ThinkCentre Tinyシリーズは筐体が小さく、触れる部分も少ないですが、メモリスロットが2つと、機種によってはSSD最大2枚+HDD 1基が搭載できます。
例えば、ThinkCentre Tinyは70q、80q、90q、そしてCPUがAMDの75qがありますが、数字が大きい90qと80qはSSD Type-2280とType-2242の2種類が搭載でき、70qと75qはSSDが1枚です。(実際は、中を開けるとType-2242のスロットを取り外した跡があります(笑)わざわざ外さなくてもいいのに・・・)
そして、HDDは2.5インチが搭載可能です。
増設方法はいたって簡単なので、失敗することもないと思います。
増設は、以下のPCで全く同じ方法でできます。
Lenovo ThinkCentre M90q Tiny Gen 2、Gen 3
Lenovo ThinkCentre M80q Tiny Gen 2、Gen 3
Lenovo ThinkCentre M70q Tiny Gen 2、Gen 3
Lenovo ThinkCentre M75q Tiny Gen 2(執筆時Gen 3は未発売)
ThinkCentre Tinyシリーズストレージ増設方法
まずはHDDの増設からです。HDDはアマゾンで購入でき、私は東芝やWester Digitalを使います。ちなみにSATA接続なので、SATAと書かれたものを購入した方が良いです。
ThinkCenttreはカスタマイズから「ツールレスオープンシャーシ」が選べ、これは筐体のカバーを閉じているねじに取っ手がついており、指で開けることができるものになります。(ただし、固く閉じてあるので、初回はねじが必要な場合あり)
筆者購入機種は「ツールレスオープンシャーシ」じゃないもので、プラス、もしくはマイナスドライバーが必要です。
ねじを取り外したら、カバーをスライドさせる感じで開けます。
上部がHDD用のブラケットです。
これを取り外して、HDDを載せます。
HDDをブラケットに載せた状態です。
ひっくりかえしたら、こんな感じです。
ここが、接続部分です。
あとは、配線を繋いで、ブラケットを入れなおせば完了です。
最後に、このままでもいいですし、カバーを閉めてからでもいいですが、パソコンを起動して、タスクマネージャーやエクスプローラーなどでHDDが読み込まれているか確認をします。
DドライブにHDDの概要が記載されています。これで完了です。
万が一読み込まれていない場合は、ほとんどの場合はケーブルがちゃんと差さってないので、一度外して、もう一度接続してみてください。もしくは、HDDが壊れているかです。
M80qやM90qを購入時は、今回開けた面と反対側、メモリが入っている側を開けて増設します。
赤枠部分にSSD Type-2242スロットがあるので、ここにSSDを差して、ねじを留めたら完了です。SSD Type-2242もアマゾンで買えますが、あまり種類もないし、有名なブランドもありません。
ThinkCentre Tinyシリーズ メモリ増設方法
メモリ増設は、SSDを増設するときと同じ側(HDDを増設するときと反対側)を開けます。
左側がメモリスロットで、右はSSDです。
購入メモリは、もちろんCrucialで、32GBです。もともと入っているメモリは8GBなので、8GBを買うのが一番ですが、とにかく大きなメモリ容量が必要なので、合計40GBにしようと思います。
ちなみにデスクトップ用じゃなく、ノートパソコン用のSODIMMになります。間違えてデスクトップ用のメモリを買わないように。
メモリは凹凸があるのでこの場所を確認し、しっかりと奥まで差し込み、留め金がカチャッとなるまで押し込みます。
メモリはしっかりと奥まで入れないと、起動しないかもしれないので、しっかりと奥まで入れてください。
これで完了です。同じく、パソコンを起動して、タスクマネージャーなどでメモリが増設されているか確認します。
ちゃんと読み込まれていない場合は、接続が甘いことがほとんどなので、一度取り外して、再度差し込んでみてください。
以上で終了です。
最後に
ThinkCente Tinyシリーズは触れるところが少ないので、間違えることもないと思うし、失敗することもないと思います。
筆者はLenovoの周辺機器も買いまくってレビューをしているので、モニターやマウスなど購入をお考えの場合は、こちらも併せてどうぞ。