Lenovo Legion T530のレビュー・低価格ゲーミングPCなのに重量級のゲームも出来るスペック

当サイトは広告、アフィリエイトを含みます

LenovoのLegionシリーズは、ゲーマーに最も人気のPCの一つと言っても過言じゃないほど使っている人が多いですよね。

レノボでは比較的安い物からかなり高いものまであるので、どのユーザーにも合う機種があります。

デスクトップ型のT530の特徴は、何と言っても価格ですね。10万円台から買えて、これだけのスペックなので購入者が多いわけですね。

追記)後継機種のLegion T550iLegion T550 AMDも販売されているので、こちらも要チェックです!

Lenovoでは11/28までブラックフライデーセール を開催中で、割引+ポイントが最大で10倍還元+小型アダプタ110円!

Legion T530のレビュー

Lenovo Legion T530のレビュー

CPU Intel core i5-8400
Intel core i5-9400F
Intel core i7-9700
GHz i5)2.8GHz、2,9GHz i7)3.0GHz
コア・スレッド数 i5)6コア・6スレッド i7)8コア・8スレッド
メモリ 8GB・16GB
ストレージ・HDD 0、1TB
ストレージ・SSD 256GB~1TB
OS Windows 10 Home 64bit
グラフィックス Intel UHD グラフィックス630
NVIDIA GeForce GTX 1650
NVIDIA GeForce GTX 1660Ti
冷却システム CPUとGPUそれぞれ専用サーマルチャネルで冷却
外部ディスプレイ出力 7680x3840
電源 500w
重量 約12㎏
サイズ 18.5×45.6×44㎝
保証 1年間
値段 10.7万円~

CPUは当然インテルで、ストレージもSSDなので、ゲームのロード時間が短縮できるし、ゲーミングPCで一番重要なCPUとGPUの冷却がそれぞれ専用のサーマルチャネルで冷やされます。

いくら機能が高いPCを使っても、うまく冷やされないとゲームが出来ないですもんね。その点、T530は安心して長時間プレイできます。

Lenovo公式ページ

Legion T530の特徴

Lenovo Legion T530の外観

机の上に置くサイズじゃないですが、置いても違和感なくかっこいいですね。

Lenovo Legion T530の外観1

上部には取っ手があるので動かしやすいです。前面はメッシュになっているので空気の流れもよさそうです。

Lenovo Legion T530の外観・横2 Lenovo Legion T530の外観・横

横から見たら、普通ですね。(笑)

Lenovo Legion T530の外観・上

上部には、電源やイヤホン、マイク、USBポートがあります。

グラフィックス

GTX 1650 GTX 1660Ti
アーキテクチャ Turing Turing
CUDAコア 896 1536
ベースクロック 1410MHz 1500MHz
メモリ速度 12Gbps 12Gbps
メモリ帯域 192GB/秒 288GB/秒
フレームバッファ 4GB GDDR6 6GB GDDR 5
電力 75W 120W

1660TiはCUDAコアが倍近くありますね。メモリ帯域も大きいし、性能が高いです。

下のグラフは、グラフィックスカードのベンチマークスコアです。

[visualizer id=”9898″]

T530のグラフィックスは、Intel UHD グラフィックス630か、NVIDIA GeFoece GTX1650、NVIDIA GeFoece GTX 1660Tiになります。

GTX1650は、重量級のゲームも低画質であればプレイできるほどのレベルですが、重いゲームを頻繁にする人であれば、1660Tiをおすすめします。

それでは、重量級ゲームFF15でのスコアをリフレッシュレート(fps)で紹介します。
注)リフレッシュレートとは、1秒間に何回画面が切り替わるか(更新されるか)を表す数値です。60fps以上は快適にプレイが出来ます。

