2 in 1 PCで14型なのに1.35㎏と軽く、パソコンを持ち運ぶことが多いビジネスパーソンにお勧めの機種です。
最新のIntel 第11世代CPU搭載で性能がかなり上がっており、今まで以上に生産性が上がりますね。
無線も充実しており、WiFi6搭載、LTE(4G CAT12, 5G CAT20!!)は搭載可能、Thunderbolt 4も搭載なので、どこででも快適に作業ができます。
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ThinkPad X1 Yoga Gen 6のスペックレビュー
CPU | Intel core i7-1185G7/1165G7 Intel core i5-1145G7/1135G7 |
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
ディスプレイ(14型) | WQUXGA IPS ,HDR400 Dolby Vision, DCI-P3 100% ,500nit, タッチパネル WUXGA IPS ,sRGB 100%、タッチパネル |
カラーキャリブレーション | UHDディスプレイのみあり |
グラフィックス | Iris Xe |
OS | Windows 10 Home、Pro |
無線 | WiFi6、Bluetooth 5.1搭載 LTE、NFC搭載可能 |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
Office | Office Home &Business 2019搭載可能 |
オーディオ | Dolby Atmos、Dolby Voice |
セキュリティ | TPM、パワーオン パスワード、ハードディスク パスワード、スーパーバイザー パスワード、システム マネジメント パスワード、セキュリティ キーホール、HPD |
寸法 | 313 x 223 x 14.9㎜ |
重さ | 1399g~ |
バッテリー | 最大23.9時間・57Wh |
付属 | アクティブペン(本体内部収納) |
保証 | 1年間引き取り修理 |
価格 | 20.1万円~ |
パソコンの頭脳であるCPUには最新のインテル第11世代CPUが搭載で、Evoプラットフォーム認証を受けた機種になります。Evo認証は11世代CPUを搭載した機種全てが得られる認証じゃなく、その中でも特に「快適に使える機種」のみに与えられる認証なので、より高い性能と機能があります。
また、グラフィックスはIris Xeで、外部グラフィックボードのNVIDIA MX350並みの性能があり、動画編集や画像編集が今まで以上にやりやすくなっています。仕事にもプライベートにも活躍できる機種ですね。
メモリは最大32GBと大容量で、前モデルが最大16GBだったので、大幅に性能が上がっていますね。
ストレージは高速データ転送速度を誇るSSDで、最大1TBです。パソコンの起動も速いし、大きなデータ移動もサクサクできますね。Thunderbolt 4もあるので、データ移動は爆速です。
ディスプレイは14インチ・画面縦横比16:10と通常のディスプレイ(16:9)よりも縦が長いので、表示される情報が増えたので見やすくなっています。
また、ディスプレイは4K画質のUHDとFHDがあり、どのディスプレイもsRGB 100%もしくはDCI-P3 100%と色域が高く、輝度も400nit~500nitと日中の日の当たる場所でも見やすいほど明るいです。Lenovoのディスプレイは、年々標準スペックが高くなっていますね。
重さは14型の2 in 1 PCとしては軽いほうで、約1.4㎏です。毎日パソコンを持ち運ぶという人でも、問題ない重さだと思います。
他にも、指紋センサーに顔認証、WiFi6にLTEは4GのCAT 12か5GのCAT 20が搭載可能と、非の打ち所がないスペックになっています。
Evoプラットフォーム認証
Evoプラットフォームは以前Engineered For Mobile Performance(エンジニアのためのモバイルパフォーマンス)という認証だったのですが、インテル第11世代CPUから名称が変わりました。
11世代CPUを搭載していたらEvo認証を得るわけじゃなく、下記項目を満たす「ハイスペックなノートパソコン」のみがEvo認証を得ることが出来ます。
- Iris Xeグラフィックス搭載の第11世代CPU搭載機種
- アプリケーションを高速かつ高レスポンスで使える
- AI推論も高速で使える
- 電源を問わずにレスポンスが良い事
- 9時間以上のバッテリー駆動時間
- フルHD以上
