LenovoのビジネスデスクトップでThinkCentreシリーズは、省スペースな小型筐体が多く、置き場所に困らない、しかも性能は高いと言う特徴があります。
モデルによっては公式ページでカスタマイズも事細かにできるので、自分好み・会社で必要なスペック・機能を搭載したパソコンの購入が可能です。
しかもビジネスモデルなので、保証やサポートも手厚いのが特徴ですね。
Contents
ThinkCentreの特徴
CPU・メモリ | 拡張性 | 最大ストレージ | 価格 | |
Tiny | 省電力/通常版 最大64GB |
△ | SSD×1(機種により2つ)+HDD×1 | 6万円台~ |
Neo | 通常版 最大64GB |
△ | SSD×1+HDD×1 | 5万円台~ |
Small | 通常版 最大128GB |
△ | SSD×1(機種により2つ)+HDD×2 | 6万円台~ |
Mini-Tower | 通常版 最大128GB |
〇 | SSD×2+HDD×3 | 6万円台~ |
All-in-One | 通常版 | ほぼ無し | SSD×1+HDD×1 | 8万円台~ |
ThinkCentreには、お弁当箱よりちょっと大きい1L前後のTinyに、デスクの上に置いても圧迫感のない10L以下のSmall、若干大きめだか普通のパソコンに比べると結構小さいMini-Towerの3種類に、オールインワンPCがあります。
また、2022年1月に新しいシリーズで「Neo」が追加されました。位置付け的にはThinkCentreの下位モデルで、TinyやSmall、Towerが販売されています。
<オールインワンPC>
性能はどれもビジネス用途に使えるほどのものですが、基本的に筐体が大きなものの方がより高い性能・機能、そして拡張性があります。なので、自分で色々とカスタマイズしたい人、より高性能・大容量のパソコンが欲しい場合は大きな筐体が有利です。
Tinyシリーズのみ省電力CPUが選べるので、その場合は通常版CPUよりも性能が若干低くなります。
また、当然ですが筐体が大きい方がエアフローも良いので、大きめの電源を搭載できるため高いパフォーマンスを発揮できます。
例えば、
- Tinyの電源は65W(新機種は135Wまで)
- NeoとSmallは最大380W
- Mini-Towerは最大500W
の電源がありますが、当然65Wで動かすよりも500Wで動かす方がより性能が高くなります。(All-in-One PCは電源の変更不可)
筆者は今までにTinyとNeo、そしてSmallの3種類を購入しましたが、個人的に気に入っているのはSmallシリーズです。場所取らずだけど、そこそこの拡張性があり、熱もこもりにくいです。
モデル名・型番
ここ最近のThinkCentreは、70シリーズ、80シリーズ、90シリーズに分かれており、基本的に数字が大きな機種の方がカスタマイズからの選択肢が多かったり、より高いスペックにできます。
ブランドによって若干の違いがありますが、基本的にこの様になります。
vPro | PCI Express x16 | ストレージ | 電源 | |
70シリーズ | × | 〇(Tinyは無し) | SSD+HDD | 変更不可 |
80シリーズ | 〇 | 〇(Tinyは無し) | SSD×2+HDD | 変更可能 |
90シリーズ | 〇 | 〇(Tinyは無し) | SSD×2+HDD | 変更可能 |
All-in-One | 〇 | × | SSD+HDD | 変更可能モデルあり |
注)vProとは、企業の情報システム部門など、システム管理に携わる人向けの機能、Core i5-10500以上が対応
注)Neoはまだ2機種発表されただけなので、機種が増えたらまとめます
また、中には75というモデル名もありますが、これはAMDのプロセッサーを使ったモデルで、70シリーズと同じ仕様です。
基本的に、数字が大きなシリーズの方が性能が高いです。
また、最近のLenovoは、モデルチェンジをしたらGen 〇という名称で販売しているので、例えばM75qとM75q Gen 2というモデルがあれば、Gen 2の方が新しいモデルになります。
基本的にThinkCentreを購入する場合は、
- 大容量ストレージなら80/90シリーズ
- vProが必要なら80、90シリーズ
- vProが必要ない場合は70シリーズ
となります。vPro非対応の70シリーズは価格も若干安いので、個人であれば一番おすすめになります。
スペック
パソコンの頭脳であるCPUは基本的にIntel製が搭載で、「75」というモデル名はAMDのCPUになります。
CPUには性能がかなり低いCeleronとPentium、そして通常、ビジネスモデル選ぶCore iシリーズがあります。上の画像の赤丸部分に、i3,i5,i7,そしてかなり高い性能のi9があります。数字が大きなものが、より高い性能です。
