Lenovoと言えばビジネスモデルのThinkPadや普段使い用のIdeaPadが有名ですが、ゲーミングPCのLegionもユーザーが多いですね。
「RAGE PARTY 2021 Autumn Apex Legendsアリーナチャレンジカップ」はLegion協賛で行われ、Legion T750iを使ってプレイしていましたね。
また、西日本最大級のeスポーツ総合施設であるChallenger’s Parkや、東京メトロとゲシピがオープンしたeスポーツジムでは、ゲーミングPCにLeionを採用したりと、ここ最近ゲーミング界隈を騒がせているLegionです。
2023年からは、LOQというエントリー向けのモデルも発売開始されたので、選びやすくなりました。
・新着セール情報
LenovoゲーミングPCの特徴
Tシリーズ | デスクトップで、T700番台のモデルとT500番台のモデルがあり、数字が大きい方が上位モデル |
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Legion 7シリーズ | Legionノートパソコンの最上位モデルで、CPUとグラボ共にスペックが高い |
Legion 5シリーズ | Legionの中位モデルで、CPUはLegion 7と同じく最高のものが搭載できるがグラボはミドルハイクラス(最高RTX 3070)まで |
LOQシリーズ | Legionより電源が小さく、色域が狭い |
基本的に、7シリーズはハイエンド、5シリーズはミドルクラス、LOQ(ロック)はエントリークラスになります。
LegionにはAMD Ryzen搭載モデルとインテルモデルがあり、名称に「i」が付いていたらインテル、何もないとAMDになります。
例)
Legion Tower 5 Gen 8 → AMD Ryzen搭載
Legion Tower 5i Gen 8 → インテル搭載
基本的に最新スペックを採用しているので、間違って数世代前のスペックのものを安いからと言って買ってしまうこともないと思います。
グラボのベンチマーク
グラフィックボードは(ゲーミングPCにしては)ローエンド~ハイエンドまであり、公式サイトで購入する際に「カスタマイズ」からスペックを変更できるので、好みのスペックにできます。
「カートに入れる」と書かれたモデルを選んだ場合は記載されたスペックでの購入で、「カートに入れてカスタマイズ」を選ぶと任意のスペックに変更できます。
ゲーミングPCを選ぶ際に一番重要なパーツは、もちろんグラフィックボードで、その次にCPUとなります。
まずは、最初はノートパソコンのグラボのベンチマークを紹介します。。オレンジはハイエンド、青はミドル、緑はローエンドグラフィックボードの目安です。重ためのタイトルもプレイしたい場合は、青以上のグラボが良いです。
DirectX 11で動作するFire Strikeのスコアです。RTX 5000シリーズが追加されたので、レビューをしたらすぐにベンチマークを追加します。
Fire Strike
RTX 4090 | |
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RTX 4080 | |
RTX 3080 Ti | |
RTX 4070 | |
RTX 3070 Ti | |
RTX 4060 | |
RTX 3080 | |
Radeon RX 6700M | |
RTX 3070 | |
Radeon RX 6600M | |
RTX 4050 | |
RTX 3060 | |
Radeon RX 6500M | |
RTX 3050 Ti | |
RTX 3050 |
こちらはデスクトップ向けです。RTX 5000シリーズが追加されました。レビューをしたらすぐにベンチマークを追加します。
Fire Strike
RTX 4090 | |
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RTX 4080 | |
RTX 3090 Ti | |
RTX 4070 Ti | |
RTX 4070 Super | |
RTX 3090 | |
RTX 4070 | |
RTX 3080 | |
RTX 3070 Ti | |
Radeon RX 6800 XT | |
RTX 4060 Ti | |
RTX 3070 | |
Radeon RX 6700 XT | |
RTX 4060 | |
RTX 3060 Ti | |
RTX 3060 | |
RTX 3050 |
プロセッサーは、各機種のレビューにて詳細をお伝えしています。
サポート・保証(Legion Ultimate Support)
サポートはLegion Ultimate Supportという「ゲーミングに特化した24時間サポート」が付いています(デスクトップと一部のノートPCではオプション)。このサポートの特徴は、パソコンの不具合の対処法や使い方の事だけじゃなく、最新ゲームの推奨環境やゲームを快適にプレイする上での知識・どうやったら勝てるかなども提供しています。
しかも、スタッフはゲームに精通した熟練プレイヤーなので、専門用語(ゲーム用語)やコミュニティ用語での会話が可能です!
