Lenovo Legion 560i(第11世代インテル)のレビュー 11世代HシリーズCPU搭載のハイスペックモデル

当サイトは広告、アフィリエイトを含みます

最新のIntel 11世代CPUで、ハイパフォーマンスモデルのHシリーズCore i7とCore i5が搭載可能です。グラフィックボードにエントリ―クラスのGTX 1650か、ミドルハイクラスのRTX 3060とハイエンドモデルのRTX 3070が搭載可能なので、カジュアルゲーマーからがっつりプレイするゲーマーにもあう機種です。

メモリもストレージも最高峰の性能で、ディスプレイやオーディオの質も高く、サウンドトラッカー機能付きなど、ゲームがより快適にプレイできる仕様になっています。

Lenovoでは11/28までブラックフライデーセール を開催中で、割引+ポイントが最大で10倍還元+小型アダプタ110円!

Legion 560iのスペックレビュー

Lenovo Legion 560i 左斜め前から

CPU Core i5-11400H
Core i7-11800H
メモリ 最大32GB
ストレージ 最大SSD 1TB
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 1650
NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop GPU
NVIDIA GeForce RTX 3070 Laptop GPU
ディスプレイ(15.6型) FHD IPS
リフレッシュレート 60Hz/165Hz
OS Windows 10 Home
無線 WiFi6、Bluetooth V5.1
有線 100BASE-TX/1000BASE-T
オーディオ Nehimic
生体認証 なし
Microsoft Office Office Home &Business 2019搭載モデルあり
寸法(幅x奥行きx高さ) 362.6 x 260.6 x 22.5~25.8㎜
重さ 2.4㎏
バッテリー 最大8時間
電源 230W/300W
保証 1年間
価格 10.8万円~

パソコンの頭脳であるCPUはライバルのAMD Ryzenが高い性能のモデルを多く販売しているので、インテルも負けじとスペックを上げていますね。ハイエンドのデスクトップ並みの性能です。

メモリはDDR4-3200MHzで動作周波数も最高値と処理速度が速いものが搭載で、メモリスロットは2つあります。もちろんストレージもPCIe NVMeで3.0×4と4.0×4の2種類があり、どちらも最速のデータ転送速度があるので爆速です。

グラフィックボードはエントリークラスのGTX 1650か、ミドルハイクラスのRTX 3070、RTX 3080が搭載可能です。RTX 30シリーズは重ためのゲームやVR、Adobe Premiere CCなどの本格的な動画編集できるので、幅が広がりますね。GTX 1650は軽めのゲームや簡単な画像編集、動画編集に合います。

ディスプレイはFHD IPSでsRGB 100%なので、ゲーマーにも使いやすいし、画像・動画編集をするクリエイターにも向いています。

GTX 1650を選んだ場合はリフレッシュレートが60Hz、その他のグラボを選んだ場合は165Hzとなります。

60Hzだとマイクラとかするならいいですが、普通のゲームはぬるぬるプレイ出来ませんね。ただし、兄弟モデルのLegion 560 AMDがGTX 1650でも120Hzなので、ぬるぬるいけます。

有線は最大1GbpsでWiFi6もあるので、自分の部屋にLANケーブルが届かない人でも比較的安定した高速回線でプレイできます。

音響にもこだわっており、ゲームサウンドに定評があるNahimicが搭載。サウンドトラッカー機能付きで、ゲーム内で起こる銃声や足音などの音の方向を視覚的に見れるインジケーターになります。例えば誰かが右後ろにいて動いたら、インジケーターの右後ろ部分に表示されるので、不意打ちに合いにくくなります。

総合的に見て性能は高めで、クリエイティブワークもするしゲームもするという人にも合います。

 

公式サイト

旧モデルとの比較

Legion 560iと旧モデルとLegion 550Piの筐体<左/本機種・右/Legion 550Pi>

旧モデルのLegion 550Piとの比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値)

本機種 Legion 550Pi
CPU Core i5-11400H
Core i7-11800H
Core i5-10300H
Core i7-10750H
メモリ 32GB(3200MHz) 32GB(2933MHz)
ストレージ SSD 1TB SSD 1TB
ディスプレイ FHD IPS 60Hz/165Hz FHD IPS 60Hz/144Hz
グラフィックス GTX 1650
RTX 3060 Laptop GPU
RTX 3070 Laptop GPU
GTX 1650/1660 Ti
RTX 2060
バッテリー 8時間 10.8時間
重量 2.4㎏ 2.3㎏
電源 230W/300W 170W
価格 10.8万円~ 9.8万円~

