実機レビュー:性能高いがディスプレイがちょっと期待外れなLenovo ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel)

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ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel)のレビューです。

Core Ultraシリーズ2を採用したThinkPadで、シングルコア性能とグラフィック性能が非常に高く、動画・画像編集や軽めの3Dモデリングなどに向いています。

こういった作業には向いていますが、「あれ?」と思う部分もあるのでそちらもご紹介します。

レビュー機はメーカーからお借りしており、スペックはCore Ultra 7 258V、LPDDR5X 32GB、SSD PCIe 5.0 512GBになります。

Lenovoでは6/25まで夏のボーナス直前セールを開催中で、割引やポイント還元最大10倍があっています。

 

メモリなどのPCパーツの価格が急上昇しており、PC価格も影響を受けています。また繁忙期には納期が延びやすいので、購入を検討されている方は早めのチェックをおすすめします

 

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ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel)のスペックと特徴

CPU Core Ultra 5 226V
Core Ultra 5 236V
Core Ultra 7 258V
メモリ LPDDR5X-8533 最大64GB
ストレージ SSD
ディスプレイ(14型) WUXGA IPS
無線 Wi-Fi 6E BE201
カメラ FHD+IRカメラ
オーディオ ハーマンカードン製スピーカー2W×2基
生体認証 指紋センサー、顔認証
重さ 1.32kg~(レビュー機は1381g)
寸法 313 × 220.3 × 10.1-19.7mm
バッテリー(JEITA 3.0)
実測
最大約16.9時間
5時間15分
価格 17.9万円~

 

CPUはCore Ultraシリーズ2が搭載で、最大47 TOPSのNPUが搭載です。Copilot+PCに準拠しているので、AI機能が使える便利な機種です。

シングルコア性能とグラフィック性能が非常に高いCPUで、クリエイティブワークも十分にできるほどです。

メモリはクロックが向上し、LPDDR5X-8533で最大32GBと大容量ですが、メモリがCPUパッケージに統合されているため増設はできません。

ストレージはPCIe 4.0のSSDを搭載し、最大1TBのSSDを搭載できます。

ディスプレイは14インチのWUXGA+IPS液晶で、執筆時現在NTSC 45%と色域が狭く、300ニトのモデルのみ販売されていました。より色域が広いsRGB 100%モデルも通常はあるので、クリエイティブワークをする人はそちらがおすすめです。

WebカメラはFHD解像度で、顔認証のIRカメラ付き、無線はWi-Fi 6Eに対応し指紋センサーもカスタマイズから追加可能、そしてUSキーかJISキーが選べます。

インターフェイスはUSB4が2つにUSB 3.2 Gen 2が1つ、Gen 1も1つ、HDMIにRJ45、マイクヘッドフォンジャックもあり、十分な数と品質です。

14インチで1.32kgからと若干軽量で、バッテリー駆動時間はJEITA 3.0で約17時間、Web会議で約5時間となっており、バッテリーは半日以上持つと思います。

 

公式サイト

 

 

