Lenovo LOQ Tower 17IRR9 Intelのレビュー

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LenovoゲーミングPCで低価格モデルのLOQです。

14世代CPUを搭載し、最高でRTX 4060 Tiを搭載可能とミドルクラスの性能がありますが、インターフェイスが乏しく、拡張性はありません。自分で増設などカスタマイズをしない人に向いています。

ただし、価格は12万円からと安く、初めてPCゲームをする人や動画編集などを始めたい人に向いています。

当サイトの評価は、このようになりました。

スペック [usr 4.2]
コスパ [usr 4.5]
総合評価 [usr 4.0]

 

Lenovoでは7/25まで激熱サマーセールを実施中で、めっちゃ安いです。

土日は週末セールをやっているのでお見逃しなく!

 

LOQ Tower 17IRR9のスペック

CPU Core i5-14400F
Core i7-14700F
メモリ DDR5-5600/4800 最大32GB
ストレージ 最大SSD 1TB+HDD 2TB
グラフィックス RTX 3050
RTX 4060
RTX 4060 Ti
OS Windows 11 Home/Pro
LAN Wi-Fi 6、ギガビットイーサネット
スピーカー なし
寸法(幅×奥行×高さ) 170 × 279 × 376mm
重さ 約8㎏
電源 500W 80PLUS PLATINUM
標準保証 1年間
価格 12万円~

<性能評価>

 

パソコンの頭脳であるCPUはインテル14世代CPUで、内蔵グラフィックスなしのFシリーズになります。13世代と同じRaptor Lakeになり、若干性能が上がっています。

メモリはDDR5-5600(Core i7)か4800MHz(Core i5)で、最大32GBになります。デスクトップにしてはかなり小さな最大容量ですが、ゲームをするだけなら十分だと思います。

ストレージはSSD PCIe 4.0と3.5インチHDD SATA 7200rpmが搭載可能で、公式サイトではSSD最大1TB、HDD 最大2TBになります。HDDもかなり小さいので、ゲームをたくさんダウンロードする人は自分で大きなHDDを増設した方が良いかもしれません。

グラフィックボードはローエンドモデルのRTX 3050か、ミドルクラスのRTX 4060とRTX 4060 Tiが選べます。軽いゲームをする人やホビーユーザーには十分な性能かと思います。

その他のスペックはWindows 11 HomeかProが搭載でき、LANはギガビットイーサネットとWi-Fi 6、電源は500Wで高品質な80PLUS PLATINUMが搭載です。

ミニタワーよりも小さな筐体で、質量は約8㎏と設置や移動も楽にできる重さです。

 

 

公式サイト

 

旧モデルとの比較

Lenovo LOQ Tower 17IRR9 Intelと旧モデルの筐体

<左/本機種・右/旧モデル>

旧モデルのLOQ Tower 17IRB8との比較です。(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)

本機種 旧モデル
CPU Core i5-14400F
Core i7-14700F
Core i5-13400/F
Core i7-13700/F
メモリ DDR5 32GB DDR4 32GB
ストレージ SSD+HDD SSD+HDD×2
GPU RTX 3050
RTX 4060
RTX 4060 Ti
GTX 1660 Super
RTX 3050
RTX 3060
無線 Wi-Fi 6、ギガビットイーサネット Wi-Fi 6、1/2.5 ギガビットイーサネット
電源 500W 310/380/500W
重量 8.0㎏ 8.4㎏
寸法 170 × 279 × 376mm 170 × 304 × 376mm

主な変更点です。

・CPUが14世代に
・メモリはDDR5に
・3.5インチベイが1つに減った
・RTX 40シリーズが搭載可能に
・2.5Gbeがなくなった
・400g軽くなった
・奥行きが25㎜小さくなった

RTX 40シリーズが搭載可能になりましたが、ダウングレードされた点もいろいろありますね。一番の変更点は価格です。以前はGTX 1660S搭載モデルが15.7万円~とかなり高額でしたが、本機はRTX3050搭載でも12万円からと安くなっています

こちらは、Fire Strikeの比較スコアです。

Fire Strike

RTX 4060 Ti  27932
RTX 4060  23961
RTX 3060  19639
RTX 3050  14345
GTX 1660S  14294

 