赤丸が世代を表しており、ここが13の第13世代や、ここが14の第14世代もあります。基本的に世代が新しい方が高い性能です。
Core iの次に来る数字は3,5,7,9で、数字が大きいほうが基本的に高い性能です。
Ryzenも同じで、Ryzen 3<Ryzen 5<Ryzen 7<Ryzen 9となり、数字が大きなものが高い性能になります。
基本的にインテルであればCeleron、RyzenであればAthlonを選ばなければ、高い性能になります。
インターフェイスは小型とはいえ豊富で、まず困ることはないと思います。一番小さなTinyですら、HDMI、Display Port、VGA、USB-A、USB-C、そしてオプションでシリアルポートも追加できます。
MIL規格
Lenovoのビジネスモデルは、MIL規格と言う「米軍の物資調達規格」に準拠した堅牢性があります。
衝撃テストに温度、湿度などを変えてのテストなどを行っており、耐久性は抜群です。
セキュリティ
ビジネスモデルの本機種には、多くのセキュリティが搭載しています。モデルによって若干セキュリティは異なりますが、多くのモデルに以下のセキュリティが搭載されています。
- Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティ機能で、マルウェアやフィッシングなどのウイルスからパソコンを守ってくれます。
- TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納できる
- ハードディスクパスワード・・・ハードウェアレベルでパスワードを設定できるので、パソコン内部のデータが盗み見られる可能性がかなり減ります
- DASH(Desktop and Mobile Architecture for System Hardware)・・・保護されたアウトバンド管理やリモート管理が可能
- セキュリティキーホール・・・パソコンが持ち出されないようにロックするワイヤー設置する個所
- Smart USB Protection・・・USBポートからのデータ流出や、外部からUSBポート経由でシステムやネットワークに侵入を防ぐ
- AMD GuardMIテクノロジー・・・マルウェアやフィッシングなどのサイバーセキュリティ―に対処(プロセッサーのRyzen Proに搭載)
- シャーシ イントルージョン スイッチ(カスタマイズにより搭載)・・・筐体へのアクセスを記録できる(誰かが勝手に開けて内部を触っても分かる)
また、Lenovoの包括的なセキュリティであるThinkShieldもあるので、企業でも安心して使えます。
サポート・保証
Lenovo製品は、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、保証は1年間になっています。電話サポートは、Lenovo休業日以外の毎日朝9時から18時までで、Lenovo休業日は通常第2第4日曜日と、年末年始などです。
ビジネスモデルは基本的に「オンサイト修理」と言って、技術員が直接家や事務所に来て修理をする保証が付いています。
最長で5年まで延長も出来るので、保証は長い方がいいと思います。また、ビジネスモデルには「プレミアサポート」と言うサポートがあり、「24時間365日、専任エージェントが対応」してくれる保証も選ぶことが出来ます。
詳細はこちら「プレミアサポート」で確認できます。
付属のマウスとキーボード
<付属のキーボードとマウス>
ThinkCentreを購入するとマウスとキーボードが付属になっていますが、そのマウスとキーボードのレビューもあるので、購入を考えている人はぜひレビューもどうぞ。
ちなみに、モデルによってはマウスとキーボードは「無し」にできますが、絶対に付属になるモデルもあります。
各モデルのまとめ
これ以外の使い方もありますが、どのシリーズを選ぶかの参考にしてください。
Tiny | 通常サイズのデスクトップを避けたい人、デスクトップを持ち運びしたい人 |
---|---|
Chromebox | Tinyと同じ筐体で、OSがChrome OS。拡張性や性能は一番低い |
Neo | そこそこの拡張性があり、高い性能。ただし、若干安っぽい筐体 |
Small | 机上に置いて使用、メイン機として長時間使用も可能。若干の拡張性あり |
Mini-Tower | 机上、もしくは机の下に置いて使用、メイン機として長時間フルパワー作業も可能 |
All-in-One | 対面営業や受付用、もちろんメイン機としてタフな作業も可能 |
ThinkCentre Chromeboxシリーズ
