タブレット・Lenovo Idea Tabのレビューです。
学生や社会人に最適な11インチタブレットで、この記事では実機を使って詳細にレビューします。
大画面で映画を見たりゲームをしたり、Neboもサクサク使える性能で、学生や社会人にもおすすめです。
レビュー機は購入品で、スペックはMediaTek Dimensity 6300、LPDDR4X 4GB、ストレージはUFS 128GBになります。
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Contents
Lenovo Idea Tabのスペックと特徴
SoC | MediaTek Dimensity 6300 |
---|---|
メモリ | LPDDR4X 4GB |
ストレージ | UFS 128GB |
ディスプレイ(12.7型) | 2.5K(2560×1600) IPS 90Hz |
WideVine | L1対応 |
OS | Android 15 |
無線 | Wi-Fi 5 |
生体認証 | 顔認証 |
カメラ | 800万画素/500万画素 最大1080p動画 |
オーディオ | ドルビーアトモス スピーカー×4 |
寸法(幅×奥行×高さ) | 254.6 × 166.2 × 7mm |
重さ | 480g |
バッテリー | 7040mAh 最大12時間 |
標準保証 | 1年間 |
保護 | IP52 |
OSアップデート | 2回(Android 17まで) |
価格 | 30,800円~ |
<性能評価>
タブレットの頭脳であるSoCにはMediaTek Dimensity 6300が搭載し、普段使い用タブレットとしては十分な性能になります。オクタコア(8コア)もあるので、画面分割をしても快適に使えます。
メモリはLPDDR4Xで4GBを搭載し、メモリ拡張で最大4GB追加できます。多くの機種に採用されているこの「メモリ仮想拡張」ですが、これはメモリ性能を上げるというよりも、本機の様なメモリが少ない機種で重たい作業をしてメモリ不足になったときに「つなぎ」として使う感じです。
ストレージはUFS 2.2で、そこそこ大きな128GBになります。また、最大2TBのmicroSDカードリーダーで増設できるので、容量不足になることはないと思います。
ディスプレイは11インチと大きく、視野角が広く色鮮やかなIPS液晶になります
解像度は2.5K(2560 × 1600ドット)と高精細で、NTSC 72%の広色域、500ニットと明るく屋外でも見やすく、リフレッシュレートは90Hzと高いです。
セキュリティレベルはWideVine L1なので、アマゾンプライムやNetflixなどの動画配信サービスで高画質で見ることができます。
OSはAndroid 15で、2回のアップデート(Android 17まで)を保証を予定しています。
無線はWi-Fi 5で顔認証にも対応し、カメラはフロント500万画素、リアは800万画素で、最大でFHD動画を30fpsで撮影可能です。
オーディオはDolby Atmosに対応した4基のスピーカーを搭載し、そこそこ良い音でした。
11インチで480gと普通に持ち運べるくらいで、バッテリーは7040mAhで動画再生時間は約12時間になります。
普段使い用のタブレットですがNeboを快適に使える性能があるので、ビジネスPCのお供として使ったり、会議のメモ取りや資料作成、学生の講義のノート取りなど、いろいろな用途に使えます。
一点だけ残念なところを上げると、ペンは付属じゃないんですよね。筆者はLenovo Tab Pen Plusを持っていたのでいいですが、持ってない人は公式サイトで購入できます。
メタルのユニボディ採用で高級感がある
3万円で2.5K解像度と高精細で、色も鮮やかです。
オールメタルボディに、継ぎ接ぎがなく1つのパーツで作られたユニボディで、デザイン性のあるラウンドエッジを採用です。
背面はツルツルで、メタルなのでひんやりします。指紋は付きますがじっくり見てもわかりにくいです。
バッテリーは7040mAhと大きく、最大12時間のバッテリー駆動時間があります。
USB 2.0 Type-Cポートがあり、OTG機能付きです。
上の画像はタブレットに外付けSSDを接続したもので、画面左下の「すべてのストレージ」に本機の「内部ストレージ」、その横に「CT2000xxxxx」と書いてあるのが外付けSSDです。
タブレットのデータを移動したい場合はPCを介さずに直接できるので、PCを使わない人にも便利です。
タブレットの角に3.5ミリジャックがあります。最近のタブレットって薄型化が激しくて3.5ミリジャックがないものが増えてきましたが、本機はあります。
やっぱり有線の方が圧縮無しで音を伝送するので、音質もいいです。
ただし、本機はSBCやAAC、aptX、LDACなどのコーデックに対応しているので、無線でもいい音です。
生体認証は顔認証があり認識速度も速いですが、夜寝る前など暗いところでタブレットを使うと顔認証は機能しないので、指紋センサーもあったら嬉しかったです。
高精細2.5Kディスプレイ
ディスプレイは2.5Kの2560×1600ドットで、色域はNTSC 72%(sRGB 100%相当)と広いです。実は筆者は2.5Kって知らなくて、使っているときに「このディスプレイなんか普通のよりきれいだな~」って思っていたのですが、仕様書を見たら2.5Kでした。
