Lenovo Legion Tower 7i Gen 8のレビュー

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第13世代インテルCPUに、最高でRTX 4080が搭載できるハイエンドゲーミングPCです。

ちょっとHDDの数が少ないかな?と思いますが、この点以外は大満足する機種だと思います。

当サイトの評価は、このようになりました。発売されたばかりなので価格が高いですが、すぐにセールの対象になると思います。

スペック [usr 4.8]
コスパ [usr 4.0]
総合評価 [usr 4.4]

2024年1月4日追記)Core i7-14700KFモデルが追加されたので、情報をアップデートしています

2024年1月29日追記)Core i9-14900KFが追加されました。情報をアップデートしています。

Lenovoでは11/28までブラックフライデーセール を開催中で、割引+ポイントが最大で10倍還元+小型アダプタ110円!

Legion Tower 7i Gen 8のスペック

CPU Core i7-13700K/KF
Core i9-13900K/KF
Core i7-14700KF
Core i9-14900KF
メモリ 最大128GB
ストレージ 最大SSD×3+HDD×2
グラフィックス RTX 4070
RTX 4070 Ti
RTX 4080
OS Windows 11 Home/Pro
通信 2.5Gbe、Wi-Fi 6E
冷却方式 水冷/空冷
オーディオ Nahimicオーディオ/スピーカー無し
寸法(幅×奥行×高さ) 211 × 452 × 477mm
重さ 最大15㎏
電源 850W 80PLUS GOLD
標準保証 1年間
価格 42.8万円~

<性能評価>

 

すごいスペックですね。グラボが最大でRTX 4090じゃなく4080と言う点を除けば、最高のスペックです。

CPUは最新のインテル第13世代Kシリーズで、CPU Markスコアが約6万のCore i9-13900Kか、スコア約4.7万のCore i7-13700Kが搭載です。12世代のCore i9-12900Kが約3.9万だったので、異次元の性能です。

追記)14世代Core i7-14700KFとCore i9-14900KFが追加され、CPU性能がもっと上がりました。

メモリはDDR5-5600MHzで、メモリスロット4つ・最大128GBと大容量です。購入時には、16GBが2枚搭載しています。

ストレージは、購入時にSSD1枚か2枚、そしてHDD 1つ搭載できますが、SSD用のM.2スロットは計3つ、3.5インチベイは計2つあるので、最大でSSD×3+HDD×2にできます。

ここ最近10TBなどの大容量HDDが安くなったので、20TBくらいにはしやすいと思います。できれば、SSD2枚、HDD3~4基だったら良かったかなと思います。SSDは高いですもんね。

グラフィックボードはRTX 4080かRTX 4070 Ti、そしてRTX 4070も選べます。どれもハイエンドモデルです。

通信環境は抜群で、Wi-Fi 6Eと2.5ギガビットイーサネットに対応しています。2.5Gbeはワークステーションなどに使用される超高速通信で、より速く、より安定した通信が可能です。2.5Gbe対応ゲーミングPCは、ほぼ見ることがないですね。

冷却は簡易水冷で、筐体上部に大型ラジエーター( 394 x 120 x 52.3㎜)が設置されており、前面に3つ、背面に1つ、筐体内部の上に2つのファンも設置されています。

電源は、NVIDIA推奨電源の750Wを上回る850W 80PLUS GOLDが搭載です。

筐体はミドルタワークラスで、最大構成時の重量は約15㎏と、ずっしりきますが、ハイエンドゲーミングPCとしてはそこまで重たくないですね。

 

 

公式サイト

旧モデルとの比較

Legion Tower 7i Gen 8<左/本機種・右/旧モデル>

旧モデルのLegion T770iとの比較です。筐体の外観や寸法も変わり、高級感が増したと思います(表のメモリ・ストレージは最大値)

本機種 T770i
CPU Core i7-13700K
Core i9-13900K
Core i7-14700KF
Core i9-14900KF
Core i7-12700K
Core i9-12900K
メモリ 128GB
ストレージ SSD×3+HDD×2
GPU RTX 4070
RTX 4070 Ti
RTX 4080
RTX 3070 LHR
RTX 3080 LHR
無線 Wi-Fi 6E、4G LTE Wi-Fi 6、2.5Gbe
電源 850W 80PLUS GOLD
重量 15㎏
寸法 211 × 452 × 477mm 211 x 483 x 450㎜

