Lenovo Idea Tab Proの購入レビュー 3K・12.7インチの大画面で見やすい!

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12.7インチとPC並みに大きなタブレット・Lenovo Idea Tab Proのレビューです。

この大きさは衝撃ですね。モバイルモニターとしても使えるし、大画面で映画を見たりゲームをしたりと、使ってて楽しいタブレットです。

レビュー機は購入品で、スペックはMediaTek Dimensity 8300、LPDDR5X 8GB、ストレージはUFS 4.0 256GBになります。

動画も作成したので、あわせてどうぞ。

Lenovoでは2/6まで新春セールを開催中で、PCなどが安~くなっています。詳しくは↓をどうぞ。

新春セールおすすめPC

新春セールおすすめタブレット

Lenovo Idea Tab Proのスペック

SoC MediaTek Dimensity 8300
メモリ LPDDR5X 8GB
ストレージ UFS 4.0 256GB
ディスプレイ(12.7型) 2944 × 1840 LTPS液晶 144Hz DCI-P3 96%
WideVine L1対応
OS Android 14
無線 Wi-Fi 6E
生体認証 顔認証、指紋センサー
カメラ 1300万画素/800万画素
最大4K動画
オーディオ ドルビーアトモス JBLスピーカー×4
寸法(幅×奥行×高さ) 291.8 × 189.1 × 6.9mm
重さ 620g
バッテリー 10200mAh 最大11時間
標準保証 1年間
保護 IP52
OSアップデート 2回
価格 54,780円~

<性能評価>

 

タブレットの頭脳であるSoCにはMediaTek Dimensity 8300が搭載し、ミドルハイスペックになります。AI機能に使うNPUも搭載しており、オクタコア(8コア)もあるので快適に使えます。

あとでいろんなベンチマークを紹介していますが、Antutuは115万オーバーの性能でした。

メモリはLPDDR5Xで大容量8GBを搭載し、ストレージはUFS 4.0でこちらも大容量の256GBになります。

ディスプレイは12.7インチとかなり大きく、高速スイッチングが可能で応答速度も速いLTPS液晶になります

解像度は3K(2944 × 1840ドット)と高精細で、DCI-P3 96%の広色域、400ニットとそこそこ明るいです。リフレッシュレートは144Hzとぬるぬるで、タッチサンプリングレートは360Hzと高速操作がしやすいです。

セキュリティレベルはWideVine L1なので、アマゾンプライムやNetflixなどの動画配信サービスで高画質で見ることができます。

OSはAndroid 14で、2回のアップデート(Android 16まで)を保証を予定しています。

無線はWi-Fi 6Eで、指紋センサー顔認証にも対応し、カメラはフロント800万画素、リアは1300万画素となっています

オーディオはDolby Atmosを採用し4基のJBLスピーカーを搭載。音質は良い方で音も大きめです。

12.7インチで620gと軽いとは言いませんが普通に持ち運べるくらいで、バッテリーは10200mAhもあり、動画再生時間は約11時間になります。

画面が大きいので用途の幅が広がりますね。

ビジネスPCのお供としてサブモニターとして使ったり、大画面なので複数人で映画を見たり、もしくはキーボードを接続して外出時に使うPC代わりと言うのにも合います。

 

 

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NPU搭載SoCを採用

MediaTek Dimensity 8300

MediaTek Dimensity 8300
プロセス 4nm
コア 4x Arm Cortex-A715
4x Arm Cortex-A510
GPU Arm Mali-G615 MC6
NPU MediaTek NPU 780

Socはパフォーマンスの高いコアと、省電力のコアの2種類を搭載しており、低負荷なことをしているときは省電力コアで作業をするため、バッテリー駆動時間が長くなるという特徴があります。

また、AIエンジンが搭載しているので、今後ますますNPU対応アプリが増えていくので楽しみな性能です。

 