NVIDIA Geforce GTX1660Tiのベンチマークファイナルファンタジー15 1920×1080(FHD) 2560x1440(WQHD)
GTX 1660Ti
低品質 115fps 80fps
標準 90fps 61fps
高品質 65fps 42fps
GTX 1650
低品質 70fps
標準 50fps
高品質 37fps

fpsが低いとゲームがカクカクして動きますが、基準となるのは60fpsで、これ以下だと動きが悪い部類に入ります。

GTX1650はWQHDのディスプレイでは、ほぼプレイが不可能なので調査しませんでした。

お持ちのディスプレイがWQHD以上の人は、1660Tiを選ばないとプレイが出来ない物が多くなります。

次に、中量級ゲームのFF14です。

NVIDIA Geforce GTX1650のベンチマークファイナルファンタジー14 1920×1080(FHD) 2560x1440(WQHD)
GTX 1660Ti
低品質 170fps 129fps
標準 114fps 81fps
高品質 100fps 70fps
GTX 1650
低品質 115fps
標準 70fps
高品質 60fps

中量級のゲームであれば、GTX 1650でも問題なくプレイできますね。

ただし、やっぱりWQHDだと動きがかなり悪くなるので、ディスプレイはFHDレベルにしないといけませんね。

あまり重いゲームをしない人はGTX 1650でもいいですが、今後の事を考えて予算があれば1660Tiが良いですね。

その他いろいろなゲームのベンチマークスコアです。単位はfpsです。

[visualizer id=”9827″] [visualizer id=”9822″]

ディスプレイ

ゲーム用のディスプレイには、リフレッシュレートや応答速度・解像度をチェックして購入しましょう。

特にリフレッシュレートは重要ですね。先ほども少し言いましたが、これは画面が1秒間に何回書き換わるかの数値になります。

ここ最近は144Hzなどの性能の高いものが販売されているので、購入時には数値に気を付けて買ってください。

Lenovoにもいろいろとディスプレイはあるのですが、「Lenovo G24-10」は1万7600円と安めですが、ゲームに十分な性能を持っています。

Lenovo G24-10・ゲーミングモニター

モニターのスペックは23.6型 FHD TN WLED液晶で、主な機能を以下に紹介します。

FHD フル・ハイディフィニション、解像度1920x1080
TN液晶 視野角が狭く、横からモニターを見ると薄暗く見える角度もある
WLED液晶 色純度が高いので発色が良く、軽量、視野角が広い
リフレッシュレート 144Hz・1秒間に切り替わるフレームの数。大きければ大きいほど滑らか描写になる。144Hzは性能が高い
応答速度 1ms(0,001秒)
輝度 300nit・ディスプレイの明るさを表す。250前後あれば標準
インターフェイス HDMI, Display Port, ヘッドフォン
チルト モニターの傾き可能角度・前5度、後ろ22度傾けることが可能
フリッカーフリー フリッカー(画面のちらつき)がない(出にくい)
ブルーライト軽減機能 モニターから出る青い光(ブルーライト)は、長時間みると目が疲れるため、ブルーライトが軽減できる機能付き
AMD Radeon FreeSyncテクノロジー搭載 遅延のない滑らかな描写が可能
保証 3年間

液晶はちょっと面白い構成で、TN液晶と言う視野角が狭いものなのですが、WLED液晶の視野角が広いタイプになっています。

また、WLEDは寿命も長いので保証が3年も付いていますね。

Lenovo G24-10モニター

CPU(プロセッサー)

CPUはパソコンの頭脳部分なので、一番重要なスペックの一つですね。

T530では、第8世代のCore i5と第9世代のIntel core i5, i7から選べます。

[visualizer id=”9903″]

Core i5でも9000越えで性能は高いですね。i7は50%増しの性能ですね。

各CPUは2.8GHz~2.9GHz(i5)、3.0GHz(i7)となっておりコア数とスレッド数も変わってきます。

  • i5・・・6コア・6スレッド
  • i7・・・8コア・8スレッド

まぁ、文句はないスペックですが、出来たらマルチスレッドがいいですよね。新機種のLegion T550iからスレッドが倍の、6コア/12スレッド、8コア/16スレッドになったので、こちらもチェックしてみて下さい。

メモリ(RAM)