旧モデルはWebカメラがなかったので外付けカメラやマイクを用意しないといけませんでしたが、本機種はWebカメラもマイクもあるので、ゲームをプレイするだけ以外にも使いやすくなっていますね。筐体自体の大きさはほぼ同じで、重量も100gアップと微増です。

CPUは10世代から11世代に上がり、かなり高い性能になっています。下のグラフはCPUの性能を表すPassmarkスコアです。

Passmarkスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-11800H  21652
Core i5-11500H  17655
Core i7-10750H  12903
Core i5-10300H  8534

Core i7は2.1万オーバーです!!すごいですね。

こちらはグラフィック性能を表すFire Strike Graphicsです。

Fire Strike Graphics

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 3070 Laptop  26637
RTX 3060 Laptop  20381
RTX 2060 Mobile  16331
GTX 1660 Ti Max-Q  13355
GTX 1650 Mobile   9315

 

RTX 2060はRTX 3060になり20%ほど性能が上がり、RTX 3070はさらに高い性能です。

ライバル機種

Legion 560iと旧モデルと比較機種の筐体<左から本機種・Legion 750i・Legion 760>

本機種と似たような最新機種との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホの人は表を右にスクロールできます)

本機種 Legion 750i Legion 760
CPU Core i5-11400H
Core i7-11800H
Core i7-10750H Ryzen 7 5800H
Ryzen 9 5900HX
メモリ 32GB 32GB 32GB
ストレージ SSD 1TB SSD 1TB SSD 1TB
グラフィックス GTX 1650
RTX 3060 Laptop
RTX 3070 Laptop
RTX 2060
RTX 2070 Super Max-Q
RTX 2080 Super Max-Q
RTX 3070 Laptop
RTX 3080 Laptop
ディスプレイ FHD IPS 60Hz/165Hz
画面比16:9
FHD IPS 240Hz
画面比16:9
16型 2.5K IPS 165Hz
画面比16:10
無線 WiFi6 WiFi6 WiFi6
バッテリー 8時間 9時間 3.1時間
重量 2.4㎏ 2.25㎏ 2.5㎏
電源 230W/300W 230W 300W
価格 10.8万円~ 16.5万円~ 20.4万円~

インテルモデルの本機種とLegion 750iは15.6型・画面縦横比が通常の16:9で、RyzenモデルのLegion 760は16型で縦が長い16:10になります。より大きな画面で、より多くの情報が表示されるので使いやすいですね。

まずはCPUの性能比較です。

Passmarkスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen 9 5900Hx  23870
Ryzen 7 5800H  21683
Core i7-11800H  21652
Core i5-11500H  17655
Core i7-10750H  12903

 

Ryzen 9は飛びぬけて高い性能ですが、Ryzen 7も本機種搭載のCore i7-11800Hもかなり高い性能です。Legion 750iのCore i7-10750Hも上位モデルのCPUですが、この中に入ると見劣りしますね。

次にグラフィック性能を測るFire Strike Graphicsのベンチマークです。

Fire Strike Graphics

オレンジ色・・・本機種

青・・・比較

RTX 3080 Laptop  28487
RTX 3070 Laptop  26637
RTX 2080S Max-Q  21903
RTX 2070S Max-Q  20873
RTX 3060 Laptop  20381
RTX 2060 Mobile  16331
GTX 1650 Mobile   9315

 

グラフィック性能は、より高い性能が(というか、現行最高のRTX 3080が)欲しいならLegion 760で、それより10%弱劣りますがRTX 3070もハイエンドスペックですね。

Cinebench R23です。マルチコアは総合性能、シングルコアはゲームや動画編集などのクリエイティブワークのしやすさの指標になります。

[visualizer id=”24074″ lazy=”no” class=””]

マルチコアはRyzenですが、シングルコアが一番高いのはCore i7-11800Hですね。

購入のポイント

  • 本機種・・・Ryzenに比べ低価格でシングルコア性能が高い。ゲームももちろんだが、クリエイティブワークを重視する人におすすめ
  • Legion 750i・・・高リフレッシュレートが欲しい人におすすめ!
  • Legion 760・・・現行最高のグラボが欲しい人におすすめ。ディスプレイの品質も高いので画像編集や動画編集にも向いています

メリット・デメリット

良い点

・Thunderbolt 4が2つも搭載!!
・高性能11世代ハイパフォーマンスCPU搭載
・メモリの増設が可能
・ストレージが最速モデル
・ディスプレイがsRGB 100%と広色域

