ここ最近はYoutuberを目指したり、趣味でゲーム配信をしたりする人が増えていますね。
実は私も音楽のYoutubeをやっていて、動画編集なんかもしています。
よく「どんなパソコンを使っていますか?」とか、「どんなパソコンを買えばいいのか?」と言う質問をもらうのですが、動画編集をするなら快適にするなら「高性能パソコン」が必要になります。
価格も8万~ウン十万円クラスのものまでありますが、今回は、どんなパソコンを選べばいいかや、確認点、おすすめのパソコンを紹介します。
動画編集用パソコンとは?
動画編集用のパソコンはピンからキリまであり、使いたいソフトによっても変わってきます。
初心者にも人気のPowerDirectorやGOM Mix Pro、もしくはアマチュアからプロまで愛用するAdobe Premiere Premiereとかいろいろありますが、ほとんどのソフトは以下のものが必要です。
- 高性能プロセッサー
- 大きめのメモリ
- グラフィックボード
- 大きめのストレージ
中にはPowerDirectorの様にグラボは必須ではないソフトもありますが、当然グラフィックボードが付いていた方がより快適に作業できます。
それでは以下にて、各パーツの役割などを見ていきましょう。
プロセッサー(CPU)
プロセッサーはパソコンの頭脳で、ソフトやアプリの各部分に「アレして、君はコレをして」と命令を出す部分なので、性能が高くないとはっきりいって動きが遅いです。
動画のエンコード(書き出し)にも関係してくるところなので、例えば性能が普通のプロセッサーだと1時間かかるものが、性能が高いと30分で終わったりなど、差が出ます。(ただしエンコードに関して言えば、CPUよりGPUが大事です)
CPUレンダリングはコア数が多い方が有利で、ここ最近はMayaやBlender、3ds maxなどでGPUレンダラーが使えたり、クラウドレンダリングサービスなどもあります。
プロセッサーはIntel製のものがCPUと呼ばれ、AMD製のものがAPUと呼ばれます。
個人的に私はIntel製を選びますが、ここ最近はAMD製の方が低価格で性能が高いものが多くなっています。また、モデリングなどのシングルコア性能が必要なことに重点を置くならインテル製の方が断然良いです。
このCPU、APUには主に3つの確認ポイントがあります。
- Intel Core i5以上必須(AMD Ryzen 5以上)
- コアとスレッド
- クロック数(動作周波数)
1のCore i5(Ryzen 5)以上ですが、性能順は以下の様になります。(細かく言うとまだ種類はありますが、今回は関係ないので省きます)
性能 | Intel | AMD |
低 | Celeron | A4 |
Pentium | Athlon | |
普通 | Core i3 | Ryzen 3 |
Core i5 | Ryzen 5 | |
高 | Core i7 | Ryzen 7 |
Core i9 | Ryzen 9 | |
超高 | Xeon | Threadripper |
デスクトップでは、基本的にCore i5以上のプロセッサーが必須になります。
2のコアとスレッドですが、この数字が大きいと「より多くのデータ処理が同時に」できます。
今までは4コア8スレッドや6コア12スレッドなどがありましたが、2022年以降、インテルでは多コア化が進み、
3のクロック数ですが、クロック数が大きいと同一時間内により多くのデータ処理ができます。
基本的に、より上位モデルのCPUはより高いクロック数なので、そこまで気にして見なくてもいいかもしれません。
メモリ
<メモリのイメージ・より大きなメモリ(作業台)はより多くのものを置ける(データを処理できる)>
メモリはパソコンの作業台で、大きい方がより多くのデータ・より大きなデータが処理しやすくなります。
ここ最近では、最低16GB、がっつり作業・4Kで編集をする人は32GBがおすすめになります。
通常、グラフィックボード、CPUに一番お金をかけ、次にお金をかけるのはメモリです。やっぱりメモリが大きいと全てが快適なので、余裕があれば64GBや128GBにした方がいいと思います。(私は普段使いのノートパソコンですら、24GBや32GBに増設しています)
グラフィックボード
グラフィックボード(GPU)は3Dグラフィックスの描写に必要なもので、ある程度の性能のものがあれば、ソフト自体は快適に使えます。
グラボはGeForce GTXやRTXの後に来る数字が世代を表しており、RTX 40シリーズが最新です。
・GTX 1650、1660
・RTX 2060、2070、2080など
・RTX 3050、3060、3070、3080、3090など
・RTX 4070 Ti、RTX 4080、RTX 4090など
