Lenovoのデスクトップで人気のあるIdeaCentreから、2020年7月28日に新機種が発表されました。
最新世代のCPUに、メモリも最大64GBと大きく、デュアルストレージモデルもあるので、かなり使いやすくなっています。
スペック的にも低~高と色々なモデルがあるので、色々な用途の人に合う機種になっています。
Contents
IdeaCentre 550iのレビュー
CPU | Intel Pentium Gold G6400 Intel core i3-10100 Intel core i5-10400 Intel core i7-10700 |
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クロック数 | Pentium Gold G6400・4.0GHz Core i3-10100・3.6GHz(ブースト時4.3GHz) Core i5-10400・2.9GHz(ブースト時4.3GHz) Core i7-10700・2.9GHz(ブースト時4.8GHz) |
メモリ | 4GB、8GB(最大48GB) |
ストレージ | HDD 1TB(7200rpm) SSD 最大512GB |
グラフィックス | CPU内蔵 AMD Radeon RX 550X |
無線 | WiFi、Bluetooth v5.0 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
OS | Windows 10 Home |
マウス | 同梱 |
キーボード | 同梱 |
サイズ | 145x285x340㎜ |
重さ | 5.4㎏ |
電源 | 260W 380W(Core i5, i7) |
保証 | 1年間引き取り修理 |
価格 | 4.5万円~ |
パソコンの頭脳であるCPUは4種類から選べるので、ライトユーザーで出費を抑えたい人から、ヘビーユーザーでがっつり使う人にも合うスペックがありますね。
メモリは最大64GBと大きめなので、困ることは無いと思います。ストレージはHDDのみか、SSDとのデュアルストレージが選べるので大容量だし、高速起動も可能です。
筐体(パソコン本体のボディ)も比較的小さめなので、机の上に置いてもそこまで邪魔にならないくらいですね。重さもたったの5.4㎏と軽いですね。
普通パソコンって10㎏くらいするのですが、IdeaCentreの500シリーズは軽めなので、助かりますね。
嬉しい事にマウスとキーボードがセットなので、別々に購入する手間が省けます。ディスプレイだけですね、必要なものは。
IdeaCentre 550iの特徴
IdeaCentreらいしい外観で、インテリアに溶け込みそうなシンプルな見た目ですね。先ほども言ったように机の上にも置けるくらいのサイズなので、リビングに置いても大き過ぎて目立つこともないと思います。
本体の前面左にDVDスーパーマルチドライブが、右側に電源やUSBなど、背面にもHDMIやVGAポートなど、インターフェイスはかなり充実しています。
保証も1年間引き取り修理(延長可能)があるので、何かあったときも安心ですね。
CPU
パソコンの頭脳であるCPUは最新世代のもので、ライトユーザー向けのPentiumから、仕事でがっつり使う人向けのCore i7まであります。
頭脳部分というだけあって、性能が低いと動きが遅いし、性能が高いとサクサク動きます。本機種に搭載できるCPUは、以下の4つになります。
- Intel Pentium Gold G6400
- Intel core i3-10100
- Intel core i5-10400
- Intel core i7-10700
下のグラフはCPUの性能を表すPassmarkスコアになります。(グラフをタップすると数値が表示されます)
[visualizer id=”11856″ lazy=”no” class=””]Pentiumはノートパソコンでいう標準的な性能で悪くはないですが、そこまで快適に使える物でもありません。
ネットサーフィンやオンラインショッピングなど、負担がかからない使い方なら問題ないです。
ちょっと値段も上がりますが、Core i3はスコア9000以上と性能が高く、結構使う人でも問題ないくらいになります。仕事で使う人でもCore i3くらいの性能があれば、Zoomで話しながら資料作成も出来るくらいです。
より快適に使いたいという人は、Core i5かi7のハイスペックCPUがおすすめです。
