すごく小さくおしゃれな筐体の本機種は、Miniと言うだけあって本当に小さく、たったの1.4Lサイズになります。
しかも外観からすると、パソコンってわかる人はほとんどいないんじゃないかな?と言う見た目で、昔のコンポに似ている感じです。
小さいからと言って性能が低いわけじゃなく、普段使い、もしくはビジネス用途のPCとしても性能も高い方なので快適に使えますよ。
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Lenovo IdeaCentre Mini550iのスペックレビュー
CPU | Intel core i5-10400T Intel core i7-10700T |
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メモリ | 8GB(最大32GB) |
ストレージ | SSD 256GB SSD 256GB+HDD 1TB |
OS | Windows 10 Home |
光学ドライブ | なし |
無線 | WiFi5、Bluetooth v5.0 |
有線LAN | あり(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T) |
Microsoft Office | Microsoft Office Home & Business 2019 |
付属 | (一部モデルのみ)キーボード、マウス、USBレシーバー |
カラー | ミネラルグレー |
セキュリティ | セキュリティロックスロット |
寸法(幅x奥行x高さ) | 40x182x194㎜ |
重さ | 1.5㎏ |
電源 | 90W/130W |
保証 | 1年間・機器交換サービス |
パソコンの頭脳であるCPUは、省電力モデルのTシリーズが搭載です。省電力モデルと言ってもCore i5とCore i7なので、性能は高いです。
搭載メモリは8GBと標準的ですが、もし、より快適に使いたい人は最大32GBまで増設できます。
ストレージの性能が高いと、パソコンの起動やデータ移動がスムーズにできるのですが、本機種にはSSD M.2 PCIe NVMeと言う高速タイプのものが搭載なので、かなり快適に使えます。モデルによってはSSD+HDD 1TBもあるので、大容量ですね。
もし部屋にLANケーブルが届かない人は、無線接続(WiFi)で使えるし、LANケーブルでの接続も出来るので、困ることはないですね。
一応仕様書にはMicrosoft Office搭載となっていますが、販売モデルによりOfficeが無いものもあるかもしれないのでご注意を。
小さな筐体なのでDVDなどを読み込み・書き込みする光学ドライブが付いていません。必要な場合は、アマゾンで2000円くらいで売っている外付けドライブがおすすめです。
ちなみに、一部モデルはマウスとキーボードもセットなので、初めてパソコンを購入する人は楽ですね。後は、モニターがあれば使い始めることができます。
保証も手厚く、1年間の保証に、機器交換サービス(修理の場合は代替機を送ってくれてその間に工場で修理)もあるので、安心ですね。(公式サイトでなく、販売代理店で購入する場合は、お店によってサポートが違う可能性があります)
全体的にまとまった構成で、普段使い用~ビジネス用途でも使えるほど性能は高いです。
Lenovo IdeaCentre Mini550iの特徴
1.4Lの筐体なので、とにかく小さいですね。昨今、省スペースモデルのパソコンが流行っていますが、これだけ小さいと、どこにでも置けます。重さも1.5㎏と、ノートパソコン並みです。
高さはたったの4㎝、縦横が18.2㎝x19.4x㎝と、お弁当箱よりちょっと大きいサイズです。
筐体上部はテキスタイル(織物)で覆っているので、「メカニック」な印象が和らぎ、スタイリッシュな見た目です。お部屋のインテリアにも合いそうです。
ちなみに小さな筐体なので拡張性は低く、メモリ以外の増設はできません。
インターフェイス
先ほどから「小さい、小さい」言っていますが、インターフェイスは十二分にあるのでご心配なく。
<背面インターフェイス>
背面には、左からLANケーブルポート、USB-A 3.0が3つ、HDMI、もう一つUSB-A、Display Port、そして電源です。左下の小さな黒い部分は、使わないと思いますが、展示会や会社などで使う場合に持ち出しされないようにワイヤーを設置する部分です。
モニターへの接続はHDMIかDisplay Portになるので、アナログ接続(VGA)の古いモニター以外なら何でも使えます。
<前面>