変更点です。ラジエーターのサイズやファン、インターフェースなどに変わりはありません。

・CPUが第14世代に
・メモリ DDR5-4800が5600MHzに変更
・GPUにRTX 4080が追加
・Wi-Fi 6Eに対応
・筐体の奥行きが縮まり高さが上がった
・旧モデルまでは名称に770や760など3桁の数字を使っていたが、2023年モデルから、旧名称の10の位の数字が世代を表すGen 8となった

 

CPUとGPUの比較です。

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・旧モデル

Core i9-14900KF  60342
Core i9-13900K  59457
Core i7-14700KF  53435
Core i7-13700K  46579
Core i9-12900K  41151
Core i7-12700K  34206

 

Fire Strike

オレンジ色・・・本機種 青・・・旧モデル

RTX 4080  44937
RTX 4070 Ti  38834
RTX 4070  32122
RTX 3080  30416
RTX 3070  26506

 

 

Legion Tower 7i Gen 8の特徴

Lenovo Legion Tower 7i Gen 8 左斜め前から

旧モデルよりも洗練された外観になり、高級感が高まりましたね。

 

Lenovo Legion Tower 7i Gen 8 フロントメッシュ

メッシュフロントベゼルを採用し、今までよりもエアフローを大幅に改善したとのことです。また、ファンの効率を高め、静音性も高まりました。

 

Lenovo Legion Tower 7i Gen 8 天面<上面のファン>

Lenovo Legion Tower 7i Gen 8 背面<背面のファン>

120㎜のファンが背面に1つ、前面に3つ、そして上面に2つとなっており、ARGB対応です。ファンが光るのは、ゲーミングPCの醍醐味ですよね。

 

Lenovo Legion Tower 7i Gen 8 左側面

ラジエーターは大きな360㎜ですが、カスタマイズから空冷を選ぶことができます。水冷が面倒だという人は、空冷を選ぶとメンテナンスも楽ですね。

ちなみに、サイドパネルは強化ガラスで、筐体内部にアクセスするには、背面の4隅にあるねじを外せば大丈夫です。ツールレスが多いここ最近ですが、Legionはあえてねじ留めにしているのかなと、昔から思っています。若干強度が上がるし、ほこりが入ったりしにくいのかなと思います(変わらないかもです)。

 

Lenovo Legion Tower 7i Gen 8 筐体内部

きれいにまとめられているので、エアフローは良さそうです。

ミドルタワー型なので拡張性もそこそこあり、M.2 SSDスロットの空きが2つ(合計3スロット)、3.5インチベイの空きが1つ(合計2つ)、PCI Express x16が1つ(計2つ)、PCI Express x1が2つ(計2つ)になります。

ストレージベイはもうちょっとあっても良かったと思いますが、最近は10TB8TBの大容量HDDも購入しやすい価格で販売されているので、そこそこの容量にできます。

 

Lenovo Legion Tower 7i Gen 8 右斜め前から

筐体は、

・幅 211㎜
・奥行 452㎜
・高さ 477㎜

で、ミドルタワークラスで、最大約15㎏になります。机の下に置くことになると思いますが。この寸法や重さであれば、机の上に置いても何とか大丈夫そうですね。

 

Lenovo Legion Tower 7i Gen 8 右側面

左側面はガラスパネルですが、裏配線になっているので右側面パネルは普通です。

 

Lenovo Legion Tower 7i Gen 8 底面

底面にも空気が流れるように「足」が作られているので、熱くなりにくそうです。

 

 

超高性能インテル14世代CPU

Core i9-14900KF Core i7-14700KF
Pコア 8 8
Eコア 16 12
スレッド 32 28
最大クロック
Pコア/Eコア
5.6/4.4GHz 5.5/4.3GHz
基本クロック
Pコア/Eコア
3.2/2.4GHz 3.4/2.5GHz
ターボブースト p: 6GHz p: 5.6GHz
ターボブーストMax3.0 5.8GHz 5.6GHz
Thermal Velocity Boost 6GHz
L2キャッシュ 32MB 28MB
基本電力 125W
最大電力 253W 253W

CPUはPコア(Performance Core)とEコア(Efficient Core)の2つを搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。

