Lenovo ThinkCentre全機種の比較レビュー

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LenovoのビジネスデスクトップでThinkCentreシリーズは、省スペースな小型筐体が多く、置き場所に困らない、しかも性能は高いと言う特徴があります。

モデルによっては公式ページでカスタマイズも事細かにできるので、自分好み・会社で必要なスペック・機能を搭載したパソコンの購入が可能です。

しかもビジネスモデルなので、保証やサポートも手厚いのが特徴ですね。

Lenovoでは11/28までブラックフライデーセール を開催中で、割引+ポイントが最大で10倍還元+小型アダプタ110円!

14世代CPU搭載機種は、9月第4週出荷分から最新のBIOSが割り当てたられるそうで、4週目以降に購入する場合は修正パッチが適用されるので、購入後に自分でBIOSを扱う必要はありません。10月以前に購入時する場合は、念のために購入時にチャットサポートにて確認したほうが良いです

ThinkCentreの特徴

ThinkCentreの筐体

CPU・メモリ 拡張性 最大ストレージ 価格
Tiny 省電力/通常版
最大64GB
SSD×1(機種により2つ)+HDD×1 6万円台~
Neo 通常版
最大64GB
SSD×1+HDD×1 5万円台~
Small 通常版
最大128GB
SSD×1(機種により2つ)+HDD×2 6万円台~
Mini-Tower 通常版
最大128GB
SSD×2+HDD×3 6万円台~
All-in-One 通常版 ほぼ無し SSD×1+HDD×1 8万円台~

ThinkCentreには、お弁当箱よりちょっと大きい1L前後のTinyに、デスクの上に置いても圧迫感のない10L以下のSmall、若干大きめだか普通のパソコンに比べると結構小さいMini-Towerの3種類に、オールインワンPCがあります。

また、2022年1月に新しいシリーズで「Neo」が追加されました。位置付け的にはThinkCentreの下位モデルで、TinyやSmall、Towerが販売されています。

 

Lenovo ThinkCentre オールインワンPC<オールインワンPC>

性能はどれもビジネス用途に使えるほどのものですが、基本的に筐体が大きなものの方がより高い性能・機能、そして拡張性があります。なので、自分で色々とカスタマイズしたい人、より高性能・大容量のパソコンが欲しい場合は大きな筐体が有利です。

Tinyシリーズのみ省電力CPUが選べるので、その場合は通常版CPUよりも性能が若干低くなります。

また、当然ですが筐体が大きい方がエアフローも良いので、大きめの電源を搭載できるため高いパフォーマンスを発揮できます。

例えば、

  • Tinyの電源は65W(新機種は135Wまで)
  • NeoとSmallは最大380W
  • Mini-Towerは最大500W

の電源がありますが、当然65Wで動かすよりも500Wで動かす方がより性能が高くなります。(All-in-One PCは電源の変更不可)

 

筆者は今までにTinyとNeo、そしてSmallの3種類を購入しましたが、個人的に気に入っているのはSmallシリーズです。場所取らずだけど、そこそこの拡張性があり、熱もこもりにくいです。

 

モデル名・型番

ここ最近のThinkCentreは、70シリーズ、80シリーズ、90シリーズに分かれており、基本的に数字が大きな機種の方がカスタマイズからの選択肢が多かったり、より高いスペックにできます。

ブランドによって若干の違いがありますが、基本的にこの様になります。

vPro PCI Express x16 ストレージ 電源
70シリーズ × 〇(Tinyは無し) SSD+HDD 変更不可
80シリーズ 〇(Tinyは無し) SSD×2+HDD 変更可能
90シリーズ 〇(Tinyは無し) SSD×2+HDD 変更可能
All-in-One × SSD+HDD 変更可能モデルあり

注)vProとは、企業の情報システム部門など、システム管理に携わる人向けの機能、Core i5-10500以上が対応
注)Neoはまだ2機種発表されただけなので、機種が増えたらまとめます

また、中には75というモデル名もありますが、これはAMDのプロセッサーを使ったモデルで、70シリーズと同じ仕様です。

基本的に、数字が大きなシリーズの方が性能が高いです。

また、最近のLenovoは、モデルチェンジをしたらGen 〇という名称で販売しているので、例えばM75qとM75q Gen 2というモデルがあれば、Gen 2の方が新しいモデルになります。

