ついに画面アスペクト比が16:10になったThinkbookで、持ち運びに便利な14インチモデルです。
CPUなどのスペックはビジネス用途に十分なものになっており、メモリが最大64GBと大容量なので、重たいアプリを使う人にも向いています。
アルミニウム筐体でMILスペックに準拠、そしてセキュリティはThinkPadと同じThinkShieldになります。
これだけのスペックで、7万円だからと低価格ですね。当サイトの評価は、このようになりました。
スペック | [usr 4.2] |
---|---|
コスパ | [usr 4.6] |
総合評価 | [usr 4.3] |
Contents
ThinkBook 14 Gen 6(AMD)のスペック
CPU | Ryzen 3 7330U Ryzen 5 7530U Ryzen 7 7730U |
---|---|
メモリ | 最大64GB |
ストレージ | SSD 最大1TB(M.2スロットは2つあり) |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
ディスプレイ(14型) | WUXGA/2.2K IPS 光沢なし タッチあり |
OS | Windows 11 Home / Pro |
通信 | Wi-Fi 6/6E、ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー |
WEBカメラ | FHD 1080p、IRカメラ |
寸法(幅×奥行×高さ) | 313.5 × 224 × 16.9mm |
重さ | 約1.39㎏ |
バッテリー | 最大15時間 |
標準保証 | 1年間 |
セキュリティ | ThinkShield |
価格 | 7.4万円~ |
<性能評価>
パソコンの頭脳であるCPUは最新のRyzen 7000シリーズですが、下2桁が30Uの下位モデルになります。CPU性能は高いですが、メモリはDDR4に対応し(DDR5には非対応)、SSDはPCIe 3.0×4までに対応(PCIe 4.0非対応)です。新しいスペックに対応していません。
そのメモリはDDR4-3200MHzですが、最大64GBと大容量です!2023年のほとんどのThinkPadシリーズよりも、大容量です。
ストレージは最新のPCIe 4.0が搭載ですが、PCIe 3.0×4の速度です。それでも十分な速度があり、最大1TBと大きめです。スロットがもう1つあるので、増設も可能です。
ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長く、14インチでも一般的な15.6インチディスプレイ並の情報量があります。
WUXGAと2.2Kの2種類があり、IPS液晶、光沢なしです。2.2KはsRGB 100%と色域も広く、画像編集などをするクリエイターにも向いています。
その他のスペックはWindows 11 ProかHomeがあり、無線はWi-Fi 6Eに対応、そしてRJ45もあります。仕様書にはWi-Fi 6かWi-Fi 6Eと記載されていますが、執筆時現在のすべてのモデルはWi-Fi 6Eとなっています。
電源に統合された指紋センサーがあり、Webカメラは高画質のFHD 1080p、そしてバッテリー駆動時間は最大15時間となっています。
重量は最軽量モデルが1.39㎏と軽く、持ち運びが便利な機種になっています。
メモリはかなり大きいですが全体的にバランスの取れたスペックで、ThinkPadなどに採用されている包括的なセキュリティシステムのThinkShieldに守られており、安心してビジネスを遂行できる機種です。
2023年のトレンドと比較
2023年のノートパソコンのトレンドをまとめたので、本機がどのくらい満たしているか比較してみます。(〇/標準搭載、△/モデルによってはあり、×/なし)
Ryzen 7000 | DDR5 | PCIe 4.0 | アスペクト比16:10 |
〇 | × | × | 〇 |
Wi-Fi 6E | sRGB 100%以上 | 輝度300nit以上 | 1080P Webカメラ |
〇 | △ | 〇 | 〇 |
USB4 | 生体認証 | バッテリー14時間以上 | |
× | 〇 | 〇 |
プロセッサーが対応していないのでDDR5やPCIe 4.0、そしてUSB4はありません。
16インチモデルとの比較
本機には16インチのThinkBook 16 Gen 6 AMDがあり、ほぼ同じスペックですが若干違いがあります。
16インチモデルは顔認証あり、2.5Kディスプレイあり、テンキーありになり、本機にはこれらはありません。
ただし、本機は2.5Kがない代わりに2.2Kディスプレイがあり、タッチパネルもあり、底面カバーはアルミニウムになります(16インチの底面カバーは樹脂素材)。
基本的にほぼすべて同じなので、持ち運びが多い人は14インチ、据え置き用として使うことが多い人は16インチがおすすめです。
ThinkBook 14 Gen 6 AMDの特徴
ベゼル(画面の黒い枠)が細く、スタイリッシュですね。ThinkBookは昔からおしゃれで、使う人を選ばない機種だと思います。
寸法は
・幅 313.5㎜
・奥行 224 ㎜
・高さ 16.9㎜
で、ThinkBook 14 Gen 5(323 × 218 × 17.9㎜)よりも、かなり小さくなっています。幅は約10㎜、高さは1㎜、そして奥行は画面アスペクト比が16:10と縦に長くなったのに、6㎜大きくなっただけです。
