2026年版・Lenovo IdeaPadとYogaの違いを実機を使い比較レビュー

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Lenovoの人気機種であるIdeaPadと、Yogaの比較レビューです。

全然違う目的で作られているので多くのことが違い、価格も全然違いますが、Proモデルは似たようなスペックになっており、どちらも高性能クリエイターPCです。

ただし、基本的にスペック的にも価格的にもYogaは社会人向け、IdeaPadは学生向けといった感じです。

私はThinkPadやYogaを使った後に、コスパに惹かれてIdeaPadを2年ほどメインに使っていました。価格が全然安いのに、IdeaPadでも十分仕事ができたからです。

なので、一概に「社会人だからYoga」というわけではないです。好きなものを予算内で購入したら、何を使ってもいいと思います。

ただし、Yogaはプレミアムなモデルなので所有欲が満たされるし、毎日の業務がちょっとしやすくなります。

動画を作成したので、サクッと概要をつかみたい方はこちらもどうぞ。

IdeaPadとYogaの特徴

今回のレビューに使用した機種たちです。2025年に発売されたIdeaPad3機とYoga 3機をメインに使用していますが、これ以外にもすべての両シリーズのデータを精査して紹介しています。

まずは、ざっくり見た違いです。

IdeaPad Yoga
最低価格 約8万円~(Chromebookは3万円台から) 約10万円~
性能 下~上 中~上
機能
排熱性能
オーディオ 下~中
ディスプレイ 中~上 上~最高峰
インチ 13.3、14、15、16インチ 13.3、14、15.3、16インチ
増設 一部機種可能 不可
シリーズ 1/3/5/Chromebook シリーズ 6/7/9シリーズ
キーボード 普通 普通~良

 

Pro以外のモデルを細かく分けると、こうなります。

IdeaPad Yoga
スペック 普段使い用 クリエイター向け
Evo なし あり
CPU 1世代前~最新 最新
メモリ 最大32GB 最大32GB
ディスプレイ 主にWUXGA IPS 主にWUXGA/2.8K OLED(IPSもあり)
オーディオ Dolby Vision Dolby Atmos
素材 樹脂/アルミニウム ※アルミニウム
筐体 小型 小型薄型
質量 軽い~重い 軽い~平均
インターフェイス そこそこ豊富 質は高いが数が少ない
USB4(Thunderbolt 4) × 6シリーズ以外あり
2 in 1 PC
価格 8万円台~ 10万円~

※ Yoga DuetとYoga 6シリーズ一部機種は、樹脂やファブリックが使用

こちらはProモデルの違いです。Yogaはもともと高品質なので、Proモデルはグラボが追加されただけという感じですが、IdeaPad ProモデルはYogaみたいなスペックです。

 

IdeaPad Pro Yoga Pro
スペック クリエイター向け クリエイター向け
最大CPU 最新 最新
最大メモリ 32GB 32GB
グラフィックボード CPU内蔵 CPU内蔵
ディスプレイ 2.8K OLED 3K OLED Purisightディスプレイ
オーディオ Dolby Atmos
Wi-Fi 最新 最新
Thunderbolt 4/USB4

IdeaPadとYogaを比較し、一番わかりやすい言葉としては、「Yogaの方が高品質・高機能」です。とは言え、IdeaPadは2024年に入り価格がかなり上がっており、Yoga並みの10万円ほどの機種がほとんどです。

 

それでは以下にて詳しく比較していきますが、Proモデルは上の表を見てもわかる通りほぼ同じようなスペックなので、最後に別途比較します。

 

 

IdeaPadは普段使い、YogaはクリエイターPC

Lenovo IdeaPadとYogaの違いを実機を使い比較レビュー

まず、ここは勘違いしないでほしいのですが、完全に違う用途向けに作られた機種になります。

Yogaと言えば「おしゃれなクリエイター」に人気の機種で、簡単な画像・動画編集、デザイン作成に向いています。

そしてIdeaPadは家庭用PCで、ご家庭で使う人、学生などに合います。もちろん中にはYogaと似たようなスペックのモデルもあるのでクリエイティブワークもできますが、基本は普段使い用ですね。

では、なぜYogaがクリエイターPCかと言うと、この「上品でおしゃれなボディ」と、デフォルトでもスペックの高い「ディスプレイ」、そして良い「オーディオ」かなと思います。

そして、私がYogaを使っているのは、この3つのポイントがあるからです。

 

IdeaPadもおしゃれな筐体で好みもあると思いますが、Yogaの方が細かな部分までこだわって作られています。ちなみに、YogaにもIdeaPadにも2 in 1 PCがあります。

 

 

実は、IdeaPadの方が軽い機種が多かった

IdeaPadとYogaの比較 IdeaPadの方が軽い

2024年まではYogaって平均以上の重さの機種がほとんどで「重さを感じる」機種が多かったのですが、2025年以降は軽量化が進み14インチでも1.2㎏~1.3㎏くらいの機種がほとんどです。