 

インテル14世代CPU搭載

Core i7-14700F Core i5-14400F
Pコア 8 6
Eコア 12 4
スレッド 28 16
ベースクロック
Pコア/Eコア
2.1/1.5GHz 2.5/1.8GHz
ターボブースト p: 5.3GHz
E: 4.2GHz
p: 4.6GHz
E: 3.3GHz
ターボブーストMax3.0 5.4GHz
キャッシュ(L2) 33MB(28MB) 20MB(9.5MB)
基本電力 65W
最大電力 219W 219W

CPUはPコア(Performance Core)とEコア(Efficient Core)の2つを搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。

また、Intel Thread Directorというハードコアが、命令をより効率よくPコアとEコアに割り当てて実行できるので、性能もかなり上がっています。

Core i7は13世代Core i7-13700からEコア数が8から12に増え、スレッドやキャッシュ容量も若干上がっています。Core i5はほぼ全く同じですが、最大電力が148Wから219Wに大きく上がっています。

Core i7は「ターボブーストMax3.0」に対応しており、こういった機能があります。

  • インテル ターボ・ブースト・マックス・テクノロジー 3.0 は、プロセッサーの中の最もパフォーマンスの高いコアを識別し、電力と熱のヘッドルームを利用して、必要に応じてそれらのコアの周波数をあげることにより更なるパフォーマンスを提供します

 

こちらはCPUの性能を測るCPU markスコアです。

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 14000~・ハイエンドPCに搭載される
  • 15000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i9-13900  50890
Core i7-13700K  46579
Core i7-14700F  45035
Core i7-13700F  42730
Core i9-12900K  41151
Core i7-13700  38898
Core i9-12900  38272
Core i5-13600K  37739
Core i7-12700K  34206
Core i5-12600K  27443
Core i5-13400  26355
Core i5-14400F  25906
Core i5-13400F  25048
Core i5-12600  21092
Core i5-12500  20311

 

Cinebench R23のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。

マルチコアシングルコア

マルチコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-14700F  33186
Core i9-13900  32605
Core i7-13700K  31062
Core i9-12900K  27472
Core i7-13700  24770
Core i5-13600K  24525
Core i7-12700K  22812
Core i5-12600K  17660
Core i5-14400F  16074
Core i5-13400  15890
Core i5-12400  12454

シングルコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-14700F  2724
Core i9-13900  2165
Core i7-13700K  2126
Core i7-13700  2107
Core i5-13600K  2026
Core i9-12900K  1997
Core i7-12700K  1939
Core i5-12600K  1918
Core i5-13400  1794
Core i5-14400F  1773
Core i5-12400  1623

 

グラフィックス

RTX 4060 Ti RTX 4060 RTX 3050
GPUアーキテクチャ Ada Lovelace Ampere
プロセス 4nm 8nm
CUDAコア 4352基 3072基 2560基
RTコア 34基 24基 20基
Tensorコア 136基 96基 80基
ブーストクロック 2540MHz 2460MHz 1777MHz
メモリタイプ GDDR6 GDDR6 GDDR6
メモリ容量 8GB 8GB 8GB
メモリバス帯域幅 288GB/s 272GB/s 224GB/s
メモリインターフェイス幅 128bit 128bit 128bit
TDP 160W 115W 130W

NVIDIA GeForce RTXシリーズはリアルタイム レイトレーシングが可能で、3Dの描写が現実世界のように見えます。

「レイトレーシング」とは、光線(光)がどのように動くか追跡して表現する技術で、これを「リルタイム」でシュミレートし描写する技術なんです。また、fpsを落とさずに画質を上げることが出来るDLSSにも対応しているので、より鮮明な映像が楽しめます。

DirectX 11で動作するFire Strikeと、DX12で動作するWQHD(2K/2560×1440)向けのTime Spyのスコアです。

Fire StrikeTime Spy

Fire Strike

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 4090  48880
RTX 4080  44937
RTX 3090 Ti  40414
RTX 4070 Ti  38834
RTX 3090  33320
RTX 4070  32122
RTX 3080  30416
RTX 3070 Ti  28732
RTX 4060 Ti  27932
RTX 3070  26506
RTX 4060  23961
Radeon RX 6600 XT  23777
RTX 3060 Ti  23512
RTX 3060  19639
RTX 3050  14345
GTX 1660S  14294