FAQ:よくある質問と回答

FAQ 質問と回答

ここではよく聞かれる質問と回答をまとめました。聞きたいことが書きにない場合は、Xにて質問してもらえればすぐに回答します。

質問 回答
納期が変わりました。こういうことは良くありますか? 時期によりますが、大きなセールがある12月、1月、そして新年度に向けての買い替え需要が高い3月4月、サマーセールがある7~8月は納期がずれることがあるようです
出荷からどのくらいで届きますか? 経験からみると、出荷から通常2~3日以内に届くと思います(購入日からじゃなく出荷されてから)
画像・動画編集に使えますか? レビュー機はグラフィック性能が非常に高く、筆者も同じCPU搭載機種で動画・画像編集などをやっていますが、ディスプレイの色域が狭いのでモニター必須です
ファンはうるさいですか? ベンチマーク計測時は39dBと扇風機の「弱」くらいの音で、耳障りではない程度です。また、一般的な使用をしているときは静かです
PD充電できますか? USB4があるので可能です
PD給電とDP出力をケーブル一本でできますか? USB4があるので可能です
オンラインレッスンに合いますか? カメラの解像度はFHDなので、オンラインレッスンやミーティングに合います
メモリ/ストレージの増設はできますか? できません
持ち運びに向いていますか? コンパクトな14インチで最軽量モデルは1.32kgからと軽いので、持ち運び向きです
ディスプレイは明るいですか? ディスプレイは300ニトで屋内向けの明るさです。晴れた日の屋外では暗く映り見やすいわけじゃないです
Officeの使い心地は? 快適に使えます
ディスプレイの色域の違いは何ですか? 色域が広いとより正確な色を描写できます。広さはAdobe RGB >DCI-P3 > sRGB > NTSC 45%になり、本機はNTSC 45%でsRGB 100%もあるようです

 

以下にて本機の特徴をご紹介します。

 

 

Copilot+PCでAI機能が使える

Lenovo Aura Edition スマートな機能

Copilot+ PCは、ローカルAI処理(NPU)を前提に設計された、AI機能を標準搭載する次世代Windows PCの規格で、主に以下のような機能があります。

・RecallでPCで見たものを簡単に検索
・CocreatorでほぼリアルタイムにAI画像の生成及び調整
・Live Captionで40以上の言語の音声を英語に翻訳
・イメージクリエイターでイメージ生成

詳しくは動画、またはWeb記事(Copilot+PCでできること)をどうぞ。

 

 

1.32kgからの軽めの筐体

ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel)を片手で持っている

最軽量モデルは1.32kgで、14インチではとても軽い方です。

通常、インチ別の重さはこのくらいなので、本機がいかに軽いかがわかります。

13.3インチ・・・1.2kg~
14インチ・・・1.4kg前後
16インチ・・・1.7kg~

 

ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel)重さ計測1381g

レビュー機は1381gで平均より若干軽いです。

 

ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel)を持ち運び

重たくないので、この様に持って移動もしやすいです。また、MIL-STD-810Hの12の基準と200以上の品質チェックをクリアした耐久性があり、安心してどこにでも持ち運べます。

 

ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel)筐体内部。スペースア多く空っぽなのがわかる

筐体内部を確認すると、結構すっからかんです。軽くするためにこうなったのか分かりませんが、これだけスペースがあるのに、メモリとストレージの増設はできません。(メモリはCPUパッケージ内に搭載のため)

 

ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel) 天板

天板はアルミニウムで指紋は比較的付きにくいですが、ちょっと安っぽい手触りがありました。

 

ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel)の底面カバー。手触りは良いが指紋が付きやすい

底面カバーはアルミニウムと樹脂の2種類があるようで、本機はアルミニウムで手触りが良かったですが、指紋が目立ちやすいです。とはいえ、底面なので見ることはほとんどないので気にならないと思います。

 

ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel)

幅313mm、奥行き220.3mm、高さ10.1-19.7mmです。コンパクトなサイズだと思います。

 

ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel) 約180度開けるディスプレイ

ディスプレイは180度開くので、画面共有をすることがある人にも使いやすいです。ただし、片手で開けることはできませんでした。

 

 

豊富なポート

インターフェイスはUSB4が2つにUSB 3.2 Gen 2が1つ、Gen 1も1つ、HDMIにRJ45、マイクヘッドフォンジャックもあり、十分な数と品質です。これであれば、ドックやハブを使わなくても十分だと思います。

 

ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel)右側面インターフェイス <右側面にはUSB 3.2 Gen 1、RJ45、ケーブルロックスロット>

ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel)左側面インターフェイス <左側面にはHDMI、USB4(Thunderbolt 4対応)が2つ、USB 3.2 Gen 2、マイク・ヘッドホンコンボジャック>

 

 

バッテリー駆動時間計測

ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel)左側面インターフェThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel)バッテリー容量48Wh