 

 

IdeaPadは低価格モデルからハイスペックまで、Yogaはミドル~ハイスペック

IdeaPadのシリーズ

IdeaPadには多くのシリーズがありますが、基本的に低価格1シリーズ,中価格3シリーズ、そして上位モデルの5シリーズがあります。公式サイトではChromebookは別カテゴリに入っていますが、IdeaPad Chromebookという名称のシリーズもあります。

以前はさらに上の7シリーズやIdeaPad Gamingもありましたが、もうありません。

各シリーズの特徴です。

IdeaPadの各シリーズ特徴
Lenovo IdeaPad Slim 170 15.6型 (AMD)のレビュー 1シリーズ 2世代前くらいの旧スペックを使用で、このシリーズのみ画面比は16:9。CPUはそこそこ性能があるものを搭載し、最低限快適に使えるスペック。樹脂素材
Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 8 14型(AMD)のレビュー 3シリーズ 性能は高いが1~2世代前のCPUを採用することが多い。全体的にしっかりとしたスペックで、価格は比較的安いが、おしゃれで見た目の安っぽさはない。基本樹脂素材。
Lenovo IdeaPad Slim 5i Gen 8 14型のレビュー 13世代インテルCPU搭載ハイエンドPC 5シリーズ 最新スペック搭載で、全体的にビジネスPCに近いスペック。価格は約10万円から。基本アルミニウム素材
Lenovo IdeaPad Slim 360 Chromebookの実機レビュー
Chromebook
セール時は3万円台から購入でき、スペックは高くないが普通に使える程度になっている

 

Yoga各シリーズの特徴
Lenovo Yoga 6 Gen 8 13.3型(AMD)の実機レビュー Ryzen 7000シリーズ搭載モバイルPC 6シリーズ 13.3インチで、基本的に上位モデルの7シリーズとほぼ同じスペックだが、ディスプレイはWUXGAのみで、2.8Kなどの高精細ディスプレイがない。
Lenovo Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型 右斜め前から 7シリーズ 基本スペックも高く、デフォルトでほぼ最高性能。
Lenovo Yoga Book 9i Gen 8のレビュー 2.8Kディスプレイが2枚搭載 9シリーズ 最上位モデルで超高品質
注意点 YogaにはSlim(クラムシェル)、Yoga(コンバーチブルPC)、Pro(グラフィックボード搭載)の3種類がある

 

 

スペックに差はない?

まずはスペックに関してですが、IdeaPadはローエンドからハイエンドまで採用しており、Yogaと同じCPUも採用しています。

メモリ容量も基本的にどちらも最大32GBで、こういったスペック面での差はあまりありません。

ではどこに性能差があるかというとスピーカーやマイクの品質、ディスプレイの品質、インターフェイスなどが違います。

これは家庭用PCとクリエイターPCなので、差があって当然ですね。

 

YogaはEvo Edition プラットフォーム認証がある

Intel Evo Edition Platform認証

Evo Editionプラットフォーム認証は、高性能・高機能な一部のノートパソコンにのみ与えられるもので、Lenovoが決めるのではなくIntelの認証です。

Yogaはいくつか、そしてIdeaPadはProシリーズに1つありますが、基本的にIdeaPadにはありません。

  • Core Ultra 5/7/9搭載
  • アプリケーションを高速かつ高レスポンスで使える
  • AI推論も高速で使える
  • 電源を問わずにレスポンスが良い事
  • 9時間以上のバッテリー駆動時間
  • フルHD以上
  • 1秒以内でスリープから復帰
  • 30分の充電で4時間駆動
  • Wi-Fi 6E実装
  • Intel CPS(Connectivity Performance Suite)に対応
  • フルHD以上のWebカメラを搭載
  • 音声ノイズ抑制機能搭載
  • Thunderbolt 4搭載
  • ノートパソコンであること
  • (必須じゃないが)Intel VSC(Visual Sensing Controller)搭載

細かく書いていますが、簡単に言うと高機能じゃないとダメなんです。

簡単に体感できる点として、「1秒以内でスリープから復帰」はすっごく便利ですね。

 

 

ディスプレイの品質が全然違う

<左・IdeaPad/右・Yoga>

Yogaはクリエイター向けPCなので、ディスプレイのスペックが高くなっています。ProモデルじゃないIdeaPadは家庭用なので、クリエイティブワークに合うスペックにはなっていません。

IdeaPad Yoga
画面比 16:10 16:10
解像度 FHD、WUXGA WUXGA、2.8K
色域 NTSC 45%(主にこれ)
sRGB 100%(一部機種)
NTSC 45%(ほぼないが一部機種に採用)
sRGB 100%、DCI-P3 100%
輝度 300ニト 400ニト(一部300ニトあり)
液晶 IPS液晶 IPS液晶、OLEDディスプレイ
HDR なし あり

画面比は16:10だとより多くの情報が表示され、作業効率が上がります。

 

