Lenovo ThinPad X1 Extreme(2019)レビュー・最強スペックでプロ仕様の一品を紹介

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レノボのThinkPad X1 Extremeは、すごい性能を持ってますね。このスペックでこの値段(約20万円~)は、あり得ないくら良いですね。

本格的なスペックのパソコンなので、仕事で使う人や、趣味でハイスペックな機能が必要な人におすすめです。

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ThinkPad X1 Extreme(15.6型)のレビュー

Lenovo ThinkPad X1 Extreme2019のレビュー

まずはスペックを見ていきましょう。

CPU Intel core i5-9300H
Intel core i5-9400H(vPro対応)
Intel core i7-9750H
GHz 2.4GHz、2.5GHz、2.6GHz
コア/スレッド 4/8、6/12
メモリ 8、16、32、64GB
ストレージ1(SSD) 256GB~2TB
ストレージ2(SSD) 256GB~2TB
OS Windows 10 Home、Windows 10 Pro
セキュリティー Windows Defender、パワーオン パスワード、ハードディスク パスワード、セキュリティ キーホール、スーパーバイザー パスワード、システム マネジメント パスワード、TPM、ThinkShutter
ディスプレイ FHD、UHD、UHDタッチパネル
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX1650 Max-Q
生体認証 指紋センサー、顔認証
WiFI6 対応
バッテリー 最大15.6時間
Office 有り・無し
サイズ 361.8×245.7×18.4
重量 1.7㎏~
保証 1年間引き取り修理
金額 約20万円~

現在、後継機種のThinkPad Extreme Gen 3が同じ価格帯で販売されています!
Lenovo ThinkPad X1 Extreme Gen 3のレビューもどうぞ!

金額は安いもので約20万円、高くて30万円ほど、カスタマイズをして最高装備にしたら約100万円(今は割引中なので約60万)ほどになる天井知らずの機種ですね。

ハイパフォーマンスモデルの第9世代Intel製CPU搭載に、メモリ最高64GB、SSDは4TB以上の搭載が可能と、ノートパソコンのスペックじゃないような性能になっていますね。

ビジネス用途でも安心できる多くのセキュリティが入っているし、グラフィックスもNVIDIA GeForceが付いているので3Dグラフィックスが必要な動画編集者にも対応しています。

何と言ってもWiFI6に対応しているので、今後普及がもっと進めば超高速回線でパソコンが楽しめますね。

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ThinknPad X1 Extremeの特徴

Lenovothinkpad x1 Extremeのディスプレイ Lenovothinkpad x1 Extremeの液晶

ディスプレイ周りの黒い枠(ベゼル)が細いので、画面が目の前に広がる感じですね。IPS液晶なので、横から見ても画面はきれいに見えます。

4K画質のUHD(ウルトラ・ハイディフィニション)ディスプレイが選べるので、画質は最高のものが手に入ります。

Lenovothinkpad x1 Extremeのディスプレイ Lenovothinkpad x1 Extremeの外観

サイズは1.6型で361.8×245.7×18.4なので、小さくもなく大きくもなくと言ったサイズです。重さも1.7㎏と軽いわけじゃないので、持ち運びが多い人はちょっときついかもしれないですね。

Lenovothinkpad x1 Extreme(2019)のサイズ

横から見ると、そこまで厚く見えるわけじゃないですね。インターフェイスもThunderbolt3に対応しているし、イーサネット拡張コネクターも付いていますね。有線LANを繋ぐときは、ここに専用のコネクタを買って接続しないといけないです。

WiFI6対応

WiFi6は、5Gと共に始まっている次世代通信規格になります。

デバイスがこの新規格に対応していないと5G電波が飛んでても4Gしか使えないし、WiFi6が飛んでいてもWiFi5しか使えないんですよね。

WiFI5と6の大きな違いは、通信速度が約40%上がり(6.9Gbps→9.6Gbps)、同時に接続できる機器の数が倍の8台になりました。

今後もっと普及が進めば、高速回線の恩恵を受けることが出来ますね。ちなみに、ルーターもWiFI6対応のものじゃないと使えません。

CPU

CPUはパソコンの頭脳に当たる部分ですね。単純に、この性能が良ければサクサク作業ができるし、性能が悪ければ処理が遅くイライラすることもあります。

X1 Extremeは第9世代HモデルのIntel core i5とi7なので、まず問題ないです。Hモデルはハイパフォーマンスと言う意味です。

  • Intel core i5-9300H
  • Intel core i5-9400H(vPro対応)
  • Intel core i7-9750H

上記3モデルが搭載でき、性能のベンチマークスコアは以下になります。(クリックすると数値が見れます)

