Lenovo IdeaPad Slim 370i(14型 インテル)の実機レビュー

当サイトは広告、アフィリエイトを含みます

低価格モデルのIdeaPad Slim 3シリーズで、全体的に平均的なモデルですが、CPU性能が高く、メモリもストレージもこの価格にしては比較的高い性能でした。

無駄にハイスペック機種に多くのお金をかけるよりも、普通に快適に使える機種をお探しの人におすすめです。

購入機種はCore i5-1235U、メモリ8GB、SSD PCI Express 4.0 256GB TLCです。

まずは、レビューのまとめをどうぞ。

良い点

・Core i5-1235U搭載でも低価格
・IPS液晶搭載で見やすさアップ
・ストレージ性能が高い
・Wi-Fi 5だが、速度は申し分ない
・USB Type-Cが映像出力機能付き
・コスパが高い

 

残念な点

・インターフェイスが若干乏しい
・持った感じ、ちょっと分厚さを感じる

 

Lenovoでは12/19までホワイトクリスマスセール を開催中で、割引+ポイントが最大で10倍還元の在庫一掃セールになっています

IdeaPad Slim 370i(14型 インテル)のスペックレビュー

CPU Core i3-1215U
Core i5-1235U
メモリ 8GB
ストレージ SSD 256GB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(14型) FHD IPS
OS Windows 11 Home
無線 Wi-Fi 5
生体認証 無し
WEBカメラ 720p
寸法(幅×奥行×高さ) 324.2 × 215.7 × 19.9㎜
重さ 1.43㎏
バッテリー 最大約7.9時間
保証 1年間
価格 6.9万円~

<性能評価>

 

パソコンの頭脳であるCPUは最新のインテル第12世代CPUが搭載で、省電力モデルになります。バッテリー駆動時間が長くなる半面、性能が通常版のPシリーズよりも劣りますが、ここは最新CPUなのでご心配なく。

一般的に言われる「普段使い用」の目安性能より倍以上高い性能なので、ストレスを感じることもないと思います。サクサク使えます。

メモリは8GB搭載で、SSDは256GBと普通に使う分には問題ない容量です。ただし、メモリスロットが1つ空いており、増設も可能です。

ストレージは2.5インチHDDの増設も可能ですが、増設すると保証が外れるのでご注意を。

ディスプレイはフルHD解像度で、視野角が広くコントラスト比も高いIPS液晶になっています。旧モデルは品質の劣るTN液晶だったので、より見やすくなっています。

その他のスペックはWindows 11 Home、Wi-Fi 5、指紋センサーなどの生体認証は無しになっています。

14インチで1.43㎏と標準的な重さで、バッテリー駆動時間は最大約8時間になっており、持ち運びをする人にも合います。

また、USB Type-Cが映像出力機能付きなので、モバイルモニターも使えるし、HDMIがあるので自宅では大画面で作業も可能です。

 

公式サイト

 

 

旧モデルとの比較

Lenovo IdeaPad Slim 370i 14と旧モデル<左/本機種・右/Slim 360 14 AMD>

旧モデルのSlim 360 14はAMDモデルしか販売されていないので、こちらと比較してみます。(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)

本機種 Slim 360 14 AMD
CPU Core i3-1215U
Core i5-1235U
Ryzen 3 5300U
Ryzen 5 5500U
メモリ 8GB(3200MHz) 8GB(3200MHz)
ストレージ SSD 256GB SSD 256GB
ディスプレイ FHD IPS FHD TN
無線 Wi-Fi 5 Wi-Fi 5
バッテリー 7.9時間 11時間
寸法 324.2 × 215.7 × 19.9㎜ 324 × 215.7 × 19.9㎜
重量 1.43㎏ 1.5㎏
価格 7.3万円~ 量販店モデル

変更点です。

・CPUが最新のインテル12世代になった
・TN液晶がIPS液晶に
・バッテリー駆動時間が下がった
・70g軽くなった
・USB Type-CがPowerdeliveryとDisplay Port映像出力に対応
・公式サイトで販売されるようになった
・電源ボタンの位置が変わった