ちなみに、上記したグラボは3Dゲームに最適化されたDirectXで、業務用で高度な技術計算(OpenGL)に最適化されたNVIDIA Aシリーズ(旧名Quadro)もあります。今までは「動画編集をするならQuadro(NVIDIA Aシリーズ)じゃないと」、なんて言っていましたが、ここ最近、私の周りを見たら、QuadroもGeForceも半々です。
おそらく、編集を専門にする会社や、1日に何本ものレンダリングをするならAシリーズがいいかもしれませんが、そこまで気にしなくてもいいと思います。GeForceならゲームも編集もできるし、Aシリーズは価格も高いですしね。
また、ビデオメモリ(VRAM)が大きい方が性能は高く、最低4GBからありますが、個人的には6~10GBあれば十分だと思います。
ストレージ
動画編集していると、データがどんどん溜まっていきます。正直言って、数年やっていたら容量はいくらあっても足りないくらいですよね。
デスクトップであれば、メインのCドライブにSSD 512GB以上を搭載し、HDDを2TB以上搭載しておけば、ひとまず安心です。時間があるときにもっと増設したらOKです。
ノートパソコンならCドライブにSSD 512 GB以上を選び、後は外付けストレージに移動していけば大丈夫です。
増設用HDDはここ最近価格も安くなり、Wester Digitalの8TB HDDが1.4万円くらいになっています。
外付けHDD(実際はSSDですが)なら、Samsung Portable SSD T5がちょっと高いですが転送速度が速くおすすめです。
ちなみにストレージには、SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)とHDD(ハードディスクドライブ)の2種類があり、代表的なものは以下の3つになります。
SSD(PCIe 4.0×4) | SSD(PCIe 3.0×4) | HDD SATA | |
最大データ転送速度 | 最大64Gbps | 最大32Gbps | 最大6Gbps |
平均起動時間 | 10秒~15秒 | 30秒~2分(新品の場合) | |
温度 | 熱くなりにくい | 熱くなりやすい | |
価格 | 高い | 安い |
ここ最近は、低価格モデルじゃなければ、ほぼSSD PCIe 4.0が使用されており、かなり速いシーケンシャル速度があります。
動画編集おすすめデスクトップ
紹介しているデスクトップは、俗に言う「ゲーミングPC」もあります。基本的にゲーミングPCとは「グラフィックボード搭載の高性能PC」のことで、便宜上ゲーミングPCと呼ばれています。
以下を目安にすると良いと思います。
スペック | GPU | |
個人・ホビー用 | Core i5以上 16GB/SSD 256GB+HDD |
RTX 3050~RTX 3060 |
個人・仕事用 | Core i5以上 16GB/SSD 256GB以上+HDD |
RTX 3050 Ti以上 |
仕事用 | Core i7以上 最低16GB/512GB以上+HDD |
RTX 3060以上 Quadro RTX 4000以上 |
プロ用 | 最低Core i7 32GB以上/あればあるほどよい |
最低RTX 3070 Quadro RTX 4000以上 |
企業向け | Xeon 64GB以上/あればあるほどよい |
最低RTX 3080 最低Quadro RTX 5000 |
また、下記スペックのOSは発表時のOSで、現在はWindows 11が搭載されているかもしれません。購入時にご確認ください。
ThinkStation P5
ミドルタワーよりも若干スリムな筐体で、デスクに置いてもそこまで圧迫感がないです。スペックはかなり高めですが、グラボはローエンドからハイエンドまで好みのものを選べます。
CPU | Xeon w3-2423/2425/2435 Xeon w5-2455/2455X/2465X Xeon w7-2475X/2495X |
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メモリ | ECCメモリ最大512GB(8スロット4チャンネル) |
ストレージ | SSD×7+HDD×3 |
グラフィックス(最大2枚) | 内蔵グラフィックス NVIDIA T400/T1000 NVIDIA RTX A2000/A4000/A4500/A5500/A6000 |
LAN(最大2つ) | ギガビットイーサネット、サーバーアダプターあり |
無線 | なし、Wi-Fi 6E |
PCIスロット | Gen 4.0 PCI Express×4 ×3 Gen 4.0 PCI Express×8 ×1 Gen 5.0 PCI Express×16 ×2 |
重さ | 最大約19㎏ |
電源 | 750W/900W/1000W 92% |
価格 | 41.4万円~ |
Lenovo ThinkStation P620
