スマホよりも大きな画面で、動画や電子書籍を見たいという人に向いた機種です。
一般的なタブレットは10インチくらいが多いですが、本機はそれよりも小さく持ち運びに向いています。
スマホじゃ見にくい!と思うことが多い人は、検討の価値があります。
ちなみに本機は楽天や量販店で販売されているモデルが「Tab M9」という名称で、Lenovo公式サイトで販売されているものが「Tab B9」となっています。
量販店モデルのM9はメモリ3GB、公式サイトモデルのB9がメモリ4GBとなります。
→量販店モデルにもメモリ4GB/ストレージ64GBを見つけました。と言うことで、同じ機種・同じスペックで2つの名称があることになります。
当サイトの評価は、このようになりました。
スペック | [usr 3.5] |
---|---|
コスパ | [usr 3.8] |
総合評価 | [usr 4.0] |
Youtubeでも概要を紹介しているので、サクッと知りたい方はこちらをどうぞ。
Contents
Lenovo Tab M9のスペック
SoC | Helio G80 |
---|---|
メモリ | LPDDR4X 3GB/4GB |
ストレージ | eMMC 5.1 32GB/64GB |
ディスプレイ(9.0型) | 1340×800ドット IPS液晶 |
OS | Android 12 |
無線 | Wi-Fi 5、LTEあり |
生体認証 | 顔認証 |
カメラ | 200万画素/800万画素 |
オーディオ | ドルビーアトモス |
寸法(幅×奥行×高さ) | 215.43 × 136.76 × 7.99㎜ |
重さ | 344g |
バッテリー | 最大約13時間 |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 2.1万円~ |
<性能評価>
全体的に低価格スペックですが、意外にサクサク使えて驚きました。
タブレットの心臓部であるSoCはMediaTek Helio G80で、マルチコア・シングルコア共にミドルクラスで、この価格を考えると十分な性能です。
メモリは性能が高いLPDDR4Xで、3GBか4GBになります。3GBはちょっと小さな容量ですが、4GBはサクサク快適に使えました。Webブラウジングや動画視聴などであれば、スムーズです。
ストレージはeMMC 5.1で、32GBか64GBになります。小さな容量ですが最大2TBのmicroSDを増設できるので、多くのアプリをダウンロードしない限り問題ないと思います。
ディスプレイはHD解像度並みの1340×800と低解像度ですが、ディスプレイが9インチと小さいので気になりません。筆者は10インチのFHD解像度タブレットを持っていますが、それと比べても違いがほとんどわからないくらいです。
その他のスペックはWi-Fi 5に対応し、LTEモデルもあります(当サイトでは未確認)。カメラは前面200万画素、リア800万画素と低価格タブレットのスペックで、好んで使うことはないと思います。
意外なことにドルビーアトモスに最適化された2つのスピーカーがあり(W数は未記載)、マイクは1つ搭載です。
9インチで344gと軽く、小さなボディなので持ちやすいです。
本機は、動画配信をスマホよりも大きな画面で見たいという人や、電子書籍を読むなどの使い方に合います。また、画質は低設定ですが、Call of Dutyというfpsシューティングゲームも普通にできました。
Tab M9の特徴
低価格モデルですが、意外にコンパクトで、これまた意外にもメタル素材を使用しています。スペックは高くないですが、デザインもおしゃれでプラスチック素材の低価格モデルとは一線を画しています。
しかも9インチって絶妙なサイズなんですよね。例えばTab P12やP11、M10(数字はインチ数を表します)だと大きくてゲームの操作がしにくくかったり手が疲れたりしますが、9インチってちょうど良いですね。
持ち運びがしやすく、画面もそこそこ大きいので見やすいです。
寸法は
縦 215.43㎜
横 136.76㎜
厚さ 7.99㎜
で、コンパクトですね。
9インチのタブレットって少ないので、貴重と言えば貴重ですね。LenovoではM7、M8、M9、M10とスマホ以上の大きさから1インチごとにモデルがあり、筆者が先日購入したLenovo Tab P12は、12.7インチとほぼノートパソコン並のディスプレイです。
こちら「Lenovoタブレット全機種の比較レビュー」でいろんな機種を紹介しているので、こちらもどうぞ。
厚さも約8㎜と、一般的なスマホ並みだと思います。
筆者のスマホはモトローラ製6.6インチのThinkPhoneで、厚さは8.26㎜です。Tab M9は8㎜なので、スマホより薄いですね。
こういったカバーやフィルムも楽天で販売されています。フィルムは650円くらいから、カバーは1300円くらいから販売されています。
公式サイトではフィルムとケースがセット売りで、3190円になります。
背面はデュアルトーンで、おしゃれなデザインです。しかも、メタル素材で高級感があるし、手触りもよいです。安っぽさが全然ないですね。
カメラ周りのスペック
フロントカメラは200万画素、リアカメラは800万画素と、いつものタブレットと言ったスペックです。
写真を撮るならスマホを使った方が良いですが、オンラインレッスンやビデオ通話などには十分です。
こちらはリアカメラで撮影したもので、リサイズしただけです。
画面比が4:3なのでちょっと四角っぽい仕上がりになりますが、そんなに悪くないと思います。
また、スピーカーは2つあり、ドルビーアトモスに最適化されています。ドルビーアトモスは一般的なオーディオの様な平面的じゃなく、立体的な音を体感できます。
顔認証機能があり精度も高く、サインインは一瞬でできます。
デジタルペン非対応だが。。。
Lenovo Tab B9 (M9)でペンが使えるかチェックしました。 pic.twitter.com/ClYQ4fHiwK
— パソコンガイド (@pc_reviewer) May 31, 2024
使用したペンはこちらで、使えたのは3番のKingoneのスタイラスペンです。
- Lenovo デジタルペン
- Lenovo Tab Pen Plus
- KINGONEのスタイラス
