Lenovo freestyleの設定方法と使い方

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Lenovo Freestyleは、タブレットとパソコンを無線で接続し、タブレットをサブモニターにできるアプリです。

これがあればモバイルモニターを購入しなくても良いし、ペンタブ的な使い方もできるので、クリエイターの皆さんも使いやすいと思います。

※2023年8月に再度使用したら、Beta版ですが新しく生まれ変わっており、使いやすくなりました。記事内容を更新しています。2022年以前のタブレットでFreestyleを使うする場合は、もしかしたらこちらの2022年の記事が良いかもしれません。

Lenovo freestyleとは

公式サイトを見るとこの様に↓小難しく書いており、何のことかわかりにくいですが、サブモニターにできますよと言う意味です。

Lenovo Freestyle は、すべてのデバイスをスムーズに接続して共有する個人向けの無料シェアソリューションです。アプリは Windows 10、および 11 Lenovo PC用にダウンロードできます。 Lenovo Freestyle は、Lenovo PC を自宅の中心にすることで、安全性を構築し、分断化されたエクスペリエンスを解決します。デバイスのエコシステムによって、デバイス全体をスムーズにユーザーエクスペリエンスの統合を可能にするエコシステムです。アプリはデバイス間のコラボを可能にし、生産性を向上させ、ご家庭のデジタルライフが更に簡単に管理できるようになります。

 

 

Freestyleの使い方

2023年以降のタブレットにはFreestyleがプリインストールされていると思うので、設定はすごく楽です。Lenovo以外のタブレットの場合は、Google Playからダウンロードできます。

PCには、Microsoft Storeから「Lenovo Freestyle」をダウンロードします。

 

Lenovo Freestyle 接続方法

PCにはデスクトップにアプリが出てこないので、Windowsボタンを押すと「最近追加」ということで出てきます。最近じゃない場合は、すべてのアプリから探してください。

 

Lenovo Freestyle 接続方法

面倒くさいことに、サインインしなくちゃいけません。PCとタブレットは同じID、もしくは同じメルアドでサインインする必要があります。

 

Lenovo Freestyle 接続方法

サインインを押すと、アプリには上の様なステップ1、ステップ2が表示され、ブラウザが開きます。

 

Lenovo Freestyle 接続方法

ブラウザには登録画面が開き、任意の方法で登録します。完了したら、アプリも同じアドレスでサインインします。タブレットにはアプリがあるので、それを押すとFreestyleが出てきます。

 

 

同じWi-Fiに繋いでいないと、上の画像の様に「利用可能なデバイスがありません」と表示されます。

筆者はPCにセキュリティソフトを使っているのですが、ファイヤーウォールをオフにしないと使えませんでした。

 

Lenovo Freestyle設定方法

ファイヤーウォールを切ると、上の画像の様に「Carbon」と自分のPCの名前が出てきました。タブレットをタップしても接続できないので、次はPC上で操作をします。

 

Lenovo Freestyle 接続方法

自分が接続したタブレット(今回はLenovo Tab P12)の名前が出てくるので、矢印をクリックし、ミラーか拡張か選んだら完了です。

 

Lenovo freestyleを使用し、P12をサブモニター化

以前はWi-Fiの速度が遅いと動きがカクカクだったし、接続できないことも多く、と言うか、アプリにログインできないことが多かったのですが、Beta版とは言え、今回はすごくスムーズにサインインもできたし、動きもスムーズでした。

20Mbpsくらいしか速度が出ないWi-Fiに接続していても、普通に使えたので、かなり使いやすいと思います。

 

 

Chromebookで使える?

Lenovo FreestyleをChromebookに接続<ログインをクリックしてもタブが開いて消える>

今回、ASUSのChromebook CM14 Flipを使って接続してみたのですが、何度やってもエラーになり、接続できませんでした。

LenovoのChromebookを買ったら再度試しますが、ChromebookはAndroidタブレットとして認識されている可能性もありますね。

 

 

2022年以前のタブレットの場合

クリックで開く

2022年販売のTab p11 Pro 2nd Genにはプリインストールされていましたが、いくつのタブレットを同時にサブモニターにできるか調べたかったので、プリインストールされていない2021年販売のTab P11 Proに、Freestyleをダウンロードしました。

Freestyleを開くと、Lenovo Universal Device ClientをDLしないと使えないという案内が出ました。そのアプリをDL後に再度Freestyleを開くと、次はLenovo Freestyle AgentもDLしないといけないという案内が・・・。

(Freestyle Agentは表示されない)

3つもアプリをインストールしないと使えないアプリって・・・、どんだけ面倒くさいことしているんでしょうか?

ただし、Lenovo Universal Device ClientはDL後に一切設定しなくてもFreestyleは使えるので、開かずに何も設定しない方がよさそうです。

というのも、アドミニストレーターアプリとして設定した場合は、かなり恐ろしいことが書かれています・・・。内容はコレ↓。

Lenovo Universal Device Clientができること

・何も言わずにすべてのデータを削除する権限
・スクリーンロックを変える権限
・スクリーンロックの長さやパスワード、PINをコントローする権限
・スクリーンロックの解除で、多くのミスをしたらタブレットをロックするか、データをすべて消す権限・・・

などなど、絶対に許可したくないようなことが書かれています。

再度になりますが、このアプリがあればFreestyleは開くので、設定は何もせずに無視しておきましょう。

また、メインで使用するパソコンにもLenovo Freestyleをダウンロードしますが、こちらは1回ですべてDLされます。

まぁ、ともかくダウンロードが終了したので、接続してみます。

 

接続方法

接続方法は簡単で、同じアカウントでサインインをし、同じWi-Fiに接続していたら、アプリを開くと名前が出てくるので、名前の横にある四角と矢印マークをクリックするだけです。

サインインはLenovo IDか、Googleアカウントなどを使ってサインインします。

サインイン後にPCとタブレットでFreestyleを開くと、この様な画面が出ます。

Lenovo Freestyleの接続方法

サブモニターとして使用したいタブレットの四角+矢印をクリックしたら、接続できます。

ちなみに3つのタブレットを接続しましたが、使えるのは1つずつでした。

注意点として、パソコンにドックや外付けモニターをつないだままFreestyleを開くと、「使用不可」となっていることがあるので、接続時は、PCに何も繋いでいない状態でやることをお勧めします。

Lenovo freestyle 使用方法<ドックを繋いだ状態の時>

 

Freestyleでタブレットが繋がったら、モニターやドックを接続しても大丈夫です。

 

Lenovo Freestyleの使い心地

Tab p11 Pro 2nd Genのスクリーンレコーダーを使って録画をしたので、参考までにどうぞ。

最初は約60MbpsのWi-Fiに接続した時は、カクツキがちょっとひどく、使えないことはないですが使いにくいです。200Mbpsの時は結構スムーズですが、若干のカクツキがあります。

FreestyleはWi-Fi接続でWi-Fi速度が重要なので、ギガ契約をしていない家庭だと、使いにくいかもしれません。

 

 

 

最後に

Beta版ですが、Lenovoが本気を出して作り直した感がありますね。UIもおしゃれになったし、何よりも遅いWi-Fiでもスムーズに使える点が評価できます。

以前はSpacedesk をお勧めしていましたが、今は(2023年8月13日現在)断然Lenovo Freestyleが使いやすいです。

もし新しいタブレットをお探しなら、こちらの記事もご一緒にどうぞ。

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