実機レビュー|Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Editionは軽さ・冷却・画質が揃った最強モバイルノート

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Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel)のレビューです。

1kgを切る超軽量ボディにミドルクラスのCPUと優秀な排熱設計を備え、薄型ながら長時間の高負荷作業でも快適に使える完成度の高い14インチノートです。バッテリー駆動時間も非常に長く、一日持ち歩くワークスタイルにも対応できます。

ディスプレイはプロ向けの品質で、写真・動画編集などクリエイティブ用途にも十分。外出先での作業が多いクリエイターやビジネスユーザー、クリエイターを目指す学生などにも合う機種です。

レビュー機はメーカーからお借りしており、スペックはCore Ultra 7 355、LPDDR5X 32GB、SSD PCIe 4.0 1TBになります。

 

Lenovoでは3/19まで春の2大応援祭を開催中で、色々な特典やキャンペーンがあっています。

 

メモリなどのPCパーツの価格が急上昇しており、PC価格も影響を受けています。また繁忙期には納期が延びやすいので、購入を検討されている方は早めのチェックをおすすめします

 

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Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel)のスペックと特徴

CPU Core Ultra 5 325
Core Ultra 7 355
メモリ LPDDR5X-7467 32GB
ストレージ SSD 最大1TB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(14型) 2.8K POLED HDR1000 DCI-P3 100% 1100nit 120Hz
OS Windows 11 Home/Pro
無線 Wi-Fi 7
生体認証 顔認証
WEBカメラ 500万画素+IRカメラ
オーディオ Dolby Atmos、2W×4基
寸法(幅×奥行×高さ) 312.6 × 213.8 × 13.9mm
重さ(実測) 964g
バッテリー(PCMark10で計測) 最大約22.8時間
標準保証 1年間
価格 32.9万円~

 

パソコンの頭脳であるCPUはCore Ultraシリーズ3が搭載で、最大49 TOPSのNPUが搭載です。搭載されているのはCore Ultra 5 325またはCore Ultra 7 355のいずれかで、いずれもPanther Lake世代です。この世代からは末尾のアルファベットが廃止され、見た目はデスクトップ向けCPU に近いシンプルな型番になりました。

両CPUとも8コア8スレッドで、通常範囲のマルチタスクや一般的な作業を快適にこなせます。ただし、同時に重いアプリを複数立ち上げるようなマルチタスクでは性能が詰まりやすい点に注意が必要です。

メモリはLPDDR5X-7467でオンボード32GB、ストレージはSSD PCIe 4.0で1TBとどちらも高性能で大容量です。執筆時現在、メモリ32GBのみですが、最大64GBまで対応しているので、後々64GBモデルが出るのかもしれません。

ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長い14インチで、15インチ並みの情報が表示できます。

解像度は2.8K(2880×1800ドット)のPOLEDディスプレイを採用しており完全な黒を描写でき、高品質PureSight Proディスプレイ、HDR1000に対応し、デジタルシネマ規格のDCI-P3 100%の広色域、そして10 bit 10.7億色の発色があり、リフレッシュレートは120Hzとぬるぬるです。

その他のスペックはWindows 11 Homeを搭載、無線は最新のWi-Fi 7に対応、Webカメラは超高画質500万画素で、顔認証のIRカメラ付きになります。

実測964gと非常に軽く、Yoga史上最軽量モデルになります。バッテリー駆動時間は最大22.8時間と非常に長く、この軽さでこの駆動時間はまさにモンスタークラスです。

筐体も非常に薄く、厚さは13.9ミリです。ただし、薄型超軽量筐体の宿命として、インターフェイスはThunderbolt4が3つのみとなっており、ハブを持ち歩かないと不便な場面があるかもしれません。

また、本機はCopilot+PCで、AI機能を積極的に使ってみたいユーザーにも適したモデルです。

 

 

公式サイト

 

 

FAQ:よくある質問と回答

Lenovo PC FAQ 質問と回答

 

