Lenovo ThinkBook 14s Yogaのレビュー・高性能高品質2 in 1ビジネスPC

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インテル第11世代CPU搭載モデルのThinkBook 14s Yogaは、ThinkBook初の2 in 1 PCで、おしゃれで高性能です。

もともとThinkBookは、おしゃれなIdeaPadとビジネスノートのThinkBookのハイブリット的なスペックや外観をしていたのですが、それにYogaの機能が合わさった三位一体の機種なので、多くの人に合うと思います。

今までIdeapadしか使ってこなかったけど、「一つ上の性能があるおしゃれな機種」が欲しいという人にはもってこいの機種です。

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Lenovo ThinkBook 14s Yogaのレビュー

Lenovo ThinkBook 14s Yoga 外観

CPU Intel core i7-1165G7
Intel core i5-1135G7
メモリ 最大24GB
ストレージ SSD 最大1TB
グラフィックス Iris Xe
ディスプレイ 14型 FHD IPS 光沢あり sRGB 100% マルチタッチ Dolby Vision
OS Windows 10 Home、Windows 10 Pro
無線 WiFi6、Bluetooth
生体認証 指紋センサー
セキュリティ TPM、パワーオン パスワード、ハードディスク パスワード、アドミニストレーター パスワード、ユーザー パスワード、セキュリティ キーホール、ThinkShutter
Microsoft Office 搭載モデル可能
寸法 320x216x16.9㎜
重さ 1.5㎏~
バッテリー 10.1時間
付属 スマートペン
保証 1年間
価格 9.5万円~

最新第11世代のIntel CPUは性能がかなり高く、ビジネスにも、画像や動画編集もしやすい性能になっています。

と言うのも、内蔵グラフィックスのIris Xeは外付けグラフィックボードのNVIDIA GeForce GTX 660並みの性能なんです。

こちらはRyzen 7 4800UとCore i7-1185G7の比較ですが、インテル第11世代CPUはエクセルも1.3倍速く、フォトショップは1.4倍、動画編集のAdobe Premiere proは2.7倍速く動くそうです(本機種搭載CPUはCore i7-1165G7です)。

Intel第11世代CPUのスペック

メモリは最大24GBと画像編集や動画編集も快適に出来るほど大容量なので、サクサク動くし、メモリ不足になることはないと思います。

ディスプレイは、Web用画像編集にも向いているほどの色域があるsRGB100%なので、鮮やかな色が描写され、Dolby Visonなので動画を見るときもより鮮明で迫力のある映像が見れます。

無線は当然WiFi6に対応しているので、より安全な高速回線でインターネットが使えるし、Thunderbolt 4にも対応しているので、データ移動もより快適にできるし、8Kディスプレイも使えたりします。

バッテリーは約10時間なので外出が多い人でも安心だし、1時間の充電で80%まで充電できるので、サクッと充電して外出できます。

全体的にきれいにまとまった構成で、良い性能を兼ねそろえています。

公式ページ

ライバル機種

本機種と似たような最新機種との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホの方は表を右にスクロールできます)

本機種 ThinkBook 14 Gen 2 ThinkBook 14 Gen 2 AMD
CPU Core i5-1135G7
Core i7-1165G7
Core i3-1115G4
Core i5-1135G7
Core i7-1165G7
Ryzen 3 4300U
Ryzen 5 4500U/4600U
Ryzen 7 4700U/4800U
メモリ 24GB 24GB 24GB
ストレージ SSD 1TB SSD 1TB+HDD 2TB SSD 1TB+HDD 2TB
グラフィックス Iris Xe Iris Xe Radeonグラフィックス
ディスプレイ FHD sRGB 100% FHD sRGB 100% FHD sRGB 100%
無線 WiFi6 WiFi6 WiFi6
バッテリー 10.1時間 8時間 10時間
重量 1.5㎏ 1.4㎏ 1.4㎏
価格 9.5万円~(Core i5) 7.5万円~(Core i5) 7万円~(Ryzen 5)

本機種のみが2 in 1 PCになり、14s Yogaと言う名前の通りSlim(スリム)で小さな筐体なのですが、一番重く、価格も高いです。2 in 1 PCは使い勝手が高い分、価格も高くなります。

その他のモデルとは基本的に同じ性能ですが、他の機種は筐体が大きい分、ストレージもデュアルストレージが可能になっています。

価格だけで選ぶならAMDモデルが一番安く、グラフィック性能を考えるとインテルモデル、グラフィック性能と2 in 1 PCを選ぶなら本機種が一番良いですね。

メリット・デメリット

メリット

・小型でカバンに入れて持ち運びしやすい
・2 in 1 PCなので使い勝手が高い
・Thunderbolt 4搭載
・WiFi6対応

デメリット

・14型にしては若干重い
・2 in 1 PCなので価格が高め

Lenovo ThinkBook 14s Yogaの特徴

Lenovo ThinkBook 14s Yogaの外観 正面から<デスクトップモード> Lenovo ThinkBook 14s Yoga テントモード<テントモード>