将棋の藤井棋士が使用しているプロセッサーとして一時期注目を集めたAMD Threadripper搭載で、考えられないほどの性能があります。モデリングやレンダリングなどとにかく快適で、これを超す性能は見当たりません。
1日に何本も編集をする人や企業向けPCを探している人に勧めです
CPU | AMD Threadripper Pro 3945WX/3955WX/3975WX/3995WX |
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メモリ | 最大512GB ECC |
ストレージ | 最大3.5インチHDDx5、最大M.2 SSDx11 |
チップセット | AMD WRX80 |
マザーボード | AMD Ryzen Threadripper Pro 3000シリーズ |
OS | Windows 10 Pro |
グラフィックス | Quadro P620/1000/2200 Quadro RTX /4000/5000/6000/8000 AMD Radeon Pro W5500/W5700/WX3200 |
RAID | RAID0、1、5、10 |
光学ドライブ | ウルトラスリムDVD-ROM ウルトラスリムDVDスーパーマルチドライブ ウルトラスリムBue-Ray |
無線 | AC 9260 2×2、Bluetooth 5.1 |
有線(イーサネット) | 内蔵イーサネット 10ギガビット イーサネット |
セキュリティ | Windows Defender、TPM、パワーオン パスワード、ハードディスク パスワード、セキュリティケーブルスロット、パッドロック |
重さ | 最大24㎏ |
保証 | 3年間オンサイト・プレミアサポート |
電源 | 1000W 80PLUS Platinum |
価格 | 30.2万円~ |
ThinkStation P3 Tower
P3シリーズでは一番高性能で最大電源も1100Wと大きいです。Xeonなしのデスクトップとしては最高峰の性能ですが、ミニタワーなので長時間高負荷な作業を連続でするような使い方には合いません。
CPU | Core i3-13100 Core i5-13400/13500 Core i5-13600/13600K Core i7-13700/13700K Core i9-13900/13900K |
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メモリ | 最大128GB(ECC/non ECCあり) |
ストレージ | SSD×3+HDD×3 |
グラフィックス(最大2枚) | 内蔵グラフィックス NVIDIA T400/T1000 RTX A2000/A4000/A4500/A5500 |
無線 | なし、Wi-Fi 6E |
LAN | 1Gbe(標準)、サーバーアダプターなど |
重さ | 最大13.61kg |
電源 | 500/750/1100W(92%) |
価格 | 29.7万円~ |
ThinkStation P3 Ultra
ミニタワーよりも小さな約3.6㎏の筐体で、どこにでも設置しやすい機種です。ただし、スペックは上位モデルに負けないほどパワフルです。電源がノートパソコン並の最大300Wなので、熱もこもりにくいです。
CPU | Core i3-13100 Core i5-13400T Core i5-13600/13600K Core i7-13700/13700T/13700K Core i9-13900/13900T/13900K |
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メモリ | 最大128GB(ECC/non ECCあり) |
ストレージ | SSD×2+HDD |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス NVIDIA T400/T1000 RTX A2000/A5500 |
無線 | なし、Wi-Fi 6E |
LAN | 2.5Gbe+1Gbe |
重さ | 3.6kg |
電源 | 170/230/300W |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 15.5万円~ |
Legion Tower 5 gen 8(AMD)
Ryzen 7000シリーズ搭載機種で、メモリやSSDも最新スペックです。グラフィックスはRTX 3060 Tiが搭載で、ホビーユーザーであれば十分な性能です。ゲームも動画編集もこなせます
APU | Ryzen 7 7700X |
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標準メモリ | DDR5 16GB(メモリスロット4つ/最大128GB) |
ストレージ | SSD 512GB(最大SSD×3+HDD×2) |