ここではよく聞かれる質問と回答をまとめました。聞きたいことがない場合は、Xにて質問してもらえればすぐに回答します。

質問 回答
納期が変わりました。こういうことは良くありますか? 時期によりますが、大きなセールがある12月、1月、そして新年度に向けての買い替え需要が高い3月4月、サマーセールがある7~8月は納期がずれることがあるようです
出荷からどのくらいで届きますか? 経験からみると、出荷から通常2~3日以内に届くと思います(購入日からじゃなく出荷されてから)
画像・動画編集に使えますか? 当サイトの3Dグラフィック性能計測ではGTX 1650 Max-Qに近いスコアが出ていたので、動画編集もできます
ファンはうるさいですか? ベンチマーク計測時は43dBと少し気になる音はしますが、一般的な使用をしているときは静かです
PD充電できますか? Thunderbolt 4があるので可能です
PD給電とDP出力をケーブル一本でできますか? Thunderbolt 4があるので可能です
オンラインレッスンに合いますか? カメラの解像度は500万画素と高いので、オンラインレッスンやミーティング、そしてオンラインレッスンの講師などホストする人にも合います
メモリ/ストレージの増設はできますか? いいえ、できません
持ち運びに向いていますか? 超コンパクトな14インチで1㎏以下と非常に軽く、バッテリー駆動時間も長めなので持ち運び向きです
ディスプレイは明るいですか? 最大1100ニットとすごく明るいです
Officeの使い心地は? 快適に使えます
PCを快適に使う目安のスペックは? どのモデルを選んでも快適に使えます
ディスプレイの色域の違いは何ですか? 色域が広いとより正確な色を描写できます。広さはAdobe RGB(これはほとんどない) >DCI-P3 > sRGB > NTSC 45%になり、本機はDCI-P3 100%になります
バッテリー駆動時間は長いですか? JEITA 3.0計測で22.8時間と非常に長いです
リフレッシュレートはいくつですか? 最大120Hzです

 

以下にて本機の特徴をご紹介します。

 

Copilot+PCとは?

Copilot+PC

Copilot+PC(コパイロットプラスピーシー)と言うのは、Microsoftが「Microsoft Build 2024」で発表した新しいカテゴリのPCで、AI技術を活用するための機種と位置付けられています。

主な特徴です。

・NPU搭載
・16GB以上のDDR5/LPDDR5メモリ
・256GB以上のストレージ
・40+TOPS(1秒当たり40兆回の演算)
・終日のバッテリー寿命
・最先端のAIモデルへのアクセス
・RecallでPCで見たものを簡単に検索
・CocreatorでほぼリアルタイムにAI画像の生成及び調整
・Live Captionで40以上の言語の音声を英語に翻訳
・薄型軽量、美しいデバイス

すごく簡単に言うと、AIがいろいろなサポートをしてくれて作業効率が上がる(便利になる)、と考えていたら問題ないです。

 

こちらにCopilot+PCでできることを紹介しているので、あわせてどうぞ。

 

 

2.8K OLEDの超高品質ディスプレイ

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel) 正面画像。ディスプレイやキーボードの外観が見える

ディスプレイはすごく高品質で、特徴が多いのでまとめました。

・14インチ
・2.8K POLEDで高精細、そして完全な黒を描写できる
POLEDは薄い・軽い・曲げられる・割れにく
画面比16:10で15インチ並みの情報量
・PureSightディスプレイで、よりシャープな映像がより速く、そしてより現実の様に描写できる
・sRGB 100%、DCI-P3 100%、ΔE<1でプロ向けの正確な色を描写できる
・10 bit 10.74億色の発色
・コントラスト比100万:1でくっきりすっきり
ハイダイナミックレンジのHDR1000とDolby Vision対応で白はより白く、黒はより黒く描写
最大1100ニト
・TÜV 認定のブルーライト低減
・マルチタッチ
・Corning Gorilla Glass採用
120Hzのリフレッシュレートでぬるぬる

POLEDはスマホの湾曲ディスプレイや折り畳み機種で使われることが多く、プラスチックを使った有機ELディスプレイで「薄い・軽い・曲げられる・割れにくい」と言う特徴があります。