リフレッシュレートは90Hzと高いので、軽いゲームなら恩恵を受けるし、高速スクロールをした時もぬるぬるです。
マルチタッチテストでは指10本同時に使ってもしっかりと反応しました。
左が本機で、右はオリジナル画像です。本機はしっかりと色の表現ができており、オリジナルとそんなに差はないと思います。
上の画像は黒の描写の比較で、左は本機、右オリジナル画像です。本機はIPS液晶ですがしっかりと黒を描写できています。若干白(煙)の描写が少ないと思いますが、すごく良いと思います。
輝度は最大500ニトと明るく、屋外でも見やすいです。
220ニト | 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える |
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250ニト | 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える |
300ニト | 屋外の日陰でも見える |
400ニト | 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとちょっとくらい |
500ニト | 屋外向け |
600ニト | 画面に直射日光が当たっても比較的見える |
WidevineはL1対応
DRM Infoで確認すると、セキュリティレベルはL1になっていました。これはWidevineはL1に対応しているという意味で、Netflixやamazon Primeビデオなど高解像度で見ることができます。
ドルビーアトモスに対応したスピーカーが4基搭載
スピーカーはドルビーアトモスに対応しており、一般的なオーディオの様に平面的じゃなく、立体的な音を表現できます。
音はなかなか良いですが、重低音はあまり聞いてません。
最大2TBのmicroSDカードを増設できる
ストレージは128GBと大きく、最大で2TBのmicroSDカードを増設できるので、データを多く入れる人にも安心です。
あれ?ゲームも普通にできた
詳しくはあとでYoutube動画を上げますが、ちょっと重ための原神も普通にできたし、Call of Dutyもプレイできました。
まぁ、原神は起動してから40秒くらい読み込みに時間がかかりましたが、プレイ自体はカクツキもなく良かったです。
ただし、デフォルト設定は「画質最低」「フレームレート30fps」で、ほぼすべての項目で最低か低でした。
Call of Dutyは、グラフィック品質もフレームレートも「普通」でした。
ゲーム向けのタブレットじゃないですが、ゲームもできるほどの性能があります。
使えるアプリが凄く便利
Neboって知ってます?神アプリなんですよ。
上の動画を見てもらうと早いですが、社会人や学生なら使った方が絶対いいよ的な手書きノートアプリです。
まぁ、元から字は汚いですが、崩して書いた字でもしっかりと変換してくれました。これ、すっごいですね~。
本機だけの機能じゃないですが、ホームボタンを長押しすると「囲って検索」ができ、写真でも翻訳でもなんでも検索できます。
これ、便利ですよね。
上の動画では英語のニュースを見ていて、翻訳するという例です。
ベンチマーク
ミドルクラスのSoCで普段使い/ビジネスにも十分
MediaTek Dimensity 6300 | |
プロセス | 4nm |
コア | Arm Cortex-A76 2.4GHz Arm Cortex-A55 2.0GHz |
コア数 | 8コア |
GPU | Arm Mali-G52 MC2 |
Socはパフォーマンスの高いコアと、省電力のコアの2種類を搭載しており、低負荷なことをしているときは省電力コアで作業をするため、バッテリー駆動時間が長くなるという特徴があります。
8コアもあるので、快適に画面分割でも使えます。
Antutuベンチマーク計測結果
まずはAntutuベンチマークの計測結果です、、、と言いたいところですが、何度やってもスコアが表示されないんです(泣)。ベンチ自体は最後まで実行できるのですが、最後にWi-Fiにつながってないと出て表示されませんでした。
Antutu公式を見たら40万点ほどで、普段使いには十分な性能です。
ベンチマークの目安
200万以上・・・向かうとこ敵なし
150万以上・・・重いゲームも快適
100万以上・・・重たいゲームもできる
50万以上・・・ビジネス用途でも使える
25万以上・・・普段使い用向き
総合 | – |
---|---|
CPU | – |
GPU | – |
MEM(メモリとストレージの読み書きの速度) | – |
UX(アプリ動作の速さ) | – |
Geekbench 6計測結果
Geekbench 6はクロスプラットフォームのベンチマークで、CPUやGPUコンピューティングのスコアを計測できます。計測スコアはマルチコア1988、シングルコア783と良いスコアでした。
Geekbench 6 マルチコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 8 Gen 3 | |
---|---|
Snapdragon 8+ Gen 1 | |
MediaTek Dimensity 8300 | |
Snapdragon 870 | |
Snapdragon 7s Gen 2 | |
MediaTek Kompanio 1300T | |
MediaTek Dimensity 7050 | |
