようになり、より使いやすくなっています。
寸法は幅344.9 × 奥行き254.83 × 厚さ20.9~23.25mmで、旧モデルから幅15ミリ、奥行き4ミリ、厚さ1ミリ小さくなっています。
ゲーミングPCとしてはそこまで大きくないですが、一般的に見ると大きな筐体です。
重さは実測2178gと公称値の2.1㎏より若干重たいですが、なんとか持ち運びもできる重さです。
インターフェイスは待望のThunderbolt 4を搭載したので、今まで以上に便利になりました。特に、外付けストレージにゲームを入れてる場合や、クリエイティブワークで大きなデータを移動する際に特に役に立ちます。
右側面にはUSB 3.2 Gen 1と、プライバシーシャッターのスイッチです。
背面にHDMI、RJ45、USB 3.2 Gen 2、そして電源コネクタです。
左側面にはUSB 3.2 Gen 1、マイク/ヘッドフォンジャック。Thunderbolt 4になります。
筐体はルナグレーでシンプルな外観です。樹脂素材ですが、最近のPCはプラスチックでも高級感があり、触ってもすぐにわからないものもありますね。また、MILスペックに準拠した堅牢性があり、耐久性の高い機種で持ち運び時も安心です。
ディスプレイは筐体の上にあるので、通常のPCの様に排気口を塞ぐことはありません。
ディスプレイは片手で開けることができ、最大約180度開きます。片手で開けられるのって、すごく便利なんですよね。片手にジュースやスマホを持っていても、サッと使い始めることができます。
バッテリー駆動時間
バッテリーは60Whrで、MobileMark 30では最大約10時間のバッテリー駆動ですが、バランスモード時に充電86%で、推定残り時間は3時間13分でした。100%だった場合は3時間44分で、ゲーミングPCとしては普通ですが、外出する際はACアダプタやモバイルバッテリーがあると助かります。
高画質500万画素WEBカメラ
WEBカメラは超高画質500万画素で、ハイエンドビジネスPCに搭載するような高性能カメラです。電子式プライバシーシャッターもあるので、使用しないときは閉じておくと安心です。
顔認証もあるので、ログインは一瞬で済みます。
解像度はすごく高いですが、オブジェクトが若干暗く映りました。撮影ライトがあると、もっときれいになります。
オーディオはSteelSeries製のNahimicオーディオで、AI技術を活用して3Dオーディオを生成し、空間的なサウンド体験を実現します。
2Wスピーカーが2つなので音量は大きくありませんが、音質は普通でした。
【キーボード検証】TrueStrikeゲーミングキーボードの使い心地
配列はJIS配列で、テンキー付き、1 Zone RGBバックライト付きです。
真ん中にあるLegion Oボタンは使用中のモード(バランスやパフォーマンスなど)をライトの色で表示するので、今どのモードかすぐにわかります。
主要キーはすべて同じ大きさなのでミスしにくく、テンキーもあるのでExcelなどを使うことが多い人にも合います。カーソルキーはすべて大きく下に飛び出しており、すごく使いやすい設計です。Copilotキーもあるので便利ですね。
半角/全角キーや右のShiftキー、そして「む」キーは細くなってますが、使用頻度は高くないので操作に支障はないと思います。
タッチパッドは120×75mmと標準的なサイズで、マウスのない外出先での作業もスムーズにこなせます。
キーボードはTrueStrikeゲーミングキーボードで、最大の特徴はソフトランディングスイッチによるしっとりとした打ち心地で、キーストロークは実測1.2ミリで打鍵感があり、長時間のゲームや執筆でも指が疲れにくい仕様です。
ミスを減らす独立した大型矢印キーや便利な4列テンキーを備えたフルレイアウトに加え、100%アンチゴースト対応で激しい操作も正確に反映します。
キーピッチは実測18.2×17.7ミリとフルサイズ並みで使いやすく、キートップが湾曲しているので、多少中心を外しても安定して打てます。
キーボードのライティングは変更可能で、暗闇でも明るく、視認性は高いです。変更はWindowsの設定→個人用設定→動的ライティングからできます。
HyperChamber Cooling採用の冷却性能の検証
LOQはハイパーチャンバー冷却を採用しており、以下のような特徴があります。
再設計されたFalconファン、密閉型エアフロー構造、3D 銅製ヒートパイプを採用。AIによる最適化で、高いパフォーマンスを維持しながら、本体表面を触れても熱くなりません。ゲーム、勉強、リラックスタイムまで、どんなシーンでも高負荷下でも安定した状態を保ちます。
それでは実際どうなのか、冷却性能を見ていきましょう。
本機は2つのファンに2本のヒートパイプとサブが1本、そしてヒートシンクが採用されており、排熱システムはかなり良いと思います。
ベンチマークのFire Strike計測時に、PC表面・底面、そして騒音値を計測しました。(パフォーマンスモード)
PC表面温度は37.4度、底面は38.2度で、しっかりと排熱できています。膝の上に置いてプレイしても少し熱くなる程度で、ゲーミングPCですが意外に膝上プレイもできました。
騒音値は平均49dBで、音はしますが全然静かな方です。
ディスプレイの検証
ディスプレイはWUXGA(1920×1200ドット)のIPS液晶で、輝度は最大300ニット、コントラスト比は1000:1で、リフレッシュレートは最大165Hzとぬるぬるです。
ようやく画面比が16:10になり、表示量が増えたので、今まで下にあって見えなかったものも表示されやすくなりました。
ディスプレイはsRGB 100%の広色域に対応しており、ゲーム体験だけでなく、写真編集や動画制作などのクリエイティブワークにも使える色再現性を備えています。
これは黒の描写力をチェックしたもので、本機はIPS液晶なのでOLEDのような真っ黒と言うわけじゃないですが、IPS液晶としては標準的なレベルだと思います。
視野角は170°と広く、どこから見ても暗くならずにしっかりと見えました。
輝度は300ニットで、こちらは輝度の目安です。
| 220ニト | 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える |
|---|---|
| 250ニト | 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える |
| 300ニト | 屋外の日陰でも見える(見やすいわけじゃない) |