- 1秒以内でスリープから復帰
- 30分の充電で4時間駆動
- WiFi6対応
- Thunderbolt 4搭載
- ノートパソコンであること
第11世代CPU搭載モデルは増えてきましたが、Evoプラットフォーム認証を受けた機種は数えるほどしかありません。 そのくらい特別な機種なんですね。
また、Evoプラットフォーム認証の機種は、Microsoft Officeのパフォーマンスが最大52%向上、ビデオ会議中のOfficeの生産性が41%アップ、Adobe CCによる動画編集が最大2.5倍高速化などと、今までとは一味も二味も違う機種になっています。
前モデルとの比較
旧モデルのThinkPad X1 Yoga Gen 5との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値)
本機種 | X1 Yoga Gen 5 | |
CPU | Core i7-1185G7/1165G7 Core i5-1145G7/1135G7 |
Core i5-10210U/10310U Core i7-10510U/10610U |
メモリ | 32GB(LPDDR4x-4266MHz) | 16GB(LPDDR3-2133MHz) |
ストレージ | SSD 2TB | SSD 2TB |
ディスプレイ | FHD、UHD相当 画面比16:10 |
FHD、WQHD、UHD 画面比16:9 |
無線 | WiFi6、4G/5G LTE | WiFi6、4G LTE |
バッテリー | 23.9時間 | 19.3時間 |
重量 | 1.399㎏ | 1.36㎏ |
価格 | 20.1万円~ | 22.7万円~ |
全機種と比べると、かなり性能が上がっていますね。Evo認証の11世代CPUに、メモリはLPDDR4xで動作周波数が倍になっています。と言うことは、処理速度は倍以上速くなっています。しかもストレージには最新のPCIe 4.0×4が搭載されているので、シーケンシャル速度も50~60%速いです。画面比やLTEも進化しており、バッテリー駆動時間もほぼ丸一日と全てが進化していますね。
ライバル機種
本機種と似たような最新機種との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホの方は表を右にスクロールできます)
本機種 | X13 Yoga Gen 2 | L13 Yoga Gen 2 | |
CPU | インテル11世代 | インテル11世代 | インテル11世代 |
メモリ | 32GB | 32GB | 16GB |
ストレージ | SSD 2TB | SSD 2TB | SSD 1TB |
グラフィックス | Iris Xe | Iris Xe | Iris Xeあり |
ディスプレイ | FHD、UHD相当 14型画面比16:10 |
FHD、WQHD相当 13型画面比16:10 |
FHD 13型画面比16:9 |
無線 | WiFi6、4G/5G LTE | WiFi6、4G LTE | WiFi5/6 |
バッテリー | 23.9時間 | 18.9時間 | 10.3時間 |
重量 | 1.399㎏ | 1.2㎏ | 1.43㎏ |
価格 | 20.1万円~ | – | 9.9万円~ |
本機種以外は13型ですが、スペック的に最新機種には似ている点が多いですね。本機種はハイエンドモデルなので高めの価格設定ですが、必要な機能すべてと言っていいほど搭載可能です。あと、おしゃれな外観もポイントが高いですね。
L13 Yogaは安いですが、若干重くバッテリー駆動時間も短めです。この点を気にしないのであれば、コスパは高めです。
X13 Yogaとの比較は、外観とバッテリー駆動時間、そして14型か13型かと言う点ですね。小型ディスプレイでもよければ、検討に値すると思います。
ThinkPad X1 Yoga Gen 6の特徴
みなさん、気付かれました?本機種はThinkPadだけど黒じゃないんですね。「ストームグレー」という灰色(シルバー)なんです。前機種のGen 5も灰色っぽい色でしたね。
また、ベゼル(画面の黒い枠)がかなり細くなっていますね。ベゼルが細いとおしゃれです。
寸法は幅313㎜、奥行き223㎜、そして高さは14.9㎜と小型の13型ノートと同じくらいのサイズで、2 in 1 PCって大きくなりがちなのですが、コンパクトにまとまっています。
大学ノートA4サイズ(297㎜x210㎜)と比べると、幅は+1.6㎝、奥行きは+1.3㎝とほぼ同じサイズです。今お使いのビジネスバックにすっぽり入ると思います。
<閉じた状態>
