先日ThinkCentreを購入したときに、キーボードとマウスも購入しました。普段はThinkPadトラックポイントキーボードIIを使っているので、普通のデスクトップ用キーボードは苦手なのですが、物は試しにということで使ってみました。
デスクトップ購入時に選べるキーボードは以下の複数種類あり
- USB フルサイズキーボード
- USB フルサイズスリムキーボード
- ワイヤレスキーボード
主に上記3種類のキーボードがあり、日本語キーと英語キーが選べる機種もあります。
キーボードの価格は2200円で、Lenovo公式サイトで確認できた一番安いキーボードは3300円の「Lenovo USB エッセンシャルキーボード」でしたが、寸法も違うしキーストロークが全然違うので、本キーボードは付属専用のキーボードになると思います。
Lenovo USB フルサイズキーボードの製品仕様
配列 | 109キー(日本語)、104キー(英語) |
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キーストローク | 約4.0㎜ |
キーピッチ | 横約19㎜、縦約19㎜ |
接続方法 | USB |
寸法(長さx奥行x高さ) | 453 x 166 x 26~41㎜ |
重量 | 896g |
保証 | 1年間 |
キーボードは日本語キーと英語キーが選べ、筆者は日本語のキーボードがあまり好きじゃないので英語キーを選びました。日本語キーが嫌いな理由は、文字がたくさんキーに書かれていて見苦しいからです。
キーボードを接続すると「Lenovo Traditionl USB Keyboard」と出てくるので、Googleで検索してみましたが、Lenovo エッセンシャル USB キーボードが出てきました。
英語で検索しても、特にヒットしません。
本キーボードは付属用で、市場には出回ってなさそうですね。少なくとも単品では販売されてなさそうです。
一番近いサイズや機能はLenovo プリファードプロ II USBキーボードでしたが、プリファードプロはパームレストにラバーが使われていたりして、より高級感があり使い勝手が良いです。
追記)Lenovoに問い合わせたので、その回答をご紹介します。
筆者が購入したUSB フルサイズキーボードは市場では販売されておらず、デスクトップ購入時に同梱されるキーボードになります。
USB フルサイズ スリムキーボードは、LenovoエッセンシャルUSBキーボードとして販売されているキーボードと同じになります。
ワイヤレスキーボード/マウスも販売されおらず、同梱用の製品です。
評価
まずは数日使ってみて感じたことは、タイピングをしているときの音がカチャカチャとうるさく、朝早くや家族が寝静まった後に使うのは気が引けます。
また、キーストロークは深いのですが打鍵感はなく、安っぽい感じですね。ただし、こう言った感触に関しては慣れなので、使い続けると気にならない場合がほとんどです。
本キーボードのイメージ的には、「昔大学のパソコンルームで使ってたキーボード」に近い感じで、打ち心地や使いやすさと言うよりも、低価格で大量購入するためのキーボードに部類すると思います。
ただし、テンキー付きのフルサイズキーボードなので、「普通」に使えます。
Lenovo USB フルサイズキーボードの特徴
シンプルなキーボードで、テンキーにFキー、そして大きな矢印キーもあり、右上に「Lenovo」とロゴが入った標準的なキーボードになります。
NumロックやCapsロックがONになっているときは、LEDインジケーターがつきます。
キートップはかなり湾曲しており、ちゃんと真ん中をヒットしないとキーの触り心地が良くありません。もう少し湾曲が小さかったら、個人的に使いやすかったです。
安いからなのか分かりませんが、キーストローク(キーを押し込む距離)が約4㎜とかなり深いのに、打鍵感はあまりありません。軽いです。
キートップを外して、中を確認してみました。
特別な事はされていない普通のキーですね。
キーピッチ(1つのキーの中心から次のキーの中心までの距離)は縦横約19㎜、キーとキーの間は6.7㎜あるので、ミスタイプもしにくいし余裕をもってタイピングできます。
底面にはゴム足が4つあり、キーボードの傾斜を変えるスタンドも付いています。グリップ感は程よく、タイピングしているときにキーボードが動くことはありませんでした。
<スタンドなし・最高部26㎜>
<小さいスタンド使用時・最高部33㎜>
<大きいスタンド使用時・最高部41㎜>
スタンドを使うと結構高くなるし、パームレストの角度も悪くないので手が疲れにくいです。
接続はUSBのみで、Bluetooth接続などはありません。
個人的にと言うか、多くの人はケーブルが邪魔になるのでワイヤレスタイプのキーボードを購入することが多いと思いますが、USB接続にはちょっとしたメリットもあります。
キーボードの使い初めでも一瞬のタイムラグ(時間差)も無く入力が可能なので、いつでも気持ちよく使い始めることができます。USBレシーバータイプはそうでもないですが、筆者が持っているThinkPadトラックポイントキーボードIIも、Bluetooth接続にすると使い始めにちょっとした時間差があり、一瞬「ん?」と思うことがあります。
底面です。まだ数日しか使っていないですが、写真だとほこりがたくさん付いて見えますね。
良く見ると水模様のマークがあり、防滴機能があるキーボードについているマークなので、本機も防滴機能があると思います。試そうかなと思いましたが、壊れたら嫌なので、止めときます・・・。
まとめ
良い点
- 有料ですが、付属品なのでキーボードにこだわりがないのであれば、キーボードを選ぶ暇が省ける
- フルサイズキーボードなので、一般的な機能が全部ある
- 見た目がかっこいい
- USB接続なので反応が良い
悪い点
- カチャカチャうるさい(とは言え、標準的な音)
- 安っぽい打鍵感
- USB接続のみなのでケーブルが邪魔に思うかも
総合的に見て、付属で来るので初めて使うキーボードとしては悪くないと思います。ただし、特にビジネス用途で使う人は、もうちょっとしっかりしたキーボードを購入した方がいいと思いますが、普段使いやタイピングが少ない人はこれで十分だと思います。
キーストロークが深いわりに打感が軽く、キートップが湾曲しすぎている感じもしますが、一般的なキーボードの範囲だと思います。
こちら公式サイトでThinkCentreに合うキーボードが特集されているので、この付属のキーボード以外が欲しい場合は確認してみてください。もしくは筆者使用のThinkPadトラックポイントキーボード2も、おすすめです。
その他の周辺機器や、筆者購入Lenovo製品はリンクから確認できます。