| 400ニト | 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとやや暗い |
| 500ニト | 屋外向け |
| 600ニト | 画面に直射日光が当たっても比較的見える |
Wi-Fi 6に対応
| 対応周波数 | 速度 | |
| IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
| IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
| IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
| IEEE802.11be (Wi-Fi 7) |
2.4/5/6GHz | 46Gbps |
無線はWi‑Fi6に対応しており、速度の速い5GHz帯での接続も可能です。
最新規格はWi‑Fi 7なので、ここはコストカットの影響だと思いますが、1ギガビットイーサネットを搭載しているため、大きな影響はないと思います。
グラフィック性能を計測
グラフィックボードのGPUは省電力設計の45Wでした。ゲーミングPCとしてはかなり控えめなワット数で、電力制限によりピーク時のパワーは控えめですが、その分、静音性とバッテリー駆動時間に重点を置いているような設定です。
Fire Strike計測結果
Fire Strikeの計測結果は26205と高いですが、RTX 5060の平均値よりも若干低いスコアでした。
Fire Strike
オレンジ/本機種 赤/インテル
| RTX 5070 Ti平均 | |
|---|---|
| RTX 5080平均 | |
| RTX 4090平均 | |
| RTX 4080平均 | |
| Core Ultra 7 255HX+RTX 5060 | |
| Core i7-14700HX+RTX 5060 | |
| Ryzen AI 9 465+RTX 5060(ターボ) | |
| RTX 5060平均 | |
| Ryzen 7 250+RTX 5060 | |
| Core Ultra 7 356H+RTX 5060 | |
| RTX 4070平均 | |
| Ryzen AI 9 465+RTX 5060(バランス) | |
| RTX 4060平均 | |
| RTX 5050平均 | |
| RTX 4050平均 | |
| RTX 3050平均 |
ゼンレスゾーンゼロのFPSと使い心地を検証
ZZZ (Zenless Zone Zero)をプレイして性能を検証しました。
デフォルト設定 > 高画質
散策シーン: 50-60fps程度で推移、安定して散策ができる
戦闘シーン: 概ね50~70fpsで推移、重いエフェクトが重なると若干fpsが落ち込むが、概ね快適にプレイできた
総評: 最新の負荷中程度のゲームをFHD高画質、60fps前後でプレイ可能。画質設定次第でさらに快適にできそうです。ホビーユーザーであれば十分なfpsだと思います。
FFXIV黄金のレガシーベンチマーク計測結果
次は2Dゲームのベンチマークで、重ためのFFXIV黄金のレガシーは標準品質で17195で「非常に快適」でした。
ベンチマーク
本機はCore Ultra 7 356Hを搭載し、16コア16スレッドで高性能のPコアは4つ、高効率のEコアは8つ、そして低電力コアのLP-Eコアが4つになります。
Pコア4つか、少ないなと思ったのですが、1コア当たりの処理効率が旧世代のHシリーズより大幅に上昇しており、EコアとLP-Eコアを組み合わせることで高い性能を維持しているとのことです。
そして最大50 TOPSのNPU性能を持ち、AI機能が使いやすくなっています。
*TOPS・・・1秒間に何兆回演算を実行できるかの数値。
ベンチマークはすべてバランスモードで計測しており、Legion Spaceでワンクリックでモード設定などいろいろな設定ができます。
CPU Mark計測結果
CPU性能を測るCPU Markのスコアは37488と、高いスコアでした。ゲームだけじゃなく、4K動画の書き出しや、大量のタブを一気に開いたときのレスポンスが良いです。
こちらはCPU Markの比較です。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 15000~・ハイエンドPCに搭載される
- 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
CPU Markスコア
オレンジ/本機 青/その他 赤/別機種
| Core Ultra 7 255HX | |
|---|---|
| Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100 | |
| Core Ultra 9 285H | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 7 356H | |
| Core Ultra X7 358H | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Ryzen AI 9 465 | |
| Core Ultra 9 185H | |
| Ryzen AI 9 365 | |
| Ryzen 7 8845H | |
| Core Ultra 7 165H | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Ryzen 7 8840HS | |
| Core Ultra 5 135H | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core i5-13420H | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Core Ultra 5 125H |
Cinebench 2024計測結果
Cinebench 2024のスコアで、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftをベースに、CPUとGPUの能力を計測します。
今回の結果は、マルチコア1101、シングルコア118と、高い性能でした。
マルチコアスコアが1000を超えており、Cinema 4Dのような負荷の高いレンダリング作業においても、効率の良さが発揮されていますね。