Lenovo Idea Tab Pro Antutuベンチマーク 3回目

ベンチマークの目安

200万以上・・・向かうとこ敵なし
150万以上・・・重いゲームも快適
100万以上・・・重たいゲームもできる
50万以上・・・中量級以下のゲーム向き(重ためのゲームは低画質でできそう)

Antutuベンチマークは7回計測した最高値が1,189,266と高い性能で、GPU性能も400,519と高いです。

MEMはメモリとストレージの読み書きの速度で225,503、UXはアプリ動作の速さのスコアで273,079と全体的にアッパーミドルクラスの性能でした。

 

→もっと詳しくAntutuベンチマークで計測したので、こちらも併せてどうぞ。

Lenovo Idea Tab ProでAntutuベンチマークを計測

 

 

Lenovo Idea Tab Pro Geekbench 6計測結果

Geekbench 6はクロスプラットフォームのベンチマークで、CPUやGPUコンピューティングのスコアを計測できます。計測スコアはマルチコア4560、シングルコア1407と、Snapdragon 8+ Gen 1に近い性能でした。

マルチコアシングルコア

Geekbench 6 マルチコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon 8 Gen 3  6898
Snapdragon 8+ Gen 1  4596
MediaTek Dimensity 8300  4560
Snapdragon 870  3538
Snapdragon 7s Gen 2  3042
MediaTek Kompanio 1300T  2864
MediaTek Dimensity 7050  2440
MediaTek Helio G99  2036
Snapdragon 695  1958
Snapdragon 750G  1940
MediaTek Helio G99  1875
Snapdragon 690 5G  1873
Snapdragon 7c Gen 2  1629
Snapdragon 730G  1625
MediaTek Helio G90T  1622
MediaTek Kompanio 520  1534
Snapdragon 680  1453
Helio G88  1449
Helio G85  1405
Snapdragon 662  1397

Geekbench 6 シングルコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon 8 Gen 3  2208
Snapdragon 8+ Gen 1  1781
MediaTek Dimensity 8300  1407
Snapdragon 870  1047
Snapdragon 7s Gen 2  1039
MediaTek Dimensity 7050  967
Snapdragon 695  886
MediaTek Kompanio 1300T  739
MediaTek Helio G99  736
Snapdragon 750G  644
MediaTek Kompanio 520  619
Snapdragon 690 5G  610
MediaTek Helio G99  565
Snapdragon 7c Gen 2  553
Snapdragon 730G  551
MediaTek Helio G90T  495
Snapdragon 680  413
Helio G85  403

 

Lenovo Idea Tab Pro Geekbench AI計測結果

Geekbench AIでAI性能を測りました。Single Precision(単精度)は1827、Half Precision(半精度)は1855、Quantized(量子化スコア)は3156とめちゃくちゃ良い性能でした。

単精度スコア半精度スコア量子化スコア

Single Precision Score/単精度スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon 8 Gen 3/Legion Tab 8.8  2895
MediaTek Dimensity 8300  1827
Snapdragon 8+ Gen 1/ThinkPhone  1240
Snapdragon 7s Gen 2/POCP PAD  739
Helio G99/Tab Plus  516
Helio G80/Tab M9  392
Helio G88/Tab M11  390
Helio G85/Redmi Pad SE 8.7  379

Half Precision Score/半精度スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon 8 Gen 3/Legion Tab 8.8  2918
MediaTek Dimensity 8300  1855
Snapdragon 8+ Gen 1  1260
Snapdragon 7s Gen 2  660
Helio G99  515
Helio G80/Tab M9  396
Helio G88/Tab M11  383
Helio G85/Redmi Pad SE 8.7  380

Quantized Score/量子化スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon 8 Gen 3/Legion Tab 8.8  4676
MediaTek Dimensity 8300  3156
Snapdragon 8+ Gen 1  2819
Snapdragon 7s Gen 2  1456
Helio G99  942
Helio G88/Tab M11  757
Helio G80/Tab M9  717
Helio G85/Redmi Pad SE 8.7  712

 