また、Intel Thread Directorというハードコアが、命令をより効率よくPコアとEコアに割り当てて実行できるので、性能もかなり上がっています。

どちらのCPUも「ターボブーストMax3.0」に対応し、Core i9は「Thermal Velocity Boost」に対応しています。

  • インテル ターボ・ブースト・マックス・テクノロジー 3.0 は、プロセッサーの中の最もパフォーマンスの高いコアを識別し、電力と熱のヘッドルームを利用して、必要に応じてそれらのコアの周波数をあげることにより更なるパフォーマンスを提供します
  • インテル Thermal Velocity Boost は、プロセッサーが最高温度未満で動作し、かつターボ機能に割り当てられる電力がある場合に、シングルコアとマルチコアのインテル® ターボ・ブースト・テクノロジーの動作周波数以上に、プロセッサーのクロック周波数を自動的に上昇させる機能です

ちなみに、内蔵GPUがない末尾がFになっています。

こちらはCPUの性能を測るCPU Markスコアです。

 

スコアの目安

  • 7,000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10,000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 15,000~・ハイエンドPCに搭載される
  • 20,000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i9-14900KF  60342
Core i9-13900K  59457
Core i7-14700KF  53382
Ryzen 9 7900X  52078
Core i9-13900  50890
Core i7-13700K  46579
Core i7-13700  41160
Core i9-12900K  41151
Ryzen 7 7700X  36462
Core i7-12700K  34206

 

Cinebench R23のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。

マルチコアシングルコア

マルチコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i9-13900K  39556
Core i9-14900KF  38469
Core i7-14700KF  33572
Core i9-13900  32605
Core i7-13700K  31062
Ryzen 9 7900X  29306
Core i9-12900K  27472
Core i7-13700  24770
Core i5-13600K  24525
Core i7-12700K  22812
Core i5-12600K  17660
Core i5-13400  15890

シングルコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i9-14900KF  2358
Core i9-13900K  2271
Core i7-14700KF  2228
Core i9-13900  2165
Core i7-13700K  2126
Core i7-13700  2107
Ryzen 9 7900X  2034
Core i5-13600K  2026
Core i9-12900K  1997
Core i7-12700K  1939
Core i5-12600K  1918
Core i5-13400  1794

 

 

グラフィックス

RTX 3080 LHR RTX 4080
コードネーム Ampere Ada Lovelace
プロセス 8nm 4nm
CUDAコア 8704基 9728基
レイトレーシングコア 68基 76基
Tensorコア 272基 304基
ベースクロック 1440MHz 2205MHz
ブーストクロック 1710MHz 2505MHz
メモリタイプ GDDR6X GDDR6X
メモリ容量 10GB 16GB
メモリバス 320 bit 256 bit
メモリバス帯域幅 760GB/s 716GB/s
メモリクロック 19Gbps 22.4Gbps
TDP 320W 320W

RTX 3080 LHRは旧モデルにも搭載していたのですが、おそらく余ったので本機にも使っているのかなと思います(笑)。在庫がなくなれば、半年後とかにRTX 4070や4080 Tiなどの別のグラボが追加されそうです。

→RTX 4070/4070 Tiが追加されたので、情報をアップデートしています

 

RTX 4080はめちゃくちゃ高い性能で、Fire Strikeで見るとRTX 3080より50%ほど高いスコアを付けています。

こちらはDirectX 11で動作するFire Strikeと、DX12で動作するWQHD(2K/2560×1440)向けのTime Spy、そしてFire Strike Ultra(3860×2160)のスコアです。

Fire StrikeTime SpyFire Strike Ultra

Fire Strike

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 4090  48880
RTX 4080  44937
RTX 3090 Ti  40414
RTX 4070 Ti  38834
RTX 4070  32122
Radeon RX 6800 XT  28061
RTX 3090  33320
RTX 3080  30416
RTX 3070 Ti  28732
RTX 2080 Ti  26922
Radeon RX 6700 XT  24284
Radeon RX 6600 XT  23777
RTX 3060 Ti  23512
RTX 2080S  23463
RTX 2070S  21453
RTX 3060  19639
RTX 2060  16853
RTX 3050  14345
GTX 1650  8240

 

Time Spy

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 4090  30227
RTX 4080  24420
RTX 3090 Ti  20954
RTX 4070 Ti  20182
RTX 3090  18127
Radeon RX 6800 XT  16802
RTX 4070 16132
RTX 3080  16005
RTX 3070 Ti  13709
RTX 2080 Ti  13581
RTX 3070  12664
Radeon RX 6700 XT  11901
RTX 2080S  11199
RTX 3060 Ti  11013
RTX 2070S  9846
Radeon RX 6600 XT  9472
RTX 3060  8721
RTX 2070  8717
RTX 3050  6473
GTX 1650  3693