基本的にThinkCentreを購入する場合は、

  • 大容量ストレージなら80/90シリーズ
  • vProが必要なら80、90シリーズ
  • vProが必要ない場合は70シリーズ

となります。vPro非対応の70シリーズは価格も若干安いので、個人であれば一番おすすめになります。

 

 

スペック

パソコンの頭脳であるCPUは基本的にIntel製が搭載で、「75」というモデル名はAMDのCPUになります。

CPUには性能がかなり低いCeleronとPentium、そして通常、ビジネスモデル選ぶCore iシリーズがあります。上の画像の赤丸部分に、i3,i5,i7,そしてかなり高い性能のi9があります。数字が大きなものが、より高い性能です。

CPUの見方

赤丸が世代を表しており、ここが13の第13世代や、ここが14の第14世代もあります。基本的に世代が新しい方が高い性能です。

Core iの次に来る数字は3,5,7,9で、数字が大きいほうが基本的に高い性能です。

Ryzenも同じで、Ryzen 3<Ryzen 5<Ryzen 7<Ryzen 9となり、数字が大きなものが高い性能になります。

基本的にインテルであればCeleron、RyzenであればAthlonを選ばなければ、高い性能になります。

インターフェイスは小型とはいえ豊富で、まず困ることはないと思います。一番小さなTinyですら、HDMI、Display Port、VGA、USB-A、USB-C、そしてオプションでシリアルポートも追加できます。

 

MIL規格

Lenovoのビジネスモデルは、MIL規格と言う「米軍の物資調達規格」に準拠した堅牢性があります。

衝撃テストに温度、湿度などを変えてのテストなどを行っており、耐久性は抜群です。

 

セキュリティ

ビジネスモデルの本機種には、多くのセキュリティが搭載しています。モデルによって若干セキュリティは異なりますが、多くのモデルに以下のセキュリティが搭載されています。

  • Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティ機能で、マルウェアやフィッシングなどのウイルスからパソコンを守ってくれます。
  • TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納できる
  • ハードディスクパスワード・・・ハードウェアレベルでパスワードを設定できるので、パソコン内部のデータが盗み見られる可能性がかなり減ります
  • DASH(Desktop and Mobile Architecture for System Hardware)・・・保護されたアウトバンド管理やリモート管理が可能
  • セキュリティキーホール・・・パソコンが持ち出されないようにロックするワイヤー設置する個所
  • Smart USB Protection・・・USBポートからのデータ流出や、外部からUSBポート経由でシステムやネットワークに侵入を防ぐ
  • AMD GuardMIテクノロジー・・・マルウェアやフィッシングなどのサイバーセキュリティ―に対処(プロセッサーのRyzen Proに搭載)
  • シャーシ イントルージョン スイッチ(カスタマイズにより搭載)・・・筐体へのアクセスを記録できる(誰かが勝手に開けて内部を触っても分かる)

 

ThinkShield

Lenovo ThinkShield

また、Lenovoの包括的なセキュリティであるThinkShieldもあるので、企業でも安心して使えます。

 

 

サポート・保証

Lenovo サポートと保証

Lenovo製品は、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、保証は1年間になっています。電話サポートは、Lenovo休業日以外の毎日朝9時から18時までで、Lenovo休業日は通常第2第4日曜日と、年末年始などです。

ビジネスモデルは基本的に「オンサイト修理」と言って、技術員が直接家や事務所に来て修理をする保証が付いています。

Lenovo ThinkCentreの保証とサポート

最長で5年まで延長も出来るので、保証は長い方がいいと思います。また、ビジネスモデルには「プレミアサポート」と言うサポートがあり、「24時間365日、専任エージェントが対応」してくれる保証も選ぶことが出来ます。

Lenovo プレミアサポート

詳細はこちら「プレミアサポート」で確認できます。

 

付属のマウスとキーボード

Lenovo ThinkCentre M90s Smallと付属のマウス、キーボード<付属のキーボードとマウス>

ThinkCentreを購入するとマウスとキーボードが付属になっていますが、そのマウスとキーボードのレビューもあるので、購入を考えている人はぜひレビューもどうぞ。

ちなみに、モデルによってはマウスとキーボードは「無し」にできますが、絶対に付属になるモデルもあります。

 