YogaとIdeaPadのディスプレイの比較

上の写真左はYogaでWQXGA(2.8K) OLED、右はIdeaPad 5シリーズのディスプレイです。

左のYogaは色が鮮やかですよね ?Yogaって色域が広いディスプレイを採用しており、最低でもsRGB 100%、良いものだとDCI-P3 100%(これは上の画像の色域)となっており、IdeaPadはほぼすべてNTSC 45%(これは上の画像右の色域)で、中にはsRGB 100%にできるものもあります。

 

3つの色域を並べてみますね。左からDCI-P3 100%、sRGB 100%、NTSC 45%です。

色域や解像度が違うと同じものを見ていても全然違ったものに見えます。家庭で使う分にはNTSC 45%でも影響はあまりないですが、テキスト作業以外の仕事で使う人はsRGB 100%以上が良いと思います。

 

Lenovo Yoga 770iのディスプレイHDR/Dolby Vison対応 sRGB 100% WUXGQ IPSディスプレイ非対応

HDR(ハイダイナミックレンジ)やDolby Visionは黒をより黒く引き締まった描写が可能になり、YogaとIdeaPad Proのみ対応機種があります。

 

 

Yogaはオーディオ性能が高い

Yogaのオーディオは高品質

IdeaPad Yoga
オーディオ ドルビーオーディオ ドルビーアトモス
スピーカー 2つ 2~4つ
マイク デュアルアレイ デュアルアレイ+ノイズキャンセリング機能付き
カメラ 1080p 1080p/500万画素

オーディオ関係は、IdeaPadには一般的な品質のものが搭載で、Web会議をしない人は特に気にならないと思います。Yogaは音が本当によく、以前は7シリーズでも2Wスピーカーが4つ搭載していましたが、ここ最近はハイエンドモデルのみ4つで、基本はスピーカー2つになりました。

また、Web会議やビジネス用途で快適に使え、マイクにはノイズキャンセリング機能対応、そしてWEBカメラは高画質のFHDになっています。また、YogaにはNPUがあるのでWindows Studio EffectというWeb会議などがよりスムースにできる機能もあります。

 

IdeaPadは一般的なHD WEBカメラか高画質FHD Webカメラが搭載で、YogaはFHDか500万画素Webカメラになります。

 

↓再生時、音量に気を付けてください!!

どちらも同じくらいの価格、そしてどちらも2Wスピーカー2つ搭載のYoga 7 2 in 1 Gen 9と、IdeaPad Slim 5i Gen 9で音を聞き比べましたが、IdeaPadの音量が80で、Yogaの音量44と同じくらいの大きさでした。

 

 

インターフェイス

IdeaPad Yoga
USB4/Thunderbolt 4 Proモデル以外は無し Yoga 6シリーズ以外搭載
USB Type-C(Powerdelivery、Displayport機能) あり あり
SDカードリーダー 一部あり ほぼなし
HDMI あり あり

インターフェイスはどちらも基本的に少ないですが、Yogaは高品質だがミニマム、IdeaPadは普段使い用PCとしては普通です。

・Yoga・・・USB-A×1、USB Type-CもしくはUSB4(Thunderbolt 4)×2、HDMI、microSDカードリーダー
・IdeaPad・・・USB-A×2、USB Type-C×2、HDMI、SDカードリーダー

になります。

こちら↓は例ですが、ほとんどの機種で同じ仕様です。

Lenovo Yogaのインターフェイス

上の画像はYogaのインターフェイスで、Thunderbolt 4が2つ、USB-Aが1つ、そしてHDMIにmicroSDリーダーです。

 

こちらは2024年のIdeaPadのインターフェイスで、USB-Aが2個、USB Type-Cが2つ(充電兼用)、HDMIにSDカードリーダーです。

 

 

IdeaPad ProとYoga Proの違い

Yoga ProとIdeaPad Proの違い

IdeaPad Pro Yoga Pro
スペック クリエイター向け クリエイター向け
最大CPU 最新 最新
最大メモリ 32GB 32GB
グラフィックボード CPU内蔵 CPU内蔵
ディスプレイ 2.8K OLED 3K OLED
オーディオ Dolby Atmos
Thunderbolt 4/USB4

Proモデルはほとんど同じようなスペックですが、先述したように細かな点で全体的にYogaの方が高性能で高級感も高いです。

 

 

まとめ

YogaとIdeaPadの違いのまとめ

もともと全然違う用途向けに作られているので迷うことも少ないと思いますが、Yogaは全体的に高品質でハイスペックです。

IdeaPadはシリーズも多く、ローエンドからハイエンドまで選べるので、選択肢が豊富ですね。

ただし、Proモデルはどちらも同じようなスペックなので迷うかもしれませんが、ワンランク上の性能+アルファを求めるならYoga。

実務に必要なスペックが高ければ、それ以外は重要じゃないという場合はIdeaPadの方がコスパが高くお勧めです。

 

こちらの記事でIdeaPadやYogaのおすすめ機種を紹介しているので、あわせてどうぞ。

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