最大の特徴は、これですね。2 in 1 PCです。ヒンジが360度回転するので、車内などではタブレットとして使ったり、ソファやベッドに寝転んで使うときは底面の吸気口をふさがないようにテントモードで使ったり、がっつり使うときは通常のデスクトップモードでと、時と場合に合わせて形状を変えることができます。

Lenovo ThinkBook 14s Yogaの側面

また、側面には付属のペンを収納できる箇所があるので、アクティブペンを失くすこともありません。

Lenovo ThinkBook 14s Yogaのディスプレイ

もう一つの特徴として、ベゼル(画面の黒い枠)が細いことです。画面と本体の比率が86%と高く、ビジネスノートとしては最高クラスだと思います。

Lenovo ThinkBook 14s Yogaの外観 左斜め前から

寸法は幅320㎜、奥行き216㎜、厚さが16.9㎜とかなりコンパクトにまとまっています。一般的に2 in 1 PCはマルチタッチディスプレイなので若干大きく、重くなるのですが、その他の機種と比べるとどれだけコンパクトか分かりやすいと思います。

奥行き 厚さ 重さ
本機種 320㎜ 216㎜ 16.9㎜ 1.5㎏
ThinkBook 14 Gen 2 323㎜(+3㎜) 218㎜(+2㎜) 17.9㎜(+1㎜) 1.4㎏
ThinkBook 14 326㎜(+6㎜) 229㎜(+13㎜) 17.9㎜(+1㎜) 1.5㎏
HP 340S 324㎜(+4㎜) 225㎜(+9㎜) 17.9㎜(+1㎜) 1.4㎏

かなりコンパクトです。

Lenovo ThinkBook 14s Yogaの外観 閉じた状態

筐体の素材は全てメタルなので、頑丈だし、高級感があります。メタル素材で1.5㎏と言うのは、すごく軽い方ですね。

排気口は背面にあり、外に出ているのでエアフローもよく、システム温度も上昇しにくいです。

Lenovo ThinkBook 14s Yoga 底面

吸気口は、底面に大きく取られています。また、スピーカーは両サイドの側面にあり、ベース音も比較的よく聞こえるし、全体的に音がクリアに聞こえます。

Lenovo ThinkBook 14s Yoga キーボード

ThinkBookのキーボードは若干ですがIdeaPadよりタイピングがしやすく、キーストロークが深いですね。

また、Fキー列にはビデオ電話の受信/終了ボタンがあるので、ビデオ会議が多い人は使いやすいです。

Lenovo ThinkBook 14s Yoga

電源ボタンは側面にあり、指紋センサーは電源ボタンに内蔵されているので、電源ボタンを1度押すだけで起動とログインが出来ます。モダンスタンバイと言う機能があるのでパソコンの起動も速く、ネットにも一瞬で繋がります。ストレスフリーです。

Lenovo ThinkBook 14s Yogaの外観 正面

マイクはデュアルアレイマイクと言って、2つのマイクを配置しているのでよりクリアに声が相手に伝わります。

CPU

Intel第11世代CPU

CPUは最新のインテル第11世代CPUです。超ハイスペックです。

横にスクロールできます↓

コード名
Tiger Lake
製造プロセス コア/スレッド
キャッシュ
グラフィックス ベースクロック
ターボ時
TDP
Core i7-1165G7 10nm
SuperFin
4/8
12MB
Iris Xe 2.8GHz
4.7GHz
12~28W
Core i5-1135G7 10nm
SuperFin
4/8
8MB
Iris Xe 2.4GHz
4.2GHz
12~28W

第11世代CPUから各メーカーが独自にTDP(熱設計電力)を設定できるため、同じCPUを搭載したパソコンでも性能が違うことがあります。

スコアの目安

  • 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
  • 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 10000~・ゲーミングPCなど専門的な機種に搭載されることが多い

(グラフをタップすると数値が表示されます)

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Core i7は1万2402で、ゲーミングPCや動画編集をするクリエイターPCに使用されるCore i7-10750Hとほぼ同じスコアです。この性能はかなり高いです。CPUの性能が足りないなんて言う場面は、ほとんどないと思います。

Core i5はスコア8357とこちらも性能が高く、Core i7-10510Uよりも15%ほど高い性能です。

また、Core i5もi7も4コア8スレッドなので、同時に色々なことができます。

コアとスレッド数の解説図<アプリの数は例です>

コアとスレッドが大きいと「同時に処理できるデータ量が上がる」ので、ヘビーに使う人でも快適です。

Iris Xe ベンチマークスコア

Iris Xeは内蔵グラフィックスでは最高の性能で、昨年リリースされて大反響を呼んだ高性能のIris Plusの2倍近い性能があります。

もう、ここまで来ると「クリエイター向けPC」と呼んでもいいくらいの性能がありますね。

まずは3Dグラフィックスの性能を計る、Fire Strike Graphicsの性能です。3Dゲームや動画編集をする場合の目安にできます。

(グラフをタップすると数値が表示されます)

[visualizer id=”15315″ lazy=”no” class=””]