本機はなぜ歩留まりが低いPOLED(OLEDよりコストがかなり高い)を使ったのかと言うと、筐体の薄さを極限まで追求した結果だと思われます。

 

大きな特徴はこちらです。

本機は画面アスペクト比が16:10と縦に長く、一般的な16:9の14インチより多くの情報を表示できます。その分スクロール回数が減り、一目で把握できる情報量が増えるため、作業効率の向上にもつながります。

 

ΔE

ΔE<1(色差1未満)と非常に高精度で、表示される色は人間の目ではほぼ違いを判別できないレベルです。
言い換えると、本機のディスプレイは“設定された色空間内では”現実の色をほぼ忠実に再現できるということです。

 

左は本機で、右はsRGB 100%のディスプレイで表示した画像です。

本機は、sRGB 100%とDCI-P3 100%と色域が広く、ΔE<1と色再現性が高く、10bit・10.7億色の発色に対応しており、一般的なクリエイターPCに採用されることが多いsRGB 100%よりもより正確な色を描写できます。動画・画像編集、2D/3DCADなどのクリエイティブワークや、動画視聴にすごく合います。

PureSight Proディスプレイはいくつかのモデルにも採用されており、「よりシャープな映像がより速く、そしてより現実の様に描写できる」とのことです。

 

こちらは黒の描写力を比較したもので、OLEDパネル特有の“完全な黒”をしっかりと表現できています。コントラスト比は100万対1と非常に高く、暗部と明部のメリハリが強く、映像に深みが出るのが特徴です。

 

視野角は非常に広く、上下左右どの方向から見ても暗くなる部分がなく、表示内容をはっきり確認できます。

輝度はピーク時1100ニト(標準500ニト)とかなり高いです。

220ニト 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える
250ニト 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える
300ニト 屋外の日陰でも見える
400ニト 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとちょっとくらい
500ニト 屋外向け
600ニト 画面に直射日光が当たっても比較的見える

 

 

Yoga史上最軽量でコンパクト、そして薄い!

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel) の軽さチェック。片手でも簡単に持てる

軽い。ものすごく軽いです。こんな感じで持っても余裕です。移動や持ち運びが多い人には非常に使いやすい軽さです。

 

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel)重さ計測。964g

重さは実測964gで、Yoga史上最軽量モデルです。Yogaってもともと重い機種が多かったのですが、2025年モデルから徐々に軽くなり、ついには1㎏切りモデルも出るほどになりました。

 

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel) 横から撮影。非常に薄い筐体がわかる

最薄部は13.9mmと非常に薄いです。

 

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel)とThinkPad T14 Gen 6の厚さ比較。本機の方が3分の1ほど細いのがわかる

筆者が使用しているThinkPad T14 Gen 6(左)と比べると、およそ3分の1ほどの厚さです。薄型なので手で掴みやすく、移動時にPCを持ち上げる動作がとても楽になります。

 

 

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel)の耐久性

また、こんなに薄くて耐久性はどうなの?って思うかもしれませんが、本機はマグネシウムとアルミニウム合金で製造され、米軍の物資調達規格のMIL-STD-810H規格に準拠しており、ハードな使用にも耐えうる堅牢性があります。

 

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel) 上から撮影。高い質感の筐体

実際に触れてみると、マグネシウム特有のしっとりとした手触りがあり、質感も高く仕上がっています。

寸法は幅312.6ミリ、奥行き213.8ミリとすごくコンパクトで、カバンを選ばずに入れることができると思います。

 

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel)の背面。真っ白な筐体がわかる

背面です。真っ白な筐体がとてもきれいです。

 

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel) 正面画像。ディスプレイやキーボードの外観が見える

ベゼル幅は左右3.5mm、上6.5mm、下9.0mmと非常に細く、画面周りはすっきりとした印象です。

 

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel)のディスプレイを最大まで開いた画像。役170度開くのが見える