<価格は時期や機種により異なります>
保証は1年間引き取り修理で、万が一の際にLenovo指定業者がPCを引き取りに来て、リペアセンターに配送、修理後、郵送してくれるサービスで、保証期間内は郵送費などは無料です。
サポートと保証は最長4年まで、延長できます。サポートの詳細は、Legion Ultimate Supportで確認できます。
デスクトップはオプションでLegion Ultimate Supportを付けることができ、標準サポートは電話・チャット・LINE・メールで、朝9時~夕方6時までの対応です。
また、ADP(アクシデント・ダメージ・プロテクション)という保証もあり、通常カバーされない水濡れなどの破損、盗難紛失にも対応した保証があります。
おすすめゲーミングノート
Legion Pro 7i Gen 10(16型 Intel)
最高でRTX 5090搭載可能!!現行最高性能で、価格からも分かるようにプロゲーマー向けのハイエンドゲーミングPCです。リフレッシュレートは240Hzと超ぬるぬるで、高画質でできないゲームはほとんどないんじゃないでしょうか?ただし、高い!!
CPU | Core Ultra 9 275HX |
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メモリ | 最大64GB |
ストレージ | SSD×2(PCIe 5.0/4.0) |
グラフィックス | RTX 5070 Ti RTX 5080 RTX 5090 |
ディスプレイ(16型) | WQXGA OLED 240Hz DCI-P3 100% |
OS | Windows 11 Home/Pro |
LAN | Wi-Fi 7 |
WEBカメラ | FHD |
オーディオ | Nahimicオーディオ |
重さ | 約2.72㎏ |
バッテリー 電源 |
最大約5.2時間(JEITA 3.0) 400W |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 48.5万円~ |
Legion Pro 5i Gen 10(16型 Intel)
最高でRTX 5070搭載可能で、グラボ以外は上位モデルのPro 7i Gen 10とあまり変わらないスペック、そしてQHDでのプレイも視野に入る性能です。ゲームはもちろんですが、ディスプレイもハイスペックなので動画編集用の機種としてもアリだと思います。
CPU | Core Ultra 7 255HX Core Ultra 9 275HX |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD×2 |
グラフィックス | RTX 5060 RTX 5070 |
ディスプレイ(16型) | WQXGA OLED 165Hz DCI-P3 100% HDR1000 |
OS | Windows 11 Home/Pro |
LAN | Wi-Fi 7 |
WEBカメラ | 5MP |
オーディオ | Nahimicオーディオ |
重さ | 約2.52㎏ |
バッテリー 電源 |
最大約5.2時間(JEITA 3.0) 400W |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 25.7万円~ |
LOQ 15AHP9
筆者購入機種
Ryzen 8000シリーズ搭載で、最高でRTX 4060とミドルハイスペックの機種です。メモリとストレージの増設も可能で、ちょっとした拡張性があります。画面比は16:9と他のゲーミングPCの様に16:10ではないですが、リフレッシュレートは最大165Hzとぬるぬるです。
CPU | Ryzen 5 8645HS Ryzen 7 8845HS |
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メモリ | 16GB(最大32GB) |
ストレージ | SSD 最大1TB(最大SSD×2) |
グラフィックス | RTX 3050 RTX 4050 RTX 4060 |
ディスプレイ(15.6型) | FHD IPS 144Hz WQHD IPS 165Hz |
通信 | 1ギガビットイーサネット、Wi-Fi 6 |
WEBカメラ | HD/FHD |
重さ | 約2.38㎏ |
バッテリー(JEITA 3.0) 電源 |
最大約6時間 170W |
価格 | 12.6万円~ |
LOQ Essential Gen 9
