ハイエンドタブレットのLenovo Yoga Tabのレビューです。
上位モデルにYoga Tab Plusがありますが同じSoCを採用しており、似たような性能でした。
ハイエンドAndroidタブレットの中でも、性能・品質・使いやすさのバランスが際立つLenovo Yoga Tabで、Snapdragon 8 Gen 3搭載で処理性能はトップクラス、DCI-P3 98%対応の美麗ディスプレイや高速UFS 4.0ストレージ、Wi-Fi 7など最新技術も満載。
付属の高性能ペンや軽量筐体により、クリエイティブワークやビジネス用途にも最適です。屋内外問わず快適に使いたい人、性能に妥協したくない人におすすめの一台です。
・週末セール(土日開催)
・新着セール情報
Contents
Lenovo Yoga Tabのスペックと特徴
SoC | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 |
---|---|
メモリ | LPDDR5X 12GB |
ストレージ | UFS 4.0 256GB |
ディスプレイ(11.1型) | 3200 × 2000 144Hz DCI-P3 98% 最大800nit |
WideVine | L1対応 |
OS | Android 15 |
無線 | Wi-Fi 7 |
生体認証 | 顔認証、指紋センサー |
カメラ | 1300万画素+200万画素/1300万画素 4K動画あり |
オーディオ | ドルビーアトモス スピーカー×4、マイク2つ |
寸法(幅×奥行×高さ) | 255.5 × 165.8 × 6.2mm |
重さ | 458g |
バッテリー | 8860mAh 最大12時間 45Wアダプタ |
標準保証 | 1年間 |
保護 | IP53 |
ペン | Tab Pen Pro付属 |
アップデート | Android 15から3回予定 4年間のセキュリティアップデート |
価格 | 89,980円~ |
<性能評価>
タブレットの頭脳であるSoCにはSnapdragon 8 Gen 3が搭載し、ハイエンドSoCになります。オクタコアで快適に使え、グラフィック性能もめちゃくちゃ高いです。
あとでいろんなベンチマークを紹介していますが、Antutuは200万オーバーの性能でした。
メモリはLPDDR5Xで大容量12GBを搭載し、ストレージはUFS 4.0でこちらも大容量の256GBになります。
ディスプレイは11.1インチとギリギリ手で持って使いやすいサイズで、LTPSを採用しており高速スイッチングが可能で応答速度も速いです。
解像度は3200×2000ドットと高精細で、ディスプレイが美しいLenovo Yoga PCに採用されるPureSight Proディスプレイでを採用しDCI-P3 98%の広色域にコントラスト比は1400:1と高く、標準600ニトとかなり明るく、屋外などでは最大800ニトとかなり高くなります。
リフレッシュレートは144Hzとぬるぬるで、高速操作がしやすいです。
ハイダイナミックレンジ(HDR)のDolby Visonにも対応しており、くっきりシャープに迫力のある描写ができます。
Lenovo Tab Pen Proが付属しており、タブレット上部にくっつけると充電ができ、最初のペアリングもこの方法で接続します。また
筐体はさすがYogaと言った感じで高級感があり、Yoga PCの上位モデルに採用されるシーシェルと言う色ですごく高級感があります。
セキュリティレベルはWideVine L1なので、アマゾンプライムやNetflixなどの動画配信サービスで、高画質で見ることができます。
OSはAndroid 15で、3回のアップデートを予定しています。
無線は最新のWi-Fi 7で高速安定通信が可能で、指紋センサーと顔認証にも対応し、カメラはフロント1300万画素、リアは1300万画素+200万画素となかなか良いです。
オーディオはDolby Atmosを採用し4基のドルビーアトモス対応スピーカーを搭載。音質も良く、音も大き目で聞き心地が良いスピーカーです。
11.1インチで8860mAhの大容量バッテリーが搭載されており458gと軽く、動画再生時間は約12時間になります。
色々な場所でクリエイティブワークをする忙しいクリエイターに向いた機種です。
よくある質問と回答
ここではよく聞かれる質問と回答をまとめました。聞きたいことがない場合は、Xにて質問してもらえればすぐに回答します。
質問 | 回答 |
---|---|
納期が変わりました。こういうことは良くありますか? | 時期によりますが、大きなセールがある12月、1月、そして新年度に向けての買い替え需要が高い3月4月は納期がずれることがあるようです。 |
出荷からどのくらいで届きますか? | 経験からみると、出荷から通常2~3日以内に届くと思います。 |
画像・動画編集に使えますか? | 全体的にハイスペックで、問題なく使えます |
バイパス充電はありますか? | ありませんが、バッテリーの寿命を延ばす機能が付いています |
ディスプレイは明るいですか? | 最大800ニットとすごく明るいです |
バッテリー駆動時間は長いですか? | 最大12時間と長いです |
オンラインレッスンに使えますか? | はい、使えます |
