デスクトップ並みの性能があるAMD Ryzen 4000シリーズのプロセッサー搭載モデルで、メモリもストレージも性能が高いものが搭載されています。
一番性能が低いRyzen 3 4300UでもIntel core i7-10510Uより性能が高く、普段使い用はもちろん、ビジネス用途でもがっつりと使え、サクサク動きます。
Lenovoのビジネスノートと言えばThinkPadですが、見た目がビジネスノート過ぎて敬遠している人には、特におすすめの機種です!
Contents
Lenovo ThinkBook 14 Gen 2 AMDのレビュー
CPU | Ryzen 3 4300U Ryzen 5 4500U/4600U Ryzen 7 4700U/4800U |
---|---|
メモリ | 最大24GB |
ストレージ | SSD x2 SSD+HDD |
グラフィックス | CPU内蔵 Radeonグラフィックス |
ディスプレイ | 14型 FHD IPS 光沢なし sRGB100% |
無線 | WiFi5/6、Bluetooth v5.0 |
有線 | イーサネット(RJ45) |
生体認証 | 指紋センサー |
セキュリティ | TPM、パワーオン パスワード、ハードディスク パスワード、アドミニストレーター パスワード、ユーザー パスワード、セキュリティ キーホール |
Microsoft Office | 搭載モデル有 |
寸法 | 323x218x17.9㎜ |
重さ | 1.4㎏ |
バッテリー | 最大10時間 |
保証 | 1年間 |
価格 | 6.1万円~ |
Ryzen 4000シリーズ搭載モデルは在庫が無いものが多く、人気が凄くありますよね。インテルより安い価格設定で高い性能を出しているので、それも頷けます。
特にRyzen 5と7に関して言えば、「これってデスクトップのプロセッサーじゃないの?」と言うくらい性能が高く、PassmarkスコアはRyzen5 4500Uは11559、Ryzen 7 4700Uは14402とかなり性能が高いです。
メモリも動作周波数が最高クラスの3200MHzで、最大24GB!ストレージも高速データ転送速度のM.2 PCle-NVMe PCIe 3.0×4と、ハイエンドパーツが使用されています。
また、サイズもコンパクトに仕上がっているし、重さもたったの1.4㎏なので持ち運びが多い学生やビジネスマンにおすすめの機種になっています。
Windows 11アップグレード対象機種
ここ最近(2021年6月以降)世間を騒がせているWindows 11ですが、8月30日に本機をMicrosoft公式サイトで調べてみたら、当然アップグレード対象機種でした。
システムの最小要件は以下になります。
- 1GHz以上で動作する複数コアを搭載した64bitCPU
- メモリ4GB以上
- ストレージ64GB以上
- DirectX 12サポート
- 9インチ以上720p以上の解像度
- Microsoftアカウント
- ネット接続
- UEFIによるセキュアブートをサポート
- TPM 2.0
旧モデルと比較
本機種はThinkBook 14 Gen 2 AMDとなっていますが、AMD搭載のGen 1は無いので旧モデルはありません。
ライバル機種
本機種と似たような最新機種との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホの方は表を右にスクロールできます)
本機種 | ThinkBook 14 Gen 2 Intel | ThinkPad E14 Gen 2 | |
CPU | Ryzen 3 4300U Ryzen 5 4500U/4600U Ryzen 7 4700U/4800U |
Core i3-1115G4 Core i5-1135G7 Core i7-1165G7 |
Ryzen 3 4300U Ryzen 5 4500U Ryzen 7 4700U |
メモリ | 24GB | 24GB | 24GB |
ストレージ | SSD 1TB+HDD 2TB | SSD 1TB+HDD 2TB | SSD 1.5TB |
グラフィックス | Radeon グラフィックス | Iris Xe(Core i5以上) | Radeon グラフィックス |
ディスプレイ | FHD IPS sRGB 100% | FHD IPS sRGB 100% | HD、FHD |
無線 | WiFi6 | WiFi6 | WiFi6 |
バッテリー | 10時間 | 8時間 | 14.8時間 |
重量 | 1.4㎏ | 1.4㎏ | 1.59㎏ |
Thunderbolt 4 | なし | あり | なし |
価格 | 6.1万円~ | 5.9万円~ | 6.4万円~ |
CPUUの性能はRyzen搭載の2機種が高く、バッテリー駆動時間もインテルに比べ長くなっています。
ほぼ同価格帯ですが、タイピングがしやすいキーボードが欲しい人・持ち運びが多い人はThinkPadが合うと思います。簡単な画像編集もやるという人は、ThinkBook 14 Gen 2 Intelが使いやすいです。
普段使い用途であれば、本機種はトータル性能であるマルチコア性能が高いので使い勝手が高く、おしゃれな筐体です。