2023年2月に発売開始したシリーズで、基本的にその他のThinkCentreと変わりませんが、OSがChrome OSで、他のシリーズよりも性能や拡張性は低いです。
ThinkCentre M60q Chromebox Gen 3
Tinyの筐体にChrome OSを採用したChromeboxで、Gen 3となっていますが、Lenovo初のChromeboxです。拡張性やスペックは、その他のTinyに比べ低めですが、Chrome OSが必要だという人には唯一のチョイスです
CPU | Celeron 7305 Core i3-1215U Core i5-1235U |
---|---|
メモリ | 32GB |
ストレージ | eMMC 5.1 64GB(Celeron) SSD 256GB(Core) |
OS | Chrome OS |
通信 | Wi-Fi 6E、ギガビットイーサネット |
スピーカー | なし |
重さ | 1.07㎏ |
電源 | 65W/90W |
価格 | – |
ThinkCentre Neoシリーズ
Smallシリーズよりも若干小さく、それでいて14世代CPU搭載のハイパフォーマンスデスクトップです。本記事では最新モデルのみ紹介しているので、全機種を確認するには「ThinkCentre neoシリーズ」をどうぞ。
ThinkCentre neo 50t Tower Gen 5
Neoで一番大きなTowerですが、ミニタワーくらいのサイズで、約7.4L・最大5.6㎏となっています。14世代CPUが搭載しており、Intel Arc A310が搭載できるようになったので、Office系のアプリも使いやすくなります。メモリとストレージの増設ができ、ストレージはHDDなので安く大容量にできます。
CPU | Core i3-14100 Core i5-14400/14500 Core i7-14700 |
---|---|
メモリ | 最大64GB |
ストレージ | SSD+HDD |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス Intel Arc A310 |
無線 | なし/Wi-Fi 6 |
有線 | 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T |
寸法(幅×奥行×高さ) | 145 × 294 × 340mm |
重さ | 最大約5.6㎏ |
電源 | 260/310/380W |
価格 | 9.8万円~ |
ThinkCentre neo 50s Small Gen 4
最大でも約4.5㎏と軽量で、CPUは最大でCore i7-13700が搭載できます。メモリもストレージも増設可能で、企業でも個人でも安くスペックアップしたい人に向いています
CPU | Core i3-13100 Core i5-13400/13500/13600 Core i7-13700 |
---|---|
メモリ | 最大64GB |
ストレージ | SSD+HDD |
光学ドライブ | なし/ウルトラスリムDVDスーパーマルチドライブ |
通信 | なし / Wi-Fi 6 / Wi-Fi 6E、ギガビットイーサネット |
重さ | 最大約4.5㎏ |
電源 | 180/260W |
標準保証 | 1年間プレミアサポート |
価格 | 7.8万円~ |
ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 4
うまくコストを抑えながら、そこそこ高いスペックに仕上げた機種です。CPUのCore i5以外は旧世代のパーツを使用していますが、十分サクサク使える性能です。デスクトップを持ち運びたい人や、小さなデスクトップが欲しい人向けです。
CPU | Core i3-1215U Core i5-13420H |
---|---|
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD+HDD |
通信 | 1ギガビットイーサネット、Wi-Fi 6 |
重さ | 1.11㎏ |
電源 | 65W |
価格 | 5.9万円~ |
ThinkCentre Tinyシリーズ
人気の超省スペースモデルで、特殊な用途に向いています。あえてエアフローの悪いこんなに小さな筐体を選ぶ人は、特別な理由があることが多いと思います。
<事務所で来客用に使っているThinkCentre Tiny>
以前私は職場の来客用としてTinyを使っており、「Tiny-in-One」という専用のモニターにくっつけて使っています。基本オフラインで、お客さんが商品の探し物をする時に使用するために、常に使っているわけではありません。電源はずっと入っていますが、長くても一回10分程度の使用なので、発熱を気にする必要もありません。
