LenovoのオールインワンPCは省スペースで人気があり、公式ページ記載のレビューも5段階評価で4.7/1188件中とかなり評価が高いです。
と言うのも、セットアップも簡単だし、性能も高め、インターフェイスも豊富でおしゃれですもんね。価格も6.2万円から購入できるとあれば、人気が高いと思います。
本機種は普段使いや、ビジネス用途での使用も出来るほどの性能で、Web閲覧、動画視聴、家計簿や仕事の資料作成にも向いているので、家族共用PCとして使ってもいいし、自室に仕事用として使っても良いと思います。
見た目がシンプルでおしゃれなので、リビングに置いてもインテリアを壊さないと思います。
本機種にはプロセッサーにAMD社を使っている機種と、とIntel社を使っている本機種がありますが、プロセッサーが違うだけでストレージを除き全て同じです。AMDモデルはSSD+HDDのデュアルストレージが可能、IntelモデルはSSDのみの搭載です。
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Lenovo IdeaCentre A540 (24,AMD)のスペックレビュー
CPU(AMD) | AMD Ryzen 3 3200GE AMD Ryzen 5 3400GE |
---|---|
CPU(Intel) | Intel core i3-9100T Intel core i5-9400T |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 最大512GB HDD 1TB |
グラフィックス | Radeon Vegaグラフィックス |
ディスプレイ | 23.8型 高視野角ワイド液晶 フルHD IPS液晶 非光沢 マルチタッチあり |
OS | Windows 10 Home |
Microsoft Office | Home&business 2019搭載モデルあり |
光学ドライブ | ー |
無線 | WiFi、Bluetooth v4.2 |
有線 | イーサネット |
付属 | ワイヤレスマウス、ワイヤレスキーボード |
寸法 | 541 x 185 x 433mm |
重さ | 7.3㎏ |
保証 | 1年間 |
価格 | 6.2万円~ |
パソコンの頭脳であるCPUにはAMD Ryzenが搭載で、Ryzen 3、Ryzen 5どちらも標準以上の性能があります。普段使いであればRyzen 3、仕事にも使うというのであればRyzen 5が快適に使えます。
同じくIntelモデルもCore i3とCore i5があり、どちらも普段使い用であれば十分な性能があります。
メモリは8GBで、標準的な大きさです。大きすぎず、小さすぎずですが、メモリスロットが2つあるので、増設も可能です。
ストレージはSSDのみか、SSD+HDDのデュアルストレージなので大容量にできます。スマホの写真や動画をパソコンに保存する人は、HDD搭載モデルが便利です。
ディスプレイは高画質のフルHDで、高視野角ワイド液晶なので鮮やかで見やすいです。映画などの動画も家族で見たりと、大人数でも見やすいディスプレイですね。
光学ドライブは無いですが、WiFiにBluetooth、有線LANポートもあり、USBポートは5つ、HDMIもメディアカードリーダーもあるので、インターフェイスは必要十分になっています。外付け光学ドライブを購入すれば、CDやDVDを焼いたり再生したりできます。
また、本機種はワイヤレスのマウスとキーボードが付属しているので、パソコン周りはすっきりしますね。これなので、リビングに置いても来客に散らかっている印象は与えません。
オールインワンPCは通常のデスクトップの様に「この配線を繋げて、アレも繋げて」などなく、電源を繋げればOKなので簡単にセットアップも出来ます。(初回はマウスとキーボードをBluetooth接続する必要があります)
また、Lenovoは電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあるので、分からない場合は電話をしながらセットアップも出来ます。楽ですね。
公式ページでのレビューも上々で、5段階評価で星4.7/1188件となっています。
IdeaCentre A540 (24)AMD・インテルの特徴
一番の特徴は、パソコン周りがすっきりしているので散らかった感じがしないことですね。通常パソコンはモニターへのケーブルやマウス、キーボードのケーブルがありますが、本機種はモニター一体型だし、ワイヤレスのマウスとキーボードが付属なので、本当にすっきりしています。必要なのは電源コードだけです。
筐体上部はQi充電対応なので、対応機種であればこの様に無線で充電が出来ます。徹底してケーブルを取り除いてますね。
後ろから見てもシンプルでおしゃれだと思います。配線をまとめるホックのようなものがあるので、色々繋げる場合でもまとまります。
寸法は幅541㎜、奥行き185㎜、高さ433㎜となっていて、
- 幅は新聞の縦の長さ(546㎜)
- 奥行きは一万円札の長辺(160㎜)+2.5㎝
- 高さは500mlペットボトル2本分(424㎜)+0.9㎝
とほぼ同じサイズです。
23.8型なのでそこそこ大きいですが、奥行きが全然ないので置き場所に困らないと思います。
ディスプレイのベゼル(画面の黒い枠)が細く、画面対本体比が93%です!最近のノートパソコンでも数機種ベゼルが細く画面対比が90%なんてものもありますが、本機種はそれを上回るほどベゼルが細いんです。