Time Spy

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 4090  30227
RTX 4080  24420
RTX 3090 Ti  20954
RTX 4070 Ti  20182
RTX 3090  18127
RTX 4070  16132
RTX 3080  16005
RTX 3070 Ti  13709
RTX 4060 Ti  12819
RTX 3070  12664
RTX 3060 Ti  11013
RTX 4060  10234
Radeon RX 6600 XT  9472
RTX 3060  8721
RTX 3050  6473
GTX 1660S  6129

 

 

ゲームベンチマーク

スコアの単位はfps(1秒間に更新されるコマ数)で、60以上が「快適」にプレイできる目安です。スペックや状況により数値は変動するので、参考値として見てください。

RTX 3050RTX 4060 TiRTX 4060

RTX 3050 ゲームベンチマーク

青・・・高画質 赤・・・最高画質

Watch Dogs Legion  65
Horizon Zero Dawn  67
Assassin’s Creed Odyssey  61
Monster Hunter World  77
Far Cry New Dawn  78
Fortnite  117
APEX Legends  101
Rainbow Six Siege  157

RTX 4060 Ti ベンチマークスコア

オレンジ色・・・FHD 青・・・QHD 

Red Dead Redemption 2  55
 44
Assassin’s Creed Odyssey  70
 61
Cyberpunk 2077  101
 60
Horizon Zero Dawn  99
 79
Borderlands 3  122
 84
Shadow of the Tomb Raider  155
 111

RTX 4060 ベンチマークスコア

オレンジ色・・・FHD青・・・QHD

Red Dead Redemption 2  50
 41
Assassin’s Creed Odyssey  65
 51
Cyberpunk 2077  80
 48
Horizon Zero Dawn  92
 71
Borderlands 3  94
 65
Shadow of the Tomb Raider  148
 96

 

 

その他の特徴

 

外観

Lenovo LOQ Tower 17IRR9 正面

上位モデルのLegionとは全然違う外観で、シンプルですね。17Lのミニタワーより小さな筐体で、質量は約8㎏とゲーミングPCにしては軽いほうです。

小さいな筐体のため拡張性は低く、メモリは2スロット、3.5インチベイは1つとなっています。がっつり増設したい人はLegionシリーズが良いと思います。

 

Lenovo LOQ Tower 17IRR9 Intel 筐体側面

左側面には小さな通気口があり、右側面は無しです。

 

Lenovo LOQ Tower 17IRR9 天面

天面にも通気口などはないので、デスク下に設置する場合は、足を載せることができます(笑)。

 

Lenovo LOQ Tower 17IRR9 底面

底面です。

 

Lenovo LOQ Tower 17IRR9 筐体内部

最大でリアファンとフロントファンが1つずつ搭載し、拡張性もなく中は空っぽなので排気性能は高そうですね。

 

 

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

メモリはDDR5-5600(Core i7)か4800MHz(Core i5)で、最大32GBになります。デスクトップにしてはかなり小さな最大容量ですが、ゲームをするだけなら十分だと思います。

 

 

ストレージ

Lenovo LOQ Tower 17IRR9のストレージ

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

搭載ストレージはSSD PCIe 4.0で最大1TB、3.5インチHDDは最大2TBにできます。

こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。

シーケンシャル速度

オレンジ色・・・リード 青・・・ライト

PCIe 4.0×4  ~約7000MB/秒
 ~約5000MB/秒
PCIe 3.0×4  ~約3000MB/秒
 ~約2000MB/秒
HDD  600MB/秒
 200MB/秒

 

 

LAN

ギガビットイーサネット(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)と、Wi-Fi 6に対応です。

 

対応周波数 速度
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps

王測通信が可能なWi-Fi 6に対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。

 

 

