977g!Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Edition (14型 Intel)の実機レビュー

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ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Edition (14型 Intel)のレビューです。

さすがX1 Carbonと言った機種で、高級感、機能性、そして全体的なスペックが高く、最軽量モデルは977gと「快適に使えるPC」でした。

レビュー機のCPU性能はミドルクラスで驚くほどの性能はありませんが、スマートに中負荷作業をこなせる一台です。

レビュー機はメーカーからお借りしており、スペックはCore Ultra 5 325、LPDDR5X 32GB、SSD PCIe 5.0 512GBになります。

Lenovoでは6/4まで最新のPCセレクションというキャンペーンを開催中で、割引やポイント還元最大10倍があっています。

 

メモリなどのPCパーツの価格が急上昇しており、PC価格も影響を受けています。また繁忙期には納期が延びやすいので、購入を検討されている方は早めのチェックをおすすめします

 

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ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Edition (14型 Intel)のスペックと特徴

CPU Core Ultra 5 325
Core Ultra 5 335
Core Ultra 7 355
Core Ultra 7 365
Core Ultra 7 356H
Core Ultra 7 366H
Core Ultra X7 358H
Core Ultra X7 368H
メモリ LPDDR5X-8533 最大64GB
ストレージ SSD 最大2TB
ディスプレイ(14型) WUXGA IPS , Privacy Guardあり
2.8K OLED
無線 Wi-Fi 7 BE201、LTE/5Gあり
カメラ 500万画素/1000万画素
オーディオ Dolby Atmosスピーカー2W×2基
生体認証 指紋センサー、顔認証
重さ 977g~(レビュー機は1091g)
寸法 312.5 × 215.75 × 7.7-17.6mm
バッテリー(JEITA 3.0)
実測
最大約18.9時間
7時間40分
価格 39.2万円~

 

CPUはCore Ultraシリーズ3を搭載し、末尾無しのシリーズ(旧Uシリーズ相当)、末尾がHのハイパフォーマンスシリーズ、そしてCore Ultra X7 368HなどのX+Hシリーズがラインナップされています。

簡単に特徴を分けると、末尾無しはバッテリーが長持ちしやすい中負荷作業向け、HはCPU性能を重視したシリーズ、X+HはCPUとGPU、そしてAI性能も高いシリーズで排熱性能が高い機種向けになります。

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 14のカスタマイズ画面。メモリとSSDの容量と価格が見える

メモリはクロックが向上し、LPDDR5X-8533/9600で最大64GBと大容量です。

ストレージはPCIe 4.0と5.0の2種類が用意されており、最大2TBになります。なお、構成画面を見る限り、特にメモリ価格はかなり高いです。

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 14のカスタマイズ画面。ディスプレイの仕様と価格が見える

ディスプレイは14インチのWUXGA+IPS液晶で、広色域sRGB 100%、屋外でも見やすい500ニットの輝度とクリエイター向けのスペックですが、本格クリエイター向けに最高で2.8K OLEDも選択可能です。

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 14のカスタマイズ画面。カメラの仕様と価格が見える

Webカメラは500万画素または1000万画素(110°の視野角!!)の高精細モデルが選べ、オンライン会議はもちろん、オンラインレッスンの講師や会議のメインスピーカーとしても十分に使える品質です。また、HPD(Human Presence Detection)機能対応で、離席時や着席時などより便利に使えます。

その他のスペックは、最新のWi-Fi 7に対応し指紋センサーと顔認証にも対応、通常のタッチパッド付きキーボードか、触覚タッチパッドを選べ、執筆時点ではバックライトなしのキーボードはありません。(バックライトなしのキーボードは通常のキーボードと打鍵感が違うので、なくてOKです)

QualcommのLTEや5Gも搭載でき、頻繁に外出する人には非常に便利です。

インターフェイスは左側面にHDMI、Thunderbolt 4(USB PD/DP Alt Mode対応)が2つ、マイク・ヘッドホン兼用ジャックを搭載しています。

右側面には、nanoSIMスロット、Thunderbolt 4、USB 5Gbps(Type‑A/Always On対応)、ケーブルロックスロットが配置されており、左右両面にThunderbolt 4があるのでとても便利です。

薄型軽量モデルながら必要十分なポートを確保しており、左右にThunderbolt 4を備えているため、電源ケーブルの取り回しや机の配置を気にせずに充電やドック接続が行えます。

 

公式サイト

 

 

前世代から変わったこと

現時点で分かっている違いは、こちらです。

Gen 14 Gen 13
CPU Core Ultraシリーズ2 Core Ultraシリーズ3
メモリ 最大64GB 最大32GB(オンボード)
カメラ 最大10MP+110°視野角 FHD
キーボード 配置が変更
ヒンジ 形状が変わり細くなったので筐体内部のスペースが増えた
ポート Thunderbolt 4が左右に配置 左のみ
シャーシ スペースフレームシャーシを採用 ユニボディ
その他 DIY性が向上

