レノボアイデアパッドで一番人気のIdeaPad S540は、低価格モデル~高価格モデルと幅広く、スペックがかなりいいですね。
指紋センサーも標準搭載しているし、最新のCPUにメモリも12GBまで、高速ストレージのSSDも1TBまで搭載できるというハイスペックな機種ですね。
私もS540をメインのパソコンとして1年弱使っていますが、かなり生産性が上がりました。
単純に動きが速いので、待ち時間が少ないんですよね。
クリックして数秒待つなんてことがほとんどないので、1日12時間パソコンを使う私としては助かっています。
それでは特徴をご紹介しますね。
Contents
IdeaPad S540の特徴
CPU(インテルモデル) | core i3 , i5 , i7(第8、第10世代) |
---|---|
APU(AMDモデル) | Ryzen 5 3500U Ryzen 7 3700U |
メモリ | 4 , 8 , 12GB(最大20GB/Core i3のみ最大8GB) |
OS | Windows 10 Home |
セキュリティ | Windows Defender標準搭載 |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ | FHD IPS液晶 光沢なし |
グラフィックス | UHD グラフィックス 620 |
Office | 搭載可能 |
バッテリー | Intel)最大14時間 AMD)最大10時間 |
カラー | ミネラルグレー |
指紋認証装置 | 有り(面倒なログインパスワードがいらない!) |
サイズ | 323x227x15.9mm |
重さ | 1.5㎏ |
引き取り修理保証 | 1年間 |
価格 | 約5.4万円~(割引期間中の価格) |
一番の特徴は何と言っても、コスパの良さですね。
CPUはパソコンの頭脳部分ですが、最新のものも搭載されているし、ハイエンドモデルに使われるSSDというストレージも付いているし、バッテリーも14時間と長持ちなので外出が多い人でも充電アダプターは持ち運びしなくてもいいでしょう。
ストレージにSSDを使っているので、パソコンの起動やソフト・アプリの立ち上げが速いんですよ。
また、見た目がおしゃれなんですよね。
安いモデルにはプラスチックが使われていることが多いのですが、S540は5万~10万以上と幅がある機種なので、アルミが使われています。
高級感がありますよ。
メモリも12GBまで搭載できるので、グラボがいらない編集ソフトは快適に使えますね。ただし、本格的に編集をする人はS540の15型がいいですね。グラフィックボード付きなので。
スペック的にほとんどの人に合う機種なので、間違いない一品だと思います。少なくとも私はS540を1年弱使っていますが、買ってよかったと思います。
まずは見てもらったほうが早いので、こちらをどうぞ。
<CPU・Core i7、メモリ12GB、ストレージ1TB>
撮影が下手なのは置いといて(笑)、速いでしょ?スペックにもよりますが、基本的に動作は速いです。
それでは以下にて、どの用途の人がどのスペックを選べばいいか紹介します。
IdeaPad S540(14)の特徴
特徴は、まず何と言ってもこのベゼル(画面の黒い枠)の細さですね。極細になっているので、視界に邪魔なベゼルが入ってきません。見やすいです。
指紋センサーもあるので、ログインは一瞬です!面倒なパスワードの入力も必要ありません。
<ほぼ180度開ける>
本体のサイズは幅323㎜、奥行き227㎜と一般的な大学ノートA4サイズ(297×210)と比べても、幅+2.6㎝、奥行き+1.7㎝なのでカバンに入れも持ち運びがしやすいです。
厚さは15.9㎜と、1円玉(直径20㎜)より小さくコンパクトだし、重さも1.5㎏と比較的軽いので、カバンに入れて持ち運びがしやすいですね。
また、バッテリーは最大14時間です!
これだけあると、一日外で使っても充電アダプターを持ち運ばなくていいので、移動が楽にできますね。
CPU
CPUはパソコンの頭脳部分で、各機能に「アレして・コレして」と命令を出ます。
一つ気を付ける点で、S540には第8世代のCPUと第10世代(最新)のCPUが2種類あるので購入時に確認した方がいいですね。性能的にそこまで大きな違いがあるわけじゃないですが、まぁ、新しいに越したことは無いので。
購入ページに各スペックが紹介されていて、ここにプロセッサー(CPU)という項目があるのですが、赤枠の数字を確認してください。
i7-8565Uとi7-10510Uという風に2種類あります。
この数字部分が世代を表していて、10510Uが最新世代のCPUになります。
インテル搭載モデルは、以下になります。
- Core i3-10110U
- Core i5-8265U
- Core i5-10210U
- Core i7-8565U
- Core i7-10510U
AMDは以下になります。
- Ryzen 5 3500U
Ryzen 7 3700U
スコアの目安
- 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
- 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 10000~・ゲーミングPCなど専門的な機種に搭載されることが多い
(グラフをタップすると数値が表示されます)
[visualizer id=”10139″]Ryzen 5,7そしてCore i7は、ビジネスで使う場合でもがっつり使えます。Core i5は普段使いであれば問題なく使えるくらいの性能で、Core i3はライトユーザー向けですね。
コアとスレッド
コア数とスレッド数は、同時に複数の事を快適にできるかどうかの目安になります。
コアとスレッドは、車と車線に例えたら分かりやすいです。
例えば、4コア4スレッドのCPUだと、4つの車線に4台の車(情報)しか行き来出来ませんが、4コア8スレッドになると、4つの車線に8台の車(情報)が行き来出来ます。