ゲームはできますか? | 性能的には原神や学マスなどのゲームもできますが、fps系の両手で持ってプレイするゲームはタブレットが11.1インチと大きく手が疲れるので、長時間のプレイを考えている場合は別機種が良いです |
LTE/電話機能はありますか? | ありません。 |
ペンは付属ですか? | 付属です |
GPSはありますか? | ありません |
イラストに使えますか? | 使えます。イラストレーターなどクリエイター向けのタブレットです |
生体認証は? | 指紋センサーと顔認証があります |
3.5ミリジャックはありますか? | ありません |
OTG機能はありますか? | あります |
ストレージの増設はできますか? | できません |
リフレッシュレートはいくつですか? | 144Hzです |
高級感あふれるユニボディデザイン
箱は上位モデルのYoga Tab Plusと同じで、シンプルなものです。
箱の中には45Wアダプタ、USBケーブル、Tab Pen Proと替え芯、そして説明書が入っています。
ベゼルも細めで、スッキリとした見た目です。
壁紙のせいで色が薄く見えますが、DCI-P3 98%の広色域ディスプレイです。
ユニボディを採用しており継ぎ接ぎがない造りです。シーシェルと言うカラーも相まってすごく高級感があります。
背面です。左上にあるYogaのロゴがいい味出してますね。
筐体は6.2ミリとすごく薄く、カバンにもすっぽり入るし持ちやすいです。
重さは実測460gで11.1インチとしてはちょっと軽い方です。
実は私はYogaが好きで、メインPCもサブもYoga。マウスはYoga Pro、イヤフォンもYogaなんです(タブレットはレビュー機)。
Yoga尽くし
メインPC:Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9
サブ:Yoga 7 2-in-1 Gen 9 AMD
マウス:Yoga Proマウス
イヤフォン:Lenovo TWS YOGA PC エディション妻:Yoga 770i 14 pic.twitter.com/kfusY1FYtw
— パソコンガイド (@pc_reviewer) February 15, 2025
Yogaの何が良いかって、ディテールまでこだわった造りで妥協がなく、見た目だけじゃなくディスプレイも最高峰品質、そして音も良しと総合的にハイスペックなんです。
ドルビーアトモスのスピーカーでツイーターが2つウーファーが2つ搭載しており、両側面にスピーカーがあります。音は大きめで、なかなか良い音質です。
右側面にはUSB 3.2 Type-Cもあり、映像出力機能付きです。外部モニターやTVなどに繋いで大画面で使うこともできます。
下はポゴピンがあり、純正のキーボードもあるようですがまだ販売されていませんでした。
上の側面はボリュームボタンがあり、通常microSDカードトレーがある個所はペンを充電する箇所になっています。
ペンを付ける個所はマグネットで、簡単にペンをくっつけることができますが、ちょっとでもずれてると落ちやすいのでご注意を。
1300万画素カメラ搭載
カメラはフロント1300万画素、リアは1300万画素+200万画素+フラッシュとなかなか良いです。
こちらはタブレットで撮影した画像ですが、ファイルサイズが大きくなりすぎたのでリサイズと圧縮をしています。
※オリジナル4160×3120→1000×667、画像圧縮で80%の画質に調整
これは明るさなど編集した後の画像ですが、SNSやブログなどに普通に使える品質だと思います。
ちなみに8倍ズームまでできますが画質が荒くなるので、2倍くらいまでなら使える範囲でした。
動画はフロントもリアも最大4Kで撮影できます。
Lenovo Tab Pen Proの使い方と設定方法・ペアリング/機能解説
本機にはLenovo Tab Pen Proが付属していますがすぐに使えるわけじゃなく、設定が必要です。ちなみに筆者の場合はですが、ペンを2時間ほど充電しないと設定ができませんでした。
設定からペンの設定に行き、ペンを先ほど紹介したタブレットの上部分にくっつけて、「ペンを接続またはアクティブ化する」をタップします。
リンクになってる、「ペンを接続またはアクティブ化する」をタップすると上画像の様に説明が出てきます。
なぜか2枚目はLenovo Tab Pen Plusと名前が変わっており、「初めて使用する前に、ペンを充電して有効化してください。そして、白いライトが点滅し始めたらペンをペアリングします」と出てきましたが、ペンにはライトがないので光らないし、ペンの充電があれば何を押さずとも勝手にペアリングされます。
ペアリングされたらこの画面になりました。
ペンが接続されると手書きフィードバックの設定ができ、好みのものを選べます。私は万年筆の感触が良かったのでこれを選び、振動強度は最大にしました。
フィードバックはすごい機能ですね。それらしい書き心地が手に伝わってきますが、ディスプレイがツルツルしているので変な感触でもあります。
今度は、ディスプレイの保護フィルムを買って試してみようと思います。
また、リモコン機能や紛失防止アラート、カーソルを合わせた場所にポインターを表示、ペンをスワイプしてコピペもできます。
凄いですね、このペンは。
3K高精細ディスプレイ・描画・色域・輝度などを検証
このディスプレイすごくきれいなんですが、壁紙が微妙なので色鮮やかさが全然伝わりません。