このペンはペン先にラバーが付いており、指に反応するものであればどれでも使えるんじゃないかなと思います。KINGONEの公式サイトでも「何にでも書ける」って書いてますしね。
ちなみに、本機は公式にはペン非対応とのことです。
SoCはミドルクラス
MediaTek Helio G80 | |
プロセス | Arm Cortex-A75 Arm Cortex-A55 |
コア | 8コア |
最大クロック | 2GHz |
GPU | Arm Mali-G52 MC2 |
Socはbig.Littleで、パフォーマンスの高いコアと省電力のコアの2種類を搭載しており、低負荷なことをしているときは省電力コアで作業をするため、バッテリー駆動時間が長くなるという特徴があります。
Geekbench 6はクロスプラットフォームのベンチマークで、CPUやGPUコンピューティングのスコアを計測できます。計測結果はシングルコア413、マルチコア1455とミドルクラスと言ってよい性能です。
Geekbench 6 マルチコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 8+ Gen 1 | |
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Snapdragon 870 | |
Snapdragon 870 Tab P12 Pro |
|
MediaTek Kompanio 1300T | |
MediaTek Dimensity 7050 | |
Snapdragon 695 | |
Snapdragon 750G | |
MediaTek Helio G99 | |
Snapdragon 690 5G Lenovo TAB6 |
|
Snapdragon 7c Gen 2 | |
Snapdragon 730G Tab P11 Pro |
|
MediaTek Helio G90T | |
Ryzen 3 3250C | |
Snapdragon 680 | |
MediaTek Kompanio 520 | |
Helio G80 | |
Snapdragon 662 | |
Snapdragon 662 | |
MediaTek MT8183 | |
Unisoc T610 | |
MediaTek Helio P90 | |
MediaTek Helio P22T | |
MediaTek Helio P60T | |
Snapdragon 439 | |
Ryzen 3 3250C | |
Snapdragon 429 | |
MT8166 Tab M7 (3rd Gen) |
|
MediaTek Helio A22 |
Geekbench 6 シングルコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 8+ Gen 1 | |
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Snapdragon 870 | |
MediaTek Dimensity 7050 | |
Snapdragon 870 Tab P12 Pro |
|
Snapdragon 695 | |
MediaTek Kompanio 1300T | |
Snapdragon 750G | |
MediaTek Kompanio 520 | |
Snapdragon 690 5G Lenovo TAB6 |
|
MediaTek Helio G99 | |
Snapdragon 7c Gen 2 | |
Snapdragon 730G Tab P11 Pro |
|
MediaTek Helio G90T | |
Helio G80 | |
Snapdragon 680 | |
Unisoc T610 | |
Snapdragon 662 | |
Snapdragon 662 Tab P11 |
|
MediaTek MT8183 | |
MediaTek Helio P60T | |
MediaTek Helio P90 | |
Snapdragon 439 | |
Snapdragon 429 | |
MediaTek Helio P22T | |
MT8166 Tab M7 (3rd Gen) |
|
MediaTek Helio A22 |
次はWork 3.0のスコアで、6935と。。。あれ?めっちゃ高いスコアですね。この価格でこんなに高い性能が出るとは思いませんでした。
次はPCMark for Androidで、アプリケーション実行時の総合的なパフォーマンスを計測します。
Work 3.0
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
ThinkPhone/Snapdragon 8+ Gen 1 | |
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Tab P12 Pro/Snapdragon 870 | |
Tab P11 Pro Gen 2/MediaTek Kompanio 1300T | |
Tab P12/Dimensity 7050 | |
Tab P11 Pro/Snapdragon 730G | |
MediaTek Kompanio 520 | |
Tab M9/Helio G80 | |
Tab M10 Plus 3rd Gen/Snapdragon 680 | |
IdeaPad Slim 360 Chromebook/MediaTek MT8183 | |
IdeaPad Duet Chromebook/MediaTek Helio P60T | |
ALLDOCUBE X Game/ MediaTek Helio P90 |
|
XiaoXin Pad/Snapdragon 662 | |
Tab M10 FHD PLUS(2nd Gen)/MediaTek Helio P22T | |
Lavie T8 2023/MediaTek A22 | |
Tab M7 (3rd Gen)/MediaTek MT8166 |
Webブラウジング