すごいですね。以前もスリムでコンパクトでしたが、限界突破した感じです。
重さはRyzen 7モデルが1.39㎏で、Ryzen 3と5モデルは1.47㎏となっています。標準的な14インチは1.4㎏なので、1.47㎏は14インチにしてはちょっと重たい方です。
アルミニウムの天板に、おしゃれなツートンカラーで、表面には陽極酸化サンドブラスト加工がされています。つやがあり滑りにくい表面です。
そしてMIL規格と言う12項目の米軍の物資調達規格に準拠しており、落下テストや気温・気圧の変化テスト、ディスプレイ部の耐久性など様々なテストもクリアしており、堅牢性がある機種です。
同じくアルミニウム素材の底面には大きな通気孔があり、フレッシュエアーをがっつり吸い込んでくれそうです。
ディスプレイは180度開くことができるので、画面共有をするときに楽です。
Webカメラ周り
仕様書にはHD 720pカメラも記載されていますが、執筆時現在全モデルにFHD 1080p WEBカメラが搭載しています。
FHDは約207万画素、一般的なノートパソコンに搭載されるHD 720pは約92万画素で倍近く差があります。細かな部分もきれいに映し出されるので、Web会議はもちろん、オンラインレッスンの講師などにも向いています。
また、プライバシーシャッターもあるので、カメラを使用していないときや、会議の離席中などに閉じておくとプライバシーが守られます。
ドルビーオーディオの2Wスピーカーが2つ搭載し、スマートノイズキャンセリング機能が付いたマイクが2つ搭載です。
キーボード
<出荷されるのは日本語キーです>
キーボードはフルサイズ86キーで、バックライト付きになります。カーソルが下にちょっと出っ張っているので、大きめのサイズになっています。
キーは前世代よりも大きく、そして若干湾曲しており、ThinkPadの様に中心をたたきやすいと思います。
タッチパッドは約120㎜×75㎜と大きく、操作性も高いです。ちなみに16インチモデルと同じ大きさです。
CPU
Ryzen 7 7730U | Ryzen 5 7530U | Ryzen 3 7330U | |
製造プロセス | 7nm | ||
アーキテクチャ | Zen 3 | ||
コア/スレッド | 8/16 | 6/12 | 4/8 |
L3キャッシュ | 16MB | 8MB | |
ベースクロック | 2.0Hz | 2.3GHz | |
ブーストクロック | 4.5GHz | 4.3GHz | |
GPUコア | 8 | 7 | 6 |
TDP | 15W |
アーキテクチャはRyzen 5000シリーズと同じZen 3になり、TDPは省電力の15Wです。プロセッサーの最大発熱温度が95°と低いので、安定して高負荷なこともしやすいと思います。
性能は高いのですが、最新規格のメモリやストレージ、そしてUSB4にも対応していません。新しいCPUですが、ほぼ旧モデルの技術を移植しただけになります。
その他のCPUとの比較です。(スコアは各ベンチマーク社が公表している平均値です)
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 15000~・ハイエンドPCに搭載される
- 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i5-1340P | |
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Ryzen 7 7730U | |
Core i7-1260P | |
Core i5-1240P | |
Ryzen 7 5700U | |
Ryzen 5 7530U | |
Ryzen 5 5500U | |
Core i7-1255U | |
Ryzen 3 7330U | |
Core i7-1165G7 |
Cinebench R23のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。
マルチコア性能
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 7 7840HS | |
---|---|
Ryzen 9 PRO 6950H | |
Ryzen 7 6800H | |
Core i7-1360P | |
Ryzen 5 7535U | |
Ryzen 7 7735U | |
Ryzen 7 7730U | |
Core i5-1335U | |
Ryzen 5 7520U | |
Athlon Silver 7120U |
シングルコア性能
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 7 7840HS | |
---|---|
Core i7-1360P | |
Core i5-1335U | |
Ryzen 9 PRO 6950H | |
Ryzen 7 7735U | |
Ryzen 7 6800H | |
Ryzen 5 7535U | |
Ryzen 7 7730U | |
Ryzen 5 7520U | |
Athlon Silver 7120U/ |
マルチコア性能は高く、シングルコア性能は若干低いですが、ビジネス用途でも普通に使えるほどです。