なので、コアとスレッドが大きいと同時に扱える情報量が大きくなるので、複数作業がしやすくなるんです。
複数作業とは、Youtube聞きながらネットサーフィンして、オンラインショッピングで買い物をするみたいな感じで同時に何かやる作業です。
Core i3は2コア4スレッドで、その他のプロセッサーは4コア8スレッドになります。
メモリ
メモリは、作業テーブルのイメージですね。
テーブルが大きいといろいろな物をテーブルに開いて使うことが出来るし、メモリが小さいと少しのものしかテーブルに置けないので、作業効率が悪い=パソコンの動きが悪いとなります。
メモリは4GB~12GBまでありますが、ここ最近は8GBが主流になってきています。ライトユーザーであれば4GBでもそんなに問題ないと思いますが(私はメモリ4GBのIdeaPadも所持)、より快適にと言うのであれば8GBがおすすめです。
また、メモリ4GB(Core i3)を選んだ場合は、オンボードで空きスロットがないのでメモリの増設は出来ないですが、メモリ8GB、12GBの場合は4GBオンボードで、残りがスロットに刺さっているので増設可能です。
また、RyzenモデルとIntelモデルはメモリの種類が違います。
- Ryzen・・・DDR4-19200(2400MHz)
- Intel・・・DDR4-21300(2666MHz)
このMHz(周波数)が高い方がより高速にデータを処理できるので、インテルモデルの方が10%ほど処理が速いです。(高速表示が出来ます)
OS
OSはWindows 10 Homeがついていて、セキュリティにWindows Defenderが標準搭載されています。
以前は評価の低かったWindows Defenderですが、最近はセキュリティソフトのランキングでも高評価を得ています。
マルウェア対策や、フィッシング対策もしてあり、危険なページやアプリを実行しようとするとブロックし、警告を出してくれます。
また、ランサムウェアの検出テストでは失敗無しの検出率だったので、この面でもパソコンの保護が期待できます。
ストレージ
ストレージにはハイエンドモデルに使われるSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)が付いています。
先ほど少し言ったように、データ移動が速いのでパソコンの起動やファイルの立ち上げが快適にできます。
以前はHDD(ハードディスクドライブ)という旧型のストレージが主流だったのですが、最近は安いモデルにしか使われていないですね。
ちょっと豆知識としてSSDとHDDの違いを紹介します。
- HDDは磁気を帯びたディスクを高速で回転させ、磁気の性質を変えてデータを保存
- SSDはデータ保存をする空間に0と1の数字を書き込みデータ保存
HDDは物理なものだったので壊れやすかったですが、SSDになり壊れにくいし、データ移動も速くなったしと良いことだらけなんです。
HDDのメリットは値段が安いという事のみですね。SSDは高いです。
また、SSDの種類はSATAとPCle-NVMeがあるのですが、S540にはPCle-NVMe搭載です。
両者の違いは、
- SATA・・・データ転送速度の理論値が6Gbp
- PCle-NVMe・・・データ転送速度の理論値が32Gbps
PCle-NVMeはけた違いに速いですよ。
ディスプレイ
ディスプレイはFHD(フル・ハイディフィニション)で、解像度は1920x1080の高解像度になります。ベゼルも狭いですね。
IPS液晶を使っているので視野角が広く、色々な角度から見ても画面がきれいに見えますね。また、光沢なしの画面なので、映り込みが軽減されているので画面(作業)に集中しやすいです。
Microsoft Office
Wordやエクセルなどが使えるOfficeは、搭載モデルとそうでないものがあるので確認して購入しましょう。
Officeが付いてなくても、オンラインで無料で使えるものがあるのでそちらで大丈夫な人も多いと思います。
5GBまで無料で保存できるので、WordデータであればKBベースなので無料版で十分だと思いますよ。
保証
レノボのパソコンには、1年間引き取り修理保証が付いています。
万が一があった場合に助かりますね。
インターフェース
- 電源ジャック
- HDMI
- USB3.0 Type C
- マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
- Novoボタン
- SDカードリーダー
- USB3.0
- USB3.0 (Powered USB)
HDMIジャックがあるので外付けディスプレイに配線一本で繋げるし、SDカードリーダーがあるので、デジカメやスマホのデータ移動も簡単です。
NOVAボタンとは、パソコンがフリーズしてしまったときに使うリセットボタンですが、未だに使ったことがありません。
価格
価格は5.9万円~12万円オーバーのモデルまであります。
おすすめの構成をご紹介します。
ライトユーザー
CPU | Intel core i3(標準性能) |
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メモリ | 4GB(標準性能) |
SSD | 256GB |
目安価格 | 約5.9万円 |
ミドルユーザー
CPU | Intel core i5/Ryzen 5 |
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メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB~512GB |
目安価格 | 6.8万円~ |
ヘビーユーザー
CPU | Intel core i7/Ryzen 7 |
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メモリ | 12GB |
ストレージ | 512GB~ |
目安価格 | 10万円前後 |
これを目安に選んでみて下さい。
ちなみに価格はセール時期によって変わるので、公式ページ↓で確認をお願いします。