メリット・デメリット
メリット
・高性能Ryzen 4000シリーズ搭載
・最大3TBのストレージが可能
・比較的小さい筐体
・性能が高いビジネスモデル
デメリット
・Thunderbolt 4がない
・バッテリー駆動時間が普通
Lenovo ThinkBook 14 Gen 2 AMDの特徴
ThinkBookは一応ThinkPadに属するPCなのですが、おしゃれなIeaPadの外観を受け継いだ機種なので他のビジネスモデルと外観が全然違いますね、すごくおしゃれです。
<ビジネスノートのThinkPad>
ThinkPadの黒の筐体が嫌だけどビジネスノートが欲しいという需要は一定数あると思うのですが、ThinkBookであればそんな悩みも解消されますね。
ベゼル(画面の黒い枠)は上10.7㎜、下約15㎜、左右6.15㎜で、ビジネスモデルとしては標準的だと思います。
寸法は幅323㎜、奥行き218㎜、そして厚さは17.9㎜とコンパクトで、1.4㎏と軽いです。2019年10月に販売された前機種ThinkBook 14 Intelと比較すると、そのサイズ感が分かりやすいと思います。
幅 | 奥行き | 厚さ | 重さ | |
14 Gen 2 AMD | 323㎜ | 218㎜ | 17.9㎜ | 1.4㎏ |
14 | 326㎜ | 229㎜ | 17.9㎜ | 1.5㎏ |
1万円札2枚・320㎜ | 千円札1.5枚・225㎜ | 1円玉の直径・20㎜ | ー |
幅は-3㎜、奥行きが11㎜も小さくなっています。どこまで小型化できるんでしょうね。ベゼル(画面の黒い枠)もかなり細いので、これ以上小さくなるのは不可能なような・・・。
大学ノートA4サイズと比べると、幅+2.6㎝、奥行き+0.8㎝なので、カバンに入れて持ち運びがしやすいです。
幅は17.9㎜と変わっていないですが、イーサネット(LANケーブルポート)もあるし、インターフェイスも多いのでこのくらいのサイズでしょうね。重さは1.4㎏と軽量で、学生や社会人で毎日PCを持って出歩く人には負担の軽い重さです。
実は底面奥にこのような約2.5㎜のゴム足があり、開いたときにパソコン奥が若干高くなるのでタイピングがしやすいんですね。
筐体エッジは若干丸くなっていて、個人的にThinkbookのエッジはこだわっているなっていつも思うんですよね。何というか、「わざわざひと手間加えた感」を感じます。
後ろから見るとLenovoのビジネスノートには見えないですが、しっかりとThinkBookとロゴが入ってますね。アルミニウム天板なので高級感もあり、耐久性も高いです。
ツートンカラーで、個人的に好きな配色です。
比較的大きな吸気口があり、エアフローは良いと思います。また、スピーカーが底面部分にあるので、重低音も聞こえやすいですね。
ちなみに底面カバーもアルミニウムなので、熱にも強いし耐久性も高いです。
指紋センサーは電源ボタンに内蔵されているので、電源を入れたらログインも同時に完了します。また、キーの一番上のFキー列にビデオ電話の受信/終了ボタンがあるので、テレカンが多い人は特に使いやすいと思います。
さすがビジネスモデルなので、マイクにもこだわっています。マイクの受信パターンが変更でき、一人で使う時は単方向、グループで使う時は360度全方向から音を拾うモードなどに変更できます。
キーボード
キーボードの中央は若干湾曲しており、さりげにキーの中心をタイプしやすいようになっています。
キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は実測で縦横19㎜x18.5㎜と比較的広いので、余裕をもってタイピングできると思います。キーストロークは1.4㎜で、悪くない感触です。私はThinkPadのキーボードも好きですが、若干軽めのThinkbookの方が軽いタッチでタイプできるので、好きなんですよね。
Windows 11に対応
Microsoftが2021年6月にWindows 11を発表しました。今までのWindowsのアップデートと違い、全機種アップデートできるわけじゃなく、以下の要件を満たした機種のみになります。
- 1GHz以上で動作する複数コアを搭載した64bitCPU
- メモリ4GB以上
- ストレージ64GB以上
- DirectX 12サポート
- 9インチ以上720p以上の解像度
- Microsoftアカウント
- ネット接続
- UEFIによるセキュアブートをサポート
- TPM 2.0
1~8は現在公式サイトで販売されている機種であればほぼすべて大丈夫なのですが、TPM 2.0というセキュリティチップは搭載していない機種もあります。
ThinkBookは全機種TPM 2.0が搭載されているので、心配ないです。
CPU
プロセッサーはAMD Ryzen 4000シリーズで、超ハイスペックになっています。
横にスクロールできます↓
製造プロセス | コア/スレッド キャッシュ |
ベースクロック ターボ時 |
TDP | |
Ryzen 3 4300U | TSMC 7nm FinFET | 4/4 4MB |
2.7GHz 3.7GHz |
15W |
Ryzen 5 4500U | TSMC 7nm FinFET | 6/6 8MB |
2.3GHz 4.0GHz |
15W |