電源

パソコンの電源の種類

電源は一番高性能な500W 80PLUS Titaniumが搭載です。

電源は主に以下の6種類があり、電力変換効率が高いもの(Titanium)の方が電源の発熱も低くなります。

・80PLUS Standard・・・80%
・80PLUS Bronze・・・82%~85%
・80PLUS Silver・・・85~88%
・80PLUS GOLD・・・87%~90%
・80PLUS Platinum・・・90~92%
・80PLUS Titanium・・・92~94%

このクラスのPCにTitanium搭載とは驚きですね。

 

 

インターフェイス

Lenovo LOQ Tower 17IRR9 Intel インターフェイス

フロントにはマイク/ヘッドフォンジャック、USB 3.2 Gen 1 Type-CとUSB 3.2 Gen 1が1つずつです。

背面はライン出力、HDMIとVGA(動作しない)、USB 2.0が4つ、そしてRJ45になります。

また、各グラボに以下のインターフェイスがあります。

・RTX 3050・・・HDMI、DP 1.4、DVI
・RTX 4060/4060 Ti・・・HDMI、DP 1.4a×3

ちょっと、インターフェイスはひどいですね。

 

 

サポート・保証

Lenovo サポートと保証

Lenovo製品には標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長4年まで延長できます(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)。

引き取り修理とは、万が一の際にLenovo指定業者がPCを引き取りに来て、リペアセンターに配送、修理後、郵送してくれるサービスで、保証期間内は郵送費などは無料です。

プレミアムケアという保証にもアップグレードできますが、Legion Ultimate Supportが良いかもしれません。

また、Legion Ultimate Support(最長4年まで延長可)という「ゲーミングに特化した24時間サポート」も1年付いており、このサポートの特徴は、パソコンの不具合の対処法や使い方の事だけじゃなく、最新ゲームの推奨環境やゲームを快適にプレイする上での知識・どうやったら勝てるかなども提供しています。

 

 

ライバル機種

 

Legion Tower 5i Gen 8(2024年モデル)

Legion Tower 5i Gen 8インテル13世代CPU搭載で、最高でCore i9-13900のモンスターCPUが搭載できます。メモリやSSDも2023年最新で、LANはワークステーションに採用されることがある2.5ギガビットイーサネットに対応です。グラボはRTX 3060 Tiでミドル(~ミドルハイ)クラスで、ホビーゲーマーには十分すぎるスペックになっています

CPU Core i7-14700KF
標準メモリ DDR5 16GB(メモリスロット4つ/最大128GB)
ストレージ SSD 512GB(M.2スロット2つ)
グラフィックス RTX 4060
RTX 4060 Ti
RTX 4070
RTX 4070 Ti
LAN 1000BASE-T/2.5GBASE-T、Wi-Fi 6E
拡張スロット/ベイ 3.5インチ×2、PCI Express ×16(1つ/空き0)、M.2 2230(WLAN用)1つ/空き0
重さ 最大14㎏
電源 500W 80PLUS Silver
850W 80PLUS Platinum
価格 15.1万円~

レビュー

 

Victus 15L インテル

Victus 15L IntelミドルスペックのゲーミングPCで、拡張性がないので、購入したものをそのまま使う人に合います。また、グラボはRTX 4060か4060 Tiで、クリエイティブワークもできるし、ゲームは中量級がメインですが、重量級も画質調整をすればできるものもあります。

CPU Core i5-14400F
Core i7-14700F
メモリ 最大32GB(メモリスロット2つ)
ストレージ SSD 512GB+HDD 2TB
グラフィックス RTX 3050
RTX 4060
RTX 4060 Ti
無線 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3
LAN ギガビットイーサネット(10/100/1000 Mbps)
重さ 6.31㎏
電源 500W ATX電源 80PLUS Bronze
価格 15.7万円~

レビュー

まとめ

 

良い点

・安い
・そこそこまともなスペックが搭載

 

残念な点

・インターフェイスが低品質

 

総合評価

LOQはLegionシリーズほど高性能じゃないですが、初めてゲーミングPCを買う人や、予算がないけどゲームがしたいという人のニーズをつかんだ機種だと思います。

ただし、グラボは最高でRTX 4060 Tiを搭載できるので、画像・映像編集をする人や、AIを使った画像作成など何かしらやってみたいという人にも合います。

 

 

公式サイト