デジタルシネマ規格のDCI-P3 98%で、色鮮やかです。
11.1インチと大画面で解像度は3200×2000ドットの3K、そして有機ELではないですがLTPSを採用しています。LTPSは高速スイッチングが可能で応答速度も速いので、ペンで描いているときも遅延なく反応されるので描きやすいです。
すごいところが多いので、箇条書きしますね。
・3K解像度
・PureSight Proディスプレイ
・Corning Gorilla Glass 7iを採用し傷に強い
・Lenovo AI SuperRes(AISR)で最大4Kまで写真をアップスケール(将来的に提供)
・輝度標準600nit/屋外では最大800nit
・Dolby Vision
・リフレッシュレート最大144Hz
・コントラスト比1400:1
・DCI-P3 98%
・視野角170度
左が本機で右はオリジナル画像で、黒の描写をチェックします。
本機は完全な黒を描写できるOLEDディスプレイではないですが、しっかりとした黒を描写できています。OLEDディスプレイ以外の輝度が高いディスプレイって黒が明るくなりやすいのですが、こんなに高い輝度なのにこれだけ黒を描写できるのはすごいと思います。
また、Dolby Visionと言うHDR(ハイダイナミックレンジ)に対応しており、黒つぶれや白飛びを軽減し、黒はより黒く、白はより白く描写できます。
コントラスト比は1400:1と高いのでメリハリのある描写です。
リフレッシュレートは最大144Hzとぬるぬるで、高速スクロールをしても滑らかです。
視野角は上下左右75°で、どこから見ても見やすいです。
輝度は通常時で600ニトと明るく、屋外モードでは800ニトと高く、直射日光が画面に当たらなければ見やすかったです。
220ニト | 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える |
---|---|
250ニト | 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える |
300ニト | 屋外の日陰でも見える |
400ニト | 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとちょっとくらい |
500ニト | 屋外向け |
600ニト | 画面に直射日光が当たっても比較的見える |
Lenovoメモでクリエイターになった気分
本機にプリインストールされたLenovoメモを使うと、簡単なスケッチを本格的な画像に生成することができます。
Lenovoメモで適当なスケッチを描きました。
カラーの左にあるAIと言うアイコンをタップし、選択したい個所を囲みます。
すると、ポップアップが出てきて「スケッチから画像へ」と出るのでこれをタップ。
するとイラストを画像に変換してくれます。イラストのタイプは3D漫画やベクターイラスト、カラフルな落書き水墨画、そしてスケッチが選べます。これでよければこれを挿入、満足いかなければもう一度生成できます。
もちろんイラストだけじゃなくメモを取ったりもできます。その際、ペンで手書きしてもテキストに変換してくれます。
Wi-Fi 7対応で高速通信が可能
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
IEEE802.11be (Wi-Fi 7) |
2.4/5/6GHz | 46Gbps |
次世代通信規格のWi-Fi 7に対応しており、現在主流のWi-Fi 6の約5倍、低価格モデルのPCに採用されるWi-Fi 5の約13倍の最大通信速度があります。また、理論上16本のストリームになり、今まで以上に多くのデバイス(理論上2倍)を接続して快適に使えます。
6GHzで最大320MHzのチャンネル幅があり、Wi-Fi 6E(最大160MHz)の2倍の帯域幅になります。
Yoga Tabの便利機能のまとめ
防水防塵機能付き・IP53
IP保護等級はIP53で、防塵機能は上から2番目に良い「5」、これは「動作に影響する粉塵が内部に侵入しない」となっています。
防水機能は下から4番目の「3」になり(9段階で下から4番目)、防水機能は「鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない」になっています。
<イメージ図>
私は保証しませんが、こんな感じでも大丈夫みたいですよ。
WidevineはL1対応
DRMInfoで確認すると、セキュリティレベルはL1でした。これはWidevineはL1に対応しているということなので、Netflixやamazon Primeビデオで、高解像度で見ることができます。
サポート・保証
標準で1年間の「片道引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長2年まで延長できます。また、プレミアムケアと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)
デフォルトの保証は片道引き取り修理になります。
- 片道引き取り修理・・・自分でリペアセンターに郵送(有料)、修理後、郵送(無料)してくれる保証です。
また、ADPという保証がオプションで付けることができます。