CPUが変わり、USBポートの性能が上がった以外は、外観もスペック的にもほぼ同じです。マイナーアップデートされた機種ですね。

今までTN液晶という低品質なものだったので、見やすさは抜群に上がっています。

 

IdeaPad Slim 370i(14型 インテル)の特徴

Lenovo IdeaPad Slim 370i 14 Intel 正面

ベゼル(画面の黒い枠)が比較的細く、シルバーでおしゃれですね。

 

ベゼルは実測で上部11.1㎜ 左6.6㎜、右6.2㎜ 下部14.8㎜となっています。下部が太くないので、スリムに見えますね。

 

Lenovo IdeaPad Slim 370i 14 Intel ノッチ

本機はノッチと言う仕様になっており、カメラ部分のみが若干大きくなっています。これはカメラ部分以外のベゼルを細くすることで、見た目が良くなります。また、パソコンを開くときに指に引っ掛かりができるので、パソコンを開けやすいです。

 

Lenovo IdeaPad Slim 370i 14 Intel ノッチ

寸法は

・幅 324.2㎜
・奥行215.7㎜
・高さ19.9㎜

となっており、A4サイズ(210㎜×297㎜)より一回り大きなサイズです。

 

Lenovo IdeaPad Slim 370i 14 Intel 持ちやすさ

厚さは19.9㎜と若干厚めで、重量は1.43㎏と普通ですが、この様に↑持ったらちょっと重さを感じます。

 

Lenovo IdeaPad Slim 370i 14 Intel 筐体外観

筐体はラウンドエッジで、前部に行くにつれて細くなっているのでおしゃれです。

 

Lenovo IdeaPad Slim 370i 14 ディスプレイを最大限開いた状態

画面が開く最大角度は160度くらいでしょうか?これ以上は開きません。

 

Lenovo IdeaPad Slim 370i 14 Intel 天板

筐体は樹脂素材ですが、天板はツルツルと手触りが良く、光沢もあって、アルミニウムっぽい見た目です。これを触って、樹脂素材と分かる人はほとんどいないんじゃないかなと思います。

 

Lenovo IdeaPad Slim 370i 14 Intel 底面

底面カバーは天板と違い、見た目でも触ってもプラスチックと分かるような素材です。

背面にある通気口は、デザインされた模様が施されており、見えないところにもこだわっていますね。

通気口はあまり大きくないですが、省電力CPUを搭載しているし、ヒートパイプもあるので、熱はこもりにくそうです。

底面には1.5Wのスピーカーが2つあり、オーディオはDolby Audioになります。一般的なノートパソコンのスピーカーです。

 

Lenovo IdeaPad Slim 370i 14 Intel 右斜め前から

キーボードは84キーで、バックライトはありません。

タッチパッドは104㎜×62㎜と幅はそこまで広くないですが、指の滑りも良く、操作しやすいと思います。

キーは若干プラスチック感がありますが、打鍵音も静かで、キーストロークは1.4㎜と悪くないです。キーピッチは縦横約1.9㎜×1.8㎜で、標準的だと思います。

 

Webカメラまわり

Lenovo IdeaPad Slim 370i 14 Intel カメラ

WebカメラはHD 720pで、プライバシーシャッターも搭載しています。WEBカメラを使わないときは、シャッターを閉じておくと安心です。

 

カメラを使ってみたらかなり映りが良く、さすがにFHDには負けますが、一般的なHD 720Pカメラよりもシャープで明るかったです。

品質テストをしたら、異常なまでの高得点が出ました。何かのミスでしょうか?本機だけかもしれないですが、一応、カメラとマイクのテスト結果と他機種との比較を紹介します。

本機のWebカメラ品質テストは682点、マイクは887点でした。

他機種との比較です。

カメラ性能マイク性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

IdeaPad Slim 370i 14  682
FHD 1080p平均  400前後
IdeaPad Slim 550i  145
HD 720p平均  100前後

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Yoga 770i  1909
IdeaPad Flex 570  1875
Thinkbook 13s Gen 2  1727
Thinkbook 14 Gen 2  1554
ThinkPad E15 Gen 4  1297
ThinkPad E14 Gen 4  1197
IdeaPad Slim 370i 14  887
IdeaPad Slim 550i  716