残念な点

・キーボードのバックライトが白で、レインボーカラーがあればよかった

Legion 560iの特徴

Lenovo Legion 560i 正面

本機種は上下左右のベゼル(画面の黒い枠)も細く、ディスプレイの画面占有率が高いので没頭感も増しますね。本機種はWebカメラも搭載していますが、その部分だけ少し上に出っ張っている感じなので、上のベゼルも細いんですね。

Lenovo Legion 560i 左側面

寸法は

・幅362.6㎜・・・千円札2.5枚分(375㎜)
・奥行き260.6㎜・・・一万円札1.5枚分(240㎜)
・高さ22.5㎜(最高部25.8㎜)・・・五円玉の直径(22㎜)

とほぼ同じ大きさです。15.6型のゲーミングPCなので大きめで、重さも2.4㎏と重いですね。

Lenovo Legion 560iを180度開いた状態

ディスプレイは約180度倒せるので、明るい場所でプレイするときもベストな位置に持ってこれますね。

Lenovo Legion 560i 正面

Legion AIエンジンが搭載で、CPUとGPUのパワー配分をしパフォーマンスを最適化、CPUとGPUのどちらを使うゲームでも高いパフォーマンスが発揮できます。この部分は身に見える性能じゃないので分かりずらいですが、快適にゲームや動画編集などのクリエイティブワークがしやすいです。

冷却機能

Lenovo Legion 560iの筐体内部

冷却機能はLegion Coldfront 3.0で、インテリジェント吸気システムに、CPUとGPUを直接冷やすターボチャージデュアルファンやヒートシンクを備えた4チャンネル排気システムです。ベイパーチャンバーと言う黒い板が全面に張り巡らされており、CPUやGPUから発生する熱を分散して排熱効率を高めていますね。

エアフローにもとことんこだわった機種です。

Lenovo Legion 560i 背面

排気口は背面に2つ、左右に1つずつあります。

Lenovo Legion 560i 底面

底面の吸気口は、かなり大きく取られていますね。1つ1つの丸い部分も大きいです。

素材

Lenovo Legion 560i 右斜め前から

天板も底面もすべて樹脂素材ですが、ここ最近の樹脂素材はチープな感じがしないですね。また、樹脂ボディ(ポリカーボネート)を使うメリットとして、キーボードのキートップがくぼみのある「シリンドリカル」にできるので、よりタイピングがしやすいという特徴もあります。

キーボード

Lenovo Legion 560iのキーボード

高反応のLegion TrueStrikeキーボードが搭載で、テンキー(右の数字のキー)付き、カーソルキーは全キーが一回り大きくて下に出っ張ている為押しやすいです。また、白のバックライトキーなので、真っ暗な部屋でもキーが見やすいです。

細かい点ですが、通常FとJにホームポジションを確認する凹凸がありますが、TrueStrikeには「S」に凹凸があり、FPSなどでキャラクターの移動によく使う「WASD」の「Sキー」がすぐに分かります。

CPU

Core i7-11800H Core i5-11400H
開発コード Tiger Lake Tiger Lake
製造プロセス 10nm
SuperFin
10nm
SuperFin
コア/スレッド 8/16 6/12
キャッシュ 24MB 12MB
グラフィックス UHD UHD
基本クロック 1.9~2.3GHz 2.2~2.7GHz
ブーストクロック 4.6GHz 4.5GHz
TDP 45W 45W

スコアの目安

  • 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
  • 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 10000~・ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

Passmarkスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-11800H  21652
Core i5-11500H  17655
Core i9-10900  21037
Core i9-10885H  16057
Core i7-10750H  12903
Core i7-1165G7  10620
Core i5-1135G7  10098
Core i3-1115G4  6546

 

上から3番目のCore i9-10900はデスクトップ用のハイエンドCPUですが、本機種搭載のCore i7-10800Hは若干スコアが上回っていますね。ノートパソコン用のCPUで見ると、10世代の上位モデルであるCore i9-10885Hよりも約40%ほど高い性能です。

ここ最近Ryzenに押されていたので、本領を発揮した感じですね。

こちらはCinebench R23です。マルチコアは総合性能、シングルコアはゲームや動画編集などのクリエイティブワークのしやすさの指標になります。当然マルチコア性能も必要ですが、ゲームをするときはシングルコア性能を重視するタイトルが多いです。

[visualizer id=”24112″ lazy=”no” class=””]

さすがにマルチコア性能はデスクトップCPUのCore i9-10900Kには勝てませんが、本機種搭載Core i7で1.2万オーバー、Core i5で9000オーバーと高い性能です。ただし、シングルコア性能は本機搭載CPUが断然に勝っていますね。