各モデルのまとめ

これ以外の使い方もありますが、どのシリーズを選ぶかの参考にしてください。

Tiny 通常サイズのデスクトップを避けたい人、デスクトップを持ち運びしたい人
Chromebox Tinyと同じ筐体で、OSがChrome OS。拡張性や性能は一番低い
Neo そこそこの拡張性があり、高い性能。ただし、若干安っぽい筐体
Small 机上に置いて使用、メイン機として長時間使用も可能。若干の拡張性あり
Mini-Tower 机上、もしくは机の下に置いて使用、メイン機として長時間フルパワー作業も可能
All-in-One 対面営業や受付用、もちろんメイン機としてタフな作業も可能

 

ThinkCentre Chromeboxシリーズ

2023年2月に発売開始したシリーズで、基本的にその他のThinkCentreと変わりませんが、OSがChrome OSで、他のシリーズよりも性能や拡張性は低いです。

 

ThinkCentre M60q Chromebox Gen 3

Lenovo ThinkCentre M60q Chromebox Gen 3Tinyの筐体にChrome OSを採用したChromeboxで、Gen 3となっていますが、Lenovo初のChromeboxです。拡張性やスペックは、その他のTinyに比べ低めですが、Chrome OSが必要だという人には唯一のチョイスです

CPU Celeron 7305
Core i3-1215U
Core i5-1235U
メモリ 32GB
ストレージ eMMC 5.1 64GB(Celeron)
SSD 256GB(Core)
OS Chrome OS
通信 Wi-Fi 6E、ギガビットイーサネット
スピーカー なし
重さ 1.07㎏
電源 65W/90W
価格

レビュー

公式サイト

 

 

ThinkCentre Neoシリーズ

Lenovo ThinkCentre Neo 50s Small Gen 3 左斜め前から

Smallシリーズよりも若干小さく、それでいて14世代CPU搭載のハイパフォーマンスデスクトップです。本記事では最新モデルのみ紹介しているので、全機種を確認するには「ThinkCentre neoシリーズ」をどうぞ。

 

ThinkCentre neo 50t Tower Gen 5

ThinkCentre neo 50t Tower Gen 5 正面Neoで一番大きなTowerですが、ミニタワーくらいのサイズで、約7.4L・最大5.6㎏となっています。14世代CPUが搭載しており、Intel Arc A310が搭載できるようになったので、Office系のアプリも使いやすくなります。メモリとストレージの増設ができ、ストレージはHDDなので安く大容量にできます。

CPU Core i3-14100
Core i5-14400/14500
Core i7-14700
メモリ 最大64GB
ストレージ SSD+HDD
グラフィックス 内蔵グラフィックス
Intel Arc A310
無線 なし/Wi-Fi 6
有線 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T
寸法(幅×奥行×高さ) 145 × 294 × 340mm
重さ 最大約5.6㎏
電源 260/310/380W
価格 9.8万円~

公式サイト

 

ThinkCentre neo 50s Small Gen 4

Lenovo ThinkCentre neo 50s Small Gen 4 正面最大でも約4.5㎏と軽量で、CPUは最大でCore i7-13700が搭載できます。メモリもストレージも増設可能で、企業でも個人でも安くスペックアップしたい人に向いています

CPU Core i3-13100
Core i5-13400/13500/13600
Core i7-13700
メモリ 最大64GB
ストレージ SSD+HDD
光学ドライブ なし/ウルトラスリムDVDスーパーマルチドライブ
通信 なし / Wi-Fi 6 / Wi-Fi 6E、ギガビットイーサネット
重さ 最大約4.5㎏
電源 180/260W
標準保証 1年間プレミアサポート
価格 7.8万円~

レビュー

公式サイト

 

ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 4

Lenovo ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 4のレビューうまくコストを抑えながら、そこそこ高いスペックに仕上げた機種です。CPUのCore i5以外は旧世代のパーツを使用していますが、十分サクサク使える性能です。デスクトップを持ち運びたい人や、小さなデスクトップが欲しい人向けです。

CPU Core i3-1215U
Core i5-13420H
メモリ 最大32GB
ストレージ SSD+HDD
通信 1ギガビットイーサネット、Wi-Fi 6
重さ 1.11㎏
電源 65W
価格 5.9万円~

レビュー

公式サイト

 

 

ThinkCentre Tinyシリーズ

Lenovo ThinkCentre M75q Tiny Gen 5 正面

人気の超省スペースモデルで、特殊な用途に向いています。あえてエアフローの悪いこんなに小さな筐体を選ぶ人は、特別な理由があることが多いと思います。

 

