ハイパフォーマンスCPUとOLEDディスプレイを採用したハイエンドPCの、IdeaPad Slim 5i Gen 10 16型 IntelとIdeaPad Slim 5 Gen 10 16型AMDが登場です。
意外なことに、IdeaPad初の2025年モデルですね。
また、珍しくインテルモデルとAMDモデルの最低価格が同じの113,850円になっています。
IdeaPad Slim 5i Gen 10 16型/5 Gen 10 16型のスペック
Intel | AMD | |
CPU | Core i5-13420H Core i7-13620H |
Ryzen 5 8645HS Ryzen 7 8845HS |
メモリ | DDR5-5600 16GB | DDR5-5600 最大32GB |
ストレージ | SSD 512GB | |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス | |
ディスプレイ | 2.8K OLED HDR600 DCI-P3 100% 500nit 120Hz 10bit | |
OS | Windows 11 Home | |
無線 | Wi-Fi 6 | |
生体認証 | 顔認証 | |
WEBカメラ | IR+FHDカメラ | |
オーディオ | 2Wスピーカー×2 | |
寸法(幅×奥行×高さ) | 356.5 × 250.6 × 16.9mm | |
重さ | 約1.69㎏ | |
バッテリー(JEITA 3.0) | 最大約6.7時間 | 8時間 |
インターフェイス | USB Type-C 3.2 Gen 1×2 USB 3.2 Gen 1×2 HDMI microSDカードリーダー |
USB Type-C 3.2 Gen 2×2 USB 3.2 Gen 1×2 HDMI microSDカードリーダー |
標準保証 | 1年間 | |
価格 | 113,850円~ |
ほとんど同じスペックですが、Intelは旧モデルの13世代Hシリーズが搭載し、AMDは最新のRyzen 8000HSシリーズでNPUを搭載しています。
これ、同じ価格なのでIntelを選ぶ人はいないんじゃないでしょうか?旧スペックでNPUもないCPUをあえて選ぶ人はいないような・・・
メモリはどちらもDDR5-5600でIntelモデルは16GBのみ、AMDモデルはRyze 5が16GB、Ryzen 7が32GBになります。
ディスプレイはYogaみたいに高品質で、2.8K OLEDで広色域のDCI-P3 100%、そして10bit 10.74憶色を表現できます。一般的なPCは1677万色なので60倍近い発色ができます。
輝度は500ニットと明るく、ハイダイナミックレンジのHDR True Black 600に対応し光沢ありのディスプレイです。
完全にクリエイター向けのディスプレイですね。今までIdeaPad Proシリーズにこういったディスプレイが採用されていましたが、Proじゃない本機にもここまで高いスペックのディスプレイが採用されるのはめずらしいです。
その他のスペックはWi-Fi 6に対応し、顔認証付きFHDカメラ、そしてUSB Type-CとAが2つずつあり、microSDカードリーダーもあります。
AMDモデルはデータ転送速度が10GbpsのUSB Type-C 3.2 Gen 2が2つですが、Intelモデルは5Gbpsになります。ただし、どちらもPowerdelivery対応、DisplayPort出力機能付きです。
このスペックで11.3万円からと安いな~と思っていたら、バッテリー駆動時間がIntelは特に短く最大約6.7時間、AMDモデルは8時間となっています。
16インチなので据え置き用として利用することが多いと思いますが、16インチで1.69㎏と軽い方なのでバッテリー駆動時間が長かったら持ち運び用で購入する人も多かったと思います。
IntelモデルとAMDモデルの違い
Intel | AMD | |
CPU | Core i5-13420H Core i7-13620H |
Ryzen 5 8645HS Ryzen 7 8845HS |
メモリ | DDR5-5600 16GB | DDR5-5600 最大32GB |
バッテリー(JEITA 3.0) | 最大約6.7時間 | 8時間 |
インターフェイス | USB Type-C 3.2 Gen 1×2 USB 3.2 Gen 1×2 HDMI microSDカードリーダー |
USB Type-C 3.2 Gen 2×2 USB 3.2 Gen 1×2 HDMI microSDカードリーダー |
両者の大きな違いはCPUにNPUがあるかどうかですね。
NPUはAI PCに搭載されるもので、AI機能がローカルでも使えるようになります。
今回の例で言えば、IntelモデルではWindows Studio Effectが使えないですが、AMDモデルでは使えます。
また、NPUがあれば対応しているアプリが使いやすくなるので、総合的な性能が上がります。
AMDモデルは最大メモリが32GBと大きいのでクリエイティブワークにも向いているし、USB Type-C 3.2 Gen 2搭載なのでデータ移動もIntelモデルより速いです。
スペック表を見ただけでは、AMDの完勝ですね。
外観
ベゼルがすごく細く、スリムですね。
厚さ16.9ミリと薄く、写真で見る限り今までのごつい16インチとは違う感じですね。
サンドブラスト加工を施したアルミニウム筐体で、高級感があります。
まとめ
スペックはかなり高く、特にディスプレイの品質は最高峰なので画像編集や動画編集をするクリエイターに向いています。クリエイターの外出用PCとしても良いんじゃないかなと思います。
もしくは据え置き用として簡単な画像・動画編集、CADなどを扱う人にも向いていると思います。
スペック的にどう見てもAMDモデルがおすすめで、Intelモデルはなんでこの価格なのかな?思いますが、もしかしたらIntelモデルは割引されるかもしれないですね。
詳細は公式サイトで確認できます。