MediaTek Helio G99 | |
Dimensity 6300 | |
Snapdragon 695 | |
Snapdragon 750G | |
MediaTek Helio G99 | |
Snapdragon 690 5G | |
Snapdragon 7c Gen 2 | |
Snapdragon 730G | |
MediaTek Helio G90T | |
MediaTek Kompanio 520 | |
Snapdragon 680 | |
Helio G88 | |
Helio G85/Redmi Pad SE 8.7 | |
Snapdragon 662 | |
Helio G85/本機 |
Geekbench 6 シングルコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 8 Gen 3 | |
---|---|
Snapdragon 8+ Gen 1 | |
MediaTek Dimensity 8300 | |
Snapdragon 870 | |
Snapdragon 7s Gen 2 | |
MediaTek Dimensity 7050 | |
Snapdragon 695 | |
Dimensity 6300 | |
MediaTek Kompanio 1300T | |
MediaTek Helio G99 | |
Snapdragon 750G | |
MediaTek Kompanio 520 | |
Snapdragon 690 5G | |
MediaTek Helio G99 | |
Snapdragon 7c Gen 2 | |
Snapdragon 730G | |
MediaTek Helio G90T | |
Snapdragon 680 | |
Helio G85/別機種 | |
Helio G85/本機 |
Geekbench AI計測結果
Geekbench AIでAI性能を測りました。Single Precision(単精度)は496、Half Precision(半精度)は514、Quantized(量子化スコア)は1050と全体的にミドルクラスの性能でした。
Single Precision Score/単精度スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 8 Gen 3/Legion Tab 8.8 | |
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MediaTek Dimensity 8300 | |
Snapdragon 8+ Gen 1/ThinkPhone | |
Snapdragon 7s Gen 2/POCP PAD | |
Helio G99/Tab Plus | |
Idea Tab/Dimensity 6300 | |
Helio G80/Tab M9 | |
Helio G88/Tab M11 | |
Helio G85/Redmi Pad SE 8.7 | |
Helio G85/Lenovo Tab |
Half Precision Score/半精度スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 8 Gen 3/Legion Tab 8.8 | |
---|---|
MediaTek Dimensity 8300 | |
Snapdragon 8+ Gen 1 | |
Snapdragon 7s Gen 2 | |
Helio G99 | |
Idea Tab/Dimensity 6300 | |
Helio G80/Tab M9 | |
Helio G88/Tab M11 | |
Helio G85/Redmi Pad SE 8.7 | |
Helio G85/Lenovo Tab |
Quantized Score/量子化スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 8 Gen 3/Legion Tab 8.8 | |
---|---|
MediaTek Dimensity 8300 | |
Snapdragon 8+ Gen 1 | |
Snapdragon 7s Gen 2 | |
Idea Tab/Dimensity 6300 | |
Helio G99 | |
Helio G88/Tab M11 | |
Helio G80/Tab M9 | |
Helio G85/Redmi Pad SE 8.7 | |
Helio G85/Lenovo Tab |
PCMark for Android計測結果
次はPCMark for Androidで、アプリケーション実行時の総合的なパフォーマンスを計測します。
計測スコアは11652となかなか良いスコアでした。
Work 3.0
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 8 Gen 3 | |
---|---|
MediaTek Dimensity 8300 | |
ThinkPhone/Snapdragon 8+ Gen 1 | |
Tab P12 Pro/Snapdragon 870 | |
Tab P11 Pro Gen 2/MediaTek Kompanio 1300T | |
Idea Tab/Dimensity 6300 | |