グラフィックス

RTX 3070 Laptop GPU RTX 3060 Laptop GPU GTX 1650 mobile
アーキテクチャ Ampere Ampere Turing
プロセス 8nm 8nm 12nm
CUDAコア 5120基 3840基 896基
RTコア 40(第2世代) 30(第2世代)
Tensorコア 160(第3世代) 120(第3世代)
ブースト周波数 1290~1620MHz 1283~1703MHz 1560MHz
メモリタイプ GDDR6 GDDR6 GDDR6
メモリインターフェース幅 256bit 192bit 128bit
メモリ容量 8GB 6GB 4GB
TGP 80~125W 60~115W 50W

GTX 1650はエントリークラスの性能で、軽めのゲームをやる人や簡単な画像・動画編集をする人に合います。

RTX 30シリーズはスペックも高くRTコアやTensorコアもあり、VRの制作などの本格的な作業もできるし、レイトレーシングやDLSS対応で重たいゲームやVRゲームにも対応しています。

  • レイトレーシングとは、光線(光)がどのように動くか追跡して表現する技術で、これを「リルタイム」でシュミレートし描写する機能
  • DLSSは、fpsを落とさずに画質を上げることができる機能

Fire Strike Graphics

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 3080 Laptop  28487
RTX 3070 Laptop  26637
RTX 3060 Laptop  20381
RTX 2060 Mobile  16331
RTX 3050 Ti Laptop  14679
GTX 1660 Ti Max-Q  13355
GTX 1650 Mobile   9315

 

ゲームベンチマーク

こちらは各ゲームのベンチマークスコアで、単位はfps(1秒間に更新されるコマ数)になります。通常、60fps以上が「快適」で、それ以下はカクツキがあったりします。(fpsはスペックや回線状況などにより大きく変わるので、参考値として見てください)

GTX 1650 ベンチマークスコア

オレンジ色・・・低画質 青・・・標準 赤・・・高画質

PUBG  110
 71
 59
World of Tanks  115
 82
 75
The Witcher 3:Wild Hunt  134
 95
 55
Apex Legends  130
 72
 51
GTA V  143
 132
 71
Fortnite  193
 136
 71
Rainbow Six Siege  232
 168
 110
Counter Strike Global Offensiv  0
 227

RTX 3060 ベンチマークスコア

オレンジ色・・・低画質 青・・・標準 赤・・・高画質

Apex Legends  140
 127
Ark.Survival Evolvedt  123
 84
 66
Battlefield V  127
 120
Cyberpunk 2077  116
 76
 66
Far Cry 5  130
 107
 100
Fortnite  0
 158
Forza Horizon 4  168
 137
 122
PUBG  153
 132
Red Dead Redemption 2  138
 96
 63
Watch Dogs 2  117
 100
The Witcher 3 0
 123

RTX 3070 ベンチマークスコア

青・・・標準 赤・・・高画質

watch Dogs  0
 89
Horizon Zero Dawn  0
 114
Red Dead Redemption 2  127
 92
Assassin’s Creed Odessey  0
 89
ARK Survival Evolve  0
 102
Monster Hunter World  0
 124
Far Cry 5  127
 119
Cyberpunk 2077  108
 93
黒い砂漠  0
 167
Rainbow Six Siege  0
 222
Fortnite  0
 188

 

ディスプレイ

Lenovo Legion 560iのディスプレイ

右にスライドできます↓

ディスプレイは2種類あり、GTX 1650搭載モデルはリフレッシュレートが60Hz、RTX 30シリーズ搭載モデルは165Hzになります。

解像度 光沢/液晶 リフレッシュレート 輝度 色域 コントラスト比 視野角 その他
FHD
1920×1080
なし/IPS 60Hz 300nit sRGB 100% 1200:1 170°
FHD
1920×1080
なし/IPS 165Hz 300nit sRGB 100% 1000:1 170° Dolby Vision
G-Sync
FHD フル・ハイディフィニション、一般的な画質
光沢 光沢ありは発色が良い反面、自分や背景が映り込みしやすい。光沢無しは映り込みがしにくい
IPS液晶 コントラスト比が高く、視野角も広い
nit 明るさを表す単位。通常250nitが標準
リフレッシュレート 1秒間に更新できるコマ数。数値が高い方が滑らかな映像になる
コントラスト 最少輝度(黒色)と最大輝度(白色)の差。差が大きいとより鮮やかで、力強い描写が可能
色域 Web用画像編集にも向いているほどの広色域
Dolby Vision Dolby独自の規格。最大輝度を高め、より大きなコントラストに滑らかなグラデーション、そして高い色域を表現できる
G-Sync テアリングやスタッタリングが起こらないようにする技術