12世代CPU搭載ですがCPU性能はそこそこ高く、最大でRTX 4050と中量級ゲームまでを視野に入れた機種です。135Wと小さいのでそこまで馬力はありませんが、このスペックのゲーミングPCが10.4万円で購入できるので、ゲーム初心者が始めやすい機種になっています。また、メモリとSSDの増設ができるので、ある程度スペックアップもできます。また、ディスプレイはsRGB 100%と広色域なので、クリエイターにむいています
CPU | Core i5-12450HX Core i7-12650HX |
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メモリ | 16GB(最大32GB) |
ストレージ | SSD 512GB(最大SSD×2) |
グラフィックス | RTX 3050 RTX 4050 |
ディスプレイ(15.6型) | FHD IPS 144Hz |
通信 | 1ギガビットイーサネット、Wi-Fi 6 |
重さ | 約1.77㎏ |
電源 | 135W |
価格 | 10.4万円~ |
LOQ 15IRX10(15.6型 Intel)
インテル13世代か14世代のCPUを搭載でき、グラボはRTX 5060になります。クリエイターPCのように筐体左右側面に排気口がないので、外出先でPCを使い、ゲーミングPCを使っているとばれたくない人に合うかもしれません。ただし、ゲームもクリエイティブワークもと考えている人はやめた方がよさそうです。唯一のUSB Type-Cが右側面真ん中にあるので、マウスも使っているとUSBケーブルが手に当たります
CPU | Core i5-13450HX Core i7-13650HX Core i7-14700HX |
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メモリ | 16GB(最大32GB) |
ストレージ | SSD 最大1TB(最大SSD×2) |
グラフィックス | RTX 5060 |
ディスプレイ(15.6型) | FHD IPS 144Hz sRGB 100% |
通信 | 1ギガビットイーサネット、Wi-Fi 6 |
重さ | 約2.38㎏ |
電源 | 170/245W |
価格 | 18.7万円~ |
おすすめゲーミングデスクトップ
Legion Tower 7 34IAS10 (Intel)
Lenovo最高峰のゲーミングPCで、水冷になります。筐体も新しくなりかっこよさが増しましたね。メモリは最大128GBにストレージはSSDが最大4枚、HDDは最大2基当サイト結構大容量です。グラボは最新のRTX 5070 Tiか5080で、プロ向けのかかとスペックです
CPU | Core Ultra 7 265K/KF Core Ultra 9 285K |
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メモリ | DDR5-6400 最大128GB |
ストレージ | 最大SSD×4+HDD×2 |
グラフィックス | RTX 5070 Ti RTX 5080 |
LAN | Wi-Fi 7、1/2.5Gbe |
スロット | PCIe 5.0 x16が1つ PCIe 4.0 x16が1つ PCIe 3.0 x1が1つ |
冷却方式 | 水冷(360mm ARGB水冷、背面×1、上部×2) |
電源 | 850W |
価格 | 47.3万円~ |
Legion Tower 5 30AGB10(AMD)
2025年モデル
グラボは最大でRTX 5070 Tiを搭載できますが、CPUはRyzen 7000シリーズとハイスペックですが旧モデルが搭載です。その分、価格が抑えられていますね。メモリとストレージの拡張ができ、工具無しでアクセスできます。Wi-Fi 7に2.5ギガビットイーサネット(オプション)もあり高速安定通信が可能です。5つの最大150Wの150ミリARGBファンがあり、かっこ良いライティングにできます。
CPU | Ryzen 5 7600 Ryzen 7 7700X |
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メモリ | DDR5-5600 最大128GB |
ストレージ | SSD×3 |
グラフィックス | RTX 4060 RTX 5060 Ti RTX 5070 RTX 5070 Ti |
LAN | Wi-Fi 7、1/2.5Gbe |
スロット | PCIe ×16が1つ M.2が3つ |
冷却方式 | 空冷(120mmファン 背面×1、上面 ×2、 底面 ×2) |
電源 | 500W/850W |
価格 | 22.9万円~ |
Legion Tower 5 30IAX10 (Intel)