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i5-9300Uと9400Uは、最新第10世代のハイスペックモデルのi7-10610Uより性能が高いですね。

また、クロック数は2.4GHz(core i5-9300H),2.5Ghz(core i5-9400H),2.6GHz(core i7-9750H)となっています。

単純にこの数字が大きければ大きいほど、同一時間内に処理できるデータ量が大きくなるのでパソコンがサクサク動きます。

標準の周波数は1.6GHzくらいなので、かなり良い方ですね。

コア数は、i5が4コア(8スレッド)でi7が6コア(12スレッド)です。6コア12スレッドなんて、ノートパソコンじゃあまりお目にかかれない高性能ですね。

ちなみにvProとは、インテル vProテクノロジーは、CPU、チップセット、ネットワークインターフェースカード上にセキュリティー機能および運用管理機能を実装したテクノロジーの総称です。

メモリ

メモリ(RAM)は、作業テーブルのイメージです。

メモリが大きい=作業するテーブルが大きい=作業がしやすい=サクサク動くというイメージですね。

一般的に8GBあれば大抵のことでは快適に動くと言われていますが、Extremeを使う人だったらおそらく16GBか32GBくらいにカスタマイズすると思います。

ストレージ

このクラスのノートパソコンを調べている人に解説は不要だと思いますが、一応ストレージの事を紹介します。

SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)とHDD(ハード・ディスク・ドライブ)は、比較するとこう言った特徴があります。

  • HDD・・・うるさい・熱くなりやすい・壊れやすい・データ移動が遅い
  • SSD・・・静か・熱くなりにくい・寿命が長い・データ移動が速い

この2つのストレージは、仕組みが全然違うんですね。

HDDは磁気を帯びたディスクを高速で回転させ、磁気の性質を変えてデータを保存していたのですが、SSDはデータ保存をする空間に0と1の数字を書き込みデータ保存をします。

なので、SSDはデータ移動の性能がかなり上がっているんです。

しかもストレージは2つ付けれるので、ストレージ1に最大2TB、ストレージ2に最大2TBで、最大4TBになります。(でも値段が高いです・・・)

ストレージは256GB,512GB,1TB,2TBと4種類ありますが、どれもOPAL対応で、M.2 PCIe-NVMeになっています。

オパールとは自己暗号化ドライブの事で、ストレージに保存されるデータを暗号化するものです。盗難・紛失・ウイルスなどによってデータが盗まれても暗号化されているので、流出する可能性が下がりますね。

PCIe-NVMeとはSSDの種類で、SATAと共に良く使われるM.2のストレージです。

  • PCIe-NVMe・・・データ転送速度の理論値が40Gbps
  • SATA・・・データ転送速度の理論値が6Gbps

SATAも十分速いのですが、PCIe-NVMeはめちゃくちゃ速いです。

OS

Lenovothinkpad x1 ExtremeのOS

OSはWindows 10 HomeとProから選べます。

ProとHomeの一番の違いと言えば、ビジネスに必要な機能があるかどうかですね。

  • Bitlocker(ストレージのデータを暗号化)
  • Hyper-V(仮想マシンとして複数のOSを使える機能)
  • グループポリシー管理(Windowsのカスタマイズをするなら必要)

など10個ほどの機能があります。

Homeを選んだとしても、後からMicrosoft storeでProにアップデートできるのでご心配なく。

また、Windows 10にはWindows Defenderというセキュリティが付いています。マルウェアやフィッシングなどのウイルス対策に有効で、どんどん性能が上がってきていますね。

セキュリティ

セキュリティはいくつも入っているので、主なものを紹介します。

  1. TPM・・・TPMはTrusted Platform Moduleの略で、OSや他のハードウェアから独立して機能するセキュリティチップ
  2. パワーオンパスワード・・・電源を入れてログインするときのパスワード
  3. ハードディスクパスワード・・・ストレージにハードウェアレベルでパスワードを設定できる
  4. スーパーバイザーパスワード・・・BIOSなどのハードウェア側の設定情報を見たり、変更したりできる
  5. セキュリティキーホール・・・ワイヤーなどを繋いで物理的に盗難出来ないようにするもの