グラフィックス | RTX 3060 Ti LHR |
LAN | 1000BASE-T/2.5GBASE-T、Wi-Fi 6E |
拡張スロット/ベイ | 3.5インチ×2、PCI Express ×16(1つ/空き0)、M.2 2230(WLAN用)1つ/空き0、M.2 PCIe SSD用(3つ/空き2) |
冷却 | 空冷 |
重さ | 最大14㎏ |
電源 | 500W 80PLUS Silver |
価格 | 23.7万円~ |
Legion Tower 5i Gen 8
インテル14世代CPU搭載で、最高でCore i7-14700KFのモンスターCPUが搭載できます。メモリやSSDも最新で、LANはワークステーションに採用されることがある2.5ギガビットイーサネットに対応です。グラボはRTX 3060 Tiでミドル(~ミドルハイ)クラスで、ホビーゲーマーには十分すぎるスペックになっています
CPU | Core i7-14700KF |
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標準メモリ | DDR5 16GB(メモリスロット4つ/最大128GB) |
ストレージ | SSD 512GB(M.2スロット2つ) |
グラフィックス | RTX 4060 RTX 4060 Ti RTX 4070 RTX 4070 Ti |
LAN | 1000BASE-T/2.5GBASE-T、Wi-Fi 6E |
拡張スロット/ベイ | 3.5インチ×2、PCI Express ×16(1つ/空き0)、M.2 2230(WLAN用)1つ/空き0 |
重さ | 最大14㎏ |
電源 | 500W 80PLUS Silver 850W 80PLUS Platinum |
価格 | 17.2万円~ |
Legion Tower 7i Gen 8
ほぼ、現行最高峰のスペックを詰め込み、筐体も新しく、よりおしゃれになりました。2.5ギガビットイーサネットに対応しており、より高速で安定した通信が可能です。水冷か空冷を選ぶことができるので、便利ですよね。
CPU | Core i7-14700KF Core i9-14900KF |
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メモリ | 最大128GB |
ストレージ | 最大SSD×3+HDD×2 |
グラフィックス | RTX 4070 RTX 4070 Ti RTX 4080 |
通信 | 2.5Gbe、Wi-Fi 6E |
冷却方式 | 水冷/空冷 |
重さ | 最大15㎏ |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
価格 | 42.8万円~ |
動画編集用ノートパソコン
ノートパソコンはデスクトップに比べ割高になる傾向にありますが、持ち運びも出来るので場所を選ばずに作業が出来るし、ここ最近は性能が高くても比較的低価格になっています。
当然の前提ですが、デスクトップの方がパワフルなので、作業がしやすいです。ただし、持ち運びを考えたり、ノートパソコンでも十分な編集しかしないという人も多いので、ご自身の用途によってデスクトップかノートか選んでください。
ノートの場合は、
- ディスプレイ
- バッテリーの長さ
- 重量
も確認していきましょう。
ディスプレイはWUXGAや2.5K、2.8Kなどがあり、予算に合わせてより良いディスプレイを選びましょう。また、一般的にIPS液晶が多いですが、YogaなどのクリエイターPCには、OLED液晶を採用しているモデルもあるので、より正確な色で作業をしたい場合は、OLED液晶を選ぶと良いです。
また、sRGB(Web用画像編集向き), Adobe RGB(印刷向け), DCI-P3(動画編集向け)の色域カバー率も記載するので、購入の参考にどうぞ。
基本的に、ディスプレイの色域を記載していないPCはNTSC45%が多く、実際の色と自分が画面で見ている色の乖離があるので注意が必要です。
こちらはディスプレイの色域図で、ピンクの三角がNTSC 45%で黒がsRGB 100%、紫がDCI-P3 100%、そして大きな黒三角がAdobe RGB 100%になります。色域が高いディスプレイはより現実に近い色を表現できます。(ただし、ここ最近Adobe RGB 100%はあまり見ないです)
<色域の例>
ノートパソコンで良いディスプレイを選択するとそれだけで3~4万円高くなるし、作業効率を考えると自宅にいる時は外付けディスプレイを使った方が絶対にいいので、こちら「おすすめLenovoモニター」も読んでみてください。
以下に紹介する機種はハイエンドノートパソコンなので、重たいです。平均で2㎏くらいするので持ち運びには向いていないですが、持ち運んで使いたい場合は、この点は妥協しないといけません。
Legion 5i Gen 9 16 インテル