また、シングルコア性能も118と高い水準を維持しているため、Adobe系ソフトの操作感や、ゲームプレイ時のレスポンスも非常に軽快です。
他のCPUとの比較です。
マルチコア性能
オレンジ/本機 青/その他
| Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100 | |
|---|---|
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 7 356H | |
| Ryzen AI 9 465 | |
| Core Ultra 9 285H | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Ryzen 7 8845HS | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Core Ultra X7 358H | |
| Apple M1 Max | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Snapdragon X Plus X1P-42-100 | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen 5 8640U | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Core i5-13420H | |
| Apple M1 | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 5 7535HS |
シングルコア性能
オレンジ/本機 青/その他
| Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100 | |
|---|---|
| Core Ultra 9 285H | |
| Core Ultra X7 358H | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Core Ultra 7 356H | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Ryzen AI 9 465 | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Apple M1 Max | |
| Apple M1 | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Snapdragon X Plus X1P-42-100 | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Core i5-13420H | |
| Ryzen 3 8300GE | |
| Ryzen 7 8845HS | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen 5 8640U | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 5 7535HS |
Geekbench AI計測結果
Geekbench AIのONNXテストでCPUのAI性能を計測しました。ONNX(Open Neural Network eXchange)は、ディープラーニングや機械学習モデルといったAIワークロードの処理能力を測る指標で、ゲームにはほぼ関係ないですが、AI推論の実力を確認できます。
計測結果は、Single Precision(単精度)が4387、Half Precision(半精度)が1768、Quantized(量子化)が7973と非常に良好なスコアでした。AI処理を多用するアプリや画像生成、ノイズ除去などのタスクでも、CPU単体で十分に高速な処理が期待できる性能です。
Single Precision Score/単精度スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Core Ultra 9 285H | |
|---|---|
| Core Ultra X7 358H | |
| Core Ultra 7 356H | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core i5-13420H | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Core i7-1260P | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Ryzen 5 7535U |
Half Precision Score/半精度スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
|---|---|
| Core Ultra 9 285H | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Core Ultra 7 356H | |
| Core Ultra X7 358H | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core i5-13420H | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Core i7-1260P | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 3 7335U |
Quantized Score/量子化スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Core Ultra X7 358H | |
|---|---|
| Core Ultra 9 285H | |
| Core Ultra 7 356H | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Core i5-13420H | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core i7-1260P | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 3 7335U |