Fire Strike Ultra

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 4090  24177
RTX 4080  17268
RTX 3090  14117
Radeon RX 6800 XT  12661
RTX 3080 Ti  12451
RTX 3080  10843
RTX 4070  10103
RTX 3070 Ti  9389
RTX 3070  8617
RTX 2080 Ti  8575
RTX 3060 Ti  7350
RTX 2080S  6920
RTX 2070S  6158
RTX 3060  5226
RTX 2060  4452
RTX 3050  3573
GTX 1650S  2363

 

ゲームベンチマーク

ゲームのベンチマークです。搭載CPUやメモリ容量、通信速度など多くの環境でスコアは変わるので、参考値として見てください。また、FHDは最高品質です。

 

RTX 4080ベンチマークスコア

オレンジ色・・・FHD 青・・・QHD 赤・・・UHD

Red Dead Redemption 2  120
 94
 63
Assassin’s Creed Odyssey  97
 99
 70
Cyberpunk 2077  194
 130
 63
Horizon Zero Dawn  188
 165
 112
Borderlands 3  167
 95
Shadow of the Tomb Raider  133

 

RTX 4070 Ti ベンチマークスコア

オレンジ色・・・FHD 青・・・QHD 赤・・・UHD

Red Dead Redemption 2  107
 90
 60
Assassin’s Creed Odyssey  95
 90
 64
Cyberpunk 2077  167
 107
 50
Horizon Zero Dawn  165
 149
 89
Borderlands 3  141
 74
Shadow of the Tomb Raider  104

 

RTX 4070 ベンチマークスコア

オレンジ色・・・FHD 青・・・QHD 

Red Dead Redemption 2  77
 66
Assassin’s Creed Odyssey  83
 75
Cyberpunk 2077  110
 74
Horizon Zero Dawn  100
 117
Borderlands 3  117
 89
Shadow of the Tomb Raider  175
 128

 

 

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

搭載メモリは最新のDDR5-5600MHzで、16GBが2枚になっています。メモリスロットが4つあり、最大128GBにできますが、DDR5は以下の様な不思議な特徴があるので、カスタマイズ時の参考にどうぞ。

  • メモリスロットが4つでメモリ2枚搭載の場合は、シングル/デュアルランクどちらでも4400MHzで動作
  • メモリスロットが4つでメモリ4枚搭載の場合は、シングルだと4000MHzで動作、デュアルランクだと3600MHzで動作

これは、Lenovoのせいじゃないですよ。DDR5のせいです(笑)。なんて不思議な規格になったんでしょうね。

なので、もし128GBにしたい人は、DDR4-3200を4つ購入した方がコスパが良く、速度もそこまで変わらないです。

 

 

ストレージ

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

ストレージは最大でSSD3枚と、HDD2基搭載でき、搭載しているSSDは最新のPCIe 4.0になります。3.5インチHDDは、7200rpmです。

SSDはPCIe 4.0なので、データ転送速度が速く、パソコンの起動もゲームのロードも爆速です。

こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。

シーケンシャル速度

オレンジ色・・・リード 青・・・ライト

PCIe 4.0×4  ~約7000MB/秒
 ~約5000MB/秒
PCIe 3.0×4  ~約3000MB/秒
 ~約2000MB/秒
HDD SATA  600MB/秒
 200MB/秒

 

 

2.5ギガビットイーサネットとWi-Fi 6に対応

対応周波数 速度
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps

次世代通信規格のWi-Fi 6に対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。

Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができるのですが、執筆時現在の日本では6GHz帯はまだないので使えません。最大で5GHz帯になります。

有線接続は、1000BASE-T/2.5GBASE-Tの2.5Gbeになります。一般的な有線切zくは1Gbeなので、2.5倍の速さです。光回線があれば、恩恵を受けそうです。

 

 

電源

パソコンの電源の種類

パソコンの電源には種類があり、それぞれ変換効率が異なります。変換効率が良いものは電気代も浮くし、正しいものを使っていたら負荷をかけないで十分な電力が供給できるので、電源ユニットの寿命も延びます。

  • 80PLUS BRONZE・・・82%~85%
  • 80PLUS Silver・・・85~88%
  • 80PLUS GOLD・・・87%~90%
  • 80PLUS Platinum・・・90~92%
  • 80PLUS Titanium・・・92~94%

