Ryzen 4000シリーズ搭載のデスクトップが、たったの4.8万円からになっています。安いですね。
スペックも比較的高く、個人使用はもちろんビジネス用途でもかなり快適に使うことが出来、セキュリティも堅牢になっています。筐体も比較的小さめなので、「机の下に置けない・・・」という人でも机上に置けるサイズですね。
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Lenovo V55t Mini-Tower(2020)のスペックレビュー
<モニターは別売り>
CPU | AMD Ryzen 3 4300G AMD Ryzen 5 4600G AMD Ryzen 7 4700G |
---|---|
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | HDD 最大2TB+SSD 最大512GB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
オプティカルドライブ | ウルトラスリムDVDスーパーマルチドライブ |
メディアカードリーダー | 搭載可能 |
OS | Windows 10 Home, Pro |
無線 | IEEE 802.11 ac/a/b/g/n、Bluetooth |
有線LAN | RJ45(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T (Wake on LAN対応) ) |
セキュリティ | Windows Defender、TPM、パワーオン パスワード、ハードディスク パスワード、アドミニストレーター パスワード、セキュリティー キーホール、シャーシイントルージョンスイッチ(搭載可能) |
キーボード | 付属可能 |
マウス | 付属可能 |
寸法 | 145x276x360㎜ |
重さ | 最大6.85㎏ |
保証 | 1年間 |
価格 | 4.8万円~ |
パソコンの頭脳であるプロセッサーは超高性能の、Ryzen 4000シリーズになっています。詳細は後述しますが、Ryzen 3でもPassmarkスコア1万1000超えのハイスペックになっています。
メモリはDDR4-3200MHzと市販されるPCに搭載される最高クラスのメモリで、データ処理速度が速いです!
ストレージはHDDとSSDのデュアルストレージで、最大2.5TBも搭載できるので大容量ですね。
インターフェイスも豊富だし、有線接続に無線接続(WiFi)も可能です。拡張性はそこまで高くないですが、自分で内部をいじってカスタマイズしない人なら満足がいくモデルです。
Lenovo V55t Mini-Tower(2020)の特徴
シンプルな見た目で、少しビジネスモデルのThinkCentreっぽさがありますね。本機種もビジネスモデルなので、こうなったのかもしれませんが。
寸法は幅145㎜、奥行き276㎜、そして高さが360㎜となります。
- 幅は、千円札(150㎜)以下
- 奥行きは、千円札2枚分(300㎜)以下
- 高さは、1万円札2枚分(340㎜)+2㎝
ちょっと分かりにくいたとえかもしれませんが、とにかく場所を取らずに設置できます。
とは言ってもそれなりの大きさがあるので、エアフローも良く排熱処理もうまくされています。
左側面にもメッシュ状の排気口があります。
前面にも大きくメッシュ状の吸気口が、背面にも多くの排気口があります。
インターフェイスは比較的多く、前面には
- USB3.1 Gen1 x2
- USB2.0 x2
背面には
- USB 2.0×2
- VGA
- HDMI
- RJ45(LANケーブルポート)
- マイク入力/ヘッドホン出力
- マイク入力
- ライン入力
- ライン出力
になっています。これだけあるので、十分すぎるくらいだと思います。
また、Wale on LANに対応しているので、リモート操作でパソコンの電源を入れることが出来ます。企業向けの機能ですね。
CPU
プロセッサーには超人気のRyzen 4000シリーズ搭載です。同等クラスのIntel製と比べてもかなり性能が高く、2019年から爆発的に人気のプロセッサーになります。今でもRyzen 4000シリーズは在庫が少ない機種もありますが、販売当初はRyzenモデルは人気すぎて全然手に入らなかったですね。
スコアの目安
- 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
- 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 10000~・ゲーミングPCなど専門的な機種に搭載されることが多い
↓グラフをタップすると数値が表示されます↓
[visualizer id=”15538″ lazy=”no” class=””]性能的にRyzen 3はCore i5と、Ryzen 5はCore i7と、そしてRyzen 7はCore i9と同等性能ですね。一段上の性能になっています。
また、コアとスレッド数はこのようになっています。
- Ryzen 3 4300G・・・4コア8スレッド
- Ryzen 5 4600G・・・・6コア12スレッド
- Ryzen 7 4700G・・・8コア16スレッド
コアとスレッドが大きいと、同時に処理できるデータ量が上がるので、複数のことを同時にやりやすくなります。
<アプリの数は例です>
メモリ
メモリはDDR4-3200MHzで、最大32GBまで搭載できます。ここ最近はメモリ4GBじゃなく8GB標準が主流になってきていますが、本機種は全然上のクラスにカスタマイズできるので、ご心配なく。
また、動作周波数(MHz)が市販されるパソコンに搭載される中では最速の3200MHzなので、処理速度がかなり速いです。
メモリスロットも2つあるので、自分で増設もできます。
ストレージ
ストレージは、HDDとSSDのデュアルストレージが可能です。
HDDは最大2TBで、SSDは最大512GBになります。HDDかSSDどちらか一方のみも選べますが、その際はSSDを選ぶことをお忘れなく。HDDは、起動もデータ移動もSSDに比べるとかなり遅いです。
SSDはPCIe NVMeというデータ転送速度が一番速いタイプで、最大32GB/秒になります。(最大値なので実際はここまで出ません)
光学ドライブ
光学ドライブはウルトラスリムDVDスーパーマルチドライブで、CD-ROMやDVD-ROMの読み書きが可能です。
セキュリティ
セキュリティは多く、さすがビジネスモデルと言った内容になっています。
- Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティ機能で、マルウェアなどのウイルスからパソコンを守ってくれます。
- TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納できる
- ハードディスクパスワード・・・ハードウェアレベルでパスワードを設定できるので、パソコン内部のデータが盗み見られる可能性がかなり減ります
- セキュリティキーホール・・・パソコンが持ち出されないようにロックするワイヤー設置する個所
- シャーシ イントルージョン スイッチ(カスタマイズにより搭載)・・・筐体へのアクセスを記録できる(誰かが勝手に開けて内部を触っても分かる)
- Smart USB Proection・・・USBポートからのデータ流出や、外部からUSBポート経由でシステムやネットワークに侵入を防ぐ
- DASH(Desktop and Mobile Architecture for System Hardware)・・・保護されたアウトバンド管理やリモート管理が可能
モニター
モニターを持っている人は、キーボードとマウスが付属しているので購入後すぐに使えますが、無い場合は購入が必要になります。(キーボードとマウスを持っている場合は、カスタマイズから「無し」にできます)
全てのLenovoモニターはモニター一覧で確認できますが、特におすすめのモニターをご紹介します。
LENOVO L24eというモニターで、23.8型の大画面、何と言ってもベゼル(画面の黒い枠)がかなり細いのでおしゃれなんですね。
画質もフルHD(解像度1920×1080)の高画質で、WLED液晶なので視野角が広く画面を横から見てもきれいに見えます。フリッカー(画面がチカチカする事)フリーで、ブルーライト軽減機能付きなので目にも優しいです。
まとめ
スペックに対しての価格はすごく安いですね。その上、ビジネス用途でも安心して使えるセキュリティを兼ね揃えています。
インターフェイスも豊富だし、無線・有線接続どちらもできるので通信環境もすごく良く、困ることはないと思います。