Ryzen 5 4600U | TSMC 7nm FinFET | 6/12 8MB |
2.1GHz 4.0GHz |
15W |
Ryzen 7 4700U | TSMC 7nm FinFET | 8/8 8MB |
2.0GHz 4.1GHz |
15W |
Ryzen 7 4800U | TSMC 7nm FinFET | 8/16 8MB |
1.8GHz 4.2GHz |
15W |
スコアの目安
- 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
- 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 10000~・ゲーミングPCなど専門的な機種に搭載されることが多い
(グラフをタップすると数値が表示されます)
[visualizer id=”14568″ lazy=”no” class=””]上3つは飛び抜けて性能が高くなっていますね。Ryzen 7 4800Uは1万7000オーバーです。このパソコンでここまで必要かな?と思いますが、まぁ、ヘビーユーザーには性能が高いに越したことは無いのでOKですね。
Ryzen 5でも1万1000オーバーで、かなりガッツリ使えます。Zoomしながら調べものをして、エクセルで資料作りなど、同時に色々な事がやりやすい性能です。
Ryzen 3ですらビジネス用途でがっつり使える目安の7000オーバーで、8067です。グラフだけを見ると下の方に位置しているので「性能悪いんじゃ?」と思うかもしれませんが、Ryzen 3の下は第10世代Intel core i7です!Core i7はハイスペックCPUで、値段も高いCPUです。
Ryzen 5 4600UとRyzen 7 4800Uはマルチスレッディングという技術で、6コアに対して12スレッド、8コアに対して16スレッドとスレッドの数がコアの倍になっています。
より多くのデータを処理しやすくなるので、性能も上がっています。
基本的にどのプロセッサーを選んでも、快適に使えると思いますよ。
グラフィックス
グラフィック性能が高いとOfficeワークがしやすくなったり、複数画面での作業がしやすくなったりします。また、画像編集などのクリエイティブワークも、しやすくなります。
Video Card Benchmarks
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
MX450 | |
---|---|
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
MX250 | |
Ryzen 7 4800U | |
Core i3-1115G4 | |
Ryzen 7 4700U | |
Ryzen 5 4600U | |
Iris Plus | |
Ryzen 5 4500U | |
Ryzen 3 4300U | |
UHD |
内蔵グラフィックスとしては普通で、悪くないと思います。ただし、画像編集などを考えているなら、インテルモデルが良さそうです。
ディスプレイ
ディスプレイはフルFHD IPS 光沢なしになります。
右にスクロールできます↓
光沢 | 液晶 | 輝度 | コントラスト比 | NTSC | 視野角 | |
FHD | 無し | IPS | 250nit | 700:1 | NTSC 45% | 170度 |
FHD | 無し | IPS | 300nit | 1200:1 | sRGB 100% | 170度 |
FHD | フル・ハイディフィニション、解像度1920x1080 |
---|---|
IPS | 視野角が広く、コントラスト比も比較的高く、自然な色合いが描写できる |
光沢なし | 映り込みが軽減された液晶 |
nit | 輝度(明るさ)を表す単位で、通常250前後が標準 |
コントラスト | 最少輝度(黒色)と最大輝度(白色)の差。差が大きいとより鮮やかで、力強い描写が可能 |
sRGB100% | 色空間の規格。Web用画像編集にも向いているほど高色域 |
ディスプレイは2種類あり、sRGB 100%と書いてあるものと何も書いていないディスプレイがあります。筆者が購入したときはsRGB 100%のディスプレイが無かったのでNTSC 45%のものを選びました。
<i1 Display Proで色域などのディスプレイ情報を計測>
i1 Displayで色域を計測した結果、sRGB比は63.8%、sRGBカバー率は64.8%とこのクラスのディスプレイとしては標準的でした。
視野角を調べた結果、そこまで広い視野角に見えませんでしたが、クリエイティブワークなどをしない限り問題ないと思います。
プライバシーシャッターもあるので、使用していないときやオンライン会議の離席中などに閉じておくと安心です。
メモリ
メモリはパソコンの作業台で、一時的にデータを保存する場所になります。メモリが大きいとより大きな、より多くのデータが扱いやすくなります。
メモリはDDR4-25600(3200MHz)で、オンボード+スロット1つです。メモリの増設も可能で、動作周波数が3200MHzと市販されているパソコン搭載では最高速度のものが搭載されているので、データの処理速度も速いです!