ADP・・・火災、液体こぼし、落下、自然災害による破損など 予期しない事故による障害をカバーするサービスです。 なお、本サービスは契約期間中1回限りの提供を以て終了します。
Yoga Tabの性能ベンチマーク
Snapdragon 8 Gen 3 | |
プロセス | 4nm |
コア | Cortex-X4 ×1 Cortex-A720 ×5 Cortex-A520 ×2 |
最大クロック | 3.3GHz |
GPU | Adreno 750 |
NPU | Qualcomm Hexagon NPU |
Socはbig.Littleで、パフォーマンスの高いコアと、省電力のコアの2種類を搭載しており、低負荷なことをしているときは省電力コアで作業をするため、バッテリー駆動時間が長くなるという特徴があります。
また、最大20 TOPSのAIエンジンが搭載しているので、今後ますますNPU対応アプリが増えていくので楽しみな性能です。
Antutuベンチマーク計測結果
ベンチマークの目安です。
200万以上・・・向かうところ敵なし
150万以上・・・重いゲームも快適
100万以上・・・重たいゲームもできる
50万以上・・・中量級以下のゲーム向き(重ためのゲームは低画質でできそう)
Antutuベンチマークは2,227,968とかなり高い性能で、GPU性能も651,772と高いスコアでした。
MEMはメモリとストレージの読み書きの速度で348,098、UXはアプリ動作の速さのスコアで576,042と非常に高いです。
Snapdragon 8 Gen 3はハイエンドSoCの中でも最上位モデルの性能で、ぬるぬるできないゲームはほとんどないと思います。
Geekbench 6計測結果
Geekbench 6はクロスプラットフォームのベンチマークで、CPUやGPUコンピューティングのスコアを計測できます。計測スコアはマルチコア5664、シングルコア2206と高いスコアでした。
Geekbench 6 マルチコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 8 Gen 3 | |
---|---|
Snapdragon 8+ Gen 1 | |
Snapdragon 870 | |
Snapdragon 7s Gen 2 | |
MediaTek Kompanio 1300T | |
MediaTek Dimensity 7050 | |
MediaTek Helio G99 | |
Snapdragon 695 | |
Snapdragon 750G | |
MediaTek Helio G99 | |
Snapdragon 690 5G | |
Snapdragon 7c Gen 2 | |
Snapdragon 730G | |
MediaTek Helio G90T | |
MediaTek Kompanio 520 | |
Snapdragon 680 | |
Helio G88 | |
Helio G85 | |
Snapdragon 662 |
Geekbench 6 シングルコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 8 Gen 3 | |
---|---|
Snapdragon 8+ Gen 1 | |
Snapdragon 870 | |
Snapdragon 7s Gen 2 | |
MediaTek Dimensity 7050 | |
Snapdragon 695 | |
MediaTek Kompanio 1300T | |
MediaTek Helio G99 | |
Snapdragon 750G | |
MediaTek Kompanio 520 | |
Snapdragon 690 5G | |
MediaTek Helio G99 | |
Snapdragon 7c Gen 2 | |
Snapdragon 730G | |
MediaTek Helio G90T | |
Snapdragon 680 | |
Helio G85 |
AI性能をGeekbenchで検証|単精度・量子化スコア比較
Geekbench AIでAI性能を測りました。Single Precision(単精度)は2475、Half Precision(半精度)は2461、Quantized(量子化スコア)は3714とすべて高い性能でした。
Single Precision Score/単精度スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 8 Gen 3/Legion Tab 8.8 | |
---|---|
Snapdragon 8 Gen 3/Yoga Tab | |
MediaTek Dimensity 8300 | |
Snapdragon 8+ Gen 1/ThinkPhone | |
Snapdragon 7s Gen 2/POCP PAD | |
Helio G99/Tab Plus | |
Idea Tab/Dimensity 6300 | |
Helio G80/Tab M9 | |
Helio G88/Tab M11 | |
Helio G85/Redmi Pad SE 8.7 | |
Helio G85/Lenovo Tab |