グラフィックス
グラフィック性能が高いと、Officeを使った作業や複数画面での作業などがしやすくなります。Ryzen 7は2400台と、性能が高いわけじゃないですが悪くないスコアです。
3D Graphics Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 7 PRO 6850U | |
---|---|
Ryzen 7 7735U | |
Ryzen 5 7535U | |
Ryzen 5 PRO 6650U | |
Core i9-13900H | |
Core i7-1260P | |
Core i7-1360P | |
Core i7-1355U | |
Core i5-1340P | |
Ryzen 7 7730U | |
Core i5-1240P | |
Core i5-1235U | |
Core i3-1215U | |
Ryzen 7 5700U | |
Athlon Silver 7120U |
ディスプレイ
解像度 | 光沢 | 液晶 | 輝度 |
14型 2.2 WUXGA |
なし | IPS | 300nit |
コントラスト比 | 色域 | 視野角 | その他 |
1200:1 1000:1 |
sRGB 100% NTSC 45% |
178° | ブルーライトカット、タッチパネルあり |
14インチで画面アスペクト比が16:10と縦に長く、15.6インチに近い情報量があります。
一般的なアスペクト比の16:9の14インチ(画像左)よりも、表示領域はかなり大きくなっていますね。
解像度はWUXGA(1920×1200ドット)か2.2K(2240×1400ドット)になり、2.2Kはより高精細で色域もsRGB 100%と広く、クリエイターにも向いたディスプレイです。両モデルとも視野角は広く、コントラスト比も高いので、くっきりとした描写で表示されます。
左がsRGB 100%で右がNTSC 45%です。全然色が違いますね。
輝度は300ニトで、こちらは輝度の目安です。ディスプレイの品質にもよるので、あくまでも目安として紹介しています。
220ニト | 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える |
---|---|
250ニト | 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える |
300ニト | 屋外の日陰でも見える |
400ニト | 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとちょっとくらい |
500ニト | 屋外向け |
600ニト | 画面に直射日光が当たっても比較的見える |
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
メモリはDDR4-3200MHzと旧モデルですが、最大64GBと大きく、メモリが必要なことをする人や、カスタマイザーにうれしい容量です。
ただし、詳しく販売されているモデルを見ていくと、8GBモデルも16GBモデルもメモリが1枚しか搭載されていません。これはシングルチャンネルメモリと言い、デュアルチャンネルメモリ(メモリ2枚組)に比べ遅く、グラフィック性能が大きく下がります。自分で増設しない人は、カスタマイズモデルからメモリ2枚組にすることをお勧めします。
<16GBに搭載のメモリ例>
ただし、カスタマイズモデル以外は詳しく調べることができないので、メモリが1枚であるかどうかは確認できていません。(おそらく1枚ですが)
ストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
搭載SSDはPCIe 4.0ですが、CPUが対応していないのでPCIe 3.0×4での速度になります。それでも全然速いです。
また、M.2スロットがもう一つあり、SSD(Type 2280は最大2TB、Type 2242は最大1TB)の増設が可能です。
こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。
シーケンシャル速度
オレンジ色・・・リード 青・・・ライト
PCIe 4.0×4 | |
---|---|
PCIe 3.0×4 | |
HDD |
セキュリティ
ThinkBookは、全方位から備えるサイバーセキュリティのThinkShieldによって守られており、堅牢性が高い機種になっています。
一般的なノートパソコンよりは強固ですが、セキュリティソフトをお考えの場合は「Lenovoパソコンにおすすめのセキュリティソフト」も併せて読んでみてください。
Wi-Fi 6Eに対応
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
次世代通信規格のWi-Fi 6Eに対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができるのですが、執筆時現在の日本では6GHz帯はまだないので使えません。最大で5GHz帯になります。
LTE
LTEなどのWWANはないので、外出先でもいつでも接続するにはスマホのテザリングでできます。
格安SIMなら大手のIIJmioか、楽天最強プランがおすすめです。筆者はIIJmioでドコモ回線20GB/月 約2000円と、楽天最強プランを契約していますが、月に20GB以上使うのであれば楽天がお得です。