個人的に一番うれしいのは、Thunderbolt 4が左右に来たこと、スペースフレームシャーシを採用し排熱性能が大幅に上がったので、よりハイスペックなCPUを搭載できることですね。

 

 

FAQ:よくある質問と回答

FAQ 質問と回答

ここではよく聞かれる質問と回答をまとめました。聞きたいことが書きにない場合は、Xにて質問してもらえればすぐに回答します。

質問 回答
納期が変わりました。こういうことは良くありますか? 時期によりますが、大きなセールがある12月、1月、そして新年度に向けての買い替え需要が高い3月4月、サマーセールがある7~8月は納期がずれることがあるようです
出荷からどのくらいで届きますか? 経験からみると、出荷から通常2~3日以内に届くと思います(購入日からじゃなく出荷されてから)
画像・動画編集に使えますか? 当サイトの計測では標準的なグラフィック性能で、簡単な画像・動画編集はできますが、末尾がHのモデルを選ぶとよいです
ファンはうるさいですか? ベンチマーク計測時は37dBと扇風機の「弱」くらいの音で、耳障りではない程度です。また、一般的な使用をしているときは静かです
PD充電できますか? Thunderbolt 4があるので可能です
PD給電とDP出力をケーブル一本でできますか? Thunderbolt 4があるので可能です
オンラインレッスンに合いますか? カメラの解像度は500万画素、もしくは1000万画素と非常に高いので、オンラインレッスンやミーティング、そしてオンラインレッスンの講師などホストする人にも合います
メモリ/ストレージの増設はできますか? いいえ、できません
持ち運びに向いていますか? コンパクトな14インチで最軽量モデルは977gからと非常に軽いので、持ち運び向きです
ディスプレイは明るいですか? ディスプレイは300ニト、500ニト、800ニトの3種類があり、300ニトは屋内向け、500ニトは屋外向け、800ニトは屋外向けですがSure Viewモデルなのでそこまで明るくないと思います
Officeの使い心地は? 快適に使えます
ディスプレイの色域の違いは何ですか? 色域が広いとより正確な色を描写できます。広さはAdobe RGB(これはほとんどない) >DCI-P3 > sRGB > NTSC 45%になり、本機はDCI-P3 100%相当になります

 

以下にて本機の特徴をご紹介します。

 

 

Copilot+PC、Aura Editionでより便利に

Lenovo Aura Edition スマートな機能

Copilot+PCとAura Editionは動画でも解説していますが、簡単に言うと、AI機能・最適化・サポート体験を統合した、Lenovoの次世代プレミアムPC仕様になり、より便利にシームレスに使えるといった特徴があります。

Copilot+ PCは、ローカルAI処理(NPU)を前提に設計された、AI機能を標準搭載する次世代Windows PCの規格で、主に以下のような機能があります。

・RecallでPCで見たものを簡単に検索
・CocreatorでほぼリアルタイムにAI画像の生成及び調整
・Live Captionで40以上の言語の音声を英語に翻訳
・イメージクリエイターでイメージ生成

詳しくは動画、またはWeb記事(Copilot+PCでできること/Aura editionとは?)をどうぞ。

 

 

 

スペースフレームシャーシ採用で、ファンサイズ70%拡大!それでも1kg以下!

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Edition 筐体内部。中がスカスカなのがわかる

筐体内部を見ると、中がスカスカですね。

ThinkPad X1 Carbon Gen 14のカスタマイズ画面。カメラの仕様と価格が見える

本機は新設計のスペースフレームの筐体を採用し、マザーボードを20%縮小し、システムノイズを低減。そして、ファンサイズを70%、冷却機構を81%拡大し冷却性能を向上させています。

また、取り入れた外気を直接熱源に供給する「AeroCore 冷却テクノロジー」を採用し、キーの隙間からも外気を取り込んでいます。

今回、なぜシャーシから抜本的に変更しなくちゃいけなかったかと言うと、AI処理を前提とした Core Ultra HやX+H系CPUは、従来のUシリーズよりも長時間にわたって発熱量が大きく、冷却機構そのものを大きくする必要が出てきました。

しかし、従来のユニボディ構造は内部レイアウトの自由度が低く、ファンやヒートパイプ、吸気経路を十分に拡張できないため、どうしてもサーマルスロットリングが発生しやすいという課題がありました。

そのためLenovoは、冷却機構を根本から再設計できる「スペースフレームシャーシ」へ移行し、より高性能なCPUを安定して活かせる構造に刷新したのだと思います。

しかも、これだけ排熱機構が大きくなったにもかかわらず、最軽量モデルは今までと同じ1kgを切る軽さです。

 