Lenovo Idea Tab Pro PCMark for Android計測結果

次はPCMark for Androidで、アプリケーション実行時の総合的なパフォーマンスを計測します。

計測スコアは19859とかなり高いスコアで、キーボードを繋いで普通にサクサク作業ができます。

 

Work 3.0

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon 8 Gen 3  25569
MediaTek Dimensity 8300  19859
ThinkPhone/Snapdragon 8+ Gen 1  15388
Tab P12 Pro/Snapdragon 870  13047
Tab P11 Pro Gen 2/MediaTek Kompanio 1300T  12242
POCO PAD/Snapdragon 7s Gen 2  11604
Tab P12/Dimensity 7050  11412
Tab P11 Pro/Snapdragon 730G  8343
Redmi Pad SE 8.7/Helio G85  7963
Redmi Pad SE/Snapdragon 680  7172
Tab M10 Plus 3rd Gen/Snapdragon 680  6892
Tab M7 (3rd Gen)/MediaTek MT8166  4585

 

 

3Dグラフィックス性能

Lenovo Idea Tab ゲーム性能

公式サイトにはゲームに合うタブレットのような記載がありますが、fps系やアクション系などは、ディスプレイが大きすぎて指がちゃんと届かないことがありプレイに向いていません。

ただし、最大リフレッシュレートは144Hzで、タッチサンプリングレートは360Hzと高いので、スペック的に多くのゲームが快適にできます。まあ、大画面なので見やすいです。

 

Lenovo Idea Tab Pro Sling Shot計測結果 Lenovo Idea Tab Pro Sling Shot Extreme計測結果Lenovo Idea Tab Pro Wild Life計測結果Lenovo Idea Tab Pro Wild Life Extreme計測結果Lenovo Idea Tab Pro Steel Nomad Light計測結果Lenovo Idea Tab Pro Solar Bay計測結果

 

Sling Shot(メインストリームのスマホやタブレットの性能を測る、OpenGL ES 3.0) Maxed Out
Sling Shot Extreme(高性能スマホやタブレットの性能を測る、OpenGL ES 3.1とVulkan) Maxed Out
Wild life(モバイルデバイスの性能を測る) 8610
Wild Life Extreme(高性能モバイルデバイスの性能を測る) 2657
Steel Nomad Light(レイトレを使用しないゲームへの性能を測る) 1039
Solar Bay(レイトレを使用したゲームへの性能を測る) 4138

性能が高すぎて測れないものが多かったので、急遽Solar BayとSteel Nomad Lightも計測しました。

 

Sling shotSling Shot ExtremeWild LifeWild Life Extreme

Sling Shot

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon 8 Gen 3
Legion 8.8 3rd Gen
 Maxed Out
MediaTek Dimensity 8300  Maxed Out
Snapdragon 870
Lenovo Tab P12 Pro
 Maxed Out
MediaTek Kompanio 1300T
Lenovo Tab P11 Pro Gen 2
 8440
Snapdragon 7s Gen 2
POCO PAD
 6226
MediaTek Dimensity 7050
Lenovo Tab P12
 5026
MediaTek Helio G99  3502
Snapdragon 730G
Lenovo Tab P11 Pro
 3475
MediaTek Kompanio 520  2240
MediaTek Helio P90
X Game
 2212
Snapdragon 680
XiaoXin Pad
 2130
Snapdragon 662
XiaoXin Pad
 1849
Helio P60T
IdeaPad Duet
 1820
Helio G80
Tab M9
 1752
Helio G88 Tab M11  1746
MediaTek MT8166
Tab 7 3rd Gen
 523
MediaTek MT8166B
Lavie T8 2023
 515