Half Precision Score/半精度スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 8 Gen 3/Legion Tab 8.8 | |
---|---|
Snapdragon 8 Gen 3/Yoga Tab | |
MediaTek Dimensity 8300 | |
Snapdragon 8+ Gen 1 | |
Snapdragon 7s Gen 2 | |
Helio G99 | |
Idea Tab/Dimensity 6300 | |
Helio G80/Tab M9 | |
Helio G88/Tab M11 | |
Helio G85/Redmi Pad SE 8.7 | |
Helio G85/Lenovo Tab |
Quantized Score/量子化スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 8 Gen 3/Legion Tab 8.8 | |
---|---|
Snapdragon 8 Gen 3/Yoga Tab | |
MediaTek Dimensity 8300 | |
Snapdragon 8+ Gen 1 | |
Snapdragon 7s Gen 2 | |
Idea Tab/Dimensity 6300 | |
Helio G99 | |
Helio G88/Tab M11 | |
Helio G80/Tab M9 | |
Helio G85/Redmi Pad SE 8.7 | |
Helio G85/Lenovo Tab |
PCMarkで見る実用性能|アプリ動作・処理速度を評価
次はPCMark for Androidで、アプリケーション実行時の総合的なパフォーマンスを計測します。
計測スコアは24177非常に優れたスコアを記録しました。
Work 3.0
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 8 Gen 3/Legion Tab | |
---|---|
Snapdragon 8 Gen 3/Yoga Tab | |
MediaTek Dimensity 8300 | |
ThinkPhone/Snapdragon 8+ Gen 1 | |
Tab P12 Pro/Snapdragon 870 | |
Tab P11 Pro Gen 2/MediaTek Kompanio 1300T | |
Idea Tab/Dimensity 6300 | |
POCO PAD/Snapdragon 7s Gen 2 | |
Tab P12/Dimensity 7050 | |
Tab P11 Pro/Snapdragon 730G | |
Redmi Pad SE 8.7/Helio G85 | |
Lenovo Tab/Helio G85 | |
Redmi Pad SE/Snapdragon 680 | |
Tab M10 Plus 3rd Gen/Snapdragon 680 | |
Tab M7 (3rd Gen)/MediaTek MT8166 |
3DMarkで見るGPU性能|Wild Life Extremeの実力
グラフィック性能が高いとゲームやクリエイティブワークがしやすくなります。本機はすごく高い性能があり、重たいゲームもクリエイティブアプリも使えます。
3DMarkでベンチマークを計測し、Wild Life Extremeは4923と高いスコア、Sling Shot ExtremeはMAXED OUT(性能が高すぎて計測不能)でした。
Sling Shot(メインストリームのスマホやタブレットの性能を測る、OpenGL ES 3.0) | – |
---|---|
Sling Shot Extreme(高性能スマホやタブレットの性能を測る、OpenGL ES 3.1とVulkan) | Maxed Out |
Wild life(モバイルデバイスの性能を測る) | – |
Wild Life Extreme(高性能モバイルデバイスの性能を測る) | 4923 |
Steel Nomad Light(レイトレを使用しないゲームへの性能を測る) | – |
Solar Bay(レイトレを使用したゲームへの性能を測る) | – |
Wild Life Extreme
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 8 Gen 3 Yoga Tab |
|
---|---|
ThinkPhone Snapdragon 8+ Gen 1 |
|
Snapdragon 870 Lenovo Tab P12 Pro |
|
MediaTek Dimensity 7050 Lenovo Tab P12 |
|
MediaTek Helio G99 | |
MediaTek Kompanio 520 | |
Helio G80 Tab M9 |
ゲーム性能検証|CoD快適に動く?
Call of Dutyはかなりぬるぬるプレイできましたが、11.1インチと大きいのでfpsなどの両手で持ってプレイするゲームは向いていません。手が疲れます。
デフォルトの設定は音声/グラフィックス最高、フレームレート最大でした。
ゲーム性能検証|学マスは快適に動く?