POCO PAD/Snapdragon 7s Gen 2 | |
Tab P12/Dimensity 7050 | |
Tab P11 Pro/Snapdragon 730G | |
Redmi Pad SE 8.7/Helio G85 | |
Lenovo Tab/Helio G85 | |
Redmi Pad SE/Snapdragon 680 | |
Tab M10 Plus 3rd Gen/Snapdragon 680 | |
Tab M7 (3rd Gen)/MediaTek MT8166 |
3Dグラフィックス性能・Wild Life計測結果
グラフィック性能が高いとゲームや重たい作業がしやすくなります。
3DMarkでベンチマークを計測し、Wild Lifeは1211と低いスコアでした。まぁ、低画質ならゲームもできる性能なので問題なしです。
Sling Shot(メインストリームのスマホやタブレットの性能を測る、OpenGL ES 3.0) | – |
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Sling Shot Extreme(高性能スマホやタブレットの性能を測る、OpenGL ES 3.1とVulkan) | – |
Wild life(モバイルデバイスの性能を測る) | 1121 |
Wild Life Extreme(高性能モバイルデバイスの性能を測る) | – |
Steel Nomad Light(レイトレを使用しないゲームへの性能を測る) | – |
Solar Bay(レイトレを使用したゲームへの性能を測る) | – |
Wild Life
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 8 Gen 3 Legion 8.8 3rd Gen |
|
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ThinkPhone Snapdragon 8+ Gen 1 |
|
MediaTek Dimensity 8300 | |
MediaTek Kompanio 1300T Lenovo Tab P11 Pro Gen 2 |
|
Snapdragon 870 Lenovo Tab P12 Pro |
|
Snapdragon 7s Gen 2 POCO PAD |
|
MediaTek Dimensity 7050 Lenovo Tab P12 |
|
Idea Tab/Dimensity 6300 | |
MediaTek Helio G99 | |
Snapdragon 730G Tab P11 Pro |
|
MediaTek Kompanio 520 | |
Heli0 G85 Lenovo Tab |
|
Helio G88 Tab M11 | |
Helio G80 Tab M9 |
|
Snapdragon 662 XiaoXin Pad |
LPDDR4Xのメモリ搭載
本機はLPDDR4Xが搭載し、4GBになります。
CPDTでメモリの処理速度を計測したら、5.83GB/秒と4GBメモリにしてはめちゃくちゃ速かったです。おかしいな、4GBでこんなに高い性能なんて。。。個体差があるので、他の機種ではここまで出ないかもしれません。
また、RAMの拡張ができ、最大4GBの仮想メモリの拡張ができます。
4GB拡張時の速度は5.95GB/sとほんの少しですが処理速度が上がりました。先述しましたが、メモリ拡張機能は、本機の様なメモリが少ない機種で重たい作業をしてメモリ不足になったときに「つなぎ」として使う感じです。
なので性能アップと言うよりもボトムアップと言った感じです。
他のタブレットとの比較です。
メモリ速度
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Legion 8.8 3rd Gen/12GB | |
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Idea Tab Pro/8GB | |
ThinkPhone/8GB | |
Tab P12 Pro/8GB | |
Tab P11 Pro Gen 2/6GB | |
Tab Plus/8GB | |
Idea Tab | |
POCO PAD 8GB+4GB仮想メモリ | |
Tab P12/8GB | |
Tab P11 Pro/6GB | |
Redmi Pad SE 8.7 | |
XiaoXin Pad/6GB | |
Tab M10 Plus 3rd Gen | |
Tab M11 | |
Lenovo Tab/4GB | |
Lenovo Tab M9 /4GB | |
Blackview Tab 90 Wifi/4GB |
ストレージ性能
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、Webサイトの表示速度にも影響があります。
ストレージはUHS 2.2で、128GBになります。また、先述した様に最大2TBのmicroSDカードを増設できます。
シーケンシャル速度を計測したら、リード(読み込み)は452MB/秒、ライト(書き込み)は268MB/秒と、普通に速い方です。
その他の機種との比較です。
シーケンシャルリード