48Whのバッテリーを搭載し、JEITA 3.0測定で約16.9時間のバッテリー駆動時間があります。

当サイトも独自に検証し、バッテリー駆動時間計測方法は画面輝度50%、音量50%でWi-Fiに繋いで、Google Meetで画面共有閲覧をしながら1時間Webミーティングを行った時のバッテリー減少率から計算しています。

この計測内容は、中負荷、もしくはやや高めの負荷に分類されます。

無線をOFFにし、画面輝度を極端に下げたり、低負荷な動画視聴時間など実利用にそぐわない計測方法が多くみられますが、当サイトは実利用に沿った設定なので、概ね正しい時間になると思います。

バッテリーは1時間で19%減少し、推定バッテリー駆動時間は5時間15分でした。

実使用環境で5時間ほどなので、丸一日外出するような人はモバイルバッテリーやACアダプタを持ち運ぶと安心です。

 

 

当サイト計測バッテリー駆動時間

オレンジ/本機 青/その他

HP EliteBook X G2i 14/Intel  12h30m
HP OmniBook X Flip 14-kc/AMD  8h20m
Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14/Intel  7h40m
Lenovo IdeaPad Slim 5a Gen 11 /AMD  6h15m
Lenovo ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14)/Intel  5h15m

 

 

 

ディスプレイを検証

Lenovo ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel)正面

14インチで画面比16:10のディスプレイで、執筆時現在は1種類になりますが、通常2種類以上あるようです。

・WUXGA IPS 光沢なし NTSC 45% 300ニト(レビュー機はコレ)
・WUXGA IPS 光沢なし sRGB 100% 300ニト

正直に言うと、本機は性能も品質も高いですが、ディスプレイだけがちょっと残念です

 

大きな特徴はこちらです。

本機は画面アスペクト比が16:10と縦に長く、一般的な16:9の14インチより多くの情報を表示できます。その分スクロール回数が減り、一目で把握できる情報量が増えるため、作業効率の向上にもつながります。

 

左は本機で、右は別機種のsRGB 100%のディスプレイです。レビュー機はNTSC 45%と狭い色域のディスプレイで、こんなに良いPCなのにもったいないというのが本音です。

sRGB 100%のディスプレイもあるので、クリエイティブワークをする人や予算に都合が付く人はsRGB 100%のディスプレイを選んだほうが良いです。

 

ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel)黒の画像を表示し黒の再現性を検証。黒が明るくこの価格のPCのディスプレイとしては低品質

こちらは黒の再現性を確認する画像で、IPS液晶ということもありますが黒が明るく、黒の描写はできていません。

この価格のPCとしては低品質なディスプレイですが、テキストワーク中心の人は業務に支障はありません。

 

視野角は非常に広く、上下左右どの方向から見ても暗くなる部分がなく、表示内容をはっきり確認できます。

 

レビュー機の輝度は300ニトで、屋内向けです。明るい屋外ではギリ見えるくらいです。

220ニト 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える
250ニト 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える
300ニト 屋外の日陰でも見える
400ニト 屋外でも使えるが、ちょっと暗い
500ニト 屋外でも比較的見やすい
600ニト 画面に直射日光が当たっても比較的見える

 

 

FHD WebカメラとIRカメラ

WebカメラはFHD画質で、顔認証のIRカメラも搭載しています。

さらに物理式のプライバシーシャッターも備えており、画像右がシャッターを閉じた状態です。電子式ではなく物理シャッターのため、開閉状態がひと目で分かり、オンラインミーティング中に「自分だけ画面が真っ黒」というトラブルも防げます。

 

上の画像は本機のWebカメラと、一般的なビジネスPCに搭載されるFHDのWebカメラで撮影した同じ人形で、本機は暗く、そして黒く映りました。撮影用ライトなどある方が良いかもしれません。