 

DIYによる修理とアップグレードが容易に

ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Edition (14型 Intel) DIYによる修理とアップグレードが容易に

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Edition 筐体内部 CRU搭載

ユーザー交換可能ユニット(CRU)が搭載されているため、コンポーネントのアップグレードや交換が容易で、ライフサイクルを延ばすことができます。スペース・フレーム設計のため、内部パーツへのアクセスが容易で、キーボードとバッテリーのCRUも簡単に交換できます。

重要なメンテナンス性もアップしており、より長く使える機種に進化していますね。

 

 

左右にあるUSB-Cポートが非常に使いやすい

本機は左右にUSB-Cが配置されており、非常に使いやすいです。

USBポートの位置のせいで、机のレイアウトやPCの置き場所を考えないといけないことが多いですが、これであればモニターのポートが左右どちらにあっても関係ないし、ACアダプタの位置が左右どちらでも問題ありません。

また、左側面に2つ、右側面に1つあり、すべてThunderbolt 4なのでデータ転送速度も速く、Thunderbolt 4対応ドックなども使えます。

 

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Edition interface右側面インターフェイス。nanoSIMスロット、Tunderblt 4、USB-A、ケーブルロックスロット <右側面にはnanoSIMスロット、Thunderbolt 4、USB-A、ケーブルロックスロット>

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Edition 左側面インターフェイス。HDMI、Thunderbolt 4が2つ、3.5ミリジャック <左側面にはHDMI、Thunderbolt 4が2つ、マイク・ヘッドホン兼用ジャック>

 

 

977gからの超軽量PC

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Editionを片手で軽々持っている画像。最軽量モデルは977g

最軽量モデルは977gで、14インチでこれは非常に軽いです。特に、Gen 14では冷却機構が約81%も大型化したのに、重さは旧モデルと変わらずです。

通常、インチ別の重さはこのくらいなので、本機がいかに軽いかがわかります。

13.3インチ・・・1.2kg~
14インチ・・・1.4kg前後
16インチ・・・1.7kg~

 

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Editionの重さ計測。1091g

レビュー機は、(おそらく)nanoSIMスロットがあるので1091gと約100gほど増えましたが、それでも一般的な14インチと比べると羽のように軽いです。

 

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Editionを軽々持ち上げて持ち運ぶ様子

移動時も軽々持ち運びでき、外出・離着席が多い人にすごく合います。

 

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Edition 筐体内部。中がスカスカなのがわかる

軽量PCでは、軽くするためにファンやヒートパイプを減らすことが多いですが、ファンは2基搭載し、旧モデルより70%大型化、そしてヒートパイプが1本あるのが見えます。しっかりと冷却性能を高めているので、ただ軽いというわけではないようです。

 

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Editionカーボン素材でマットな質感

さすがX1 Carbonなので高級感のある外観と質感です。カーボン素材はマットな手触りで、指紋は全然目立ちませんでした。

底面カバーは2.8K OLEDモデルがマグネシウム、本機はアルミニウムで、MIL-STD-810Hの12の基準と200以上の品質チェックをクリアした耐久性があります。

 

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Edition 最薄部7.7ミリと非常に薄い

最薄部は7.7ミリと非常に薄いですが、最厚部は16.85ミリ~17.6ミリあるのでHDMIやUSB-Aポートもあります。薄い筐体は掴みやすいので、移動時にサッと動けます。

 

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Edition 幅312.5 x 奥行き215.75 x 最薄部7.7

幅312.5mm、奥行き215.75mm、高さ17.15mmです。14インチではとてもコンパクトな筐体です。

 

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Editionのコミュニケーションバー。指が引っ掛かりディスプレイが開けやすい

カメラやマイクなどが入っているコミュニケーションバーは少し出っ張っているので、ディスプレイを開けるときに指が引っ掛かり、開けやすいです。

 

ディスプレイは片手で開くことができるので、片方の手に資料やドリンクなど持っていてもサッと開いて使い始めることができます。

また、ディスプレイは180度開くので、画面共有をすることがある人にも使いやすいです。

 

 

バッテリー駆動時間計測

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Edition 58Whバッテリー搭載しているのが見える

58Whのバッテリーを搭載し、JEITA 3.0測定で約18.9時間のバッテリー駆動時間があります。

当サイトも独自に検証し、バッテリー駆動時間計測方法は画面輝度50%、音量50%でWi-Fiに繋いで、Google Meetで画面共有閲覧をしながら1時間Webミーティングを行った時のバッテリー減少率から計算しています。