ディスプレイは約170度ほどでしょうか、ここまで開くので、作業姿勢に合わせて柔軟に角度調整できます。膝の上で使うときや、外付けキーボードと組み合わせて画面だけを遠ざけたいときなど、使い勝手の良さを感じるポイントです。

 

 

バッテリー駆動時間

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel)のバッテリー駆動時間最大約22.8時間

バッテリーは75Whrと大容量で、JEITA 3.0測定では最大約22.8時間という非常に長い駆動時間を記録しました。実際の使用でもディスプレイ輝度さえ抑えれば、朝に家を出てから帰宅するまでバッテリーが持つ人も多いはずです。最大輝度が1,100ニットとかなり明るいため、屋内では必要以上に明るくしないよう注意すると、より長時間使えます。

 

 

超高画質500万画素WebカメラとIRカメラ付き

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel)のWebカメラ

WEBカメラは超高画質500万画素で、顔認証のIRカメラ付き、そしてプライバシーシャッターも搭載しています。電子式シャッターなので閉じていても開いていても見た目の違いはないので、使用前は右側面にあるスイッチをON/OFFにして確認した方が良いです。

 

上の画像は本機のWEBカメラと、一般的なビジネスPCに搭載されるFHDのWEBカメラで撮影した同じ人形で、ズームするとわかりやすいですが本機は画質も良くきれいに映っています。ただし、若干暗いですね。

Webミーティングをホストする人やオンラインレッスンの講師などでも使える品質です(この場合は、撮影用ライトがあった方が良いです)。

3Dアレイマイクが4つ搭載しており、スピーカーは2Wのウーファーが2つ、2Wのツイーターが2つになります。
動画で紹介しますが、音質は良く、きれいな音でした。特に中高域の抜けがよく、声の聞き取りやすさが印象的です。オンライン会議でも相手の声がクリアに届き、こちらの声も自然に拾ってくれました。

 

Windows スタジオエフェクト

また、本機にはNPUが搭載しているのでWindowsスタジオエフェクトが使え、自動フレーミングやアイコンタクト、背景のぼかしなどの効果が簡単に使えます。

 

 

高品質インターフェイス搭載だが、種類が少ない

インターフェイスはThunderbolt 4が左に2つ、右に1つという構成です。左右どちらからでも給電や周辺機器をつなげられるのは、地味に便利なんですよね。机のレイアウトに合わせて柔軟に使えます。

ただし、USB-AやHDMIなどを使う際にはハブやアダプタが必要になります。普段から周辺機器を多く使う人は、持ち歩き用に1つ用意しておくと安心です。

 

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel)の左側面インターフェイス・Thunderbolt 4が2つある

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel)の右側面インターフェイス・Thunderbolt 4が1つある

 

 

 

キーが大きく同じサイズ+湾曲キーで打ちやすいキーボード

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel)のキーボードを真上から撮影。キーレイアウト全体がわかる

キーボードは日本語で84キーのバックライト付きで、すべての主要キーや下部のキーも同じ大きさなのでタイプミスしにくく、使いやすいキーボードでした。

また、特別なYoga仕様のコーティングを施しており、ソフトタッチな手触りの高級感がある仕上げで、通常の3倍の耐摩耗性で耐久性を維持し、表面は指紋防止・撥水加工されているとのことです。

右Shiftキーは小さめですが、使用頻度は高くないため普段の作業では大きな支障はありません。ただ、最初はすぐ隣の「ろ」キーが反応してしまうこともあるかもしれません。

個人的に良く使う左右カーソルキーも大きいし、コパイロットボタンもあるので、調べ物や疑問があるときもワンタッチで呼び出せるので快適です。

 

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel)のキーボードをズーム撮影

キーピッチは実測19.0×18.6mmで、フルサイズらしく余裕のある配置です。キーストロークは1.5mmとしっかり深さがあり、キーボード面がわずかに湾曲しているおかげで、多少中心を外しても自然に打てる感触でした。長文を打っていても疲れにくく、気持ちよくタイピングできます。