オーディオはDolby Atmos対応スピーカー2W・2基を搭載しています。音量はやや大きめですが、軽い音です。通話には良い音だと思います。

 

Windows スタジオエフェクト

また、本機にはNPUが搭載されているのでWindowsスタジオエフェクトが使え、自動フレーミングやアイコンタクト、背景のぼかしなどの効果が簡単に使えます。

 

 

キーボードの検証

Lenovo ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel)のキーボード

キーボードは日本語で84キーのバックライト付きで、USキーも選べます。

すべての主要キーが同じ大きさでミスしにくいですが、Copilotキーが若干小さいので、ここは慣れるまでミスしやすかったです。

ボタンを含まないタッチパッド部分のみの大きさは115.8ミリ×60.9ミリで、操作性は普通です。

キーピッチは実測18.7×19.1mmとほぼフルサイズで、余裕をもってタイピングできます。キーストロークは実測1.0mmで、珍しく底打ち感がありました。個人的に、E14といえばキーボードの品質がThinkPadで1,2を争うほど良いものだったのですが、そのイメージがあったためか、あまり良い評価ではありません。

とはいえ、ThinkPadのキーボードなので、一般的なものよりは全然タイピングしやすいし、キーキャップは湾曲しているので、指に吸い付く感じで打てます。

打鍵音はとても静かで、図書館や静かな会議室で作業をしても他の人の邪魔になることはありません。

 

Lenovo ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel)キーボードに触覚突起があるのでブラインドタッチでも間違えにくい

一部のキー(F、J、Enter、F2、F3など)に触覚突起が付いており、ブラインドタッチがしやすくなっています。

 

Lenovo ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel)バックライトが明るいので暗所での視認性も高い

バックライト点灯時の視認性が良く、暗所でも快適にタイピングできます。キーの輪郭がはっきり見えるため、夜間作業でもストレスがありません。

 

 

ベンチマーク

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14 ​Aura Edition Core Ultra 5 325 CPU-Z

CPUはPコア(Performance Core)とLP Eコア(低消費電力のEfficient Core)の2つを搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。

8コア8スレッドとスレッドが少なく、ハイパースレッディングが廃止されたためマルチコア性能は若干低め、シングルスレッド性能は高いです。

 

以下にて主なベンチマークをご紹介しますが、すべてのベンチを確認するには「Core Ultra 7 258Vのベンチマーク」をどうぞ。

 

 

CPU Mark計測結果

Lenovo ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel)のCPU Mark計測結果21422

CPU Markを計測すると、ミドルクラスの21422でした。

 

スコアの目安

  • 10,000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 15,000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 20,000~・ハイエンドPCに搭載される
  • 25,000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

CPU Markスコア

オレンジ/本機 青/その他

Core Ultra 7 255HX  48968
Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100  45352
Core Ultra 9 386H  39850
Core Ultra 9 285H  38228
Ryzen AI 9 HX 370  38025
Core Ultra 7 356H/LOQ 15IHP  37488
Core Ultra X7 358H  37150
Ryzen AI 9 HX 370  36217
Core Ultra 9 185H  33266
Core Ultra 7 356H/Omnibook  32974
Ryzen AI 9 365  31399
Ryzen 7 8845H  30037
Ryzen AI 9 465  29332
Core Ultra 7 165H  28719
Snapdragon X Elite X1E-78-100  28668
Ryzen AI 7 350  27206
Ryzen 7 8840HS  25148
Core Ultra 5 135H  24091
Core Ultra 7 155H  24271
Core Ultra 7 355  22051
Core Ultra 7 258V  21422
Core Ultra 5 325  20645
Ryzen AI 7 445/Yoga  20596
Core i5-13420H  20492
Core Ultra 5 226V  20148
Core Ultra 5 125H  20071
Ryzen AI 7 445/Zenbook  19832
Snapdragon X Plus X1P-42-100  19377
Core i5-1335U  18931
Core Ultra 5 135U  18742
Core Ultra 5 125U  17921
Core Ultra 7 165U  16756
Core Ultra 7 155U  16140
Ryzen 5 7535U  15855
Ryzen 5 7535HS  13797