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
ThinkPhone | |
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Tab P11 Pro Gen 2 | |
Tab P12 Pro | |
Tab P12/Dimensity 7050 | |
MediaTek Kompanio 520 | |
Tab P11 Pro | |
IdeaPad Slim 360 Chromebook | |
Tab M10 Plus 3rd Gen | |
XiaoXin Pad | |
ALLDOCUBE X Game | |
IdeaPad Duet Chromebook | |
Tab M10 FHD PLUS(2nd Gen) | |
Tab M9/Helio G80 | |
Tab M7 (3rd Gen) | |
Lavie T8 2023/MediaTek A22 |
グラフィック性能
こちらはグラフィック性能を測る3DMarkの計測結果で、Sling Shotは1752で中の下、Sling Shot Extremeは1376でミドルクラス、Wild Lifeは694で中の下、Wild Life Extremeは182でローエンドです。
中量級ゲームでも低画質だとそこそこできるくらいなので、ホビーゲーマーなら使えると思います。
Sling Shot
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 870 Lenovo Tab P12 Pro |
|
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MediaTek Kompanio 1300T Lenovo Tab P11 Pro Gen 2 |
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MediaTek Dimensity 7050 Lenovo Tab P12 |
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MediaTek Helio G99 | |
Snapdragon 730G Lenovo Tab P11 Pro |
|
MediaTek Kompanio 520 | |
MediaTek Helio P90 X Game |
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Snapdragon 680 XiaoXin Pad |
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Snapdragon 662 XiaoXin Pad |
|
Helio P60T IdeaPad Duet |
|
Helio G80 Tab M9 |
|
MediaTek MT8166 Tab 7 3rd Gen |
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MediaTek MT8166B Lavie T8 2023 |
Sling Shot Extreme
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 870 Lenovo Tab P12 Pro |
|
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ThinkPhone Snapdragon 8+ Gen 1 |
|
MediaTek Kompanio 1300T Lenovo Tab P11 Pro Gen 2 |
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MediaTek Dimensity 7050 Lenovo Tab P12 |
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Snapdragon 730G Tab P11 Pro |
|
MediaTek Kompanio 520 | |
Helio G80 Tab M9 |
|
MediaTek Helio P90 X Game |
|
Snapdragon 662 XiaoXin Pad |
Wild Life
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
ThinkPhone Snapdragon 8+ Gen 1 |
|
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MediaTek Kompanio 1300T Lenovo Tab P11 Pro Gen 2 |
|
Snapdragon 870 Lenovo Tab P12 Pro |
|
MediaTek Dimensity 7050 Lenovo Tab P12 |
|
Snapdragon 730G Tab P11 Pro |
|
MediaTek Kompanio 520 | |
Helio G80 Tab M9 |
|
Snapdragon 662 XiaoXin Pad |
Wild Life Extreme
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
ThinkPhone Snapdragon 8+ Gen 1 |
|
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Snapdragon 870 Lenovo Tab P12 Pro |
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MediaTek Dimensity 7050 Lenovo Tab P12 |
|
MediaTek Kompanio 520 | |
Helio G80 Tab M9 |
ゲームはそこそこできる
さて、本機でゲームをするにはちょっとスペック不足ですが、fpsなどもホビーであればプレイできます。