Lenovo ThinkCentre Tiny<事務所で来客用に使っているThinkCentre Tiny>

以前私は職場の来客用としてTinyを使っており、「Tiny-in-One」という専用のモニターにくっつけて使っています。基本オフラインで、お客さんが商品の探し物をする時に使用するために、常に使っているわけではありません。電源はずっと入っていますが、長くても一回10分程度の使用なので、発熱を気にする必要もありません。

最大の利点は、「筐体を勝手に触られない」ですね。さすがにシステムとは離していますが、筐体が手の届く場所にあるとパソコンに知識がある人が来たら何でもできますもんね。

当然こう言った使い方以外にも、単純に小さな筐体がおしゃれだからという理由でもいいと思います。

ThinkCentre Mシリーズ Tinyには70q、80q、そして90qとあり、微妙にスペックが違っています。

M90q Tiny M80q Tiny M70q Tiny
CPU 13世代通常版・Tシリーズ 13世代CPU Tシリーズ 13/14世代CPU Tシリーズ
メモリ DDR5 64GB DDR5 64GB DDR5 64GB
ストレージ SSD×2 SSD×2
LAN Wi-Fi 6/6E、1Gbe、2.5Gbe、サーバーアダプター Wi-Fi 6/6E、1Gbe、2Gbe Wi-Fi 6、1Gbe、2Gbe
吸気口 2面 1面 なし
電源 最大230W 最大135W
増設スロット PCI Express ×8
M.2スロット2つ
WLAN用M.2
M.2スロット2つ
WLAN用M.2
M.2スロット2つ
(1つはSSD用、1つはWLAN用)
重量 1.25㎏
vPro 対応 対応 対応

3機種を簡単にまとめると、このようになります。

・高性能ならM90q(ビデオカードも追加可能)
・vProが必要ならM80q、M90q(2024年よりM70qもvProあり
・SSDが2つ欲しいならM80q、M90q(2024年よりM70qも2枚可能

 

MシリーズTinyの全機種はこちらで確認できるので、主な最新機種のみ紹介します。

 

ThinkCentre M75q Tiny Gen 5

Lenovo ThinkCentre M75q Tiny Gen 5(AMD) 正面筆者購入機種!
Gen 2から3、4と飛ばしてGen 5として2024年に発売開始。Ryzen 8000GEシリーズ搭載で省電力ですがパワフルな機種です。ただし、Ryzen AIを搭載しているのはRyzen 7のみなので、最新スペックを楽しむなら価格がちょっと上がります。

CPU Ryzen 3 8300GE
Ryzen 3 PRO 8300GE
Ryzen 5 8500GE
Ryzen 5 PRO 8500GE
Ryzen 7 8700GE
Ryzen 7 PRO 8700GE
メモリ DDR5-5200 最大64GB
ストレージ SSD×2
LAN 無し/Wi-Fi 6
有線LAN イーサネット(RJ45)
重さ 最大1.25㎏
電源 65W/90W
保証 1年間オンサイト
価格 8.5万円~

レビュー

公式サイト

 

ThinkCentre M70q Tiny Gen 5 Intel

Lenovo ThinkCentre M75q Tiny Gen 5 Intelのレビューインテル14世代CPUが搭載で、メモリ最大2スロット64GBにSSDも2枚搭載可能です。AMDモデルよりもCPUの発熱が高いので、あまり高性能なCPUはおすすめしません。

CPU Intel 300T
Core i3-14100T
Core i5-14400T/14500T/14600T
Core i7-14700T
メモリ DDR5-4800 最大64GB
ストレージ SSD×2
LAN 無し/Wi-Fi 6/6E
有線LAN 1Gbe/2.5Gbe(RJ45)
付属 マウス、キーボード(付属無し可能)
重さ 最大1.25㎏
価格 8.7万円~

レビュー

公式サイト

 

ThinkCentre M90q Tiny Gen 5 Intel

Lenovo ThinkCentre M90q Tiny Gen 5インテル14世代CPUが搭載で、メモリ最大2スロット64GBにSSDも2枚搭載可能です。M70q Tiny Gen 5にはない排気口がありますが、本機はGen 2と同じ筐体を使用しており、底面側にSSDとメモリスロットがあります。(M70q Tiny Gen 5は片側面にすべてのパーツが搭載)