 

 

Cinebench 2024計測結果

Lenovo ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel) Cineench 2024計測結果。マルチコア453、シングルコア120

Cinebench 2024のスコアで、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftをベースに、CPUとGPUの能力を計測します。

計測結果はマルチコア453で低めのミドルクラス、シングルコア120と良いスコアでした。

 

他のCPUとの比較です。

マルチコアシングルコア

マルチコア性能

オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種

Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100  1470
Ryzen AI 9 HX 370  1237
Core Ultra 9 386H  1131
Core Ultra 7 356H/LOQ 15IHP  1101
Core Ultra 9 285H  1034
Snapdragon X Elite X1E-78-100  924
Ryzen 7 8845HS  867
Ryzen AI 7 350  843
Core Ultra X7 358H  830
Apple M1 Max  791
Core Ultra 7 155H  762
Ryzen AI 9 465  747
Snapdragon X Plus X1P-42-100  702
Core Ultra 7 356H/Omnibook  676
Core Ultra 5 125H  631
Core Ultra 7 355  599
Ryzen 5 8640HS  557
Ryzen 5 8640U  548
Core Ultra 5 226V  548
Core i5-13420H  543
Apple M1  509
Core Ultra 5 325  494
Ryzen 5 7535U  481
Core Ultra 7 258V  453
Ryzen 5 7535HS  446

シングルコア性能

オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種

Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100  146
Core Ultra 9 285H  129
Core Ultra 9 386H  126
Core Ultra X7 358H  124
Core Ultra 7 258V  120
Core Ultra 7 355  120
Core Ultra 7 356H/LOQ 15IHP  118
Ryzen AI 9 HX 370  117
Ryzen AI 9 465  114
Ryzen AI 7 350  114
Core Ultra 5 226V  113
Apple M1 Max  113
Core Ultra 5 325  112
Apple M1  112
Core Ultra 7 356H/OmniBook  111
Snapdragon X Elite X1E-78-100  107
Snapdragon X Plus X1P-42-100  107
Ryzen AI 7 445  106
Core Ultra 7 155H  105
Core i5-13420H  103
Ryzen 3 8300GE  101
Ryzen 7 8845HS  100
Core Ultra 5 125H  100
Ryzen 5 8640U  96
Ryzen 5 8640HS  95
Ryzen 5 7535U  87
Ryzen 5 7535HS  83

 

 

PCMark10計測結果

Lenovo ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel) PCMark10計測結果。総合7525

こちらはPCMark10の計測結果で、Essentialは「通常用途(Web検索やビデオ会議、アプリの起動など)の性能」、Productivityは「Microsoft Office(事務系のアプリ)使用時の性能」、Digital Content Creationは「コンテンツ作成(画像・動画編集など)のしやすさ」を表しています。

 

総合性能の目安は以下になります。
・9000以上・・・超ハイスペック(主にグラボ搭載機種)
・7500以上・・・ハイスペック
5000以上・・・ミドルクラス
・2500以下・・・エントリ―クラス

 

総合性能は7525と、ハイスペックの処理能力を備えています。

Essentialでは9718と高く、起動・ブラウジング・アプリの立ち上げといった日常動作はどれも快適です。

Productivityは12012と非常に高く、Office作業や資料作成、複数アプリを並行して使うワークフローでも処理落ちしにくいのが特徴。

Digital Content Creationは9908と、とても良いスコアでした

 