厚さ(高さ)は14.9㎜と薄く、1円玉(直径20㎜)の2/3サイズです。こんなに薄いのにUSB-Aがあるのもすごいです。
ちなみにこの赤枠は、ディスプレイ上でメモを取ったりイラストを描いたりできる「アクティブペン」の収納箇所になります。これなら失くさないですね。
筐体は丸みを帯びているので。優しい印象を与える機種です。
横から見ても、スリムです。
背面には排気口もあります。
2 in 1 PC
2 in 1 PCとはヒンジ(ディスプレイ)が360度開くもので、タブレットの様にして使えます。
<タブレットモード>
移動中の車内やカフェで使うときは、タブレットモードだと場所を取らないので使いやすいです。
<スタンドモード>
タブレットモードだと光が反射して見にくい時や、ディスプレイをもっと近づけたいときに有効なスタンドモード。
<テントモード>
ベッドやソファに寝転がって使うとき、テントモードだと底面にある排気口を塞がないので、本体が熱くなりにくいです。
オーディオ
<キーボード左右に高音スピーカー>
<底面のウーファー>
キーボードは2Wx2と0.8Wx2の4つ内蔵され、キーボード面に高音スピーカーが2つ、底面に低音スピーカー(ウーファー)が2つあり、オーディオは最大9.1.6chサラウンドのDolby Atmosなので、音質がかなり良くなっています。
また、360度方位のマイクが4つ搭載されており、Dolby Voiceという「バックグラウンドのノイズを排除し、クリアな会話を可能にする音声処理技術」が搭載しているので、Zoomなどでの会議でも音がクリアに相手に伝わります。
MILスペック
本機種は12のMILスペックに準拠した堅牢性があり、衝撃や振動、湿気、砂や粉塵などに対する200以上のテストを行っており、安心して使うことができます。
ThinkPadと言えば、NASAが宇宙ステーションに持って行ったPCとしても有名ですよね。どんな環境でも対応できるんですね。
CPU
CPUは最大で、上位モデルのCore i7-1185G7も搭載可能です。
製造プロセス | コア/スレッド キャッシュ |
グラフィックス | ベースクロック シングルコアターボ時 |
|
Core i7-1185G7 | 10nm SuperFin |
4/8 12MB |
Iris Xe | 3GHz 4.8GHz |
Core i7-1165G7 | 10nm SuperFin |
4/8 12MB |
Iris Xe | 2.8GHz 4.7GHz |
Core i5-1145G7 | 10nm SuperFin |
4/8 8MB |
Iris Xe | 2.6GHz 4.4GHz |
Core i5-1135G7 | 10nm SuperFin |
4/8 8MB |
Iris Xe | 2.4GHz 4.2GHz |
スコアの目安
- 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
- 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 10000~・ゲーミングPCなど専門的な機種に搭載されることが多い
↓グラフをタップすると数値が表示されます↓
[visualizer id=”19441″ lazy=”no” class=””]全てのCPUで、スコア1万超えです。ビジネス用途と言うよりは、すでに専門職向けの超ハイエンドCPUの領域ですね。
こちらはマルチコア性能とシングルコア性能を数値化した、CineBench R20のスコアです。
[visualizer id=”19443″ lazy=”no” class=””]シングルコア性能が特に上がっているので、CADなどのシングルコア性能が重要なソフトも使いやすいですね。
グラフィックス
グラフィックスは最高峰の内蔵グラフィックスである、Iris Xeが搭載です。
趣味で画像編集や動画編集もしやすくなっていて、今まで以上に3Dエフェクトも使いやすくなっています。
[visualizer id=”19445″ lazy=”no” class=””]Iris Xeは内蔵グラフィックス最高の性能なので、ちょっとした動画編集や画像編集も快適にできます。
ディスプレイ
右にスクロールできます↓
解像度 | 光沢 | 液晶 | 輝度 | コントラスト比 | 色域 | その他 |
WQUXGA 3840×2400 |
あり 反射/汚れ防止 |
IPS | 500nit | 1500:1 | DCI-P3 100% | ブルーライトカット カラーキャリブレーション HDR |
WUXGA 1920×1200 |