バッテリー駆動時間
バッテリーは3セル・45Whrで、最大バッテリー駆動時間は15時間と長めです。半日ほどの作業であれば、充電アダプタなしでも十分使えますね。
インターフェイス
インターフェイスは困らない程度にあり、一眼カメラなどを使う人にはうれしい、4 in 1メディアカードリーダーもあります。すべてのUSB Type-Cのデータ転送速度は10Gbpsで映像出力機能付き、USB-Aは5Gbpsになります。
左からUSB 3.2 Gen 2 Type-C(充電兼用)、USB 3.2 Gen 1、HDMI、USB 3.2 Gen 2 Type-C、そしてマイク/ヘッドフォンジャックになります。
右側面は4 in 1 メディアカードリーダー、USB 3.2 Gen 1、RJ45、セキュリティキーホールになります。
サポート・保証
標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長5年まで延長できます。また、プレミアサポートと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)
また、保証は引き取り修理とオンサイト修理、翌営業日オンサイト修理の3種類があります。
- 引き取り修理・・・家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。
- オンサイト修理・・・事務所や自宅にエンジニアが来て修理
- 翌営業日オンサイト修理・・・翌営業日(土日祝日以外)にエンジニアが来て修理
ライバル機種
ThinkPad E14 Gen 5 AMD
下位モデルのRyzen 7000シリーズ搭載ですが、CPU性能は高く、メモリやストレージの容量も十分です。画面アスペクト比が16:10になり、14インチでも15.6インチ並みの情報が表示可能です。Wi-Fi 6Eにも対応し、Webカメラは高画質FHD、指紋センサーや顔認証も搭載可能です。
CPU | Ryzen 3 7330U Ryzen 5 7530U Ryzen 7 7730U |
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メモリ | 最大24GB |
ストレージ | 最大SSD ×2 |
ディスプレイ(14型) | WUXGA/2.2K IPS 光沢なし、タッチあり |
通信 | Wi-Fi 6/6E、1ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証あり |
重さ | 約1.41㎏~ |
バッテリー | 最大約20.9時間 |
価格 | 7.9万円~ |
ThinkPad E14 Gen 5 Intel
過去の欠点をすべて解消し、上位モデルに近づいた最新機種です。画面アスペクト比が16:10と縦に長く、1.41㎏と標準的な重さ、そしてイーサネットもThunderbolt 4も搭載と、外出用でも据え置き用でも使いやすい機種です。このスペックで8.1万円からと安いです
CPU | Core i3-1315U Core i5-1335U Core i7-1355U Core i5-1340P Core i7-1360P |
---|---|
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | 最大SSD ×2 |
ディスプレイ(14型) | WUXGA IPS 光沢なし、タッチあり |
通信 | Wi-Fi 6/6E、1ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証あり |
WEBカメラ | FHD 1080p、FHD+IR |
重さ | 約1.41㎏~ |
バッテリー | 最大約15.4時間 |
価格 | 8.1万円~ |
まとめ
良い点
・最大メモリ容量が64GBと大きい
・画面比が16:10で、14インチでも15.6インチに近い情報量が表示される
・ディスプレイに2.2K sRGB 100%あり
・WEBカメラが高解像度
・生体認証あり
・バッテリー駆動時間が最大15時間と長め
・セキュリティにThinkShieldあり
・キートップがThinkPadの様に湾曲している
残念な点
・モデルによってはメモリが1枚しかなく、シングルチャンネルメモリで動作する
・Ryzen 3と5モデルは若干重たい
総合評価
高級感のあるアルミニウム筐体で、おしゃれな外観、そしてなんと言っても最大の特徴はメモリが64GBも搭載できる点です。筆者はグラボが必要ない程度の画像・動画編集をしており、大きなメモリが必要なのですが、私のような使い方をする人には特に向いています。
また、仮に今現在大きなメモリが必要なくても、3-4年後には8GBメモリじゃ不満が出てくると思うので、その際、買い替える必要なく、自分でメモリを増設できるのはポイントが高いですね。
ストレージも同じで、販売モデルはすべてSSDが1枚搭載ですが、後々増設も可能です。
本機はハイエンドモデルとはいませんが、スペック的には十分で、ビジネス用途でも困ることはないと思います。
Ryzen 3と5モデルが1.47㎏と若干重たいですが、持ち運びに不便と言うわけじゃありません。ただし、より軽い方が良い場合はRyzen 7モデルがおすすめです。