実測で120.7×75.3mmのタッチパッドは標準サイズながら十分な操作性があり、スムーズに使えます。

 

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel)のキーボードバックライトONの状態。暗闇でも明るく視認性が高い

バックライト点灯時の視認性は高く、暗がりや真っ暗な部屋でも問題なく作業できます。キーの輪郭がしっかり浮かび上がるため、夜間の作業や照明を落とした環境でもタイピングしやすいキーボードです。

 

 

最新のWi-Fi 7に対応

超高速無線・Wi-Fi 7に対応

対応周波数 速度
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps
IEEE802.11be
(Wi-Fi 7)
2.4/5/6GHz 46Gbps

次世代通信規格のWi-Fi 7に対応しており、現在主流のWi-Fi 6の約5倍、低価格モデルのPCに採用されるWi-Fi 5の約13倍の最大通信速度があります。また、理論上16本のストリームになり、今まで以上に多くのデバイス(理論上2倍)を接続して快適に使えます。

6GHzで最大320MHzのチャンネル幅があり、Wi-Fi 6E(最大160MHz)の2倍の帯域幅になります。

 

 

ベンチマーク

搭載CPUはCore Ultra 5 325とCore Ultra 7 355で、 レビュー機にはCore Ultra 7 355が搭載です。

Panther Lake世代からは末尾のアルファベットが廃止され、見た目はデスクトップ向けCPU に近いシンプルな型番になりましたね。最初これ見た時は、「あれ?デスクトップ版CPU搭載なの?」って思いました。

両CPUとも8コア8スレッドで、通常範囲のマルチタスクや一般的な作業を快適にこなせます。ただし、同時に重いアプリを複数立ち上げるようなマルチタスクでは性能が詰まりやすい点に注意が必要です。

Core Ultra 7は49 TOPS、Core Ultra 5は47 TOPSのNPU性能があり、AI処理に関してはどちらも十分に高いパフォーマンスを発揮します。日常的なAIアシスト機能や画像処理の高速化など、体感しやすい部分では大きな差は出にくいものの、負荷の高いAIワークロードではUltra 7のほうが余裕があります。

TOPS・・・1秒間に何兆回演算を実行できるかの数値。49 TOPSは49兆回/秒

 

ベンチマークの総評を先に言うと、CPU性能はミドルクラスで、日常作業やブラウジング、Office系の処理はもちろん、画像編集や軽めの動画編集まで快適にこなせる実力があります。特にAI関連の処理性能が高く、AIアシスト機能や画像生成、ノイズ除去などのAIワークロードでは同クラスのCPUよりも一歩抜けたスピードを発揮します。

内蔵GPUの性能も高めで、軽い3DゲームやGPUを使うクリエイティブ作業にも対応できるバランスの良さが魅力です。4K動画のエンコードも短時間で処理でき、連続負荷でも性能が落ちにくい排熱設計も優秀です。

CPUは標準的ながら、AI・GPU・実作業の快適さが光る、現代的なワークロードに強い構成です。

 

CPU Mark計測結果

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel) CPU Markスコア計測結果/22051

CPUの性能を測るCPU Markのスコアは22,051で、ミドルクラスとして標準的かつ実用的な性能でした。日常作業はもちろん、画像編集や複数アプリを同時に開くようなシーンでも十分に対応できる処理能力があります。負荷をかけ続けるような重い作業では上位モデルに劣るものの、薄型ノート+長時間バッテリー駆動機種としてはバランスが良い性能です。

 

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 15000~・ハイエンドPCに搭載される
  • 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

