IdeaPadのLシリーズはコスパが高いものが多いのですが、L340のゲーミングエディションはかなりコスパが高い機種です。
Ideapad S540のハイスペック版といったモデルで、「ゲーミングPCはバッテリーの持ちが悪いから買いたくない」という人なら、L340ゲーミングエディションがバッテリーも長いのでおすすめです。
仕事や学校などでがっつり使うし、実はゲームもやるというゲーマー注目の機種です。
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IdeaPad L340ゲーミングエディション(15)のレビュー
CPU | Intel core i5-9300H Intel core i7-9750H |
---|---|
コア/スレッド | i5)4/8 i7)6/12 |
メモリ | 8GB、16GB |
ストレージ | 最大SSD 256GB+HDD 1TB |
ディスプレイ | 15.6型 FHD IPS 光沢なし |
リフレッシュレート | 表記なし |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1650 |
セキュリティ | Windows Defender |
サイズ | 363×254.6×23.9mm |
重さ | 2.19㎏ |
バッテリー | 最大9.1時間 |
保証 | 1年間 |
価格 | 6.6万円~ |
さすがゲーミングエディションなので、CPUはハイパフォーマンスモデルのHシリーズになっていますね。特にCore i7は6コア12スレッドとデスクトップ並みの性能を持っているので、ゲーム以外でも動画・画像編集にも強いです。
メモリも最大16GB搭載できるので、大容量です。普段使いなら8GBでも十分なサイズですが、ゲームをやるなら16GBは欲しいですね。
グラフィックスは定番のGeForce GTX 1650で、重量級ゲームでも画質を下げれば出来るものがほとんどで、FF15やモンスターハンター、フォートナイトなど人気ゲームは大体できます。
通常ゲーミングPCにはMicrosoftのOfficeは付いていないですが、こちらはプライベートでも使うことを想定した機種なのでOffice付きの機種もあります。
こてこてのゲーマーじゃないけどゲームをやるって人には、おすすめの機種ですね。
IdeaPad L340ゲーミングエディションの特徴
見た目がかなりかっこいいですよね。黒のボディに青のキーボードバックライトなので、ちょっと怪しい雰囲気が出まくっています。(笑)
後ろから見ると、天板のロゴも青でかっこいいですね。サイズは15.6型のゲーミングなので少し大きめで、横363㎜、縦254.6㎜です。大学ノートA4サイズ(297㎜x210㎜)と比べると、横+6.6㎝、縦+4.46㎝と大きいですね。
幅は23.9㎜と厚めで、10円玉の直径が23.5mmなのでほぼ同じ大きさになります。持ち運びがしやすいサイズではないですね。(ゲーミングで持ち運びがしやすいサイズはないですね)
バッテリーはゲーミングPCにしては長い9.1時間もあるので、気分転換に自室以外でプレイする場合でも充電ケーブルを持ち運ばなくても大丈夫ですね。
画面を開いている時は、そこまで厚く見えないですね。
15.6型なのでテンキー(右の数字だけのキー)が付いています。ゲームだけじゃなく、資料作成など数字を使うことが多い人には、使いやすいキーボードですね。
プライバシーシャッターが搭載なので、前面カメラを使わない時はシャッターを閉じることが出来ます。ウイルス感染など万が一を考えると、シャッター無しはきついですよね。
CPU
プロセッサーはハイパフォーマンスモデルで、性能が高い以下の2種類になります。
- Intel core i5-9300H(2.4GHz)
- Intel core i7-9750H(2.6GHz)
他のアイデアパッドなど、通常のノートパソコンは末尾がUという省電力タイプなのですが、ゲーミングなので性能重視です。Hモデルは全然スペックが高いですよ。
カッコ内の数字・GHzはクロック数(動作周波数)と言って、同一モデルで比較した場合、数字が大きければ大きいほど同一時間内に処理できるデータ量が多くなります。
通常1.6GHzあれば「そこそこいいね」と思うくらいですが、i5が2.4GHz、i7が2.6GHzとかなり高い数字になっています。
下のグラフは本機種搭載のCPUと、その他Ideapadなどに使われるCPUのPassMarkスコアの比較です。(グラフをタップすると数値が表示されます)
[visualizer id=”10630″]Core i5ですらハイスペックスコアの8000以上で、Core i7は約11500とデスクトップ並みのスコアになっています。