※)テアリング(ティアリング)は映像が乱れる現象。スタッタリングはカクつく現象

ディスプレイは高品質で、ゲーミングPCの品質とクリエイター向けの両方の品質を兼ね揃えていますね。

RTX 30シリーズ搭載モデルのディスプレイはDolby Visionもあるので没頭感も高く、G-Syncもあるのでより快適にゲームができます。

また、Webカメラに電子式プライバシーシャッターがあるので、使っていないときにシャッターをON(閉じる)にしておくと安心ですね。

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

本機搭載メモリはDDR4-3200MHzで最高の動作周波数があり、処理速度もかなり速いです。また、販売されている機種は16GB(8GBx2)ですが、メモリスロットが2つあり、最大32GBまで増設できます。

ストレージ

SSD(PCIe NVMe) HDD
最大データ転送速度 最大16Gbps~32Gbps 最大6Gbps(SATAの場合)
平均起動時間 10秒~15秒 30秒~2分
温度 熱くなりにくい 熱くなりやすい
価格 高い 安い

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

搭載ストレージは最速のPCIe 4.0×4(GTX 1650モデル)か3.0×4(RTX 30シリーズ搭載モデル)なので、データの移動やゲームのロードもサクサク快適に行えます。

 

公式サイト

 

WiFi6

次世代通信規格のWiFi6に対応しており、現在主流のWiFi5より約40%最大通信速度が上がっています。今まで5GHzにしか対応していなかった周波数が、2.4GHzと5GHzと2バンドに対応しており、また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、カフェなどの混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。

バッテリー駆動時間

バッテリーは4セルで、GTX 1650モデルは60Wh・最大7時間、RTX 30シリーズが80Wh・最大8時間のバッテリー駆動時間になります。ゲームをやっているとここまで持つこともないですが、ちょっとした気分転換にベランダや庭に出てプレイもできますね。

電源

電源はGTX1650モデルが230W、RTX 30シリーズが300Wとなります。大きな電源なので高パフォーマンスも発揮できます。

インターフェース

Lenovo Legion 560i 背面インターフェース

背面インターフェースにはRJ45(LANポート)、Thunderbolt 4、USB-A 3.0、HDMI、USB-A 3.0があります。

Lenovo Legion 560i 左側面インターフェース

左側面インターフェースにはThunderbolt 4がもう1つ、マイク・ヘッドフォンジャックがあります。

Lenovo Legion 560i 右側面インターフェース

右側面インターフェ―スには電子式プライバシーシャッターとUSB-A 3.0があります。

インターフェースは豊富ですね。クリエイター用にSDカードリーダーがあれば完璧でしたが、Thunderbolt 4があるのでドッキングステーションも使えるし、外付けドライブに保存しているゲームの読み込みも速く使い勝手が上がりますね。

Thunderbolt 4には主に以下の特徴があるので、ゲーム時よりも通常使用時やクリエイティブワーク時により使いやすいと思います。

  • Power delivery対応、DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き
  • 最大データ転送速度40GB/秒が2mのケーブルでも出る(以前は0.8mまで)
  • PCIeの転送速度は32GB、ストレージ転送速度は最大3000Mbps
  • 4Kディスプレイ2台同時に出力可能
  • 8K出力にも対応

サポート・保証

標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長4年まで延長できます。

引き取り修理とは、家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。

修理拠点は日本国内なので対応も速く、安心して任せることができますね。

サポートの事は公式サイトで執筆時現在言及していないですが、通常Legion Ultimate Supportが付いています。

「ゲーミングに特化した24時間サポート」で、パソコンの不具合の対処法や使い方の事だけじゃなく、最新ゲームの推奨環境やゲームを快適にプレイする上での知識・どうやったら勝てるかなども提供しています。

しかも、スタッフはゲームに精通した熟練プレイヤーなので、専門用語(ゲーム用語)やコミュニティ用語での会話が可能です!(みなさん、マニアックみたいです)

まとめ

高性能の11世代HシリーズCPUが搭載で、ミドルハイクラスのRTX 3060もハイエンドモデルのRTX 3070も搭載可能と、全体的にハイスペック・高品質な機種です。

個人的にThunderbolt 4が2つも搭載していることが、凄く助かります。

ゲーマーにも嬉しいディスプレイ品質で、クリエイターにも満足がいく品質なので、ゲームも編集もと言う人にはすごく助かりますね。ゲームしかしない人でも鮮やかな色彩が描写されるので、プレイのし甲斐があります。

 

公式サイト

 

パソコンガイド運営者の写真