全体的にハイスペック構成で、ホビー勢から結構ガチにやっている人向けです。13・14世代CPUが搭載し、グラボはRTX 40シリーズ。ディスプレイは高精細なWQXGAでsRGB 100%の色域、そして最大240Hzのリフレッシュレートです。生体認証がない点を除けば、文句なしの価格とスペックです
CPU | Core i5-13450HX Core i7-14650HX Core i7-14700HX Core i9-14900HX |
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メモリ | 16GB搭載(最大32GB) |
ストレージ | SSD 最大1TB(M.2スロット空き1つあり) |
グラフィックス | RTX 4050 RTX 4060 RTX 4070 |
ディスプレイ(16型) | WQXGA IPS 165Hz/240Hz |
通信 | Wi-Fi 6E、1ギガビットイーサネット |
WEBカメラ | FHD |
重さ | 約2.3㎏ |
カラー | ルナグレー |
バッテリー(JEITA 3.0) 電源 |
最大約5.1時間 230W |
価格 | 15.3万円~ |
IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型 (AMD)
Ryzen 8000HSシリーズ搭載の本機はRTX 3050も搭載でき、2.8K OLED 10bitと業務用にも使えるスペックです。ハイスペックですがバッテリー駆動時間は最大12.9時間と長く、1.46㎏と持ち運びも苦じゃない重量です。USB4も搭載しており、ドックがあれば据え置き時にも使いやすいです。
CPU | Ryzen 5 8645HS Ryzen 7 8845HS |
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メモリ | LPDDR5X-6400 最大32GB |
ストレージ | 最大SSD 1TB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス RTX 3050 |
ディスプレイ(14型) | 2.8K(2880×1800) OLED DCI-P3 100% 光沢 |
OS | Windows 11 Home/Pro |
無線 | Wi-Fi 6E/6 |
生体認証 | 顔認証 |
WEBカメラ | FHD 1080p+IRカメラ |
アダプタ | 100/140W |
重さ | 1.46㎏ |
バッテリー(JEITA 3.0) | 最大約12.9時間(動画再生時) |
価格 | 12.3万円~ |
ThinkPad P1 Gen 7
最高でCore Ultra 9 185HにRTX 4070もしくはRTX 3000 Adaが搭載でき、最大メモリは64GBとなっています。ゲームをするクリエイターもいるので、GeForceも選べるのはうれしいですね。最大で4K解像度のOLEDでWi-Fi 7が搭載しています。これ、イーサネットじゃなくてWi-Fiでも十分かもしれませんね。
CPU | Core Ultra 7 155H/165H Core Ultra 9 185H |
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メモリ | 最大64GB |
ストレージ | SSD×2 |
グラフィックス | RTX 1000 Ada RTX 2000/3000 Ada Geforce RTX 4060/4070 |
ディスプレイ(16型) | WUXGA IPS WQXGA IPS WQUXGA OLED |
LAN | Wi-Fi 7 |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | なし/5MP |
バッテリー 電源 |
最大約19時間 170W |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 39.5万円~ |
LOQ 15AHP9
Ryzen 8000シリーズ搭載で、最高でRTX 4060とミドルハイスペックの機種です。メモリとストレージの増設も可能で、ちょっとした拡張性があります。画面比は16:9と他のゲーミングPCの様に16:10ではないですが、リフレッシュレートは最大165Hzとぬるぬるです。本機は安くてハイスペックなのですが、USB Type-Cが右側面のみで、しかも真ん中あたりについているので、マウスを使うとケーブルが手に当たります。Intelモデルは10.7万円からとかなり安いです。
CPU | Ryzen 5 8645HS Ryzen 7 8845HS |
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メモリ | 16GB(最大32GB) |