この計測内容は、中負荷、もしくはやや高めの負荷に分類されます。

無線をOFFにし、画面輝度を極端に下げたり、低負荷な動画視聴時間など実利用にそぐわない計測方法が多くみられますが、当サイトは実利用に沿った設定なので、概ね正しい時間になると思います。

バッテリーは1時間で13%減少し、推定バッテリー駆動時間は7時間40分でした。

実使用環境で7時間オーバーなので、ほとんどの人は丸一日外出しても、バッテリーは残るんじゃないかなと思います。

当サイト計測バッテリー駆動時間

オレンジ/本機 青/その他

HP EliteBook X G2i 14/Intel  12h30m
Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14/Intel  7h40m
Lenovo IdeaPad Slim 5a Gen 11 /AMD  6h15m

 

 

 

最高で2.8K OLEDディスプレイあり

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Edition 正面

14インチで画面比16:10のディスプレイで、5種類のディスプレイがあります。

ThinkPad X1 Carbon Gen 14のカスタマイズ画面。ディスプレイの仕様と価格が見える

・WUXGA IPS タッチ 500ニト sRGB 100%(レビュー機はコレ
・WUXGA IPS タッチ 500ニト sRGB 100% Privacy Guard
・2.8K OLED 500ニト DCI-P3 100% 最大120Hz HDR500
・2.8K OLED 500ニト DCI-P3 100% 最大120Hz HDR500 反射/汚れ防止
・2.8K OLED 500ニト DCI-P3 100% 最大120Hz HDR500 反射/汚れ防止 Dolby Vision タッチ

 

大きな特徴はこちらです。

本機は画面アスペクト比が16:10と縦に長く、一般的な16:9の14インチより多くの情報を表示できます。その分スクロール回数が減り、一目で把握できる情報量が増えるため、作業効率の向上にもつながります。

 

左は本機で、右は別機種の2.8K OLED DCI-P3 100%のディスプレイで表示した画像です。右のDCI-P3 100%のディスプレイほどしっかりと色を表現できませんが、それでも十分色鮮やかです。一般的な使用であれば、問題ありません。

もし、本機でクリエイティブワークをする人は、2.8Kモデルを検討しても良いですが、SNSに投稿する程度の内容であればsRGB 100%でも十分だと思います。

 

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Editionに色鮮やかで黒がある画像を表示し、黒の再現債をチェック。

こちらは黒の再現性を確認する画像で、一瞬、OLEDディスプレイかなと勘違いするほど黒が黒いです。コントラスト比も高く、映像全体にメリハリが生まれ、暗部の階調もしっかりと再現されています。

 

視野角は非常に広く、上下左右どの方向から見ても暗くなる部分がなく、表示内容をはっきり確認できます。

 

 

<レビュー機はPrivacy Guardモデルじゃないので、X1 Carbon Gen 13の写真を使用>

Privacy Guardは視野角を狭くする技術で、のぞき見を防止できます。正面から見ても若干暗くなりますが、斜め30度くらいから見てもディスプレイが暗くなっており、カフェなどの公共の場でセンシティブな作業をするときにとても役に立ちます。

 

輝度はすべてのモデルで500ニトと、屋外でも使いやすい明るさです。

220ニト 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える
250ニト 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える
300ニト 屋外の日陰でも見える
400ニト 屋外でも使えるが、ちょっと暗い
500ニト 屋外でも比較的見やすい
600ニト 画面に直射日光が当たっても比較的見える

 

 

超高画質500万画素WebカメラとIRカメラ

Webカメラは最高で1000万画素と超高画質で、4.2K解像度になります。ここまで来ると配信などにも使えるレベルだと思います。

レビュー機は500万画素カメラで、こちらも高解像度です。

また、顔認証に対応したIRカメラも搭載し、人感検知機能付きでAura Edition特有のプライバシーアラートやプライバシーガード(ディスプレイに搭載するPrivacy Guardとは別物)が使えます。

さらに物理式のプライバシーシャッターも備えており、画像右がシャッターを閉じた状態です。電子式ではなく物理シャッターのため、開閉状態がひと目で分かり、オンラインミーティング中に「自分だけ画面が真っ黒」というトラブルも防げます。

 

上の画像は本機のWebカメラと、一般的なビジネスPCに搭載されるFHDのWebカメラで撮影した同じ人形で、ズームするとわかりやすいですが本機は画質が高いので毛並みまでしっかりと見えます。

 

オーディオはDolby Atmosで、スピーカーは2Wが2基搭載しています。2Wが2基なのに音量も大きめ、高音も中音もしっかりと出ており、音質も良いです。

 

Windows スタジオエフェクト

また、本機にはNPUが搭載されているのでWindowsスタジオエフェクトが使え、自動フレーミングやアイコンタクト、背景のぼかしなどの効果が簡単に使えます。

 