学マスのデフォルト設定は30fpsですべて高設定ですが、60fpsの最高設定でも問題なく快適にプレイできました。
このゲームはCall of Dutyの様に両手でタブレットを持つ必要がないので、プレイしやすいです。
メモリ速度とシーケンシャル速度計測結果
本機はLPDDR5Xが搭載し、大容量12GBになります。
CPDTでメモリの処理速度を計測したら、21.48GB/秒(赤枠)とめちゃくちゃ速い処理速度でした。
他のタブレットの比較です。
メモリ速度
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Legion 8.8 3rd Gen/12GB | |
---|---|
Yoga Tab/12GB | |
Yoga Tab Plus/16GB | |
ThinkPhone/8GB | |
Tab P12 Pro/8GB | |
Tab P11 Pro Gen 2/6GB | |
Tab Plus/8GB | |
POCO PAD 8GB+4GB仮想メモリ | |
Tab P12/8GB | |
Tab P11 Pro/6GB | |
Redmi Pad SE 8.7 | |
XiaoXin Pad/6GB | |
Tab M10 Plus 3rd Gen | |
Tab M11 | |
Lenovo Tab M9 /4GB | |
Blackview Tab 90 Wifi/4GB |
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、Webサイトの表示速度にも影響があります。
ストレージはUFS 4.0で、大容量256GBになります。また、一般的なタブレットの様にmicroSDカードで増設はできません。
シーケンシャル速度を計測したら、リード(読み込み)は2.02GB/秒、ライト(書き込み)は0.99GB/秒とめちゃくちゃ速かったです。
使っていてもストレスなくなんでも表示できるので、体感でわかるくらい速度は速いです。
その他の機種との比較です。
シーケンシャルリード
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
POCO PAD | |
---|---|
Yoga Tab | |
Yoga Tab Plus | |
Legion Tab 8.8 | |
Tab P11 Pro Gen 2 | |
Tab P12 Pro | |
Tab P12 | |
Tab P11 Pro | |
Tab Plus | |
XiaoXin Pad | |
Tab M10 Plus 3rd Gen | |
ALLDOCUBE X Game | |
Lenovo Tab M9 | |
Redmi Pad SE | |
Redmi Pad SE 8.7 | |
Tab M7 (3rd Gen) | |
Tab M11 | |
Chromebook CM14 Flip |
シーケンシャルライト
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Yoga Tab Plus | |
---|---|
Legion Tab 8.8 | |
Yoga Tab | |
Tab P11 Pro Gen 2 | |
Tab M10 Plus 3rd Gen | |
Tab P12 Pro | |
Tab P12 | |
POCO PAD | |
Tab Plus | |
Tab M11 | |
Lavie T8 2023 | |
Tab P11 Pro | |
XiaoXin Pad | |
Lenovo Tab M9 | |
ALLDOCUBE X Game | |
Redmi Pad SE | |
IdeaPad Duet Chromebook | |
Redmi Pad SE 8.7 | |
Tab M7 (3rd Gen) |
Yoga Tabレビューまとめ|性能・使いやすさ・価格のバランス
ハイエンド中のハイエンドタブレットで、家でも外でも快適にクリエイティブワークやビジネス用途で使いたい人におすすめ!
良い点
・SoCの性能が高い
・高級感があるボディ
・付属のペンが高品質
・メモリが大容量で高品質
・ストレージが速い
・ディスプレイが高品質で大画面
・Wi-Fi 7対応
・顔認証・指紋センサー付き
・45Wのアダプター
・バッテリー駆動時間がそこそこ長い
残念な点
・特になし
総合評価|Yoga Tabは価格以上の価値があるハイエンド機
上位モデルのYoga Tab Plusと比べてもほぼそん色なく使え、それでいて価格は3万円弱も安いのですごく高評価になったタブレットです。
SoCがとにかく高い性能で、Androidタブレット全体を見渡しても上位に入る性能なので、本機でできないことは他のタブレットでも無理でしょう。
11.1インチと大画面ですが460gと軽いので持ち運びも便利だし、ペンを使えば生産性も爆上がりです。手書きフィードバックのおかげで「書いている」感触もあるので
ビジネスパーソンだと、本機をセカンドモニターとして使ったり、メモ取り・資料作成・SNS用動画作成などいろいろな用途に使えます。