 

マイクは一般的な普段使い用の性能ですが、ノイズキャンセリング機能付きのデュアルアレイマイクが搭載で、普通の品質です。

 

CPU

Core i5-1235U Core i3-1215U
Pコア 2
Eコア 8 4
スレッド 12 8
キャッシュ 12MB 10MB
Pコア最大周波数 4.4GHz 4.4GHz
Pコア基本周波数 1.3GHz 1.2GHz
Eコア最大周波数 3.3GHz 3.3GHz
GPU実行ユニット 80 64
ベースパワー 15W
最大パワー 55W

CPUはPコア(Performance Core)とEコア(Efficient Core)の2つを搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。

また、Intel Thread Directorというハードコアが、命令をより効率よくPコアとEコアに割り当てて実行できるので、性能もかなり上がっています。

CPU Markを計測したら、かなり高性能の13009でした。

Lenovo IdeaPad Slim 370i 14 Intel Passmarkスコア計測結果

スコアの目安

  • 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
  • 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 10000~・ハイエンドPCに搭載される
  • 15000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

Passmarkスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-1260P  17154
Core i5-1240P  17664
Ryzen 7 5700U  16272
Ryzen 5 5500U  13579
Core i7-1255U  13251
Core i5-1235U  13009
Core i5-1235U 平均  11752
Core i3-1215U  10907
Core i7-1165G7  10620
Core i5-1135G7  10098
Core i3-1115G4  6546

このグラフで見ると下の方に位置していますが、どちらのCPUも1万オーバーで、普段使い用途の目安であるスコア5000の倍以上、ビジネス用途の目安である7000より50%ほど高い数値になっています。

また、前世代のハイエンドモデルであるCore i7-1165G7よりも高い性能なので、安心して使えると思います。

 

グラフィックス

グラフィックスはCore i3モデルはUHDグラフィック、Core i5はIris Xeで動作します。

グラフィック性能が高いとOffice系のアプリが使いやすくなったり、画像・動画編集もしやすいです。

スコアは、1800くらいあればLightroomなどの編集アプリもそこそこ使えるので、普段使い用としては問題ないと思います。

その他のCPUとの比較です。

Video Card Benchmarks

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

MX450  3715
Core i7-1165G7  3681
Core i5-1135G7  2898
Ryzen 5 5500U  2326
Core i3-1215U  2258
Ryzen 7 5700U  2251
Core i5-1235U  2196
Core i3-1115G4  2118
Ryzen 7 4700U  2066
Ryzen 5 4500U  1818
Ryzen 3 5400U  1734

 

ディスプレイ

Lenovo IdeaPad Slim 370i 14 Intelのディスプレイ

解像度 光沢 液晶 輝度
FHD なし IPS 300nit
コントラスト比 色域 視野角 その他
800:1 NTSC 45% 170°
FHD フル・ハイディフィニション、一般的な画質で解像度は1920 × 1080ドット
光沢 光沢ありは発色が良い反面、自分や背景が映り込みしやすい。光沢無しは映り込みがしにくい
コントラスト比 最少輝度と最大輝度の差。差が大きい方が力強い描写が可能
IPS液晶 コントラスト比が高く、視野角も広い
nit 明るさを表す単位。通常250nitが標準

ディスプレイは一般的なものですが、本機は上位モデルと同じIPS液晶なので、見やすくなっています。また、旧モデルはTN液晶だったので、見やすさは抜群にアップしていますね。

 

Lenovo IdeaPad Slim 370i 14 Intelのディスプレイの色域

色域はNTSC 45%で、sRGBカバー率は67%、sRGB比68.2%でした。一般的な色域です。

輝度は282ニトと公称値よりも若干低かったですが、室内で使う分には問題ない明るさでした。

最後に視野角のチェックです。

四隅も暗くなったりせず、画面全体が見やすいと思います。

 

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

メモリはDDR4-3200MHzで、旧モデルと同じものが搭載ですが処理速度は速いので、ストレスなく使えると思います。

また、仕様書によるとメモリはオンボード8GBのみとなっていますが、実はオンボード+スロットに1つとなっています。旧モデルもそうでしたが、Slim 3 14インチは空きスロットがあるのを何故だか隠しているんですね。