 

薄型ながら十分なストロークで疲れにくい

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Editionのキーボード

キーボードは日本語で84キーのバックライト付きで、すべての主要キーが同じ大きさでミスしにくいです。USキーや触覚タッチパッドモデルも選べます。

旧モデルからちょっと変わったので、まとめます。

・Deleteキーの右横に電源ボタンが設置(あまりうれしくない変更)
・Copilotキーの横にあった指紋センサーキーが電源ボタンに統合され、その部分にはCtrlキーが来た(
・変換・無変換キーが小さくなった(
・タッチパッドが縦に長くなった(

 

ボタンを含まないタッチパッド部分のみの大きさは120.6ミリ×66.6ミリと大きく旧モデルに比べ縦に10ミリほど長くなっています。画面比16:10に近い16:9の比率なので、操作しやすくなりました。

また、個人的によく使うコパイロットボタンが搭載されているので、調べ物や疑問が出たときにワンタッチで呼び出せてとても快適です。

 

キーピッチは実測18.8×18.9mmとほぼフルサイズで、余裕をもってタイピングできます。キーストロークは実測1.2mmですが、ここはさすがThinkPad。十分なストロークで打鍵感も良く、疲れにくいです。

打鍵音はとても静かで、図書館や静かな会議室で作業をしても他の人の邪魔になることはありません。

 

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura EditionのキーボードバックライトをONにした状態。明るく視認性が高い

バックライト点灯時の視認性が良く、暗所でも快適にタイピングできます。キーの輪郭がはっきり見えるため、夜間作業でもストレスがありません。

 

レビュー機は触覚タッチパッドモデルじゃありませんが、参考までに別のThinkPadで紹介します。

右が本機で、左はThinkPad X9の写真です。触覚タッチパッドは「タッチパッド上部の3つボタン」がなく、タッチパッド自体も押し込むことはできませんが、疑似的に押し込んだ感触があります。言われないと絶対に気づかないくらい精巧に作られています。

従来の物理的に沈み込むタッチパッドは、構造上、上部(ヒンジに近い側)にいくほど硬くなって押しにくくなり、下部しかまともにクリックできないという弱点がありましたが、触覚タッチパッドだと疑似的に感覚を伝えているだけなので、どの部分をクリックしても同じフィードバックでクリックできます。

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Edition (14型 Intel) Quick Menu

トラックポイントを2回タップするとQuick Menuがポップアップし、マイク設定などができます。

 

 

最新のWi-Fi 7に対応

超高速無線・Wi-Fi 7に対応

対応周波数 速度
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps
IEEE802.11be
(Wi-Fi 7)
2.4/5/6GHz 46Gbps

次世代通信規格のWi-Fi 7に対応しており、現在主流のWi-Fi 6の約5倍、低価格モデルのPCに採用されるWi-Fi 5の約13倍の最大通信速度があります。また、理論上16本のストリームになり、今まで以上に多くのデバイス(理論上2倍)を接続して快適に使えます。

6GHzで最大320MHzのチャンネル幅があり、Wi-Fi 6E(最大160MHz)の2倍の帯域幅になります。

また、別の項目でお伝えしたように、HP eSIM Connectモデルもあるので、外出時でもすぐにオンラインの作業を開始できます。

 

 

ベンチマーク

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Edition Core Ultra 5 325 CPU-Z

レビュー機はCore Ultra 5 325で、8コア8スレッド(Pコア:4つ、Eコア:0、LP-Eコア4つ)と、通常範囲のマルチタスクや一般的な作業を快適にこなせます。重たい作業もできますが、同時に重いアプリを複数立ち上げるようなマルチタスクでは性能が詰まりやすい点に注意が必要です。

47 TOPSのNPU性能があり、AI処理に関しては十分に高いパフォーマンスを発揮します。

TOPS・・・1秒間に何兆回演算を実行できるかの数値。47 TOPSは47兆回/秒

グラフィックは新世代のIntel Xe3 Graphics(4 Xe-cores)を搭載し、最大動的周波数は2.45GHzに達し、レイトレーシングへの対応はもちろん、次世代の動画コーデックであるH.266(VVC)やAV1のエンコード/デコードに対応しており、クリエイティブ用途において大きな強みです。

これだけ高い性能ですが、ベースパワーは25Wと低く、マックスパワーは55Wと高いので、軽作業時はバッテリー消費も少なく、重たい作業時は高い性能を発揮しやすいです。

以下にて主なベンチマークをご紹介しますが、すべてのベンチを確認するには「Core Ultra 5 325の実機ベンチマーク」をどうぞ。

 

CPU Mark計測結果

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Edition Core Ultra 5 325 CPU Mark計測結果20645

CPU Markを計測すると、ミドルクラスの20645でした。

 

