販売当初からすごく人気が高いA510で、現在公式サイトの購入者レビューは5点満点で4.5/894件となっています。
IdeaCentreでは珍しい黒っぽい筐体(ブラック+グレー)でおしゃれだし、光学ドライブもついているし、デュアルストレージモデルもあり、欠点が無い機種だと思います。
それでいて価格も4万1000円からと格安なので、人気が高いんです。
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Lenovo IdeaCentre 510A(AMD)のスペックレビュー
<キーボードとマウスは付属>
CPU | AMD Ryzen 3 3200G AMD Ryzen 5 3400G |
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メモリ | 8GB搭載/最大32GB |
ストレージ | SSD 256GB HDD 1TB |
グラフィックス | AMD Radeon Vega 8、11 |
OS | Windows 10 Home |
Microsoft Office | Microsoft Office Home&Business 2019搭載モデルあり |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
無線 | WiFi、Bluetooth v4.0 |
有線 | イーサネット(RJ45) |
付属 | マウス、キーボード |
電源 | 210W 80PLUS Bronze |
寸法 | 145 x 285 x 366㎜ |
重さ | 6.85㎏ |
保証 | 1年間 |
価格 | 4.1万円~ |
パソコンの頭脳であるCPUには性能が高いRyzenが搭載で、どちらを選んでもビジネス用途に耐え得るほどの性能があります。
メモリはデータを一時的に保存する場所で、大きなメモリは同時に処理できるデータ量が上がるので、より高速表示が可能になります。本機種は8GB搭載なので、快適に使えるし、ヘビーユーザーで8GBじゃ足りないという場合は、最大32GBまで増設も出来ます。
ストレージはうれしいことにSSDのみか、SSD+HDDのデュアルストレージなので、パソコンの起動も速く、大容量ストレージも可能です。
WiFiも標準搭載でイーサネットもあるので、インターネットは有線でも無線でもどちらでも接続が可能です。
USBポートも6つあり、HDMIにVGAもあるので、インターフェイスは豊富です。
公式サイトのレビュー
公式サイトでは894件のレビューが付いて、星4.5と高評価です。4万円台から買える機種でこれほど性能が高いので、妥当な評価だと思います。
IdeaCentre 510A(AMD)の特徴
IdeaCentre 510AはいつものIdeaCentreとは違い、黒か灰色になっています。IdeaCentreと言えばシルバーですが、これもかっこいいですね。ビジネス用PCっぽく見えます。
寸法は幅145㎜、奥行き285㎜、そして高さは366㎜になります。
- 幅は千円札の長辺(150㎜)
- 奥行きはCDなどのプラケース2枚分(284㎜)
- 一万円札2枚分(320㎜)+4.6㎝
と、ほぼ同じ寸法になり、約15Lのミニタワーです。高さもたったの36.6㎝なので、デスクの上に置いても圧迫感が無いですね。もちろん机の下でもいいし、重さも最大6.85㎏なのでシェルフなんかにも置きやすいです。
電源ボタンは、筐体上部にあります。
右側部分を開くと、SDカードリーダーにマイク・ヘッドフォンジャック、USB3.0が2つ、USB2.0が2つあります。左側にはDVDスーパーマルチドライブが搭載です。
付属のマウスとキーボードを使ってもUSBがまだ2つ余っているし、背面にもUSBはあるので、かなり十分なインターフェイスですが、あえて言うならUSB-Type Cが無いのが、ちょっと残念です。Type-Cの機器を持っている人は、変換ケーブルが必要です。
背面部分には「ライン入力/出力、マイク入力」にHDMI、VGAにUSB 2.0が2つ、有線LANポートがあります。
前面部分に必要十分なインターフェイスがあるので、使いやすいですね。
筐体底面部分ですが、ゴム足が5㎜ほどと高く手を下から入れることが出来るので、移動も楽にできます。
CPU
CPUにはRyzen 3 3200GかRyzen 5 3400Gが選べ、どちらも性能は高いです。
スコアの目安
- 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
- 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 10000~・ゲーミングPCなど専門的な機種に搭載されることが多い
Ryzen 3ですら7000オーバー、Ryzen 5は9000オーバーです。特殊な作業をしなければ十分すぎる性能があり、Web閲覧、動画視聴、資料作成にテレワークなど快適にできます。
Ryzen 3は4コア4スレッドで、Ryzen 5は4コア8スレッドです。このコアとスレッドは、「同時に複数作業がしやすいかどうか」の目安になります。
<アプリの数は例です>
コアとスレッドが大きいと同時に処理できるデータの道幅が広がる為、いくつものアプリやソフトを同時に使う様な人は、Ryzen 5がおすすめです。
グラフィックス
グラフィックスはAMD Radeonという内蔵グラフィックスが搭載です。普通のグラフィックスなので、ビデオエディターなどでの切り貼り・BGM追加などの動画編集はできます。
本格的な、プロのような編集をしない限り問題ありません。
メモリ
メモリはPC4-21300(DDR4-2666MHz)で、メモリスロットは2つ(内1つ使用)になります。
標準でメモリ8GBなので、ほとんどの人は十分だと思いますが、より快適に使いたいという人は、メモリの増設も出来ます。
ストレージ
ストレージはSSD 256GBのみ、SSD 256GB+HDD 1TBの2種類があります。
多くの人がスマホの写真や動画のデータを保存すると思うので、HDD搭載モデルがいいかなと思います。
SSD(ソリッドステートドライブ)はM.2 PCIe NVMeで、最大データ転送速度が16Gbps~32Gbpsとかなり速く、HDD(ハードディスクドライブ)もSATA接続で6Gbpsと速い方です。
保証・サポート
Lenovoのパソコンには、電話・チャット・LINE・メールでのサポートと、1年間引き取り修理が標準でついています。
保証は1年間で、最長3年まで延長できます。また、Premium Careと言って専任のエージェントが迅速に対応するものもあり、これは24時間365日対応なので(標準サポートは9時~18時)、夜中に何かあっても対応しやすいです。
モニター
本機種にはマウスとキーボードが付属ですが、モニターは別途購入が必要になります。公式ページで買う場合は、購入画面に「周辺機器」とあり、おすすめモニターが表示されるので確認してみてください。
個人的に、これなんてコスパが高いと思います。
<ThinkVision S22e-19 (21.5インチ)>
解像度 | フルHD(1920×1080) |
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液晶 | IPS(VA) |
輝度 | 250nit |
コントラスト比 | 3000:1 |
接続 | HDMI、VGA |
その他 | 傾きスタンドもしくは壁掛け選択可、低ブルーライト |
価格 | 税・送料込み1万32円 |
高解像度のフルHD IPS液晶で、コントラスト比が結構高いので色鮮やかです。
まとめ
正直、ここまでコスパが高い機種はそうないと思います。DVDスーパーマルチドライブも搭載、マウスとキーボードも付属、性能は普段使いやビジネス用途にも十分なほどです。
通常パソコンのレビューをしていると、「ここがこれだったら良い」などあるのですが、本機種に関して言えば、価格も性能も機能も合格点です。