EssentialProductivityDigital Contents

Essential

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 7 350  10969
Ryzen AI 9 HX 370  10915
Core Ultra 9 285H  10860
Ryzen 5 8640HS  10622
Core i5-13420H  10601
Core Ultra 5 226V  10491
Ryzen 5 7535U  10196
Core Ultra X7 358H  9991
Core Ultra 7 356H/Omnibook  9909
Ryzen AI 7 445/Yoga  9852
Core Ultra 5 125U  9782
Core Ultra 5 125H  9781
Core i7-1260P  9744
Core i5-1240P  9728
Core Ultra 7 258V  9718
Core Ultra 7 155U  9682
Core Ultra 9 386H  9680
Ryzen 5 7535HS  9594
Ryzen 5 7535U  9465
Core Ultra 5 325  9453
Ryzen AI 9 465  9438
Ryzen AI 7 445/Zenbook  9208
Ryzen 3 7335U  8318

Productivity

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 9 386H  16071
Core Ultra X7 358H  13250
Ryzen AI 9 465  12386
Ryzen AI 7 445/Yoga  12244
Core Ultra 7 356H/Omnibook  12105
Core Ultra 7 258V  12012
Core Ultra 5 325  11434
Ryzen AI 7 445/Zenbook  11062
Core Ultra 7 355  10866
Ryzen AI 9 HX 370  10550
Ryzen AI 7 350  10264
Ryzen 5 8640HS  9349
Core Ultra 7 155U  9282
Ryzen 5 5625U  9223
Ryzen 5 7535U  8996
Core Ultra 9 285H  8879
Core Ultra 5 226V  8840
Ryzen 5 7535HS  8317
Core Ultra 5 125U  8315
Ryzen 5 7535U  8176
Core Ultra 5 125H  7892
Ryzen 3 7335U  7499

Digital Content Creation

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra X7 358H  13351
Core Ultra 9 285H  12362
Core Ultra 9 386H+RTX 5060  12172
Ryzen AI 9 HX 370  11536
Core Ultra 7 258V  9908
Core Ultra 7 356H/Omnibook  9674
Ryzen AI 7 350  9688
Ryzen AI 9 465  9502
Core Ultra 5 226V  9230
Core Ultra 5 325  8842
Core Ultra 5 125H  8250
Ryzen 5 8640HS  7777
Ryzen AI 7 445/Zenbook  7495
Core Ultra 5 125U  7173
Ryzen 7 7735U  7159
Core Ultra 7 155U  7079
Ryzen AI 7 445/Yoga  6855
Ryzen 5 7535HS  6423
Core Ultra 7 355  6329
Core i5-13420H  6051

 

 

Fire Strike計測結果

Lenovo ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel) Fire Strike計測結果7505

次はゲームの3DMarkを使い、グラフィック性能を測ります。

Fire Strikeのスコアは7505で、外部GPUのGTX 1650-Max-Qよりも高い性能でした。

 

Fire Strike

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 3060  17969
Core Ultra X7 358H  13763
RTX 3050  11135
Core Ultra 9 285H  10106
Ryzen AI 9 HX 370  9118
GTX 1650  8033
Core Ultra 5 226V  7960
Core Ultra 5 125H  7904
Core Ultra 7 258V  7505
GTX 1650 Max-Q  6861
Ryzen AI 7 350  6838
Ryzen AI 9 465  6780
Arc A350M  6770
Ryzen 5 8640HS  6614
Core Ultra 7 355  6324
Core Ultra 7 356H/Omnibook  5895
Core Ultra 5 325  5861
Ryzen AI 7 445  5076
Ryzen AI 7 445/Zenbook  4710
Ryzen 5 7535HS  4588

 

 

Memory Mark計測結果

Lenovo ThinkPad E14 Gen 7 ILL 14 Intel Memory Mark計測結果3658

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

搭載メモリはLPDDR5X-8533の32GBで、Memory Markの計測結果は3658と高いスコアでした。帯域幅が広く、データの読み書きが高速なため、複数アプリを同時に開くようなマルチタスクや、画像編集・AI処理などメモリ負荷の高い作業でも快適に動作します。