メモリは作業テーブルのイメージです。メモリが大きい=テーブルが大きい=作業がしやすい=PCがサクサク動く、といった構図になります。

T530はメモリのスレッドが2つあり、8GBを選んだ場合は1つ余っているので増設も可能ですね。16GBの場合は8GBx2のメモリなので、取り外して増設になります。

メモリの種類はDDR4-2666MHzです。

ストレージ

T530では、SSDのみと、SSD+HDDのストレージがあります。

以前はHDD(ハードディスクドライブ)が主流でしたが、現在は安いPC以外はSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)が使われています。

SSDとHDDの違いは、この様になります。

SSD HDD
値段 高い 安い
動作音 静か うるさい
温度 熱くなりにくい 熱くなりやすい
データ移動 速い 遅い
寿命 長い(壊れにくい) 短い(壊れやすい)

SSDとHDDは仕組みが全然違うのですが、HDDは磁気を帯びたディスクを高速で回転させ、磁気の性質を変えてデータを保存するのに対して、SSDはデータ保存をする空間に0と1の数字を書き込みデータ保存をします。

なのでSSDの方が性能が高いんです。(値段も高いんです(笑))

T530はデュアルストレージで、HDD(7200rpm)とSSD(M.2 PCle-NVMe)が搭載です。

HDDは5400rpmと7200rpmがあるのですが、7200の方が性能が高いですね。

SSDはSATAとPCle-NVMeがあり、違いはこの様になります。

  • SATA・・・データ転送速度の理論値が6Gbpsで「速い」
  • PCle-NVMe・・・データ転送速度の理論値が32Gbpsで「めっちゃ速い」

OS

オペレーティングシステムは、最新のWindows 10 Homeです。

このOSの特徴として、Windows Defenderというセキュリティが標準で付いています。

以前はあまり評判も良くなかったのですが、ここ最近は改良が進み、セキュリティソフトのランキングでも上位に入るくらい性能が上がってきています。

フィッシング対策にマルウェア対策、危険なページは接続前に遮断してくれたりと、かなり使い勝手が上がっています。

冷却システム

本体の外部はメッシュになっており、空気が流れやすくなっています。

また、プロセッサーとグラフィックスカードをそれぞれの専用サーマルチャネルで冷却しているので、温度が上昇しにくくなっています。

この部分はゲーミングPCで重要なので、助かりますね。

12時間ぶっ続けでゲームしていたら、温度が高くなりすぎてストップしないといけないなんてなったら嫌ですもんね。

Lenovo公式ページ

電源

意外に重要な電源のワットですが、T530は500W(80PLUS Bronze)になっています。

結構パワフルですね。グラフィックスカードが最大でもGTX 1660Tiなので、全然十分です。

オーディオ

オーディオは、映画館で導入が進んでいるDolby Atmos(ドルビーアトモス)搭載です。

一般的に出回っているのはサラウンディング5.1chですが、アトモスは9.1chまで対応しています。

チャンネルが多いので音が色々な方向から聞こえ、臨場感が増しますね。

インターフェース

Lenovo Legion T530のレビュー<背面と上部です>

  1. HDMI
  2. USB 3.0
  3. USB 3.1 Gen 2
  4. USB 2.0
  5. イーサネットコネクター
  6. ライン出力
  7. Displayport
  8. HDMI出力
  9. Dual link DVI-D
  10. USB 3.0
  11. ヘッドホン・マイクロホンコンボジャック
  12. マイクロホン
  13. 電源ボタン

注)商品によっては完全に一致しない場合もあります!

NVIDIA GeForce 1650はDisplay port2つ、HDMI1つで、1660TiはDisplay port1つ、HDMI1つ、そしてDual Link DVI-Dが1つ付いています。

拡張スロットはほぼ空きがないですが、ストレージベイ3.5型が1~2個空いています。

最後に

これだけゲームに必要なスペックが付いて、価格も約11万円からとなっているので買いやすいですね。

最初にも言ったように、現在レノボではセールをやっているのでこの機会をお見逃しなく。

Lenovo公式ページはこちら

パソコンガイド運営者の写真