CPU Core i5-14500/14500T/14600
Core i7-14700
Core i9-14900
メモリ DDR5-4800 最大64GB
ストレージ SSD×2
LAN 無し/Wi-Fi 6/6E
有線LAN 1Gbe/2.5Gbe(RJ45)
付属 マウス、キーボード(付属無し可能)
重さ 最大1.25㎏
価格 13.2万円~

公式サイト

 

ThinkCentre M80q Tiny Gen 4

Lenovo ThinkCentre M80q Tiny Gen 4のレビューTinyシリーズのミドルクラスモデルで、最高でCore i9-13900Tが搭載できます。また、vProにも対応しており、2.5ギガビットイーサネットも搭載可能と、ヘビーな使い方にも対応できます

CPU Core i3-13100T
Core i5-13400T/13500T/13600T
Core i7-13700T
Core i9-13900T
メモリ DDR5-4800 最大64GB
ストレージ SSD×2+HDD
通信 1ギガ/ 2.5ギガビットイーサネット
Wi-Fi 6/6E、Bluetooth 搭載可能
重さ 最大1.25㎏
電源 65/90/135W
価格 8.6万円~

レビュー

公式サイト

 

 

ThinkCentre Smallシリーズ

Lenovo ThinkCentre M70s Small Gen 3 右斜め前から<M75s Small Gen 3>

前項で紹介したTinyは主にメモリスロットが2つでしたが、Smallシリーズは4つなのでより大きなデータが扱いやすいです。また、ストレージもより大容量なので、多くのデータ保存が出来、メディアカードリーダーもあるし、光学ドライブも搭載可能なのでフルスペックPCになります。

また、メモリやストレージの増設がほぼツールレスで簡単にできるので、おすすめです。(カスタマイズ方法はこちら

各モデルの違いです。

M90s Small Gen 4 M80s M70s
CPU Core i3、i5
i7、i9
Core i5、i7 Core i3、i5、i7
メモリ DDR5-4400 128GB DDR5 128GB DDR4 128GB
ストレージ SSD ×2+HDD ×2 SSD+HDD ×2
グラフィックス 内蔵グラフィックス
Radeon RX 6400
内蔵グラフィックス 内蔵グラフィックス
PCI Express ×16
PCI Express ×1
2つ
2つ
1つ
2つ
LAN Wi-Fi 6E
1Gbe/2.5Gbe
Wi-Fi 6/6E
1Gbe/2.5Gbe
電源 310/380W 180/260/310/380W
重量 5.3㎏
vPro 対応 対応 対応

 

Smallシリーズの詳しい特徴と、全機種はこちらで確認できます。

 

ThinkCentre M70s Small Gen 5

Lenovo ThinkCentre M70s Small Gen 5最大でCore i7-14700を搭載でき、ストレージは計3つ、メモリは2枚・最大64GBにできます。Smallシリーズでは一番拡張性がないですが、ロープロファイルの追加も可能です

CPU Core i3-14100
Core i5-14400/14500/14600
Core i7-14700
メモリ DDR5-5600 最大64GB
ストレージ 最大SSD+HDD×2
LAN
(無線)
イーサネット(1Gbe/2.5Gbe)
なし、Wi-Fi 6、Wi-Fi 6E
重さ 約5.3㎏
電源 180/260/310W
価格 10.8万円~

レビュー

公式サイト

 

ThinkCentre M90s Small Gen 5

Lenovo ThinkCentre M90s Small Gen 5 Intel 左斜め前から最大でCore i9-14900が搭載でき、ローエンドのグラボも搭載できます。ちょっとした画像・動画編集や、高度なExcelを使う人に向いています。

CPU Core i5-14400/14500/14600
Core i7-14700
Core i9-14900
メモリ 128GB
ストレージ SSD×2+HDD×2
グラフィックス 内蔵グラフィックス
Arc A310
OS Windows 11 Home / Pro
LAN なし/Wi-Fi 6/Wi-Fi 6E
1Gbe/2.5Gbe
重さ 最大約5.3㎏
電源 260/310W
価格 20.5万円~

公式サイト

 

ThinkCentre M80s Small Gen 3

Lenovo ThinkPad M80s Small Gen 3Gen 3シリーズで唯一Core i7までしか搭載できませんが、PCI Express ×16が2つあり、vPro対応です。Core i7以下のCPUをお考えなら、コスパが高い機種になります。