 

本機には850W 80PLUS GOLDが搭載で、RTX 4080の推奨電力・750Wになっているので、十分な電源容量があります。

RTX 4080の推奨電力

 

 

インターフェイス

インターフェイスは豊富で、十分だと思います。ただし、USB Type-Cのみ10Gbpsのデータ転送速度で、その他は5Gbpsです。(USB 2.0は480Mbps)

Lenovo Legion Tower 7i Gen 8 筐体上部

前面インターフェイスはUSB-A 3.2 Gen 1が2つ、USB-A 2.0が2つ、ヘッドフォン、マイクジャック、そして電源ボタンになります。

 

Legion Tower 7i Gen 8 インターフェース

背面インターフェイスはUSB-A 2.0が2つ、USB-A 3.2 Gen 1が4つに3.2 Gen 2が1つ、USB Typ-C 3.2 Gen 2が1つ、7.1chサラウンド対応のオーディオポートが6つ、イーサネットになります。ちなみに、LEDスイッチも背面にあります。

また、グラフィックボードどちらも共通して、DisplayPort×3、HDMIが1つあります。

 

モニター

Lenovo ゲーミングモニター

Lenovoでは多くのゲーミングも販売しているので、モニターが必要な人は公式サイトをどうぞ。

 

 

サポート・保証

Lenovo サポートと保証

Lenovo製品には標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長4年まで延長できます。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)

引き取り修理とは、万が一の際にLenovo指定業者がPCを引き取りに来て、リペアセンターに配送、修理後、郵送してくれるサービスで、保証期間内は郵送費などは無料です。

また、Legion Ultimate Support(最長4年まで延長可)という「ゲーミングに特化した24時間サポート」が、モデルによっては1年間付いています。このサポートの特徴は、パソコンの不具合の対処法や使い方の事だけじゃなく、最新ゲームの推奨環境やゲームを快適にプレイする上での知識・どうやったら勝てるかなども提供しています。

他にも、Premium Care Plusという、水濡れなど不慮の事故にも対応した保証もあります。

 

 

ライバル機種

 

OMEN 45L 2023年モデル

HP OMEN 45L現行最高性能のハイエンドモデル。独自の水冷機構「OMEN Cryoチェンバー」搭載で、最大6度のCPU温度を低下できる。CPU・GPU、電源を3つの空間で分離しており、発熱対策もばっちり。最大RTX 4090も搭載できる、ガチ勢向けです

CPU Core i7-13700K
Core i9-13900K
メモリ 32/64GB(最大128GB)
ストレージ 最大SSD×2+HDD×4
グラフィックス RTX 4080
RTX 4090
通信 Wi-Fi 6E、ギガビットイーサネット
重さ 約22.6㎏
電源 1200W ATX電源 80PLUS Gold
価格 59.4万円~(割引前価格)

レビュー

 

OMEN 40L

OMEN 40L最大7つのライティングを設定でき、ツールレスで筐体内部にアクセス可能とカスタマイズもしやすい機種。電源ユニットからの排熱が直接マザーボードに当たらないように設計されており、放熱効率を高めている。

CPU Core i7-12700K
Core i7-13700K
メモリ 16GB/32GB(最大64GB)
ストレージ SSD 1TB(PCIe Gen 4×4)
グラフィックス RTX 3070
RTX 3070 Ti
RTX 3080
RTX 4070 Ti
通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、ギガビットイーサネット
重さ 約18.7㎏
電源 800W ATX電源 80PLUS Gold
価格 25.4万円~

レビュー

 

 

まとめ

良い点

・現行、ほぼ最高性能に近いハイエンドPCで、Lenovo最高峰性能
・水冷と空冷が選べる
・筐体がかっこいい
・2.5Gbe対応

 

残念な点

・もうちょっとHDDが搭載できたら、なお良し

 

総合評価

ほぼ大満足じゃないでしょうか?このスペック。しかも、見た目も自作PCっぽくかっこいいですよね。

個人的には、水冷と空冷を選べるのがポイントが高いですね。

ただし、HDDが2基は、ちょっと少ないですよね。このハイエンドPCを買う層であれば、ガチゲーマーが多いので、HDDが4つほど搭載できたらよかったです。その代わりと言っては何ですが、SSDが3枚も搭載できます(笑)。でも高い!

この点以外は、当サイトとしては文句のつけようもないです。

 

 

公式サイト

 

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