無し | IPS | 500nit | 1000:1 | sRGB 100% | Privacy Guard ブルーライトカット 省電力 |
WUXGA 1920×1200 |
無し | IPS | 400nit | 1000:1 | sRGB 100% | ブルーライトカット 省電力 |
WUXGA 1920×1200 |
あり 反射/汚れ防止 |
IPS | 400nit | 1000:1 | sRGB 100% | ブルーライトカット 省電力 |
※全てマルチタッチディスプレイ・視野角170度になります。
UHD | ウルトラ・ハイディフィニション、いわゆる4K画質 | |||||
FHD | フル・ハイディフィニション、一般的な画質 | |||||
光沢 | 光沢ありは発色が良い反面、自分や背景が映り込みしやすい。光沢無しは映り込みがしにくい | |||||
IPS液晶 | コントラスト比が高く、視野角も広い | |||||
nit | 明るさを表す単位。通常250~300nit | |||||
DCI-P3 | アメリカの映画製作業界団体が策定した色空間の規格で、映画撮影に使われるカラーフィルムの色域に対応した高色域の規格 | |||||
sRGB | Web用画像編集にも向いているほどの色域 | |||||
HDR | ハイダイナミック・レンジの略で、黒つぶれ、白飛びなどが無く、より本来の色を表現できる。 | |||||
Dolby Vision | Dolby独自の規格。最大輝度を高め、より大きなコントラストに滑らかなグラデーション、そして高い色域を表現できる | |||||
Privacy Guard | 輝度を下げ、視野角を狭くして背後からののぞき見を防止する機能 | |||||
カラーキャリブレーション | カラーキャリブレーションとは通常200~300時間ごとにやる「色を正確に再現するための調整」ですが、工場出荷時の状態に戻せる機能 |
ディスプレイは、縦横比が通常の16:9じゃなく16:10なので縦の比率が高く、より多くの情報が表示されるため作業がしやすくなっています。15.6型並みの表示領域になりますね。
色域はsRGB 100%かDCI-P3 100%とどちらを選んでも高色域で、色鮮やかに描写されます。
<色域図>
また、HPD(Human Presence Detection)は、IRカメラと連携して「画面から顔を背けたら画面にぼかし」が入ったり、背後から誰かがのぞき見をしていたらアラートを出したりする機能があります。
前面カメラはThinkShutterもあるので、使用していない時や離席中は物理シャッターを閉じてプライバシーを守ることができます。
4K UHDディスプレイのみDolby VisionというDolby社のHDR(ハイダイナミックレンジ)規格なので、最大輝度を高め、より大きなコントラストに滑らかなグラデーション、そして高い色域を表現できます。
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する場所で、パソコンの作業台になります。メモリが大きいとより大きなデータが扱え、より速く処理されます。
本機種はLPDDR4x-4266MHzで、オンボード・最大32GB搭載可能です。前モデルはLPDDR3で最大16GBだったので、より大きなデータが快適に処理されますね。
ただし、オンボードなのでメモリの増設はできません。
ストレージ
ストレージはSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)で、最大2TB搭載できます。ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動にも関わる重要なパーツなんですね。
SSD PCIe NVMe | HDD | |
最大データ転送速度 | 16Gbps~32Gbps | 6Gbps |
平均起動時間 | 10秒~15秒 | 30秒~2分(新品の場合) |
温度 | 熱くなりにくい | 熱くなりやすい |
価格 | 高い | 安い |
本機種搭載のストレージは最新規格のM.2 PCIe NVMe、PCIe 4.0で、現在主流のPCIe 3.0より帯域幅が倍になったので、シーケンシャル速度もかなり上がっています。ただし、256GBモデルのみPCIe 3.0になっています。
また、OPALという自己暗号化機能付きで、ハードウェアレベルでデータを暗号化できます。
WiFi6
本機種は次世代通信規格のWiFi6が搭載しており、混雑した回線でも安定した高速通信が可能なので、カフェや社内無線LANを使う場合でも作業がやりやすくなりますね。