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 15000~・ハイエンドPCに搭載される
  • 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

CPU Markスコア

オレンジ/本機 青/その他

Core Ultra 7 255HX  48968
Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100  45352
Core Ultra 9 386H  39850
Core Ultra 9 285H  38228
Ryzen AI 9 HX 370  38025
Core Ultra 7 356H/LOQ 15IHP  37488
Core Ultra X7 358H  37150
Ryzen AI 9 HX 370  36217
Core Ultra 9 185H  33266
Core Ultra 7 356H/Omnibook  32974
Ryzen AI 9 365  31399
Ryzen 7 8845H  30037
Ryzen AI 9 465  29332
Core Ultra 7 165H  28719
Snapdragon X Elite X1E-78-100  28668
Ryzen AI 7 350  27206
Ryzen 7 8840HS  25148
Core Ultra 5 135H  24091
Core Ultra 7 155H  24271
Core Ultra 7 355  22051
Core Ultra 7 258V  21026
Core Ultra 5 325  20645
Ryzen AI 7 445/Yoga  20596
Core i5-13420H  20492
Core Ultra 5 226V  20148
Core Ultra 5 125H  20071
Ryzen AI 7 445/Zenbook  19832
Snapdragon X Plus X1P-42-100  19377
Core i5-1335U  18931
Core Ultra 5 135U  18742
Core Ultra 5 125U  17921
Core Ultra 7 165U  16756
Core Ultra 7 155U  16140
Ryzen 5 7535U  15855
Ryzen 5 7535HS  13797

 

 

Cinebench 2024計測結果

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Edition Core Ultra 5 325 Cinebench 2024計測結果・マルチコア494、シングルコア112

Cinebench 2024のスコアで、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftをベースに、CPUとGPUの能力を計測します。

計測結果はマルチコア494で低めのミドルクラス、シングルコア112とちょっと良いスコアでした。

 

他のCPUとの比較です。

マルチコアシングルコア

マルチコア性能

オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種

Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100  1470
Ryzen AI 9 HX 370  1237
Core Ultra 9 386H  1131
Core Ultra 7 356H/LOQ 15IHP  1101
Core Ultra 9 285H  1034
Snapdragon X Elite X1E-78-100  924
Ryzen 7 8845HS  867
Ryzen AI 7 350  843
Core Ultra X7 358H  830
Apple M1 Max  791
Core Ultra 7 155H  762
Ryzen AI 9 465  747
Snapdragon X Plus X1P-42-100  702
Core Ultra 7 356H/Omnibook  676
Core Ultra 5 125H  631
Core Ultra 7 355  599
Core Ultra 7 258V  559
Ryzen 5 8640HS  557
Ryzen 5 8640U  548
Core Ultra 5 226V  548
Core i5-13420H  543
Apple M1  509
Core Ultra 5 325  494
Ryzen 5 7535U  481
Ryzen 5 7535HS  446

シングルコア性能

オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種

Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100  146
Core Ultra 9 285H  129
Core Ultra 9 386H  126
Core Ultra X7 358H  124
Core Ultra 7 258V  121
Core Ultra 7 355  120
Core Ultra 7 356H/LOQ 15IHP  118
Ryzen AI 9 HX 370  117
Ryzen AI 9 465  114
Ryzen AI 7 350  114
Core Ultra 5 226V  113
Apple M1 Max  113
Core Ultra 5 325  112
Apple M1  112
Core Ultra 7 356H/OmniBook  111
Snapdragon X Elite X1E-78-100  107
Snapdragon X Plus X1P-42-100  107
Ryzen AI 7 445  106
Core Ultra 7 155H  105
Core i5-13420H  103
Ryzen 3 8300GE  101
Ryzen 7 8845HS  100
Core Ultra 5 125H  100
Ryzen 5 8640U  96
Ryzen 5 8640HS  95
Ryzen 5 7535U  87
Ryzen 5 7535HS  83

 

 

PCMark10計測結果

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Edition Core Ultra 5 325 PCMark10計測結果・総合7062

こちらはPCMark10の計測結果で、Essentialは「通常用途(Web検索やビデオ会議、アプリの起動など)の性能」、Productivityは「Microsoft Office(事務系のアプリ)使用時の性能」、Digital Content Creationは「コンテンツ作成(画像・動画編集など)のしやすさ」を表しています。

 

総合性能の目安は以下になります。
・9000以上・・・超ハイスペック(主にグラボ搭載機種)
・7500以上・・・ハイスペック
5000以上・・・ミドルクラス
・2500以下・・・エントリ―クラス

 