その他のメモリとの比較です。

Memory Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

本機種LPDDR5X  3658
LPDDR5X平均  3288
DDR5平均  2769
LPDDR5平均  2759
LPDDR4X-4266MHz平均  2502
DDR4-3200MHz平均  2165

 

 

シーケンシャル速度が速いストレージ

Lenovo ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel) シーケンシャル速度。リード6941MB/秒、ライト6871MB/秒

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

搭載ストレージはPCIe 4.0接続の1TB SSDで、シーケンシャル速度を計測したところ、リード(読み込み)が6941MB/秒、ライト(書き込み)が6871MB/秒ととても速いです。

 

起動時間を5回計測した平均は16秒で、平均的な速さです。電源ボタンを押してからデスクトップが表示されるまでの流れがスムーズで、日常的な立ち上げのストレスはほとんどありませんでした。スリープ復帰も素早く、実用面での快適さにつながっています。

起動速度

・10秒~(爆速)
・15秒~(ちょい速い)
・20秒~(遅い)

1回目 16秒
2回目 15秒
3回目 15秒
4回目 16秒
5回目 18秒
平均 16秒

 

 

排熱性能と騒音値の計測

ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel)の底面カバー。手触りは良いが指紋が付きやすい

底面には幅広い吸気口があります。

 

ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14型 Intel)筐体内部。スペースア多く空っぽなのがわかる

内部はファン1基とヒートパイプ1本で排熱されており、エントリークラスの冷却機構です。

 

CPUの性能を100%フルで使うCinebench 2024というベンチマークを実行時に、PC表面温度と底面温度、そして騒音値を計測しました。

この時のPC表面温度は33.7度と低め、底面温度も35.6度と低い温度で、しっかりと排熱できています。膝の上に置いて使っていると少し温かいくらいなので、膝上作業は十分に可能です。

騒音値は平均約39dBと低めで、扇風機の「弱」くらいですが、しっかりと音は聞こえました。気になるほどの音ではなく、アプリの指標では「静か。ささやき声くらい」の騒音となっています。

ちなみに普通に使っていてCPUを100%使うことはほぼないので、ここまでの音や温度を見ることはあまりないと思います。

 

 

LenovoビジネスPCを比較して検討したい方へ

「他のモデルと迷っている」。「最新のビジネスシリーズをパッと見たい」という方は、以下のまとめ記事を参考にしてください。

Lenovo ThinkPadシリーズ全種類の比較レビュー

最新比較:LenovoビジネスPC全機種のまとめ

 

 

まとめ

 

良い点

・シングルコア性能とグラフィック性能が高い
・軽量で持ち運びしやすい
・Copilot+PCで使い勝手が良い
・MILスペック準拠で持ち運びも安心
・USB4があるので便利

 

残念な点

・ディスプレイの色域が狭い
・カメラが暗い。そして黒く映る
・スピーカーが安っぽい音
・底打ち感があるキーボード
・増設不可(通常Eシリーズは増設可能)

 

総合評価・おすすめユーザー

本機は一言で言うと「おしい!」です。

これだけ良いCPUを搭載し、グラフィック性能がこんなに高いのに、ディスプレイが低品質のため、クリエイティブワークをする人は選びにくいと思います。

もしくは、外部モニターの色域が広く、据え置き時はモニターを使うからPCの色域は気にならない、という人であればすごく合います。

ただし、仕様書によるとsRGB 100%のディスプレイもあるとのことで、執筆時のみないだけかもしれないので、sRGB 100%のディスプレイが再販されるのを待つのも良いかもしれません。

ただし、基本的にディスプレイ以外は十分な品質で、インターフェイスも高品質で豊富なので、ほとんどの人にとって十分なポテンシャルがあるPCです。

 

 

おすすめユーザー

・外出・離着席が多い人
・高いNPU性能があるのでローカルでAI機能を使う人
・色域の広いモニターを持っており、クリエイティブワークをする人(もしくはsRGB 100%のディスプレイにカスタマイズ)

 

 

— パソコンガイド編集部

 

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