これに付け加えてSSDのOPALに、Windows Defender、ThinkShutterという前面カメラのカバーもあります。

Lenovo公式ページで詳しく調べる

ディスプレイ

Lenovo ThinkPad X1 Extremeのスペック

ディスプレイは4種類あります。

  • FHD(300nit)IPS液晶 光沢なし
  • FHD(500nit)IPS液晶 光沢なし
  • UHD(500nit)IPS液晶 光沢なし
  • UHD(400nit)反射防止/汚れ防止 マルチタッチ OLED
FHD フル・ハイディフィニション、1920x1080の解像度
UHD ウルトラ・ハイディフィニション、3840x2160の解像度
nit 輝度(明るさ)を表す単位で、通常250~300が標準です。4Kテレビは300nit~800nitほどです
IPS液晶 視野角が広いので画面の角度を変えてもきれいに見える
光沢なし 画面に映り込みが軽減された液晶
マルチタッチ タッチパネル
OLED 有機EL液晶、省電力で画質もキレイ

UHDを選ぶと+4.6万円ほどになりますので、デザイナーやクリエイターなど詳細画面を確認しながら作業をする人に向いています。

その他の人であれば、FHDでも十分きれいなので問題ないかと思います。

また、UHD画面はタッチパネル式のものも有るのですが、タッチパネル対応のものは若干重くなるし、2 in 1 PCじゃないと使い勝手があまり良くない気がしますが、どうでしょう?

グラフィックス

NVIDIA Geforce GTX1650 Max-Qタイプが標準搭載です。

Max-Qタイプは、

  • 軽量
  • 高温になりにくい
  • 省エネ
  • 静か(な方)

と、結構いいことだらけに見えますが、Max-Qタイプじゃないものと比べると性能が劣ります。

下のグラフは、その他のNVIDIAのグラフィックスカードとの比較性能です。

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Max-QタイプはGTX 1650と比べ、15%くらい性能が落ちていますね。

下のグラフはゲームのベンチマークスコアですが、重量級のFF15は厳しいスコアになりましたが、中量級のFF14 紅漣のリベレーターは高画質でも大丈夫でした。

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オーディオ

オーディオはさすがハイエンドモデルなので、Dolby Atmosです。最近は映画館でも導入されてきているようですね。

今までのオーディオとの違いは、9.1chサラウンディングです。今までは5.1chサラウンディングが主流だったのですが、チャンネル数が大きく増えましたね。

簡単に違いを言うと、5方向(5チャンネル)から出ていた音が9方向(9チャンネル)から出るようになったというもので、臨場感あふれる音になりました。

バッテリー

バッテリーが最大15.6時間持ちます。

こんなに電量を消費しそうなスペックのノートパソコンで、15時間以上使えるのはすごいですね。

これだけ持つと、一日出先で使ってもバッテリーが余る感じですね。

キーボード

Lenovo thinkpad X1 Extremeのキーボード

Thinkpadシリーズの特徴的なトラックポイント。ページをスクロールしたり、部分的に拡大表示にしたりできるので、指がホームポジションから離れないのでタイピングがかなり早くなります。

昔からThinkPadを使っている人は、これがあるから使っている人も多いですよね。

キーボードは日本語か英語が選べるので、プログラマーなどのUSキーの方が仕事がしやすい人にも向いていますね。

生体認証

指紋センサーは標準搭載で、顔認証はカスタマイズから選ぶことが出来ます。

顔認証は、内蔵カメラの項目に「IR」と書かれていたら顔認証が出来ます。

Lenovo thinkpad x1 Extremeの顔認証

付いていない場合は、「カスタマイズ」から選択できます。

Lenovothinkpad x1 Extremeの顔認証

インターフェイス

Lenovo ThinkPad X1 Extremeの入力端子 レビュー

  1. 電源ジャック
  2. USB3.1 Type-C(Thunderbolt 3)
  3. HDMI
  4. イーサネット拡張コネクター
  5. マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック
  6. スマートカードリーダー(一部構成で選べます)
  7. 4-in-1メディアカードリーダー
  8. USB3.1 Gen 1
  9. USB3.1 Gen 1(Powered USB)
  10. セキュリティー・キーホール

最後に

ThinkPad X1 Extreme(2019)は米軍調達基準に準拠し、落下テストや気温、気圧の変化テストもやっているほど、品質に自信がある機種なんです。

北極の原野、砂漠、無重力の状態にも耐えられるような設計がされています。

どれだけ過酷なテストをしてるんだってくらい、色々やっているんですね。

最初にも言ったように今はセール期間中なので、この機会をお見逃しなく。

Lenovo公式ページ

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