 

Lenovo IdeaPad Slim 370i 14 Intelの筐体内部<筐体内部>

真ん中よりちょっと右にある黒い枠と銀色のものがある個所が、メモリスロットがある場所です。

 

Memory Markで計測したら1812と若干低めの数値でしたが、普段使い用PCとしては特に遅さを感じることはないと思います。

Lenovo IdeaPad Slim 370i 14 Intel Memory Mark 計測結果

 

メモリスロットに8GBのメモリを追加して(合計16GB)計測したら、2350と結構速い速度になりました。

Lenovo IdeaPad Slim 370i 14 Intel 増設後のMemory Mark 計測結果

 

他の機種との比較です。

Memory Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Thinkbook 13s Gen 2 16GB  2921
Yoga 770i  2774
Ideapad Flex 550i 14型 8GB  2700
ThinkPad E14 Gen 2 Intel 16GB  2539
Yoga 660 16GB  2417
Ideapad Slim 550i 8GB  2385
Ideapad Slim 370i 14 16GB  2350
Thinkbook 15 Gen 2 8GB  2227
IdeaPad Slim 360(17) 8GB  2195
Ideapad Flex 550i 15型 8GB  2175
ThinkPad E15 Gen 4 8GB  1880
Ideapad Slim 370i 14 8GB  1812
Ideapad s145 AMD 8GB  1682

 

 

ストレージ

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

搭載ストレージはM.2 PCIe NVMeで高速モデルなので、データ移動も起動速度も速いです。また、2.5インチHDDの増設も可能ですが、増設すると保証が外れます。

シーケンシャル速度の計測結果は、リード(読み込み)が2726MB/秒とかなり速く、ライト(書き込み)は1962MB/秒と速めでした。

Lenovo IdeaPad Slim 370i 14 Intel シーケンシャル速度計測結果

 

こちらはシーケンシャル速度のおおよそのスコアで、HDDはおおよその最大速度です。

シーケンシャルリード

オレンジ色・・・リード 青・・・ライト

本機種  2726MB/秒
 1962MB/秒
PCIe 4.0×4  3000~7000MB/秒
 2000~5000MB/秒
PCIe 3.0×4  1800~3000MB/秒
 1200~2000MB/秒
HDD  600MB/秒
 200MB/秒

 

セキュリティ

Lenovoのセキュリティ

  • パワーオンパスワード・・・電源を入れた時のログインパスワード
  • Windows Defender・・・Windows 10に標準搭載されているウイルスから保護するセキュリティ機能
  • TPM・・・独立して機能するセキュリティチップで、パスワードなどの情報を格納する

などがありますが、セキュリティソフトをお考えの場合は「Lenovoパソコンにおすすめのセキュリティソフト」も併せて読んでみてください。

仮想環境を構築し、6つのソフト+Windows Defenederで実際のフィッシングサイトにアクセスをして遮断できるかどうかのテストを行ったので、実際の防御率が分かりやすいと思います。

 

Wi-Fi 5に対応

対応規格と最大速度はこちらです。

周波数 通信速度
IEEE802.11a 5GHz 54Mbps
IEEE802.11b 2.4GHz 11Mbps
IEEE802.11g 2.4GHz 54Mbps
IEEE802.11n 2.4/5GHz 300Mbps
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps

最新のWi-Fi 6には対応していませんが、5GHz帯では最大6.9Gbpsとかなり速く、2.4GHz帯では最大300Mbpsとなっています。

Wi-Fi 6のノートパソコンと本機のWi-Fiを同時に計測したら、本機87Mbps、Wi-Fi 6の機種は100Mbpsと、そこまで差がありませんでした。

Lenovo IdeaPad Slim 370i 14 Intel wi-fi速度計測<左・Wi-Fi 6/右・本機>

計測場所はルーターから直線距離で約5m、壁1枚隔てた場所です。

一般的な用途ではゲームをするなら100Mbps以上、映画を見るなら20Mbps、Web閲覧は10Mbpsくらいあれば快適にできると言われているので、十分な速度があると思います。

 

公式サイト

 