最大の利点は、「筐体を勝手に触られない」ですね。さすがにシステムとは離していますが、筐体が手の届く場所にあるとパソコンに知識がある人が来たら何でもできますもんね。
当然こう言った使い方以外にも、単純に小さな筐体がおしゃれだからという理由でもいいと思います。
ThinkCentre Mシリーズ Tinyには70q、80q、そして90qとあり、微妙にスペックが違っています。
M90q Tiny | M80q Tiny | M70q Tiny | |
CPU | 13世代通常版・Tシリーズ | 13世代CPU Tシリーズ | 13/14世代CPU Tシリーズ |
メモリ | DDR5 64GB | DDR5 64GB | DDR5 64GB |
ストレージ | SSD×2 | SSD×2 | |
LAN | Wi-Fi 6/6E、1Gbe、2.5Gbe、サーバーアダプター | Wi-Fi 6/6E、1Gbe、2Gbe | Wi-Fi 6、1Gbe、2Gbe |
吸気口 | 2面 | 1面 | なし |
電源 | 最大230W | 最大135W | |
増設スロット | PCI Express ×8 M.2スロット2つ WLAN用M.2 |
M.2スロット2つ WLAN用M.2 |
M.2スロット2つ (1つはSSD用、1つはWLAN用) |
重量 | 1.25㎏ | ||
vPro | 対応 | 対応 | 対応 |
3機種を簡単にまとめると、このようになります。
・高性能ならM90q(ビデオカードも追加可能)
・vProが必要ならM80q、M90q(2024年よりM70qもvProあり)
・SSDが2つ欲しいならM80q、M90q(2024年よりM70qも2枚可能)
MシリーズTinyの全機種はこちらで確認できるので、主な最新機種のみ紹介します。
ThinkCentre M75q Tiny Gen 5
筆者購入機種!
Gen 2から3、4と飛ばしてGen 5として2024年に発売開始。Ryzen 8000GEシリーズ搭載で省電力ですがパワフルな機種です。ただし、Ryzen AIを搭載しているのはRyzen 7のみなので、最新スペックを楽しむなら価格がちょっと上がります。
CPU | Ryzen 3 8300GE Ryzen 3 PRO 8300GE Ryzen 5 8500GE Ryzen 5 PRO 8500GE Ryzen 7 8700GE Ryzen 7 PRO 8700GE |
---|---|
メモリ | DDR5-5200 最大64GB |
ストレージ | SSD×2 |
LAN | 無し/Wi-Fi 6 |
有線LAN | イーサネット(RJ45) |
重さ | 最大1.25㎏ |
電源 | 65W/90W |
保証 | 1年間オンサイト |
価格 | 8.5万円~ |
ThinkCentre M70q Tiny Gen 5 Intel
インテル14世代CPUが搭載で、メモリ最大2スロット64GBにSSDも2枚搭載可能です。AMDモデルよりもCPUの発熱が高いので、あまり高性能なCPUはおすすめしません。
CPU | Intel 300T Core i3-14100T Core i5-14400T/14500T/14600T Core i7-14700T |
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メモリ | DDR5-4800 最大64GB |
ストレージ | SSD×2 |
LAN | 無し/Wi-Fi 6/6E |
有線LAN | 1Gbe/2.5Gbe(RJ45) |
付属 | マウス、キーボード(付属無し可能) |
重さ | 最大1.25㎏ |
価格 | 8.7万円~ |
ThinkCentre M90q Tiny Gen 5 Intel
インテル14世代CPUが搭載で、メモリ最大2スロット64GBにSSDも2枚搭載可能です。M70q Tiny Gen 5にはない排気口がありますが、本機はGen 2と同じ筐体を使用しており、底面側にSSDとメモリスロットがあります。(M70q Tiny Gen 5は片側面にすべてのパーツが搭載)
CPU | Core i5-14500/14500T/14600 Core i7-14700 Core i9-14900 |
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メモリ | DDR5-4800 最大64GB |
ストレージ | SSD×2 |
LAN | 無し/Wi-Fi 6/6E |
有線LAN | 1Gbe/2.5Gbe(RJ45) |
付属 | マウス、キーボード(付属無し可能) |
重さ | 最大1.25㎏ |