CPU Core i5-12500
Core i7-12700
メモリ DDR5 最大128GB
ストレージ SSD×2+HDD×2
グラフィックス インテルUHD
OS Windows 11 Home/Pro
通信 ギガビットイーサネット、Wi-Fi 6/6E、Bluetooth 5.2選択可能
オーディオ 内蔵スピーカー
光学ドライブ ウルトラスリムDVD-ROM
ウルトラスリムDVDスーパーマルチドライブ
重さ 最大5.3㎏
電源 260/310/380W
価格 10.2万円~

レビュー

公式サイト

 

ThinkCentre M75s Small Gen2

Lenovo ThinkCentre M75s Small Gen 2

超高性能のRyzen 搭載の本機種は、インテルモデルに比べ低価格で販売されています。SmallはTinyに比べ、拡張性もあり、ストレージも大容量なので安心してメイン機種として使えます。

CPU Ryzen 3 5350G
Ryzen 5 5600G
メモリ 最大128GB
ストレージ SSDx1+HDDx2
OS Windows 10 Home、Pro
光学ドライブ 搭載可能(DVDスーパーマルチドライブ、DVD-ROMドライブ)
その他 イーサネット、WiFi・Bluetooth搭載可能、
同梱 マウス、キーボード
重さ 最大5.3㎏
価格 6.9万円~

レビュー

公式サイト

 

 

ThinkCentre MシリーズTower

ThinkCentreでは一番大きな筐体で、ストレージも大容量、光学ドライブにメディアカードリーダー、インターフェイスもかなり豊富なフルスペックPCです。

大きいと言っても高さが30㎝ほどなので、机上に置いても圧迫感は少ないですが、M90t、M80t、そしてM70tそれぞれが違う寸法になっており、数字が大きいシリーズがより大きな筐体です。

Mini-Towerシリーズの詳細と、全機種の比較はこちらからどうぞ。

 

ThinkCentre M90t Tower Gen 5

Lenovo ThinkCentre M90t Tower Gen 5 正面最大でRTX 4060が搭載できる機種で、ThinkCentreで一番大きな筐体になります。スペックはかなり高くでき、ワークステーションみたいな機種です

CPU Core i5-14400/14500/14600
Core i7-14700
Core i9-14900
メモリ DDR4 128GB
ストレージ SSD×2+HDD×3
グラフィックス 内蔵グラフィックス
RTX 4060
LAN なし/Wi-Fi 6/6E
1Gbe/2.5Gbe
重さ 最大約6.5㎏
電源 300/500W
標準保証 1年間
価格 20.9万円~

公式サイト

 

ThinkCentre M70t Tower Gen 5

Lenovo ThinkCentre M70t Tower Gen 5 左斜め前から最大でCore i7-14700が搭載でき、メモリは最大64GB、ストレージはSSD1枚にHDD2基搭載可能です。フルハイトのグラボも増設できますが、電源が小さいので、増設するならローエンドのカードをおすすめします。

CPU Core i3-14100
Core i5-14400/14500/14600
Core i7-14700
メモリ DDR4 最大64GB
ストレージ SSD+HDD×2
LAN なし/Wi-Fi 6/Wi-Fi 6E
1Gbe/2.5Gbe
光学ドライブ ウルトラスリムDVDスーパーマルチドライブ搭載可能
重さ 最大約5.9㎏
電源 180/260/310W
価格 11.7万円~

公式サイト

 

ThinkCentre M80t Tower Gen 3

Lenovo ThinkCentre M80t Tower Gen 3vPro対応でPCI Express ×16もあり、拡張性もそこそこ高い機種です。M90tの様にハイエンドグラボは搭載できませんが(電源が小さいので)、グラボなしのでvProが必要な企業にはおすすめのモデルです

CPU Core i5-12500/12600
Core i7-12700
メモリ DDR5 最大128GB
ストレージ SSD×2+HDD×2
通信 RJ45(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)、Wi-Fi 6E・Bluetooth 5.2選択可能
光学ドライブ なし
ウルトラスリムDVD-ROM
ウルトラスリムDVDスーパーマルチドライブ
重さ 最大5.9㎏
電源 260/310/380W
価格 10.5万円~

レビュー

公式サイト

 