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
POCO PAD | |
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Legion Tab 8.8 | |
Tab P11 Pro Gen 2 | |
Tab P12 Pro | |
Idea Tab Pro | |
Tab P12 | |
Tab P11 Pro | |
Tab Plus | |
Idea Tab | |
XiaoXin Pad | |
Tab M10 Plus 3rd Gen | |
Lenovo Tab M9 | |
Redmi Pad SE | |
Redmi Pad SE 8.7 | |
Tab M7 (3rd Gen) | |
Tab M11 | |
Lenovo Tab |
シーケンシャルライト
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Legion Tab 8.8 | |
---|---|
Tab P11 Pro Gen 2 | |
Tab M10 Plus 3rd Gen | |
Tab P12 Pro | |
Idea Tab Pro | |
Tab P12 | |
POCO PAD | |
Tab Plus | |
Idea Tab | |
Tab M11 | |
Lavie T8 2023 | |
Tab P11 Pro | |
XiaoXin Pad | |
Lenovo Tab | |
Lenovo Tab M9 | |
Redmi Pad SE | |
Redmi Pad SE 8.7 | |
Tab M7 (3rd Gen) |
その他の特徴
Wi-Fi 5に対応
<昼11時に計測/5GHz接続>
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
無線は低価格モデルに採用されるWi-Fi 5で、遅いかな~って思ってたら普通に速かったです。5GHz接続があるので速いですね。
Wi-Fiは日曜日のお昼11時に計測したもので、速度は契約回線や時間によって大きく変わるので、「このくらい出たんだ」と言う感じで見てください。
LTEは無し
LTEや5Gはないので、外出先で無線につなぐときはスマホのテザリングや店舗のWi-Fiを使用することになります。
テザリング用の格安SIMなら、楽天最強プランがおすすめです。筆者はIIJmioでドコモ回線20GB/月 約2000円と、楽天最強プランを契約していますが、月に20GB以上使うのであれば楽天がお得です。
カメラ
カメラはフロント500万画素、リアは800万画素と一般的なタブレットのスペックです。
上の写真はリアカメラで撮影したオリジナル画像で、編集無しです。画像のオリジナルサイズは3264×2448になり、明るい場所なら普通に使える品質だと思います。
動画は最大でFHD/30fpsになります。
防水防塵機能付き・IP52
IP保護等級はIP52で、防塵機能は上から2番目に良い「5」、防水機能は下から3番目の「2」になり、防塵機能は高いですが、防水機能は「タブレットが15度以上傾いていれば落ちてくる水による影響を受けない」になっています。
<イメージ図>
私は保証しませんが、こんな感じみたいですよ。水に浸かっちゃダメですが、落ちてくる水はOKらしいです。まぁどっちにしても、濡らさないようにしたいですね。
サポート・保証
標準で1年間の「片道引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長2年まで延長できます。また、プレミアムケアと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)
デフォルトの保証は片道引き取り修理になります。
- 片道引き取り修理・・・自分でリペアセンターに郵送(有料)、修理後、郵送(無料)してくれる保証です。
また、ADPという保証がオプションで付けることができます。
ADP・・・火災、液体こぼし、落下、自然災害による破損など 予期しない事故による障害をカバーするサービスです。 なお、本サービスは契約期間中1回限りの提供を以て終了します。
筆者購入時の納期
2025年9月1日に購入し目安納期(出荷予定)は2~3営業日で、到着は9月5日の4日後でした。
まとめ
・学生や社会人でメモやノート取りを頻繁にする人
・表の作成などをする人
・高解像度で動画視聴をしたい人
・海外のニュース記事を読む人(英語などを勉強している人)
良い点
・高解像度ディスプレイ
・ユニボディで高級感があるボディ
・ストレージの増設が最大2TBも可能
・顔認証付き
・Neboをサクサク使える
・WideVine L1対応で高画質動画配信も視聴可能
・メモリ拡張機能アリ
・Android 17までアップデート
注意点
・ペンは別売り
・LTEなし
・指紋認証無し
総合評価
すっごく良かったです。ビジネス用途や普段使い用途には十分な性能で、しかもNeboが凄い!囲って検索もすごい!!
メモリは4GBと大きくないですが、拡張機能を使えば本記事で紹介した用途なら全部サクサク使えました。
11インチと大きく、解像度も高いので動画も見やすいし、ちょっと重ための原神もできるほどだったので、いろんな使い方ができますね。
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