いつもであればタブレットのレビューをするときに原神とCall of Duty、そしてSim City build itを使うのですが、原神は70%ほどダウンロードが終わった時にストレージが結構満タンになったので、このままDLすると容量不足で何もできなくなると思い、キャンセルしました。
Tab M9はストレージが32GBか64GBなので、あまり大きなものをダウンロードできません。Micro SDカードリーダーがあるので、余分なものをこっちに移動したり、一度ストレージにDLした後にSDカードに移動するとかなら、ある程度大きなものでもダウンロードできます。
Sim City build itは動きが遅かったですが、プレイできないわけじゃないくらいです。待ちが長いので、欲しいアイテムが国際貿易本部で販売されていても、売り切れてしまって買えないことがありますが、そこまでストレスなくプレイできます。
こちらはCall of Dutyでグラフィック品質は「低」、フレームレートは普通で、カクツキもなく普通にプレイできました。しかもMVPも2戦やって2回とったので、悪くないと思います。
また、グラフィック品質は低で解像度もHDですが、本機は9インチと小型なので画質の粗さは気になりません。
ディスプレイ
解像度 | 光沢 | 液晶 | 輝度 |
9型 1340×800ドット | あり | IPS | 400nit |
コントラスト比 | 色域 | 視野角 | その他 |
1500:1 | NTSC 60% | 160° | ブルーライト軽減 |
HD解像度ですが、9インチとディスプレイは小さいのでFHDじゃないと気付く人はいないと思います。また、色域がNTSC 60%と広いので、鮮やかな色彩ですね。
視野角も広くコントラスト比が高いIPS液晶なので、問題ないですね。特に、コントラスト比は1500:1と高いので、シャープな描写ができます。
価格が倍くらい違う上位モデルのTab P12(DCI-P3 96%)と比較ですが、本機(画像左NTSC 60%)も濃い色彩で悪くないですね。
NTSC 60%は上の表のsRGBよりも若干狭い色域ですが、一般的な色域(NTSC 45%)よりも広いです。
輝度は400ニトと高めなので、屋外でも使いやすいです。
こちらは輝度の目安です。
220ニト | 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える |
---|---|
250ニト | 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える |
300ニト | 屋外の日陰でも見える |
400ニト | 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとちょっとくらい |
500ニト | 屋外向け |
600ニト | 画面に直射日光が当たっても比較的見える |
Widevine L1に対応
本機はWidevine L1に対応しており、動画配信サービスも高解像度で見ることができます。
amazon Primeビデオ(画像左)もNetflix(画像右)も最高画質で視聴できます。
ただし、本機はHD解像度なので、FHDで見るにはモニターやテレビにつなぐ必要があります。と思ってモニターに接続してみても、反応なしでした。本機のUSB Type-Cは映像出力機能がないようです。
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
搭載メモリはLPDDR4Xと高性能のものが搭載しており、処理速度が速いです。メモリは3GBか4GBで、3GBはちょっと小さめです。4GBは標準的な容量で、普通に使えます。
メモリ速度を計測したら、3.76GB/sと結構速いです。Webブラウジングをしていても処理がもたつく感じもしないので、このスペックと価格帯では優秀だと思います。
こちらは他の機種との比較です。
メモリ速度
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
ThinkPhone/8GB | |
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Tab P12 Pro/8GB | |
Tab P11 Pro Gen 2/6GB | |
Tab P12/8GB | |
Tab P11 Pro/6GB | |
XiaoXin Pad/6GB | |
Chromebook CM14 Flip/8GB | |
Tab M10 Plus 3rd Gen | |
IdeaPad Duet Chromebook/4GB | |
Lenovo Tab M9 /4GB | |
IdeaPad Slim 360 Chromebook/4GB | |
ALLDOCUBE X Game | |
Tab M7 (3rd Gen)/2GB | |
Lavie T8 2023/3GB | |
Tab M10 FHD PLUS(2nd Gen)/4GB |
ストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、Webサイトの表示速度にも影響があります。
ストレージはeMMC 5.1で、32GBか64GBになります。こちらもなかなか高性能なストレージが搭載ですが、容量が小さいです。最大2TBのmicroSDカードを増設できるので、いろいろとダウンロードする方は増設しておいた方が良いです。
ストレージのシーケンシャル速度を計測しました。リード(読み込み速度)は253MB/s、ライト(書き込み速度)は149MB/sと低調な速度でしたが、価格を考えると悪くないです。
その他のタブレットとの比較です。
シーケンシャルリード
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Tab P11 Pro Gen 2 | |
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Tab P12 Pro | |
Tab P12 | |
Tab P11 Pro | |
XiaoXin Pad | |