総合性能は7062と、ハイスペックに近い処理能力を備えています。

Essentialでは9453と高く、起動・ブラウジング・アプリの立ち上げといった日常動作はどれも快適です。

Productivityは11434と非常に高く、Office作業や資料作成、複数アプリを並行して使うワークフローでも処理落ちしにくいのが特徴。

Digital Content Creationは8842と悪くない性能でした。

 

EssentialProductivityDigital Contents

Essential

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 7 350  10969
Ryzen AI 9 HX 370  10915
Core Ultra 9 285H  10860
Ryzen 5 8640HS  10622
Core i5-13420H  10601
Core Ultra 5 226V  10491
Ryzen 5 7535U  10196
Core Ultra X7 358H  9991
Core Ultra 7 356H/Omnibook  9909
Ryzen AI 7 445/Yoga  9852
Core Ultra 7 258V  9973
Core Ultra 5 125U  9782
Core Ultra 5 125H  9781
Core i7-1260P  9744
Core i5-1240P  9728
Core Ultra 7 155U  9682
Core Ultra 9 386H  9680
Ryzen 5 7535HS  9594
Ryzen 5 7535U  9465
Core Ultra 5 325  9453
Ryzen AI 9 465  9438
Ryzen AI 7 445/Zenbook  9208
Ryzen 3 7335U  8318

Productivity

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 9 386H  16071
Core Ultra X7 358H  13250
Ryzen AI 9 465  12386
Ryzen AI 7 445/Yoga  12244
Core Ultra 7 356H/Omnibook  12105
Core Ultra 5 325  11434
Ryzen AI 7 445/Zenbook  11062
Core Ultra 7 355  10866
Ryzen AI 9 HX 370  10550
Ryzen AI 7 350  10264
Ryzen 5 8640HS  9349
Core Ultra 7 155U  9282
Ryzen 5 5625U  9223
Ryzen 5 7535U  8996
Core Ultra 9 285H  8879
Core Ultra 5 226V  8840
Core Ultra 7 258V  8454
Ryzen 5 7535HS  8317
Core Ultra 5 125U  8315
Ryzen 5 7535U  8176
Core Ultra 5 125H  7892
Ryzen 3 7335U  7499

Digital Content Creation

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra X7 358H  13351
Core Ultra 9 285H  12362
Core Ultra 9 386H+RTX 5060  12172
Ryzen AI 9 HX 370  11536
Core Ultra 7 356H/Omnibook  9674
Ryzen AI 7 350  9688
Ryzen AI 9 465  9502
Core Ultra 7 258V  9417
Core Ultra 5 226V  9230
Core Ultra 5 325  8842
Core Ultra 5 125H  8250
Ryzen 5 8640HS  7777
Ryzen AI 7 445/Zenbook  7495
Core Ultra 5 125U  7173
Ryzen 7 7735U  7159
Core Ultra 7 155U  7079
Ryzen AI 7 445/Yoga  6855
Ryzen 5 7535HS  6423
Core Ultra 7 355  6329
Core i5-13420H  6051

 

 

Fire Strike計測結果

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Edition Core Ultra 5 325 Fire Strike計測結果5861

次はゲームの3DMarkを使い、グラフィック性能を測ります。

Fire Strikeのスコアは5861と正直なところ物足りなさを感じるスコアですが、軽めのゲームや画像・簡単な動画編集ならできるほどです。

 

Fire Strike

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 3060  17969
Core Ultra X7 358H  13763
RTX 3050  11135
Core Ultra 9 285H  10106
Ryzen AI 9 HX 370  9118
Core Ultra 7 258V  8891
GTX 1650  8033
Core Ultra 5 226V  7960
Core Ultra 5 125H  7904
GTX 1650 Max-Q  6861
Ryzen AI 7 350  6838
Ryzen AI 9 465  6780
Arc A350M  6770
Ryzen 5 8640HS  6614
Core Ultra 7 355  6324
Core Ultra 7 356H/Omnibook  5895
Core Ultra 5 325  5861
Ryzen AI 7 445  5076
Ryzen AI 7 445/Zenbook  4710
Ryzen 5 7535HS  4588

 

 

Memory Mark計測結果

ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Edition 14 Intel Memory Mark計測結果3335

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

搭載メモリはLPDDR5X-8533の32GBですが、実効7467MHzになっています。

Memory Markの計測結果は3335と高いスコアでした。帯域幅が広く、データの読み書きが高速なため、複数アプリを同時に開くようなマルチタスクや、画像編集・AI処理などメモリ負荷の高い作業でも快適に動作します。

その他のメモリとの比較です。

Memory Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

本機種LPDDR5X  3335
LPDDR5X平均  3288
DDR5平均  2769
LPDDR5平均  2759
LPDDR4X-4266MHz平均  2502
DDR4-3200MHz平均  2165

 

 