4K動画エンコード時間計測結果
5分の風景を撮影した4K動画を、DaVinci Resolveでレンダリング(エンコード)した際の処理時間を計測しました。当然ながら、時間が短いほど高性能です。
結果は、1回目が1分54秒、2回目が1分57秒、3回目が1分53秒で、3回平均は1分54秒と短い書き出し時間でした。
また、3回連続でエンコードと言う重たい作業を行ったにも関わらず、安定した速度で書き出せており、排熱性能もすごく良く、実用的なパフォーマンスを発揮すると思います。
4K動画レンダリング速度
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Ryzen 5 7535U | |
|---|---|
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Core i5-13420H | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Core Ultra 9 285H | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Core Ultra X7 358H | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 7 356H+RTX 5060 | |
| Core i7-14700+RTX 4060 | |
| Ryzen AI 9 465+RTX 5060 | |
| Ryzen AI 9 HX 370+RTX 4060 | |
| Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100 |
Memory Mark計測結果
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
搭載メモリはDDR5-6500MHzの32GBで、Memory Markの計測結果は2944と、当サイト計測のDDR5の平均よりも上でした。
その他のメモリとの比較です。
Memory Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| LPDDR5X平均 | |
|---|---|
| 本機種DDR5 | |
| DDR5平均 | |
| LPDDR5平均 | |
| LPDDR4X-4266MHz平均 | |
| DDR4-3200MHz平均 |
シーケンシャル速度が速いストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響します。
搭載ストレージはPCIe 4.0接続の1TB SSDで、シーケンシャル速度を計測したところ、リード(読み込み)が6935MB/秒、ライト(書き込み)が5542MB/秒と、PCIe 4.0の上限値に近い速度でした。
この速度であれば、数GBを超える大容量ファイルのコピーや移動も一瞬で完了し、動画編集では、高ビットレートの素材ファイルをプレビューする際のカクつきが抑えられ、ストレスのないタイムライン操作が行えます。
起動時間を5回計測した平均は17.6秒で、ゲーミングPCとしては標準的~ちょっと速い速度でした。PC起動時のストレスが少ない時間です。
| 1回目 | 19秒 |
|---|---|
| 2回目 | 17秒 |
| 3回目 | 17秒 |
| 4回目 | 18秒 |
| 5回目 | 17秒 |
| 平均 | 17.6秒 |
Legion Ultimateサポート付き

標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長4年まで延長できます。
引き取り修理とは、家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。

また、カスタマイズモデル以外には標準で、「ゲーミングに特化した24時間サポート・Legion Ultimate Support」が付いています。このサポートの特徴は、パソコンの不具合の対処法や使い方の事だけじゃなく、最新ゲームの推奨環境やゲームを快適にプレイする上での知識・どうやったら勝てるかなども提供しています。
しかも、スタッフはゲームに精通した熟練プレイヤーなので、専門用語(ゲーム用語)やコミュニティ用語での会話が可能です!
このサポートのおかげで、初心者でも安心してゲーミングPCを導入できる環境が整ってます。
他のLegion/LOQシリーズと比較検討したい方へ
Legion/LOQ ゲーミングPCの評判とレビューでLenovoのゲーミングPCすべての特徴をまとめているので、比較検討したい方はこちらもどうぞ。
まとめ
良い点
・旧モデルで非常に使い勝手が悪かった右側面真ん中にあったUSB-Cが左側面に移動した
・SSDとメモリの増設が可能
・旧モデルから進化をした(筐体が小さくなった、画面比が16:10になった、USB-Cが左に移動した)
・高い排熱性能
・ディスプレイがクリエイターにも使える品質
・高画質500万画素WEBカメラ
・Legion Ultimate Support付き
・片手で開けることができるディスプレイ
残念な点
・Wi-Fi 6や樹脂素材の筐体など、コストカットのために下げたスペックが見える
・GPUのTDPが低いため、GPU性能が若干平均より下
・高画質Webカメラだが、ちょっと暗い
・2枚目のSSDはPCIe 4.0×2で少し遅い
総合評価
本機はところどころでコストカットを行っているものの、肝心のグラフィックカードはRTX5060を採用し、TDPが45Wと控えめですが、実際のGPU性能は平均並みで、ホビーゲーマーの私には十分快適でした。
「全部盛り」というよりも、「実際にゲームができる」スペックにしながら価格を調整したという感じですね。
QHD高fps向けではないですが、カジュアルにゲームを楽しむユーザーや、最新タイトルをFHDで遊べれば十分という人にはちょうど良い性能です。
冷却性能も良く、筐体が熱くなりにくかったので、長時間のプレイでも快適に使えます。
また、Legion Ultimate Supportもあるので、初めてゲーミングPCを買う人にも安心しておすすめできるモデルです。