ストレージ | SSD 最大1TB(最大SSD×2) |
グラフィックス | RTX 3050 RTX 4050 RTX 4060 |
ディスプレイ(15.6型) | FHD IPS 144Hz WQHD IPS 165Hz |
通信 | 1ギガビットイーサネット、Wi-Fi 6 |
WEBカメラ | HD/FHD |
重さ | 約2.38㎏ |
バッテリー(JEITA 3.0) 電源 |
最大約6時間 170W |
価格 | 12.6万円~ |
Legion Pro 7i Gen 9 16型
インテル第14世代CPUにRTX 4080/4090が搭載した、現行最高峰モデルです。現行最高峰のスペックを搭載し、ディスプレイはクリエイターにも合う高品質で、色域はDCI-P3 100%です。
CPU | Core i9-14900HX |
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メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD×2 |
グラフィックス | RTX 4080 Laptop RTX 4090 Laptop |
ディスプレイ(16型) | WQXGA IPS液晶 240Hz DCI-P3 100% |
OS | Windows 11 Home |
LAN | インテルKiller Wi-Fi 6E、1Gbe |
WEBカメラ | FHD |
オーディオ | Nahimicオーディオ |
寸法(幅×奥行×高さ) | 363.5 × 262.1 × 22.5~25.9mm |
重さ | 約2.62㎏ |
バッテリー 電源 |
最大約5.2時間(JEITA 3.0) 330W |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 35.1万円~ |
Yoga Pro 7i Gen 9 14型(Intel)
インテル14世代搭載で内蔵グラフィック性能が大きく上がり、AI専用のNPUコアも搭載しより快適に使えるようになりました。また、Evo Edition プラットフォームに準拠しており、ワンランク上の快適さが手に入ります。スピーカーやオーディオも高品質で、良い音を聞きながら作業もできます
CPU | Core Ultra 5 125H Core Ultra 7 155H Core Ultra 9 185H |
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メモリ | LPDDR5X-7467 32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス RTX 4050 RTX 4060 |
ディスプレイ(14.5型) | WQXGA IPS 光沢なし 90Hz 2.8K OLED 光沢あり 120Hz 3K IPS 光沢あり タッチ 120Hz |
無線 | Wi-Fi 6E |
生体認証 | 顔認証 |
WEBカメラ | FHD&IRカメラ |
スピーカー | 2W×4(ドルビーアトモスに最適化) |
重さ | 1.49㎏~ |
バッテリー 電源 |
最大約11.6時間 100W/140W |
価格 | 13.1万円~ |
グラフィックボード無しの機種
ビデオエディターやAviutlなどの、グラボが必要ない必要ないソフトを使う人や、例えばPower Directorなど、内蔵グラフィックスでも十分動くものを使う人向けです。
ちなみに、私は主に内蔵グラフィックスのThinkPad X1 Carbon Gen 10で、Photoshopで動画編集をしています。Youtubeチャンネルもあるので、見てみてください。
2024年に入りインテル14世代CPU搭載モデルが販売されています。14世代はグラフィック性能がGTX 1650並みで、グラボなしでもかなり使いやすくなりました。
ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition
ThinkPad初でLenovoで二機目のAura Editionです。CPUにはCore Ultraシリーズ2を採用し、グラフィック性能がかなり高くバッテリーも長持ちです。また、本機はX1 Carbon初の1㎏以下の機種で、14インチで986gと超軽量です
CPU | Intel Core Ultra 7 258V |
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メモリ | LPDDR5X-8533MHz 32GB |
ストレージ | SSD 1TB |
ディスプレイ(14型) | 2.8K OLED |
無線 | Wi-Fi 7 BE201 |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