シーケンシャル速度が速いストレージ

ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Edition 14 Intel シーケンシャル速度計測結果。リード6982MB/秒、ライト5875MB/秒

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

搭載ストレージはPCIe 5.0接続の1TB SSDで、シーケンシャル速度を計測したところ、リード(読み込み)が6982MB/秒、ライト(書き込み)が5875MB/秒ととても速いですが、PCIe 4.0の速度でした。

恐らく、発熱や消費電力を抑えるために帯域を制限しているのかなと思います。それでもかなり速い速度なので、大きなデータ移動もサクサクこなせます。

起動時間を5回計測した平均は17.2秒で、平均的な速さです。電源ボタンを押してからデスクトップが表示されるまでの流れがスムーズで、日常的な立ち上げのストレスはほとんどありませんでした。スリープ復帰も素早く、実用面での快適さにつながっています。

起動速度

・10秒~(爆速)
・15秒~(ちょい速い)
・20秒~(遅い)

1回目 18秒
2回目 17秒
3回目 17秒
4回目 17秒
5回目 17秒
平均 17.2秒

 

 

排熱性能と騒音値の計測

ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Edition 14 Intel 底面カバー。小さな吸気口が見える

底面には小さな吸気口が2つ配置されています。

 

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Edition 筐体内部。中がスカスカなのがわかる

内部は2つのファンと1本のヒートパイプで排熱されており、薄型ノートとしては効率の良い冷却構造になっています。先述したようにファンサイズは70%、冷却機構は81%拡大しています。

 

CPUの性能を100%フルで使うCinebench 2024というベンチマークを実行時に、PC表面温度と底面温度、そして騒音値を計測しました。

この時のPC表面温度は39.4度と標準的、底面温度も37.3度と高くない温度で、しっかりと排熱できています。また、膝の上に置いて使っていると少し温かいくらいなので、膝上作業は十分に可能です。

騒音値は平均約37dBと、扇風機の「弱」くらいですが、しっかりと音は聞こえました。気になるほどの音ではなく、アプリの指標では「静か。ささやき声くらい」の騒音となっています。

ちなみに普通に使っていてCPUを100%使うことはほぼないので、ここまでの音や温度を見ることはあまりないと思います。

 

 

LenovoビジネスPCを比較して検討したい方へ

「他のモデルと迷っている」。「最新のビジネスシリーズをパッと見たい」という方は、以下のまとめ記事を参考にしてください。

Lenovo ThinkPadシリーズ全種類の比較レビュー

最新比較:LenovoビジネスPC全機種のまとめ

 

 

まとめ

良い点

・超軽量で持ち運びが楽
・バッテリー駆動時間が実測7時間40分と、ほとんどの人にとって丸一日使える容量
・ディスプレイを片手で開けることができる
・Copilot+PC、Aura Editionで使い勝手が良い
・タッチパッドが大きく操作性が高い
・打鍵感、静音性、使い勝手どれを見ても高品質なキーボード
・2.8K OLEDもあり、クリエイティブワークにも使える
・Privacy Guard付きモデルもあり、カフェでも安心して作業ができる(デフォルトで入っているプライバシーガードもあり)
・MILスペック準拠で持ち運びも安心
・超高画質Webカメラ
・左右にThunderbolt 4があるので便利
・Wi-Fi 7対応

 

残念な点

・Deleteキーの右横に電源ボタンが配置された
・ストレージはPCIe 5.0だが4.0並みの速度
・エントリー構成(Core Ultra 5 / 256GB SSD)でも割引後で37万円超と、価格が非常に高価

 

総合評価・おすすめユーザー

レビュー機に限って言えば、Core Ultra 5 325という省電力CPUを搭載し、テキストワークやOfficeワークなどの一般的な作業は快適にできるほどの性能でした。バッテリー駆動時間は実測で7時間40分と、一日十分に使い倒せる長さなので、多くの人はACアダプタを持ち運ぶこともないと思います。

排熱性能も高いため、高負荷作業をしていても筐体はアツアツにならないし、しっかりと排熱できていたので、ある程度の高負荷作業を行う人でも使えるPCです。

筐体はさすがX1 Carbonだけあって高級感があり、何と言っても所有欲を満たしてくれるプレミアムモデルなので、レビューをしていて購入欲を刺激されました。

ただし、最低価格が割引済みで37.8万円と、昨今のPC価格高騰の影響を大きく受けており、CPUやiGPU性能を考えると割高感は否めません。

 

おすすめユーザー

・外出・離着席が多い人
・出先でビデオ会議をする人
・Web会議や配信の
・高いNPU性能があるのでローカルでAI機能を使う人
・機密性の高いデータを扱う人
・価格よりも品質・所有欲を優先する人

 

 

— パソコンガイド編集部

 

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