こちらは、Performance testで計測したメモリ性能です。(搭載メモリは8GB)
世界平均が2499なので、ちょっと下ですね。個人的にそこまで遅さは感じません。
増設も可能なので、現在8GBのメモリに16GBのメモリを増設してみました。
<増設中>
増設後にメモリ速度を測定すると、2519と30%以上高速化していました。カスタマイズ方法は、こちら別記事で紹介しています。
ストレージ
ストレージはM.2 PCle-NVMeのSSDとHDDの搭載が可能です。
SSD | HDD | |
価格 | 高い | 安い |
動作音 | 静か | うるさい |
温度 | 熱くなりにくい | 熱くなりやすい |
データ移動 | 最大32Gbps | 最大6Gbps |
寿命 | 長い | 短い |
- 本機種のHDDの最大データ転送速度は6Gbps(6GB/秒)
- 本機種のSSDの最大データ転送速度は32Gbps(32GB/秒)
本機種搭載SSDはType 2242と2280がありますが、どちらもPCIe 3.0×4なので最大データ転送速度(理論値)は32Gbpsと最速です!パソコンの起動も、大きなデータ移動もサクサクできます。
HDDもSATA接続なので、6.0GB/秒とHDDでは最速です。注)発売当初はSSD+HDDの使用でしたが、2021年8月に確認したらSSD+SSDの使用になっていました。
こちらも同じくPerformance Testで計測したストレージの性能です。世界平均が10498で、本機種は20144と倍近いスコアです。シーケンシャルリードは2349、ライトは1625ともうちょっと速いかなと思いましたが、PCIe 3.0×4としてはちょっと物足りない速度です。ただし、普通に使う分には十分高速です。
筆者所持の機種もHDDではなくSSDが増設できる新モデルで、増設してみました。
SSDの増設は本当に簡単ですよ。SSDの増設も、こちら別記事で紹介しています。
<増設後>
無線LAN
次世代通信規格のWiFi6に対応しており、通信速度の理論値は9.6Gbpsと高速です。
今までは「有線接続じゃないと高速回線は使えない」が常識でしたが、WiFi接続でもかなり速くなっています。
ただし契約回線やルーターもWiFi6に対応していないと、ルーター対応規格もしくは契約回線での通信になります。
追記)販売当初はWiFi6搭載だったのですが、2021年8月に確認したらWiFi5とWiFi6の2つのモデルがあるので確認して購入してください。
セキュリティ
- Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティ機能で、マルウェアなどのウイルスからパソコンを守ってくれます。
- TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納できる
- ハードディスクパスワード・・・ハードウェアレベルでパスワードを設定できるので、パソコン内部のデータが盗み見られる可能性がかなり減ります
- セキュリティキーホール・・・パソコンが持ち出されないようにロックするワイヤーなどを設置する個所
IdeaPadには搭載が無いTPMや、ハードディスクパスワードがあるので、セキュリティはかなり堅牢になっています。
バッテリー
バッテリーは3セルで、最大10時間のバッテリー駆動時間になります。また、急速充電に対応しており、30分で80%の充電が可能です。
インターフェイス
- USB Type-C 3.1 Gen 2(映像出力機能付き)
- USB Type-C 3.1 Gen 1(映像出力機能付き)
- HDMI
- Powered USB 3.1 Gen 1
- マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック
- SDカードリーダー
- USB 3.1 Gen 1
- イーサネットコネクター(RJ-45)
- セキュリティキーホール
インターフェイスは比較的豊富で、RJ45もあるので会社のイントラネットや、LANケーブルを使っての接続も出来ます。映像出力機能付きのUSB-Cが2つとHDMIもあるので、最大4画面で作業ができますね。すごい!
新しい機種はUSB Type-AよりもType-Cの搭載が多く、使い勝手がいいですね。また、USB-3.1 Gen 2は最大10Gbps、Gen 1は最大5Gbpsのデータ転送速度になります。
まとめ
セキュリティや性能・機能が高いビジネスノートが欲しいけど「学生だから見た目が・・・」という人や、「女性が持つPCっぽくないから・・・」とThinkPadを敬遠していた人にも合う機種です。
個人的には「女性のビジネスパーソン」を意識した造りになっていると思います。おしゃれでThinkPadの様に多機能・高機能なので。
プロセッサーとストレージ性能は高く、メモリ性能も標準的なのでビジネス用途でも十分快適に使えますね。
しかも14型で1.4㎏なので持ち運びもしやすく、画面が大きいので使いやすいです。