重さ | 986g |
バッテリー(JEITA 3.0) | 最大約11.6時間 |
価格 | 28.6万円~ |
Yoga 7 2-in-1 Gen 9 14型AMD
Ryzen AI搭載のRyzen 8000シリーズで、CPU性能もグラフィック性能も大きくアップした機種です。クリエイターに向いたスペックで、外出先でも動画編集などのクリエイティブワークをするような人にも合います。ただし、IPS液晶モデルはスペックが低すぎるため、外付けモニターしか使わないという人以外はOLEDディスプレイ(+約1万円)の選択が必須です。
CPU | Ryzen 5 8640HS Ryzen 7 8840HS |
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メモリ | LPDDR5X-6400 16GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(14型) | WUXGA IPS/OLED |
無線 | Wi-Fi 6E |
生体認証 | 顔認証、指紋センサー(オプション) |
WEBカメラ | IR+1080p FHD |
重さ | 約1.49㎏ |
バッテリー(JEITA 3.0) JEITA 2.0 |
最大約11.8時間(動画再生時) 最大約16.6時間 |
付属 | Lenovo デジタルペン |
価格 | 10.4万円~ |
IdeaPad 5x 2-in-1 Gen 9
筆者購入機種/Copilot+PC
IdeaPad初のCopilot+PCで、最大45TOPSを持つSnapdragon X Plus X1P-42-100搭載です。ディスプレイはWUXGAですが有機ELディスプレイで10bit(10.74億色)対応と、高品質です。しかもWi-Fi 7に対応し、今まで以上に高速通信が可能です。Copilot+PCと言えば価格が高いですが、本機は11万円台と比較的安く、学生にも手が出やすいと思います。
CPU | Snapdragon X Plus X1P-42-100 |
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メモリ | LPDDR5X 16GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(14型) | WUXGA OLED 10bit |
OS | Windows 11 Home |
無線 | Wi-Fi 7 |
生体認証 | 指紋センサー |
WEBカメラ | FHD |
重さ | 約1.5㎏ |
バッテリー | 最大約14.1時間 |
価格 | 11.9万円~ |
ThinkPad T16 Gen 3 Intel
据え置き用兼持ち運び用として使いやすい機種で、16インチ1.63㎏になります。最高でCore Ultra 7 165H vPro対応CPUにメモリ64GB、そしてWQUXGA(3.8K) OLEDとデスクトップ並みの性能にできます。Thunderbolt 4が2つあり、RJ45やHDMIそしてWi-Fi 6EにLTEや5Gも搭載可能です
CPU | Core Ultra 5 125U/135U Core Ultra 7 155U/165U Core Ultra 5 135H Core Ultra 7 155H/165H |
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メモリ | DDR-5600 最大64GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
グラフィックス | インテルグラフィックス インテルArcグラフィックス |
ディスプレイ(16型) | WUXGA IPS タッチパネルあり WQUXGA OLED |
通信 | Wi-Fi 6E、LTE/5Gあり |
生体認証 | 顔認証、指紋センサー |
WEBカメラ | 500万画素 |
重さ | 1.63㎏~ |
バッテリー(JEITA 3.0) | 最大約8.8時間(52.5WHr) |
価格 | 24.4万円~ |
まとめ
購入に当たりデスクトップは後々性能をカスタマイズ出来るので、安めの物を買って自分で増設するなんてことが出来ますが、ノートパソコンはメモリ以外のカスタマイズがしにくいので、より高性能のモデルを買うことをおすすめします。
特に初心者の方は安いパソコンで済ませようと、ぎりぎりのスペックを買う傾向にありますが、初心者にこそ「まともな性能のパソコンを買う」事をおすすめします。
ぎりぎりのスペックだと快適に作業も出来ないので、ストレスを感じ、編集自体辞めると思うからです。
今回紹介した機種は全て「快適に作業が出来る」レベルのパソコンなので、検討の一つにしてみて下さい。