モニターとしても使えるようにHDMIの入力ポートがあるので、仮に複数の本機種を購入したら上の画像の様につなげて使えるし、子供が「プレステを大画面でやりたい!」なんて言っても、PS4やPS5もHDMI経由で接続し大画面でプレイが出来ます。(パソコン占領されるのでおすすめしませんが(笑)
CPU
Ryzen 3 3200GE | Ryzen 5 3400GE | |
製造プロセス | 12nm | 12nm |
コア/スレッド | 4/4 | 4/8 |
基本クロック | 3.3GHz | 3.3GHz |
ブーストクロック | 3.8GHz | 4.0GHz |
キャッシュ | 4MB | 4MB |
電源 | 35W | 35W |
CPUはどちら選んでもそこまで性能に差が無く、普段使いには十分な性能があります。
スコアの目安
- 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
- 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 10000~・ゲーミングPCなど専門的な機種に搭載されることが多い
↓タップすると数値が表示されます↓
[visualizer id=”16330″ lazy=”no” class=””]Ryzen 3が約7500、Ryzen 5が約8800と、ビジネス用途でも使えるほどです。Core i3は若干性能が低いですが、Core i5は普通に問題ない性能です。
ただし、コアとスレッドはRyzen 3とCore i3が4コア4スレッド、Ryzen 5が4コア8スレッド、Core i5が6コア6スレッドになっています。
<アプリの数は例です>
コアとスレッド数が多いと、同時に複数の作業がやりやすくなるので、がっつり使う場合やビジネス用途での購入であればRyzen 5、もしくはCore i5をお勧めします。
ディスプレイ
解像度 | マルチタッチ | 液晶 | 輝度 | コントラスト比 | 光沢 |
FHD 1920×1080 |
〇 | IPS | 250nit | 1000:1 | 無し |
FHD 1920×1080 |
X | IPS | 250nit | 1000:1 | 無し |
ディスプレイは高解像度のフルHDでIPS液晶なので、視野角も広くコントラスト比も比較的高いですね。
コントラスト比とは最少輝度(黒色)と最大輝度(白色)の差で、この差が大きいとより鮮やかで、力強い描写が可能になります。
また、マルチタッチディスプレイもあるので、こちらを選んだ場合はタブレットの様に指で操作も出来るので子供でも扱いやすくなります。
メモリ
メモリはDDR4-2666MHzで、メモリスロットは2つあります。
標準で8GB(4GBx2)なので、普段使いであれば特に困ることはない大きさです。また、8GBのメモリ1枚よりも、4GBのメモリ2枚の方が処理速度が高いので良い構成になっていると思います。
もしメモリが少ないと思う方は、増設も出来るので、ちょっと面倒ですがやってみてもいいと思います。こちらのLenovo公式サイトでやり方を確認できます。
ストレージ
SSD | HDD | |
価格 | 高い | 安い |
動作音 | 静か | うるさい |
温度 | 熱くなりにくい | 熱くなりやすい |
データ移動 | 最大32Gbps | 最大6Gbps |
ストレージはSSDのみか、SSD+HDD 1TBになります。HDDはSATA接続なので、HDDの中では速い方になり、SSDはM.2 PCIe NVMeというデータ転送速度がかなり速いものが搭載です。
SSDはパソコンの起動も、Web閲覧など、基本的に何をするにしてもHDDのみの機種よりかなり速いので、本機種は快適に使用できます。
パソコンにデータを保存しない人や、クラウドサービスを使っている人はSSDのみでも大丈夫と思いますが、スマホのデータなどをパソコンに保存する人はSSD+HDDモデルがいいと思います。
インターフェイス
背面インターフェイスは、こちらになります。
・入力切替スイッチ
・HDMI (外部入力)
・イーサネット・コネクター(有線LANポート)
・HDMI (外部出力)
・USB 2.0
・USB 3.0
・電源コネクタ
左側面のインターフェイスは、こちらです。
・3-in-1メディアカードリーダー(SDカードなどを読み込むポート)
・USB 3.0
・コンボジャック
保証・サポート
Lenovoでは標準で、電話・チャット・LINE・メールでのサポートが付属しています。困ったときに電話で切るのはうれしいですね。
また、保証は1年間で、引き取り修理サービスがあり、最長3年まで格安で延長も出来ます。
Premium Careという、専門知識を持つエキスパートが24時間365日対応するサポートも有料であります。
まとめ
CPUもそこそこ性能が高く、全体的にきれいにまとまった構成です。メモリも8GBだし、SSDも搭載なので不満が出るような箇所はないと思います。
あえて言うなら、光学ドライブがあったら嬉しいですが、オールインワンPCには付いていないことが多いし、2000円くらいでアマゾンで売っているのでそこまでマイナスポイントだとは思いません。
マウスもキーボードも付属なので、特に他に必要なものも無いので始めやすいPCですね。
リビングに置く家族共用PCとしては、合格点の機種だと思います。
インテルモデルはこちらからどうぞ。