価格 | 13.2万円~ |
ThinkCentre M80q Tiny Gen 4
Tinyシリーズのミドルクラスモデルで、最高でCore i9-13900Tが搭載できます。また、vProにも対応しており、2.5ギガビットイーサネットも搭載可能と、ヘビーな使い方にも対応できます
CPU | Core i3-13100T Core i5-13400T/13500T/13600T Core i7-13700T Core i9-13900T |
---|---|
メモリ | DDR5-4800 最大64GB |
ストレージ | SSD×2+HDD |
通信 | 1ギガ/ 2.5ギガビットイーサネット Wi-Fi 6/6E、Bluetooth 搭載可能 |
重さ | 最大1.25㎏ |
電源 | 65/90/135W |
価格 | 8.6万円~ |
ThinkCentre Smallシリーズ
<M75s Small Gen 3>
前項で紹介したTinyは主にメモリスロットが2つでしたが、Smallシリーズは4つなのでより大きなデータが扱いやすいです。また、ストレージもより大容量なので、多くのデータ保存が出来、メディアカードリーダーもあるし、光学ドライブも搭載可能なのでフルスペックPCになります。
また、メモリやストレージの増設がほぼツールレスで簡単にできるので、おすすめです。(カスタマイズ方法はこちら)
各モデルの違いです。
M90s Small Gen 4 | M80s | M70s | |
CPU | Core i3、i5 i7、i9 |
Core i5、i7 | Core i3、i5、i7 |
メモリ | DDR5-4400 128GB | DDR5 128GB | DDR4 128GB |
ストレージ | SSD ×2+HDD ×2 | SSD+HDD ×2 | |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス Radeon RX 6400 |
内蔵グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
PCI Express ×16 PCI Express ×1 |
2つ 2つ |
― | 1つ 2つ |
LAN | Wi-Fi 6E 1Gbe/2.5Gbe |
Wi-Fi 6/6E 1Gbe/2.5Gbe |
|
電源 | 310/380W | 180/260/310/380W | |
重量 | 5.3㎏ | ||
vPro | 対応 | 対応 | 対応 |
Smallシリーズの詳しい特徴と、全機種はこちらで確認できます。
ThinkCentre M70s Small Gen 5
最大でCore i7-14700を搭載でき、ストレージは計3つ、メモリは2枚・最大64GBにできます。Smallシリーズでは一番拡張性がないですが、ロープロファイルの追加も可能です
CPU | Core i3-14100 Core i5-14400/14500/14600 Core i7-14700 |
---|---|
メモリ | DDR5-5600 最大64GB |
ストレージ | 最大SSD+HDD×2 |
LAN (無線) |
イーサネット(1Gbe/2.5Gbe) なし、Wi-Fi 6、Wi-Fi 6E |
重さ | 約5.3㎏ |
電源 | 180/260/310W |
価格 | 10.8万円~ |
ThinkCentre M90s Small Gen 5
最大でCore i9-14900が搭載でき、ローエンドのグラボも搭載できます。ちょっとした画像・動画編集や、高度なExcelを使う人に向いています。
CPU | Core i5-14400/14500/14600 Core i7-14700 Core i9-14900 |
---|---|
メモリ | 128GB |
ストレージ | SSD×2+HDD×2 |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス Arc A310 |
OS | Windows 11 Home / Pro |
LAN | なし/Wi-Fi 6/Wi-Fi 6E 1Gbe/2.5Gbe |
重さ | 最大約5.3㎏ |
電源 | 260/310W |
価格 | 20.5万円~ |
ThinkCentre M80s Small Gen 3
Gen 3シリーズで唯一Core i7までしか搭載できませんが、PCI Express ×16が2つあり、vPro対応です。Core i7以下のCPUをお考えなら、コスパが高い機種になります。
CPU | Core i5-12500 Core i7-12700 |
---|---|
メモリ | DDR5 最大128GB |
