LenovoからたくさんのYogaシリーズが発表されています。
Yoga 7i 2-in-1 Gen 10は14インチと16インチが発売され、そして本機のYoga Slim 9i Gen 10です。これらすべてがCopilot+PCになり、最新スペックでPCを使うことができます。
また、本機は世界初のカメラアンダーディスプレイを採用し、ディスプレイの下にカメラが入り込んでおり、必要な時だけカメラが出てきます。不思議ですよね。(Youtubeで少しだけ見れます)
スペック
CPU | Core Ultra 7 256V Core Ultra 7 258V |
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メモリ | LPDDR5X-8533 32GB |
ストレージ | SSD 1TB |
グラフィックス | Intel Arc 内蔵グラフィックス |
ディスプレイ(14型) | WQUXGA OLED HDR500 DCI-P3 100% 400nit Delta E<1 タッチ |
OS | Windows 11 Home |
無線 | Wi-Fi 7 |
生体認証 | 指紋センサー |
WEBカメラ | 3200万画素 |
オーディオ | ドルビーアトモス/2Wスピーカー×4 |
寸法(幅×奥行×高さ) | 312.93 × 203.5 × 14.55㎜ |
重さ | 約1.23㎏ |
バッテリー(JEITA 3.0) | ― |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 30.2万円~ |
<性能評価>
CPUはCore Ultraシリーズ2が搭載で、最大47 TOPSのNPUが搭載です。ローカルでもAIを使った作業ができるので、生産性も上がります。
メモリはLPDDR5X-8533MHzでオンボード32GB、ストレージはSSD PCIe 4.0で1TBとどちらも高性能で大容量です。
ディスプレイは14インチで4K(3840×2400ドット)と高精細で、真っ黒を描写できるOLEDディスプレイを採用です。
ハイダイナミックレンジのHDR500 True Blackに対応し、広色域のDCI-P3とsRGBを100%カバーし、ΔE<1と現実のものと色差は肉眼ではわからないくらいになります。
OSは通常のWindows 11 Homeが搭載し、超高解像度の3200万画素Webカメラが搭載し、3Wウーファーが2つ、2Wツイーターが2つ搭載です。今まで見た中で、一番良いスピーカーだと思います。
14インチで1.23㎏と軽く、寸法は幅312.93ミリ、奥行き203.5ミリ、厚さ14.55ミリと13.3インチ並みの寸法でかなりコンパクトです。
無線は最新のWi-Fi 7で、Wi-Fi 6E(最大160MHz)の2倍の帯域幅に、Wi-Fi 5の約13倍の最大通信速度があります。
そして、数多くのノートパソコンを販売しているLenovoでも数えるほどしかないEvo Edition プラットフォーム認証に準拠した「快適に使える」機種です。
外観
すごく高級感がある筐体で、ベゼルがすごく細いんです。98%のアクティブエリア比となっており、通常、ディスプレイ占有比率は高くても90%ほどですが、98%って想像以上ですね。
カメラがディスプレイの下に入り込んでおり、カメラを使うときだけ出てくるようです。すごいですね。
3Wウーファーが2つ、2Wツイーターが2つ搭載し、4つのノイズ キャンセリング マイクを搭載しています。
ディスプレイは先述した通りですが、最高峰のスペックですね。ΔE<1と言うのは、本当にすごいです。
サーフェイスは3Dテクスチャ ガラス カバーデザインで、宝石のように反射してボディが輝いて見えるそうです。
パワーを失わずに厚みを減らすPCB 設計を採用し、筐体は13.3インチ並みのサイズで従来よりも8%スリムだそうです。
Copilot+PCとは?
Copilot+PC(コパイロットプラスピーシー)と言うのは、Microsoftが「Microsoft Build 2024」で発表した新しいカテゴリのPCで、AI技術を活用するための機種と位置付けられています。
主な特徴です。
・NPU搭載
・16GB以上のDDR5/LPDDR5メモリ
・256GB以上のストレージ
・40+TOPS(1秒当たり40兆回の演算)
・終日のバッテリー寿命
・最先端のAIモデルへのアクセス
・RecallでPCで見たものを簡単に検索
・CocreatorでほぼリアルタイムにAI画像の生成及び調整
・Live Captionで40以上の言語の音声を英語に翻訳
・薄型軽量、美しいデバイス
すごく簡単に言うと、AIがいろいろなサポートをしてくれて作業効率が上がる(便利になる)、と考えていたら問題ないです。
こちらにCopilot+PCでできることを紹介しているので、あわせてどうぞ。
Evo Editionプラットフォーム認証に準拠
<Evo Edition プラットフォーム認証のステッカー>
本機は5世代めのEvoプラットフォーム認証に準拠している特別な機種です。
Evoは14世代CPUを搭載しているすべてのPCが準拠しているわけじゃなく、下記項目を満たす「ハイスペックなノートパソコン」のみがEvo認証を得ることが出来ます。
14世代CPU搭載のEvoプラットフォーム認証の主な要件は75を超え、Intel曰く「高性能、高速充電、長寿命バッテリー、即時起動、クラス最高の接続性、および最適なサイズと重量など、75 を超える項目について、妥協することない高い水準をクリアする必要がある」とのことです。
以下は要件の一部です。
- Core Ultra 5/7/9搭載
- Intel Arc、もしくはdGPU搭載
- アプリケーションを高速かつ高レスポンスで使える
- 電源を問わずにレスポンスが良い事
- フルHDで実利用10時間以上のバッテリー駆動時間
- フルHD以上
- 1.5秒以内でスリープから復帰
- 生体認証/近接デバイス認証対応
- 30分の充電で4時間以上駆動
- 15㎜以下(iGPU)もしくは20㎜以下(dGPU)の厚さ
- Wi-Fi 6E実装
- Intel CPS(Connectivity Performance Suite)に対応
- フルHD以上のWebカメラを搭載
- 音声ノイズ抑制や背景ぼかしなどの機能
- Windowsスタジオエフェクト対応
- Thunderbolt 4搭載
- EPEATR Silver以上などサステナブルであること
- Intel Unisonのサポート
代々、Evoプラットフォーム認証を受けた機種は数えるほどしかなく、特別な機種になります。
関連リンク
・Yoga 7i 2-in-1 Gen 10(14型/16型)の詳細