Sling Shot Extreme

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon 8 Gen 3
Legion 8.8 3rd Gen
 Maxed Out
MediaTek Dimensity 8300  Maxed Out
Snapdragon 870
Lenovo Tab P12 Pro
 Maxed Out
ThinkPhone
Snapdragon 8+ Gen 1
 Maxed Out
MediaTek Kompanio 1300T
Lenovo Tab P11 Pro Gen 2
 Maxed Out
Snapdragon 7s Gen 2
POCO PAD
 4781
MediaTek Dimensity 7050
Lenovo Tab P12
 3994
MediaTek Helio G99  2603
Snapdragon 730G
Tab P11 Pro
 2439
MediaTek Kompanio 520  1482
Helio G80
Tab M9
 1376
Helio G88 Tab M11  1358
MediaTek Helio P90
X Game
 1217
Snapdragon 662
XiaoXin Pad
 1171

Wild Life

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon 8 Gen 3
Legion 8.8 3rd Gen
 Maxed Out
ThinkPhone
Snapdragon 8+ Gen 1
 Maxed Out
MediaTek Dimensity 8300  8610
MediaTek Kompanio 1300T
Lenovo Tab P11 Pro Gen 2
 4337
Snapdragon 870
Lenovo Tab P12 Pro
 4242
Snapdragon 7s Gen 2
POCO PAD
 2989
MediaTek Dimensity 7050
Lenovo Tab P12
 2185
MediaTek Helio G99  1171
Snapdragon 730G
Tab P11 Pro
 738
MediaTek Kompanio 520  735
Helio G88 Tab M11  698
Helio G80
Tab M9
 694
Snapdragon 662
XiaoXin Pad
 377

Wild Life Extreme

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon 8 Gen 3
Legion 8.8 3rd Gen
 5100
ThinkPhone
Snapdragon 8+ Gen 1
 2810
MediaTek Dimensity 8300  2657
Snapdragon 870
Lenovo Tab P12 Pro
 1225
MediaTek Dimensity 7050
Lenovo Tab P12
 628
MediaTek Helio G99  346
MediaTek Kompanio 520  204
Helio G80
Tab M9
 182

 

データが少ないですが、比較です。

Solar BaySteel Nomad

Solar Bay

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Legion Tab 8.8,3
Snapdragon 8 Gen 3
 8623
Idea Tab Pro
MediaTek Dimensity 8300
 4138

Steel Nomad Light

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Legion Tab 8.8,3
Snapdragon 8 Gen 3
 1682
Idea Tab Pro
MediaTek Dimensity 8300
 1039

 

 

原神はできる?

Lenovo Idea Tab Proで原神をプレイ

重ためのゲームである原神をやってみましたが、スペック的には全然プレイできます。ただし、ディスプレイがでかいので操作性が悪く、前に進もうとしても親指が届いてなく後ろに行ったりと操作が難しかったです。

こういったゲーム向きじゃなく、学マスやラストウォーはプレイしやすかったです。

 

Lenovo Idea Tab Pro 原神のデフォルト設定

デフォルトの画面設定はこちらです。

画質 中(高にすると負荷「やや高い」、最高にすると「非常に高い」)
レンダリング精度 中最高にすると負荷「やや高い」)
シャドウ品質 中(最高にすると負荷「やや高い」)
視覚効果
SFX品質
シーン細部
フレームレート 30fps(45や60にすると負荷「非常に高い」)
モーションプラ―

 

 

学マスベンチマーク

Lenovo Idea Tab Pro 学マスのデフォルト設定

学マスの設定は、60fpsですべて最高設定でプレイできましたが、私はまだ最初の方なので観客も少なく比較的低負荷な状況なのかなと思います。

ちなみに、スマホだとフルHDくらいで描写しますが、タブレットは画面解像度そのまま描写するため、タブレットでプレイする場合はスマホ以上の性能が求められます。

 

 

3K解像度で12.7インチと大画面で見やすい

Lenovo Idea Tab Pro 正面

3K解像度(2944 × 1840ドット)で高速スイッチングが可能で応答速度も速いLTPS液晶を採用し、DCI-P3 96%の広色域です。

 