ストレージ | SSD×2+HDD×2 |
グラフィックス | インテルUHD |
OS | Windows 11 Home/Pro |
通信 | ギガビットイーサネット、Wi-Fi 6/6E、Bluetooth 5.2選択可能 |
オーディオ | 内蔵スピーカー |
光学ドライブ | ウルトラスリムDVD-ROM ウルトラスリムDVDスーパーマルチドライブ |
重さ | 最大5.3㎏ |
電源 | 260/310/380W |
価格 | 10.2万円~ |
ThinkCentre M75s Small Gen2
超高性能のRyzen 搭載の本機種は、インテルモデルに比べ低価格で販売されています。SmallはTinyに比べ、拡張性もあり、ストレージも大容量なので安心してメイン機種として使えます。
CPU | Ryzen 3 5350G Ryzen 5 5600G |
---|---|
メモリ | 最大128GB |
ストレージ | SSDx1+HDDx2 |
OS | Windows 10 Home、Pro |
光学ドライブ | 搭載可能(DVDスーパーマルチドライブ、DVD-ROMドライブ) |
その他 | イーサネット、WiFi・Bluetooth搭載可能、 |
同梱 | マウス、キーボード |
重さ | 最大5.3㎏ |
価格 | 6.9万円~ |
ThinkCentre MシリーズTower
ThinkCentreでは一番大きな筐体で、ストレージも大容量、光学ドライブにメディアカードリーダー、インターフェイスもかなり豊富なフルスペックPCです。
大きいと言っても高さが30㎝ほどなので、机上に置いても圧迫感は少ないですが、M90t、M80t、そしてM70tそれぞれが違う寸法になっており、数字が大きいシリーズがより大きな筐体です。
Mini-Towerシリーズの詳細と、全機種の比較はこちらからどうぞ。
ThinkCentre M90t Tower Gen 5
最大でRTX 4060が搭載できる機種で、ThinkCentreで一番大きな筐体になります。スペックはかなり高くでき、ワークステーションみたいな機種です
CPU | Core i5-14400/14500/14600 Core i7-14700 Core i9-14900 |
---|---|
メモリ | DDR4 128GB |
ストレージ | SSD×2+HDD×3 |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス RTX 4060 |
LAN | なし/Wi-Fi 6/6E 1Gbe/2.5Gbe |
重さ | 最大約6.5㎏ |
電源 | 300/500W |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 20.9万円~ |
ThinkCentre M70t Tower Gen 5
最大でCore i7-14700が搭載でき、メモリは最大64GB、ストレージはSSD1枚にHDD2基搭載可能です。フルハイトのグラボも増設できますが、電源が小さいので、増設するならローエンドのカードをおすすめします。
CPU | Core i3-14100 Core i5-14400/14500/14600 Core i7-14700 |
---|---|
メモリ | DDR4 最大64GB |
ストレージ | SSD+HDD×2 |
LAN | なし/Wi-Fi 6/Wi-Fi 6E 1Gbe/2.5Gbe |
光学ドライブ | ウルトラスリムDVDスーパーマルチドライブ搭載可能 |
重さ | 最大約5.9㎏ |
電源 | 180/260/310W |
価格 | 11.7万円~ |
ThinkCentre M80t Tower Gen 3
vPro対応でPCI Express ×16もあり、拡張性もそこそこ高い機種です。M90tの様にハイエンドグラボは搭載できませんが(電源が小さいので)、グラボなしのでvProが必要な企業にはおすすめのモデルです
CPU | Core i5-12500/12600 Core i7-12700 |
---|---|
メモリ | DDR5 最大128GB |
ストレージ | SSD×2+HDD×2 |
通信 | RJ45(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)、Wi-Fi 6E・Bluetooth 5.2選択可能 |
光学ドライブ | なし ウルトラスリムDVD-ROM ウルトラスリムDVDスーパーマルチドライブ |
重さ | 最大5.9㎏ |
電源 | 260/310/380W |
価格 | 10.5万円~ |
ThinkCentre M75t Mini-Tower Gen2
人気機種!