CPU Markスコア

オレンジ/本機 青/その他

Core Ultra 9 285H  38228
Ryzen AI 9 HX 370  38025
Ryzen AI 9 HX 370  36217
Core Ultra 9 185H  33266
Ryzen AI 9 365  31399
Ryzen 7 8845H  30037
Core Ultra 7 165H  28719
Snapdragon X Elite X1E-78-100  28668
Ryzen AI 7 350  27206
Ryzen 7 8840HS  25148
Core Ultra 5 135H  24091
Core Ultra 7 155H  24271
Core Ultra 7 355  22051
Core Ultra 7 258V  21026
Core i5-13420H  20492
Core Ultra 5 226V  20148
Core Ultra 5 125H  20071
Snapdragon X Plus X1P-42-100  19377
Core i5-1335U  18931
Core Ultra 5 135U  18742
Core Ultra 5 125U  17921
Core Ultra 7 165U  16756
Core Ultra 7 155U  16140
Ryzen 5 7535U  15855
Ryzen 5 7535HS  13797

 

 

Cinebench 2024計測結果

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel) Cinebench 2024計測結果 マルチコア599、シングルコア120

Cinebench 2024のスコアで、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftのパワーを利用して、CPUとGPUの能力を計測します。今回の結果は、マルチコア599でミドルクラス相当、シングルコア120と良好なスコアでした。日常的なクリエイティブ作業や軽めの3D処理であれば十分対応できる性能で、薄型ノートとしてはバランスの取れた結果といえます。

他のCPUとの比較です。

マルチコアシングルコア

マルチコア性能

オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種

Ryzen AI 9 HX 370  1237
Core Ultra 9 285H  1034
Snapdragon X Elite X1E-78-100  924
Ryzen 7 8845HS  867
Ryzen AI 7 350  843
Apple M1 Max  791
Core Ultra 7 155H  762
Snapdragon X Plus X1P-42-100  702
Core Ultra 5 125H  631
Core Ultra 7 355  599
Ryzen 5 8640HS  557
Core Ultra 7 258V  559
Ryzen 5 8640U  548
Core Ultra 5 226V  548
Core i5-13420H  543
Apple M1  509
Ryzen 5 7535U  481
Ryzen 5 7535HS  446
Core i7-1280P  433

シングルコア性能

オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種

Core Ultra 9 285H  129
Core Ultra 7 258V  121
Core Ultra 7 355  120
Ryzen AI 9 HX 370  117
Ryzen AI 7 350  114
Core Ultra 5 226V  113
Apple M1 Max  113
Apple M1  112
Snapdragon X Elite X1E-78-100  107
Snapdragon X Plus X1P-42-100  107
Core Ultra 7 155H  105
Core i5-13420H  103
Ryzen 3 8300GE  101
Ryzen 7 8845HS  100
Core Ultra 5 125H  100
Ryzen 5 8640U  96
Ryzen 5 8640HS  95
Ryzen 5 7535U  87
Ryzen 5 7535HS  83
Core i7-1280P  74

 

Geekbench AI計測結果

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel) Geekbench AI計測結果。単精度3431、半精度1514、量子化スコア6820

Geekbench AIのONNXテストでCPUのAI性能を計測しました。ONNX(Open Neural Network eXchange)は、ディープラーニングや機械学習モデルといったAIワークロードの処理能力を測る指標で、AI推論の実力を確認できます。

結果は、Single Precision(単精度)が3431、Half Precision(半精度)が1514、Quantized(量子化)が6820と非常に良好なスコアでした。AI処理を多用するアプリや画像生成、ノイズ除去などのタスクでも、CPU単体で十分に高速な処理が期待できる性能です。

 

単精度スコア半精度スコア量子化スコア

Single Precision Score/単精度スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 9 285H  5025
Ryzen AI 9 HX 370  3624
Ryzen AI 7 350  3609
Core Ultra 7 355  3431
Core Ultra 5 125H  2758
Core i5-13420H  2687
Core Ultra 7 258V  2595
Core Ultra 5 125U  2458
Core i7-1260P  2405
Core Ultra 5 226V  2240
Ryzen 5 8640HS  2204
Snapdragon X Elite X1E-78-100  2115
Ryzen 5 7535HS  2079
Ryzen 5 7535U  1647