Lenovo Idea Tab Pro Call Of Dutyをやっているところ

解像度が高いので細かい部分もしっかりと見えます。画面が大きくCODではジャンプしにくいですが、画面も大きいので敵も見つけやすいしエイムしやすいです。

 

左が本機で、右は同じくLenovoのハイスペック機種のTab Plusです。本機の方が色域は広いのですが差はほとんどないですね。

 

上の画像は黒の描写の比較で、本機もしっかりと黒を描写できています。若干白(煙)の描写が少ないと思いますが、すごく良いと思います。

コントラスト比は1500:1と高く、くっきりとしたシャープな描写ですね。

 

Lenovo Idea Tab Pro CODのリフレッシュレート

本機のリフレッシュレートは最大144Hzで、Call Of Dutyをやっているときのフレームレートはデフォルトで「高」設定で90Hzでした。

高速スクロールをしてもカクツかずに滑らかです。

輝度は最大400ニトと屋内では十分明るいですが、屋外だと直射日光が当たると暗く見えます。

220ニト 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える
250ニト 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える
300ニト 屋外の日陰でも見える
400ニト 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとちょっとくらい
500ニト 屋外向け
600ニト 画面に直射日光が当たっても比較的見える

 

 

大画面なのでサブモニターとして利用可能

Lenovo Idea Tab Pro サブモニターとして使用

12.7インチですよ。でかいんです。

右のPCは画面比が16:10の14インチで、SpaceDeskを使って接続しています。(Spacedeskの詳しい使い方はこちらをどうぞ。)

これだけ大きいのでサブモニターにして使うと生産性も上がります。

 

映像出力機能あり

 

Lenovo Idea Tab Pro モニターにつなげて拡張

タブレットのUSBポートはDisplayPort機能があるので、モニターに繋ぐとこのように拡張できます。マウスとキーボードもつければPCみたいになりますね。

もし、本機をメイン機種として使う人なんかは、こういう使い方もするかもしれません。もしくは、より大きなモニターで映画を見たりするときに便利です。

 

 

 

ユニボディでしっかりとした造り

Lenovo Idea Tab Pro 箱

12.7インチと大きいので、箱もでかいです。

付属品は充電アダプタとUSBケーブル、カードスロットピン、そしてLenovo Tab Pen Plusになり、替え芯もありました。

 

Lenovo Idea Tab Pro 背面

付属のペンはこの辺に付けることができます。上部分全体じゃなく、ペンがくっついているところに強力な磁石が入っているようで、ペンを背面に持っていくと勝手にくっつきます。

タブレットを思いっきり振っても落ちないので、かなり強い磁石です。

 

Lenovo Idea Tab pro付属のLenovo Tab Pen Plusの書き心地

4096段階の筆圧検知があり、傾き検知機能と手が当たっても反応しにくいPalm Rejectionがあります。本物のペンの様に強弱も付きます。すごく書きやすいです。ペンの詳しいレビューはこちらをどうぞ。

 

Lenovo Idea Tab Pro 正面

ベゼルはそこそこ細く、悪くない外観ですね。

 

Lenovo Idea Tab Pro 高級感があるユニボディ

本機は継ぎ接ぎがないユニボディで高級感があり、耐久性も高いです。

 

Lenovo Idea Tab Pro 継ぎ接ぎがない造り

ユニボディって1つのパーツから作っているので、きれいな筐体ですね。

 

Lenovo Idea Tab Pro DisplayPort機能付きUSBポート

USB 3.2 Type-Cポートがあり、DisplayPort機能付きです。先ほど紹介したように、モニターに繋いで大画面で使うこともできます。

 

Lenovo Idea Tab Pro ポゴピン

下部にはポゴピンがあり、オプションでキーボードもあるそうです(執筆時現在、未発売)。

ちなみに、バッテリーは10200mAhと大きく、最大11時間のバッテリー駆動時間があります。

 

Lenovo Idea Tab Pro 最大1TBのmicroSDカード搭載可能

ストレージは256GBと大きく、これプラス最大で1TBのmicroSDカードを増設できます。

 