最大でRyzen 9が搭載できる超高性能モデルです。Intelモデルよりも低価格で、コスパが高い。プロセッサーにPROと付いているものは、DASHという管理機能も付いているビジネス用CPUになります。
リリース | 2020年12月8日 |
---|---|
CPU | AMD Athlon Gold PRO 3150G AMD Ryzen 3 PRO 4350G AMD Ryzen 5 PRO 3400G/4650G AMD Ryzen 7 PRO 4750G AMD Ryzen 9 PRO 3900 |
メモリ | 最大128GB |
ストレージ | SSDx1+HDDx2 |
OS | Windows 10 Home、Pro |
光学ドライブ | ウルトラスリムDVDスーパーマルチドライブ DVD-ROM |
その他 | Microsoft Office Home & Business 2019搭載可能、WiFi6/Bluetooth搭載可能、イーサネット搭載、メディアカードリーダー |
同梱 | キーボード、マウス(無しに変更可能) |
重さ | 最大5.9㎏ |
価格 | 5.5万円~ |
ThinkCentre All-in-One
オールインワンPCは、これさえ購入すれば全部セットになっているので、別途「あれを買ったりこれを買ったり」と言う必要もありません。
SDカードなどの読み込み書き込みが出来るメディアカードリーダーや、無線LANにBluetooth、光学ドライブも搭載可能で、まさに「全てが入っているPC」です。
また、セットアップも楽で、電源コードを繋げるだけです。通常のデスクトップの様にこの配線をつないでアレも繋いでとしなくていいので簡単ですね。
対面営業をやっている事務所なんかにおすすめで、配線もまとめることが出来るので、お客さんに散らかった印象を与えません。
最新モデルのみ紹介しているので、過去モデルは「All in One PC全機種」をどうぞ。
ThinkCentre M90a All-in-One Gen 5
インテル14世代CPU搭載でメモリとSSDの増設ができ、末永く使える機種です。チルトやピボットなどのフル機能があり、USB Type-Cが3つにUSB-Aは4つ、HDMI、シリアルポートはカスタマイズから追加できます。意外に大きめの3Wスピーカー×2もついています。
CPU | Core i5-14400/15500 Core i7-14700 |
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メモリ | 最大64GB |
ストレージ | SSD×2 |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
ディスプレイ(23.8型) | FHD IPS液晶 光沢なし(マルチタッチあり) |
機能 | チルト、リフト、ピボット、スイベル |
LAN | なし/Wi-Fi 6/Wi-Fi 6、ギガビットイーサネット |
カメラ | 500万画素、IRカメラモデルもあり |
重さ | 最大8.13㎏ |
電源 | 180/230W |
価格 | 15.9万円~ |
ThinkCentre M70a All-in-One Gen 3
インテル12世代CPU搭載で、最大メモリ64GBにSSD+HDD×2基と、スペックも高めです。21.5インチなので2画面分割だとちょっと使いにくい時があるかもしれませんが、1画面を大きく表示できるので、作業はしやすいと思います。
CPU | Core i3-12100/12300 Core i5-12400/12500/12600 Core i7-12700 |
---|---|
メモリ | 最大64GB |
ストレージ | 最大 HDD×2+SSD |
ディスプレイ(21.5型) | FHD WVA液晶 光沢なし(マルチタッチあり) |
LAN | Wi-Fi 5/6、ギガビットイーサネット |
Webカメラ | カメラ・マイクなし 500万画素RGBカメラ+マイク 500万画素RGBカメラ+IRカメラ+マイク |
光学ドライブ | なし ウルトラスリムDVD-ROM ウルトラスリムDVDスーパーマルチドライブ |
重さ | 最大7.99㎏ |
電源 | 180W |
価格 | 11.7万円~ |
最後に
基本的にMini-TowerシリーズかSmallシリーズを選ぶ方が多いかと思いますが、メインの機種として1日8時間フル稼働しなければTinyシリーズでも発熱を気にする必要はないので、超小型のTinyもいいと思います。
特にビジネスモデルはサポートはもちろん、保証、セキュリティが良いので企業としてはもちろん、個人でも安心して使えます。