バッテリー駆動時間

バッテリーは38Whrと小さく、最大バッテリー駆動時間は約7.9時間となります。実際の使用状況だと7.9時間も持たないので、長時間外出するときは充電アダプタも持って行った方がいいと思います。

 

インターフェイス

Lenovo IdeaPad Slim 370i 14 Intel 右側面インターフェイス

右側面インターフェイスは4-in-1メディアカードリーダーと、USB2.0になります。

Lenovo IdeaPad Slim 370i 14 Intel 左側面インターフェイス

左側面インターフェイスは電源コネクタ、USB 3.2 Gen1、HDMI、USB 3.2 Gen1 Type-C、そしてマイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャックになります。

必要最低限のポートが搭載と言った感じですが、USB Type-CはPowerdelivery対応、映像出力機能付きなので、モバイルモニターを使ったり、電源の大きなデバイスに充電も可能です。

Lenovo IdeaPad Slim 370i 14 Intel USB-Cでモバイルモニターに接続Lenovo ThinkVision M14に接続>

モバイルモニターが使えるので、外出先でも生産性が高まりますね。

 

 

サポート・保証

Lenovo サポートと保証

標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長4年まで延長できます。また、Premium Careと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)

修理拠点は日本国内なので対応も速く、安心して任せることができます。

 

ライバル機種

Lenovo IdeaPad Slim 370i(14型 インテル) と比較機種<左から本機種・IdeaPad Slim 570・ThinkBook 14 Gen 4>

本機種と似たような最新機種との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホの人は表を右にスクロールできます)

本機種 Slim 570 14 ThinkBook 14 Gen 4
CPU Core i3-1215U
Core i5-1235U
Ryzen 5 5625U
Ryzen 7 5825U
Core i3-1215U
Core i5-1235U/1240P
Core i7-1255U/1260P
メモリ 8GB 16GB 40GB
ストレージ SSD 256GB SSD 512GB SSD×2
グラフィックス UHD
Iris Xe
Radeon Iris Xe
GeForce MX550
ディスプレイ FHD IPS FHD IPS FHD IPS
無線 Wi-Fi 5 Wi-Fi 6 Wi-Fi 6/6E
バッテリー 7.9時間 15.1時間 7.7時間
重量 1.43㎏ 1.39㎏ 1.4㎏
価格 7.3万円~
(Core i5)
6.8万円~
(Ryzen 5)
9.7万円~
(Core i3)

全機種14インチの最新モデルで、比較的似た様な価格になっています。

各機種の特徴です。

・本機種・・・Core i5モデルでも8万円からと低価格で、コスパが良い機種。

・Slim 570・・・上位モデルのSlim 5シリーズで、AMDプロセッサー搭載。バッテリー駆動時間が長く若干軽量なので、持ち運びに向いています。また、Ryzen 5でも6.8万円からとお買い得です

・Thinkbook 14 Gen 4・・・ビジネスモデルで、性能や機能は他機種に比べ大きく上回っています。バッテリー駆動時間が短いですが、サクサク快適に何でもしたい人は検討の価値あり。

 

納期

筆者は7月22日に購入し、目安納期は2週間で、到着は3週間後の8月10日でした。夏休みやお盆近辺なので納期は延びるかなと思っていましたが、伸びたのが1週間だったので良かったです。

 

まとめ

良い点

・Core i5-1235U搭載でも低価格
・IPS液晶搭載で見やすさアップ
・ストレージ性能が高い
・Wi-Fi 5だが、速度は申し分ない
・USB Type-Cが映像出力機能付き
・コスパが高い

 

残念な点

・インターフェイスが若干乏しい
・持った感じ、ちょっと分厚さを感じる

 

総合評価

CPUは最新のインテル第12世代が搭載で性能が高く、使っていて特に困ることもないと思います。

全体的に「標準的なスペック」で、特に悪い点もないので、この価格帯では完成されたコスパが高い機種だと思います。

重量は1.43㎏と普通なので、持ち運びもしやすいです。また、HDMIや映像出力機能付きUSB-Cがあるので、据え置き用としても使いやすいです。

 

公式サイト

 

パソコンガイド運営者の写真