Lenovo Idea Tab Pro 顔認証と指紋センサー付き

生体認証は顔認証と指紋センサーの2つがあるので便利ですね。

 

 

その他の特徴

 

JBLスピーカーが4つ搭載

左右に2つずつJBLの1Wスピーカーが搭載しており、オーディオはDolby Atmosになります。

ドルビーアトモスは一般的なオーディオの様に平面的じゃなく、立体的な音を表現できます。

音はそこそこ良いですが、1Wスピーカーなので重低音はあまり効いていません。

 

 

Wi-Fi 6Eに対応

Lenovo Idea Tab Pro Wi-Fi速度計測<深夜1時に計測>

対応周波数 速度
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps

無線はWi-Fi 6Eに対応しており、低価格モデルに採用されるWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。

Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができます。

上の画像は深夜1時に計測したもので、時間にもよりますがかなり速い速度でした。ただし、速度は契約回線や時間によって大きく変わるので、「このくらい出るんだ」と言う感じで見てください。

 

 

LTE

LTEや5Gはないので、外出先で無線につなぐときはスマホのテザリングや店舗のWi-Fiを使用することになります。

テザリング用の格安SIMなら、楽天最強プランがおすすめです。筆者はIIJmioでドコモ回線20GB/月 約2000円と、楽天最強プランを契約していますが、月に20GB以上使うのであれば楽天がお得です。

 

 

LPDDR5Xのメモリ搭載

Lenovo Idea Tab Pro メモリ速度計測結果

本機はLPDDR5Xが搭載し、大容量8GBになります。

CPDTでメモリの処理速度を計測したら、14.76GB/秒とかなり速い処理速度でした。

他のタブレットの比較です。

メモリ速度

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Legion 8.8 3rd Gen/12GB  21.62GB/秒
Idea Tab Pro/8GB  14.76GB/秒
ThinkPhone/8GB  12.23GB/秒
Tab P12 Pro/8GB  10.34GB/秒
Tab P11 Pro Gen 2/6GB  6.79GB/秒
Tab Plus/8GB  5.94GB/秒
POCO PAD 8GB+4GB仮想メモリ  5.52GB/秒
Tab P12/8GB  5.26GB/秒
Tab P11 Pro/6GB  4.84GB/秒
Redmi Pad SE 8.7  4.77GB/秒
XiaoXin Pad/6GB  4.44GB/秒
Tab M10 Plus 3rd Gen  4.34GB/秒
Tab M11  4.01GB/秒
Lenovo Tab M9 /4GB  3.76GB/秒
Blackview Tab 90 Wifi/4GB  2.18GB/秒

 

 

カメラ

Lenovo Idea Tab Pro カメラ

カメラはフロント800万画素、リアは1300万画素と一般的なタブレットのスペックです。

 

画像のオリジナルサイズはリアが4160×3120になり、普通に使える品質だと思います。

動画は最大で4Kも撮れるので、スマホじゃなくて本機を使っても良いと思います。

 

 

防水防塵機能付き・IP52

IP保護等級

IP保護等級はIP52で、防塵機能は上から2番目に良い「5」、防水機能は下から3番目の「2」になり、防塵機能は高いですが、防水機能は「タブレットが15度以上傾いていれば落ちてくる水による影響を受けない」になっています。

 

IP52 イメージ図<イメージ図>

私は保証しませんが、こんな感じみたいですよ。水に浸かっちゃダメですが、落ちてくる水はOKらしいです。まぁどっちにしても、濡らさないようにしたいですね。

 

 

WidevineはL1対応

Lenovo Idea Tab Pro DRM Info

DRM Infoで確認すると、セキュリティレベルはL1になっていました。これはWidevineはL1に対応しているという意味で、Netflixやamazon Primeビデオで、高解像度で見ることができます。

 

 