ちなみにCore i5の下のCore i7-10510UはノートパソコンのハイスペックCPUで、他のIdeapadシリーズの高価な機種に使われるCPUです。
i5は、それよりも10%近くスコアが高くなっていますね。i7は60%ほど性能が高いです。
しかもコア数も多いので、ゲームをしてもサクサク動きますね。コアとスレッドは数字が大きい方が、同時に処理できるデータ量が上がります。
i5は4コア8スレッドで、i7は6コア12スレッドです。i7はデスクトップ並みの性能ですね。
メモリ
メモリは8GBと16GBが選択できます。オンボードじゃなく、スロットが1つあるので増設も可能です。ただし、今ささっているメモリを抜いて新しいものを入れるので、初めから16GBを選んだ方がよさそうですね。
メモリの種類はPC4-19200で、動作周波数は2400MHzです。
ストレージ
ストレージは512GBのSSDのみか、SSD 256GB+1TB HDDのデュアルストレージになります。
SSDにはOptaneメモリーといって、良く使うファイルやデータがキャッシュされるので、頻繁に使うアプリやソフト、データを高速表示、高速起動できます。
デュアルストレージの機種は、頻繁に使うものをSSDに、時々しか使わないものはHDDに入れておけば起動も速くなるし、SSDの容量も空くのでおすすめですね。
HDDは5400回転ですがSATA接続なので、最大データ転送速度は6.0Gbps(6GB/秒)とかなり速いです。
SSDはM.2 PCle-NVMeで最大データ転送速度の理論値は40Gbpsになり、かなり速いです。(理論値なのでここまでは出ませんが、HDDより断然速いです。)
ディスプレイ
ディスプレイは、FHD IPS液晶 光沢なしになります。
FHD | フルハイディフィニション、解像度1920x1080 |
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IPS液晶 | 視野角が広く、色々な角度から見ても画面が見やすい |
光沢なし | 映り込みが軽減された液晶 |
FHDの高画質ディスプレイなので、画面もキレイで見やすいです。光沢なしなので、自分や背景が画面に映り込みにくいので集中してゲームが出来ます。
グラフィックス
Geforce GTX 1650はゲーミングのグラボの中ではエントリークラスになりますが、ゲームをする上では重量級ゲームの画質を下げれば問題ない場合がほとんどなので、問題ないと思います。
下のグラフは、ゲーミングPCに使われるグラボの性能比較です。(グラフをタップすると数値が表示されます)
[visualizer id=”10638″]グラフィックスのスコアは8000以上なので、悪くない性能です。
ゲームのベンチマークスコア
下のグラフの単位はfpsで、フレームレート(1秒間に表示されるフレームの数値)になります。fpsが60を下回ると「快適にプレイ」とは言い難く、fpsが20くらいになると「画面がカクカク動く」感じです。(グラフをタップすると数値が表示されます)
[visualizer id=”9827″]重量級のFF15は高画質・中画質だと60fpsを下回りますが、低画質であれば67となっています。問題なくできるレベルです。
モンハンも同じく、低画質のみでのプレイになると思います。
ただし、FF14やフォートナイトなど中量級ゲームであれば高画質でもプレイできますね。
OS
オペレーティングシステムは最新のWindows 10 Homeになります。
Windows 10には標準でWindows Defenderというセキュリティが搭載されており、マルウェアなどのウイルス対策をしてくれます。
保証
LenovoのPCには、標準で1年間の修理保証が付いています。もっと手厚い保証や、期間を延ばしたりも出来ます。
インターフェイス
- 電源ジャック
- イーサネット・コネクター(RJ-45)
- HDMI
- USB 3.0
- USB 3.0
- マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
- USB 3.0 Type-C
- セキュリティ キーホール
インターフェイスは左側に偏っていますね。でも、LANケーブルポート・RJ-45もあるし、HDMIポートもあるので、ケーブル1本で外部ディスプレイに接続できます。
まとめ
CPUの性能も高く、メモリも大容量、グラボも最高モデルじゃないですがゲームをするのにほとんど困らないので優秀な機種です。
ちょっと重いですが、バッテリーが長いので普通の外出用のパソコンとしても使えるので、ゲームだけじゃなくいろんな用途に合いますね。
現在Lenovoではセールをやっているので、この機会をお見逃しなく!