Tab M10 Plus 3rd Gen | |
ALLDOCUBE X Game | |
Lenovo Tab M9 | |
Tab M7 (3rd Gen) | |
IdeaPad Duet Chromebook | |
Tab M10 FHD PLUS(2nd Gen) | |
Chromebook CM14 Flip | |
Lavie T8 2023 | |
IdeaPad Slim 360 Chromebook |
シーケンシャルライト
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Tab P11 Pro Gen 2 | |
---|---|
Tab M10 Plus 3rd Gen | |
Tab P12 Pro | |
Tab P12 | |
Lavie T8 2023 | |
Tab P11 Pro | |
XiaoXin Pad | |
Lenovo Tab M9 | |
ALLDOCUBE X Game | |
IdeaPad Slim 360 Chromebook | |
IdeaPad Duet Chromebook | |
Tab M10 FHD PLUS(2nd Gen) | |
Tab M7 (3rd Gen) | |
Chromebook CM14 Flip |
Wi-Fi 5に対応
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
最新のWi-Fi 6ではなくWi-Fi 5に対応していますが、この機種であれば6でも5でもそこまで速度差は感じないかもしれません。
Wi-Fiの速度を本機とThinkPhone(Wi-Fi 6E)で測ってみたら、速度に差はありませんでした。ただし、筆者の家は山の中で元からWi-Fiが遅く、最大でも50Mbpsくらいしか出ません(笑)
計測時は家族3人がWi-Fiを使っており、タブレットが4台目、スマホが5台目の接続です。
時と状況にもよりますが、本機はダウンロードが30Mbps、アップロードが9.9Mbpsとそこそこ速いです。
LTE
LTEモデルもあるようですが、現在楽天で販売されているのはWi-Fiモデルのみです。後日LTEモデルが出るかもしれませんね。
バッテリー駆動時間
バッテリーは5100mAhで、最大約13時間のバッテリー駆動時間があります。一般的なタブレットよりも長いですね。
インターフェイス
ポートは1つのみで、USB 2.0 Type-Cになります。マイク・ヘッドフォンジャックもあるので、ヘッドフォンがBluetooth接続じゃなくても使えます。
仕様書には一切記載されていませんが、USB Type-Cは当サイトで確認した限り映像出力機能はありません。
サポート・保証
標準で1年間の「片道引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長2年まで延長できます。
また、保証は通常は引き取り修理か、片道引き取り修理が選べます。ただし、本機は量販店モデルなので、購入時にご確認ください。
- 片道引き取り修理・・・自分でリペアセンターに郵送(有料)、修理後、郵送(無料)してくれる保証です。
- 引き取り修理・・・家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。
ライバル機種
ワンサイズ上のM10と、ワンサイズ下のM8をライバル機種としてご紹介です。
Tab M10 Plus(3rd Gen)
旧モデルからSoCの性能が50%ほど上がり、ストレージの最大増設容量が1TBと大きくなっています。LTEもあるので、持ち運びをする人に使いやすい機種です。また、バッテリーは最大約12時間あるので、使い方によっては丸1日使えると思います
SoC | Qualcomm Snapdragon 680 |
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メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB(最大1TB 増設可能) |
ディスプレイ(10.61型) | 2K IPS液晶 |
OS | Android 12 |
無線 | Wi-Fi 5、LTEあり |
生体認証 | 顔認証 |
カメラ | フロント・リア 800万画素 |
寸法(幅×奥行×高さ) | 251.2 × 158.8 × 7.5㎜ |
重さ | 465g |
バッテリー | 約12時間 |
価格 | 3.7万円 |
Tab M8 (4th Gen)
量販店モデルの本機種は、典型的な低価格モデルといったスペックで、電子書籍を読んだり、ユーチューブを見たりといったライトな使いかたに合います。 LTEモデルもあるようなので。外出先でも気兼ねなく使うことができます。以前は量販店や楽天などのECサイトのみで購入できましたが、2023年3月ごろから、Lenovo公式サイトでも購入できます
SoC | MediaTek Helio A22 |
---|---|
メモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB |
ディスプレイ(8型) | 1280×800 IPS液晶 |
OS | Android 12 |
無線 | Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、WWANモデルあり |
カメラ | 200万画素/500万画素 |
重さ | 320g |
バッテリー | 最大約16時間 |
価格 | 1.8万円~ |
総合評価
9インチとスマホよりも大きく、10インチタブレットよりも二回りほどコンパクトで、小さすぎず大きすぎずのちょうどよいサイズだと思います。
意外にもドルビーアトモスに最適化されたスピーカーを2つ搭載しており、高級感のあるメタルボディを採用と、低価格モデルよりもちょっとランクが上のタブレットです。
また、最大2TBのmicroSDカードが増設可能なので、電子書籍などを多くダウンロードする人にも合います。
スペックはそこそこ良く、Webブラウジングや動画視聴、電子書籍を読むなどの用途であればサクサク快適に使えます。