Core i7に至ってはスコアが1.8万以上とかなり高い性能なので、特殊な事をする人向けですね。このCore i7は高度な処理が必要なゲーミングPCなんかに搭載される事が多いくらい、高い性能になっています。
また、CPUにはコアとスレッドという重要な性能もあるのですが、本機種搭載のCPUはこの様になっています。
- Intel Pentium Gold G6400・・・2コア4スレッド
- Intel core i3-10100・・・4コア8スレッド
- Intel core i5-10400・・・6コア12スレッド
- Intel core i7-10700・・・8コア16スレッド
簡単に解説すると、コアとスレッドが大きい方がより多くのデータを同時に処理しやすくなります。
例えば、2コア4スレッドより4コア8スレッドの方がデータが通行できる幅が広いので、同時に複数の作業が出来ます。
2コア4スレッドも悪くないです。ノートパソコンで言えば標準レベルのものですが、デスクトップパソコンと考えると、物足りない気もしますね。
まぁ、先ほども言ったようにライトユーザーであれば気にならないと思います。
Core i3は4コア8スレッドで大きく、Corei5,i7はかなり大きいので、ヘビーな要求にも耐えられる性能です。
同じくクロック数(動作周波数)は、大きければ大きいほど同一時間内により多くのデータが処理できます。
Ideacentre 550i搭載のCPUクロック数は高いので、心配ないですね。
- Pentium Gold G6400・4.0GHz
- Core i3-10100・3.6GHz(ブースト時4.3GHz)
- Core i5-10400・2.9GHz(ブースト時4.3GHz)
- Core i7-10700・2.9GHz(ブースト時4.8GHz)
メモリ
メモリはパソコンの作業台で、大きければ大きいほど多くのアプリ・より大きなデータが扱えるようになります。
4GBははっきり言って小さいので、8GB以上を推奨します。
また最大64GBのメモリが搭載できるので、メモリの増設も簡単にできます。
増設する場合は、メモリの種類がDDR4-2933 SDRAM UDIMMになるので、同じ種類のものを購入しましょう。同じ種類じゃないと動きが悪くなるので。
ストレージ
ストレージはHHD 1TB(1000GB)か、HDD 1TB+SSD最大512GBがあります。
SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)とHDD(ハードディスクドライブ)はこの様な違いがあります。
SSD | HDD | |
値段 | 高い | 安い |
動作音 | 静か | うるさい |
発熱 | ほぼ無し | 発熱しやすい |
速度 | 速い | 遅い |
耐性 | 衝撃に強い | 衝撃に弱い |
HDDのみのモデルは起動もSSDに比べ遅く、ドライブの回転音がします。データ転送速度(理論値)も本機種搭載のSSDと比べると数十倍遅いので、予算が付けばSSD搭載の機種をおすすめします。
グラフィックス
グラフィックスは3Dゲームや動画編集に必要な性能で、本機種にはCPU内蔵インテルUHDグラフィックスか、Radeon RX 550が搭載です。
どちらも高い性能じゃないので、本格的な編集や3Dゲームには不向きです。ただし、ビデオエディターなどの軽いソフトであれば、編集も出来ますよ。
インターフェイス
- 電源ボタン
- オーディオ/マイクコンボ x 1
- USB 3.0 Type-C
- USB 3.0 x 2
- 3-in-1メディアカードリーダー
- オプティカル・ドライブ
- オーディオポート
- HDMI出力ポート
- VGA出力ポート
- USB2.0
- イーサネットポート(RJ-45)
- USB2.0
- 電源ジャック
インターフェイスは豊富なので、困ることは無いと思います。HDMIやVGAポートがあるので、ケーブル一本でモニターに繋げるし、USB Type-Cもあります。
まとめ
机に置きやすいサイズで性能も低いもの~かなり高い性能まであるので、いろいろな人に合う機種になっています。
仕事でヘビーに使う人にも合うモデルがあれば、「あまり使わないから安いモデルでいい」という人にも合うし、当然学生にも合いますね。
また、外観もおしゃれなのでインテリアにも溶け込みやすいので購入しやすい機種です。
現在Lenovoではセールをやっていて50%以上の割引もあるので、この機会をお見逃しなく。