ストレージ

Lenovo Idea Tab Pro シーケンシャル速度計測結果

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、Webサイトの表示速度にも影響があります。

ストレージはUFS 4.0で、大容量256GBになります。また、先述した様に最大1TBのmicroSDカードを増設できます。

シーケンシャル速度を計測したら、リード(読み込み)は1.07GB/秒、ライト(書き込み)は483MB/秒とそこそこ速かったです。

その他の機種との比較です。

シーケンシャルリードシーケンシャルライト

シーケンシャルリード

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

POCO PAD  2.17GB/秒
Legion Tab 8.8  1.5GB/秒
Tab P11 Pro Gen 2  1.32GB/秒
Tab P12 Pro  1.15GB/秒
Idea Tab Pro  1.07GB/秒
Tab P12  668MB/秒
Tab P11 Pro  491MB/秒
Tab Plus  464MB/秒
XiaoXin Pad  420MB/秒
Tab M10 Plus 3rd Gen  354MB/秒
ALLDOCUBE X Game  334MB/秒
Lenovo Tab M9  253MB/秒
Redmi Pad SE  244MB/秒
Redmi Pad SE 8.7  237MB/秒
Tab M7 (3rd Gen)  220MB/秒
Tab M11  190MB/秒
Chromebook CM14 Flip  153MB/秒

シーケンシャルライト

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Legion Tab 8.8  1.06GB/秒
Tab P11 Pro Gen 2  778MB/秒
Tab M10 Plus 3rd Gen  555MB/秒
Tab P12 Pro  504MB/秒
Idea Tab Pro  483MB/秒
Tab P12  465MB/秒
POCO PAD  463MB/秒
Tab Plus  378MB/秒
Tab M11  179MB/秒
Lavie T8 2023  178MB/秒
Tab P11 Pro  168MB/秒
XiaoXin Pad  154MB/秒
Lenovo Tab M9  149MB/秒
ALLDOCUBE X Game  115MB/秒
Redmi Pad SE  95MB/秒
IdeaPad Duet Chromebook  93MB/秒
Redmi Pad SE 8.7  84MB/秒
Tab M7 (3rd Gen)  64MB/秒

 

 

サポート・保証

Lenovo サポートと保証

標準で1年間の「片道引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長2年まで延長できます。また、プレミアムケアと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)

デフォルトの保証は片道引き取り修理になります。

  • 片道引き取り修理・・・自分でリペアセンターに郵送(有料)、修理後、郵送(無料)してくれる保証です。

また、ADPという保証がオプションで付けることができます。

ADP・・・火災、液体こぼし、落下、自然災害による破損など 予期しない事故による障害をカバーするサービスです。 なお、本サービスは契約期間中1回限りの提供を以て終了します。

 

 

筆者購入時の納期

納期

紆余曲折合ったのですが、2025年1月20日(月)に購入し目安納期(出荷予定)は1~2営業日で、到着は1月24日の4日後でした。

 

 

まとめ

こんな人に本機はおすすめ

大きなディスプレイで動画視聴をしたい人や、外出時のPCのお供、もしくは本機をメインPC代わりに使う人に向いている!

 

良い点

・SoCの性能が高め
・ユニボディで高級感があるボディ
・超大画面
・ストレージの増設が可能
・ディスプレイが高品質
・顔認証、指紋センサー付き
・USBポートが映像出力機能付き

 

残念な点

・ここを残念と言ってよいかわからないが、めちゃくちゃ大きいので手で持つと疲れやすい。また、指が届きにくくてプレイしにくいゲームもあり

 

総合評価

でかい!

ディスプレイが本当にでかいです。

fps系のゲームとかプレイしにくいとは言ったものの、高解像度で大きな画面なので見やすいです。敵を発見しやすいですね。

また、これだけの大きさなので、サブモニターとしても使いやすいし、キーボードを買ってPCみたいに使うのもいいと思います。

大きさがデメリットになる可能性もありますが、とにかく見やすいのでデメリットを吹き飛ばすと思います。

執筆時現在Lenovo公式サイトが一番安いですが、楽天でも販売されています。

 

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