ん?なぜだかノートパソコン用のCPUが搭載したミニタワーゲーミングPCです。まぁ、最近のモバイルCPUは性能がめちゃくちゃ高いので悪くないと思いますが。メモリは最大64GBで、ストレージは最大でSSD×3基+HDDが搭載できます。
CPU | Core Ultra 7 255HX Core Ultra 9 275HX |
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メモリ | DDR5-5600 最大64GB |
ストレージ | 最大SSD×3+HDD×1 |
グラフィックス | RTX 4060 |
LAN | Wi-Fi 7、1/2.5Gbe |
スロット | PCIe ×16が1つ M.2が3つ |
冷却方式 | 空冷(120mmファン 背面×1、上面 ×2、 底面 ×2) |
電源 | 500W |
価格 | 24.4万円~ |
Legion Tower 5 30IAS10 (Intel)
Core UltraシリーズのCPUを搭載し、RTX 4060を搭載したミドルクラスのゲーミングPCです。メモリとストレージの拡張ができ、工具無しでアクセスできます。Wi-Fi 7に2.5ギガビットイーサネット(オプション)もあり高速安定通信が可能です。5つの最大150Wの120ミリARGBファンがあり、かっこ良いライティングにできます。
CPU | Core Ultra 5 225F Core Ultra 7 265KF |
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メモリ | DDR5-5600 最大128GB |
ストレージ | SSD×3 |
グラフィックス | RTX 4060 |
LAN | Wi-Fi 7、1/2.5Gbe |
スロット | PCIe ×16が1つ M.2が3つ |
冷却方式 | 空冷(120mmファン 背面×1、上面 ×2、 底面 ×2) |
電源 | 500W |
価格 | 24.9万円~ |
Legion T5 26IRX9
モバイル版のCPUを搭載し、デザインが一新された2024年モデルです。前面と天面にRGBライティング付きファンが搭載可能で、おしゃれでかっこよい機種になります。USB Type-Cが1つしかなく、それが背面に搭載しているのはちょっと不便ですが、それ以外は特に使いにくいところもないと思います。
CPU | Core i7-14650HX Core i9-14900HX |
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メモリ | DDR5-5600 最大64GB |
ストレージ | SSD×2+HDD×2(最大) |
グラフィックス | Radeon RX 7600 RTX 4060 RTX 4060 Ti RTX 4070 Super RTX 4070 Ti Super |
LAN | Wi-Fi 6E、2.5Gbe |
スロット | PCIe 4.0 ×16が1つ PCIe 3.0 ×4が1つ M.2が3つ 3.5インチベイ(自分で設置する必要あり) |
冷却方式 | 空冷(最大150W, 120mm 上面 ×2, 前面 ×2) |
電源 | 500W/850W |
価格 | 18.3万円~(割引前) |
LOQ Tower 17IAX10(Intel)
2025年モデル
モバイル版のCore Ultraシリーズを搭載し、最高でRTX 5060 Tiが搭載できるハイスペック機種です。あれ?LOQと言えばスペックを抑えたエントリー~ミドルクラススペックなのですが、本機は普通に高い性能です。ただし、どのグラボを選んでも電源は500Wと少し小さく、Legionよりもファンの数が少ないなどコストカットもされています。これは売れそうな予感がします
CPU | Core Ultra 7 255HX Core Ultra 9 275HX |
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メモリ | DDR5-5600 最大32GB |
ストレージ | 最大SSD×2 |
グラフィックス | RTX 3050 RTX 5060 Ti |
LAN | Wi-Fi 6、ギガビットイーサネット |
重さ | 約8㎏ |
電源 | 500W 80PLUS PLATINUM |
価格 | 13.9万円~ |
まとめ
LenovoのゲーミングPCは、特にノートパソコンは種類が多いので選びやすいと思います。デスクトップは高性能でeスポーツジムなどでも使用されているほどなので、品質や性能はお墨付きです。
本記事では全機種紹介できませんでしたが、旧モデルなどにも興味がある人は下記リンクもどうぞ。