左から、電源ボタン、USB-C 3.0、USB-A 3.0、オーディオ/マイクジャックです。
こんなに小さな筐体で、普通のデスクトップ並みのインターフェイスがあるのはすごいですね。
CPU
Intel core i5-10400T | Intel core i7-10700T | |
開発コード | Comet Lake | Comet Lake |
製造プロセス | 14nm | 14nm |
コア/スレッド | 6/12 | 8/16 |
ベースクロック | 2.0GHz | 2.0GHz |
ターボブースト時 | 3.6GHz | 4.5GHz |
キャッシュ | 12MB | 16MB |
TDP | 35W | 35W |
スコアの目安
- 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
- 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 10000~・ゲーミングPCなど専門的な機種に搭載されることが多い
↓グラフをタップすると数値が表示されます↓
[visualizer id=”16018″ lazy=”no” class=””]性能を表すPassmarkスコアは、Core i5が1万487で、Core i7が1万2516と、どちらもビジネス用途でも使えるほど性能が高いです。
当然普段使いの用途でもサクサク使えるので、ストレスフリーです。
本機種搭載CPUのコアとスレッド数は、Core i5が6コア8スレッド、Core i7が8コア16スレッドとかなり高い数値になっています。
コアとスレッド数が多いと、「同時に色々なことが出来る」と言う特徴があり、当然、2コアより4コア、4コアより8コアと数値が上がるにつれ同時作業がしやすいです。デスクトップだと4コア8スレッドが平均的ですが、本機種はより快適に使えるコア数を持っています。
メモリ
メモリはDDR4-2666MHz搭載で、最大32GBも搭載できます。ここ最近の主流で、快適に使うには8GBが標準的なメモリになっています。
多くの人は8GBで十分だと思いますし、ビジネス用途でも8GBが主流ですが、より快適に使いたい人は16GBにカスタマイズしてもいいと思います。
ストレージ
ストレージはSSD(ソリッドステートドライブ)のみか、SSD+HDD(ハードディスクドライブ)のデュアルストレージになります。
SSDとHDDの違いは、この様になります。
SSD | HDD | |
価格 | 高い | 安い |
動作音 | 静か | うるさい |
温度 | 熱くなりにくい | 熱くなりやすい |
データ移動 | 最大32Gbps | 最大6Gbps |
本機種搭載のSSDは、SSDの中でもデータ転送速度が速いM.2 PCIe NVMeと言うものが搭載されているので、パソコンの起動などもかなり速いです。
光学ドライブ
CDの読み込みや書き込み、DVD-ROMへの読み込みや書き込みができる光学ドライブは搭載していません。
必要な場合は、こういった外付けのものが必要です。USBポートに差し込めば使えます。
Blu-Ray対応のものもあるので、必要な方は調べてみてください。
モニター
モニターを持っていない場合は、必須になります。(テレビに接続すれば必須でもないですね)
こちらはLenovo L24e 23.8インチのもので、いつまでかわかりませんが2.6万円が1万1770円(税・送料込み)で販売しています。
解像度が1920×1080のフルHD WLED液晶です。コントラスト比も1000:1と高く、ベゼル(モニターの黒い枠)も狭いので、おしゃれですよ。
サポート・保証
あまり知られていないですが、Lenovoのサポートは手厚く、電話サポートやチャットサポート、メールサポートもあります。また、購入後の技術支援もあり、本機種は1年間の技術支援サポートになっています。
分からないことがあれば電話をして聞けるのは、嬉しいですね。
本機種は機器交換サービスがあるのですが、これは本機種に不具合があって修理する場合に代替品が送られてくるので、パソコンを修理中でもパソコンが使えるといったものです。
また、保証期間は1年間です。
まとめ
これだけ小さいのにインターフェイスも豊富で、性能が高いですね。サポートも十分にあるし、保証期間も標準で1年あるので何かあったときでも安心ですね。
とにかく場所を選ばずに設置できるので、今まで「デスクトップが欲しいけど、部屋にスペースが無いから・・・」と思ってた人でも問題ないと思います。
性能的にビジネス用途でもがっつり使えるし、普段使いでも快適に使えるので、おすすめです!