ThinkCentre M75t Mini-Tower Gen2

Lenovo ThinkCentre M75t Mini-Tower Gen2

人気機種!
最大でRyzen 9が搭載できる超高性能モデルです。Intelモデルよりも低価格で、コスパが高い。プロセッサーにPROと付いているものは、DASHという管理機能も付いているビジネス用CPUになります。

リリース 2020年12月8日
CPU AMD Athlon Gold PRO 3150G
AMD Ryzen 3 PRO 4350G
AMD Ryzen 5 PRO 3400G/4650G
AMD Ryzen 7 PRO 4750G
AMD Ryzen 9 PRO 3900
メモリ 最大128GB
ストレージ SSDx1+HDDx2
OS Windows 10 Home、Pro
光学ドライブ ウルトラスリムDVDスーパーマルチドライブ
DVD-ROM
その他 Microsoft Office Home & Business 2019搭載可能、WiFi6/Bluetooth搭載可能、イーサネット搭載、メディアカードリーダー
同梱 キーボード、マウス(無しに変更可能)
重さ 最大5.9㎏
価格 5.5万円~

レビュー

公式サイト

 

 

ThinkCentre All-in-One

Lenovo ThinkCentre オールインワンPC

オールインワンPCは、これさえ購入すれば全部セットになっているので、別途「あれを買ったりこれを買ったり」と言う必要もありません。

SDカードなどの読み込み書き込みが出来るメディアカードリーダーや、無線LANにBluetooth、光学ドライブも搭載可能で、まさに「全てが入っているPC」です。

また、セットアップも楽で、電源コードを繋げるだけです。通常のデスクトップの様にこの配線をつないでアレも繋いでとしなくていいので簡単ですね。

Lenovo ThinkCentre M90a All-In-Oneの外観・配線がまとめやすい造り

対面営業をやっている事務所なんかにおすすめで、配線もまとめることが出来るので、お客さんに散らかった印象を与えません。

最新モデルのみ紹介しているので、過去モデルは「All in One PC全機種」をどうぞ。

 

ThinkCentre M90a All-in-One Gen 5

ThinkCentre M90a All-in-One Gen 5インテル14世代CPU搭載でメモリとSSDの増設ができ、末永く使える機種です。チルトやピボットなどのフル機能があり、USB Type-Cが3つにUSB-Aは4つ、HDMI、シリアルポートはカスタマイズから追加できます。意外に大きめの3Wスピーカー×2もついています。

CPU Core i5-14400/15500
Core i7-14700
メモリ 最大64GB
ストレージ SSD×2
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(23.8型) FHD IPS液晶 光沢なし(マルチタッチあり)
機能 チルト、リフト、ピボット、スイベル
LAN なし/Wi-Fi 6/Wi-Fi 6、ギガビットイーサネット
カメラ 500万画素、IRカメラモデルもあり
重さ 最大8.13㎏
電源 180/230W
価格 15.9万円~

公式サイト

 

 ThinkCentre M70a All-in-One Gen 3

ThinkCentre M70a All-in-One Gen 3インテル12世代CPU搭載で、最大メモリ64GBにSSD+HDD×2基と、スペックも高めです。21.5インチなので2画面分割だとちょっと使いにくい時があるかもしれませんが、1画面を大きく表示できるので、作業はしやすいと思います。

CPU Core i3-12100/12300
Core i5-12400/12500/12600
Core i7-12700
メモリ 最大64GB
ストレージ 最大 HDD×2+SSD
ディスプレイ(21.5型) FHD WVA液晶 光沢なし(マルチタッチあり)
LAN Wi-Fi 5/6、ギガビットイーサネット
Webカメラ カメラ・マイクなし
500万画素RGBカメラ+マイク
500万画素RGBカメラ+IRカメラ+マイク
光学ドライブ なし
ウルトラスリムDVD-ROM
ウルトラスリムDVDスーパーマルチドライブ
重さ 最大7.99㎏
電源 180W
価格 11.7万円~

レビュー

公式サイト

 

 

最後に

基本的にMini-TowerシリーズかSmallシリーズを選ぶ方が多いかと思いますが、メインの機種として1日8時間フル稼働しなければTinyシリーズでも発熱を気にする必要はないので、超小型のTinyもいいと思います。

特にビジネスモデルはサポートはもちろん、保証、セキュリティが良いので企業としてはもちろん、個人でも安心して使えます。

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