WiFi6は旧規格のいわゆるWiFi5よりも、同時により多くのデバイスに電波を飛ばすことができ、最大通信速度もWiFi5より約40%速くなっているので、遅延も少なく、高画質のビデオ会議などにも対応できます。
- WiFi5の最大通信速度・・・6.9Gbps
- WiFi6の最大通信速度・・・9.6Gbps
LTE
LTEはnanoSIMカードを使った通信で、スマホの様に常時インターネットに接続ができ、5GのQualcomm Snapdragon X55 5G Modem-RF Systemと、4GのQuectel EM120R-GL 4G LTE CAT12があります。
・4G回線は下り最大600Mbps/上り150Mbps
・5G回線は下り最大7.5Gbps/上り3Gbps
となります。5Gの方が価格が4万円ほど高いですが、ここまで性能が違うと考えものですね。
対応バンドは以下になります。
大手3社の重要なバンドは以下になり、どちらのLTEもすべて対応しています。
- docomo・・・1,3,19,21
- au・・・1,18
- softbank・・・1,3,8
LTE用なら格安SIMのIIJmio はデータ通信のみプランもあり、安いのでおすすめですよ。
セキュリティ
- パワーオンパスワード・・・電源を入れた時のログインパスワード
- ハードディスクパスワード・・・ハードウェアレベルでストレージにパスワードを設定
- スーパーバイザーパスワード・・・BIOSなどの設定を見たり変更する時のパスワード
- Windows Defender・・・Windows 10に標準搭載されているウイルスから保護するセキュリティ機能
- TPM・・・独立して機能するセキュリティチップで、パスワードなどの情報を格納する
- セキュリティキーホール・・・ワイヤーを設置できる箇所
インターフェイス
右側面には、ペン収納場所、イヤフォン/マイクジャック、nanoSIMスロット(WWANモデルのみ)、USB-A 3.2 Gen 1、セキュリティロックケーブル用スロットがあります。
左側面には、Thunderbolt 4(USB-C端子)が2つ、USB-A 3.2 Gen 1、HDMI 2.0が搭載で、一番左のThunderbolt 4は充電をするときにも使います。
ここ最近ノートパソコンの薄型化が進んできて、Thunderbolt対応ドッキングステーションを買わないといけないな~って思ってたのですが、HDMIもあるしUSB-Aもあるので助かりますね。ただし、イーサネットがないので、有線接続をする場合は拡張コネクタが必要になります。
ちなみに、Thunderbolt 4にはこういった機能・性能があります。
- Power delivery対応、DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き
- 最大データ転送速度40GB/秒が2mのケーブルでも出る(以前は0.8mまで)
- PCIeの転送速度は32GB、ストレージ転送速度は最大3000Mbps
- 4Kディスプレイ2台同時に出力可能
- 8K出力にも対応
- USB4.0規格に準拠
サポート・保証
通常ThinkPadは、1年間引き取り修理保証と標準サポート(電話・チャット・メール・LINE)が付いており、サポートは朝9時から夕方6時までになります。引き取り修理とは、万が一の際にLenovo指定業者が引き取りに来て、リペアセンターに配送、修理後、郵送してくれるサービスで、保証期間内は郵送費などは無料です。
保証とサポートは以下のものにアップグレードできます。
- オンサイト修理保証・・・エンジニアが指定住所に来て現地で修理
- 翌営業日オンサイト修理・・・通常、翌営業日にエンジニアが指定住所に来て修理
- プレミアサポート・・・専任エージェントが24時間365日対応。一般のコールセンターとは別のコールセンターで対応
また、アクシデントダメージプロテクションといった「通常保証ではカバーしない」水濡れや破損にも対応する保証があります。
まとめ
2 in 1 PCなので使い勝手がよく、バッテリー駆動時間は最大15時間、WiFi6にLTEも搭載可能と、フルスペックですね。もっと快適に、どこででも仕事を終わらせたいという忙しいビジネスパーソンは、特に使いやすいと思います。
画面の縦横比が16:10なので、資料作成などの作業がかなりやりやすくなっているし、最低でもsRGB 100%の高色域なので、プライベートで映画を見る時も鮮やかでダイナミックな映像が楽しめますね。
性能・機能自体は文句なしですね。最新のインテル第11世代CPU搭載なので、これ以上は望めませんね。