内蔵グラフィックスなのに、NVIDIA GeForceのグラフィックボード並みの性能がありますね。 動画編集や画像編集も、今までにないくらい快適にできます。

次はCinebench R20です。レンダリングを行ってスコアを出すテストで、数値が高い方がレンダリング時間も短くなります。上2つが本機種搭載CPUです。

[visualizer id=”15320″ lazy=”no” class=””]

シングルコアは25%ほど、マルチコアは40%ほど、今までの同等クラスのCPUより高い性能です。

ディスプレイ

Lenovo ThinkBook 14s Yogaの外観 正面から

横にスクロールできます↓

光沢 液晶 NTSC マルチタッチ 輝度
FHD Dolby Vision あり IPS sRGB100% 300nit
FHD フル・ハイディフィニション、解像度1920x1080
IPS 視野角が広く、コントラスト比も比較的高く、自然な色合いが描写できる
光沢あり タブレットやスマホと同じ仕様。明るく色鮮やか
コントラスト 最少輝度(黒色)と最大輝度(白色)の差。差が大きいとより鮮やかで、力強い描写が可能
sRGB100% Web用画像編集にも向いているほど高色域
Dolby Vision Dolby独自の規格。最大輝度を高め、より大きなコントラストに滑らかなグラデーション、そして高い色域を表現できる
nit 輝度(明るさ)を表す単位で、250くらいが標準的

sRGB 100%にDolby Visionなので、かなり高品質のディスプレイです。先ほども少し言いましたが、完全に「クリエイター向け」のスペックです。

また、本機種はThinkShutterという前面カメラの物理カバーがあるので、カメラを使用しないときには閉じることが出来ます。

メモリ

メモリはDDR4-25600(3200MHz)で、オンボード+スロット1つになり、最大で24GBまで搭載できます。

動作周波数(MHz)が高いとデータ処理速度が速くなるのですが、このDDR4-3200MHzは市販されるパソコンに搭載される処理速度では最高です。

2019年にリリースされたパソコンでも2666MHzや2400MHzなので、かなり体感速度が違います。

公式ページ

ストレージ

SSD(PCIe) SSD(SATA) HDD
最大データ転送速度 最大32Gbps 最大6Gbps 最大6Gbps(SATAの場合)
平均起動時間 10秒~15秒 15秒前後 30秒~2分(新品の場合)
温度 熱くなりにくい 熱くなりにくい 熱くなりやすい
価格 高い 中価格 安い

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

本機種にはSSDの中でもデータ転送速度が速いPCIe 3.0×4が搭載で、パソコンの起動も速く、Thunderbolt 4もあるのでデータ移動は爆速です!

無線LAN

次世代通信規格のWiFi6に対応しており、通信速度の理論値は9.6Gbpsと高速です。今までの規格は最大6.9GB/秒だったので、30%以上性能が高くなっています。

WiFi6は込み合った回線(カフェなどの多くの人が使うWiFi)でも安定した通信が可能なので、どこで使っても安定・高速回線です。(契約回線が対応している必要があります)

セキュリティ

  • Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティ機能で、マルウェアなどのウイルスからパソコンを守ってくれます。
  • TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納できる
  • ハードディスクパスワード・・・ハードウェアレベルでパスワードを設定できるので、パソコン内部のデータが盗み見られる可能性がかなり減ります
  • セキュリティキーホール・・・パソコンが持ち出されないようにロックするワイヤーなどを設置する個所

インターフェイス

Lenovo ThinkBook 14s Yogaのインターフェイス

  1. USB Type-C 3.1 Gen2
  2. USB Type-C 3.1 (Thunderbolt4 対応)
  3. HDMI
  4. USB 3.0 Gen1
  5. USB 3.0 Genマイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
  6. ペンスロット
  7. 電源ボタン(指紋センサー内蔵)
  8. Micro SDカードスロット
  9. USB 3.0 Gen1
  10. セキュリティキースロット

インターフェイスは豊富ですね。多くのUSBにHDMIもあるし、何といってもThunderbolt 4にも対応しているのでまず困ることはないと思います。イーサネット(有線LANポート)がないので、必要な人はThunderbolt対応ドッキングステーションなどで使えます。

Thunderbolt4とは最新の規格で、外付けドライブからのデータ移動も速いし、4K画質の外部ディスプレイ2枚にも接続できます。

  • Thunderbolt 4は最大データ転送速度が40Gbps、2mでも40Gbps(今までは0.8mケーブル使用時のみ)
  • PCIeの転送速度はThunderbolt 3の16GBから32Gbpsになり、ストレージ転送速度は最大3.000Mbps!
  • 今までは4Kディスプレイに出力できるのが1台でしたが、2台までになり、8K出力にも対応

まとめ

2 in 1 PCでこのスペック、この機能がついているので、ビジネス用途にはかなり十分だし、プライベートで画像編集や動画編集をするという人にも合いますね。

また、ディスプレイの質がかなり高いのでYoutubeやNetflixを見てもより楽しめるし、付属のペンで会議のメモ取りやイラストを描いたりもできます。

持ち運びもしやすく、それでいて画面も大きいので場所を選ばずに使えますね。

公式ページ

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