Half Precision Score/半精度スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon X Elite X1E-78-100  3471
Core Ultra 9 285H  2018
Ryzen AI 7 350  1784
Ryzen AI 9 HX 370  1537
Core Ultra 7 355  3431
Core Ultra 7 258V  1335
Core i5-13420H  1290
Core Ultra 5 125H  1208
Core Ultra 5 226V  1182
Ryzen 5 8640HS  1063
Core Ultra 5 125U  1042
Core i7-1260P  988
Ryzen 5 7535HS  976
Ryzen 5 7535U  808
Ryzen 3 7335U  649

Quantized Score/量子化スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 9 285H  8141
Ryzen AI 7 350  7470
Snapdragon X Elite X1E-78-100  6881
Ryzen AI 9 HX 370  6827
Core Ultra 7 355  6820
Core i5-13420H  5051
Core Ultra 7 258V  4943
Core Ultra 5 125H  4475
Core Ultra 5 226V  4374
Core Ultra 5 125U  3972
Ryzen 5 8640HS  3923
Core i7-1260P  3424
Ryzen 5 7535HS  3379
Ryzen 5 7535U  2290
Ryzen 3 7335U  1629

 

PCMark10は全体的にすごく高いスコア

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel) PCMark10計測結果

こちらはPCMark10の計測結果で、Essentialは「通常用途(Web検索やビデオ会議、アプリの起動など)の性能」、Productivityは「Microsoft Office(事務系のアプリ)使用時の性能」、Digital Content Creationは「コンテンツ作成(画像・動画編集など)のしやすさ」を表しています。

 

総合性能の目安は以下になります。
・9000以上・・・超ハイスペック(主にグラボ搭載機種)
・7500以上・・・ハイスペック
5000以上・・・ミドルクラス
・2500以下・・・エントリ―クラス

本機種のスコアですが、不具合があり何度計測してもすべて測れませんでした。なので、参考程度に見てください。

  • 総合性能は不具合で計測不可
  • Essentialは不具合で計測不可
  • Productivityは10866→非常に快適に使える
  • Digital content creationは6329→予想よりもかなり低い性能
EssentialProductivityDigital Contents

Essential

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 7 350  10969
Ryzen AI 9 HX 370  10915
Core Ultra 9 285H  10860
Ryzen 5 8640HS  10622
Core i5-13420H  10601
Core Ultra 5 226V  10491
Ryzen 5 7535U  10196
Core Ultra 7 258V  9973
Core Ultra 5 125U  9782
Core Ultra 5 125H  9781
Core i7-1260P  9744
Core i5-1240P  9728
Core Ultra 7 155U  9682
Ryzen 5 7535HS  9594
Ryzen 5 7535U  9465
Ryzen 5 5625U  9036
Ryzen 7 5700U  8951
Ryzen 3 5425U  8743
Ryzen 3 7335U  8318
Ryzen 5 PRO 6650U  8130
Ryzen 5 5500U  7907

Productivity

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 7 355  10866
Ryzen AI 9 HX 370  10550
Ryzen AI 7 350  10264
Ryzen 5 8640HS  9349
Core Ultra 7 155U  9282
Ryzen 5 5625U  9223
Ryzen 5 7535U  8996
Core Ultra 9 285H  8879
Core Ultra 5 226V  8840
Core Ultra 7 258V  8454
Ryzen 5 7535HS  8317
Core Ultra 5 125U  8315
Ryzen 3 5425U  8193
Ryzen 5 7535U  8176
Ryzen 7 5700U  8065
Ryzen 5 PRO 6650U  8026
Core Ultra 5 125H  7892
Ryzen 3 7335U  7499
Core i5-13420H  6979
Core i7-1260P  6187
Core i5-1240P  6167
Core i5-1235U  5542

Digital Content Creation

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 9 285H  12362
Ryzen AI 9 HX 370  11536
Ryzen AI 7 350  9688
Core Ultra 7 258V  9417
Core Ultra 5 226V  9230
Core Ultra 5 125H  8250
Ryzen 5 8640HS  7777
Core Ultra 5 125U  7173
Ryzen 7 7735U  7159
Core Ultra 7 155U  7079
Ryzen 5 7535HS  6423
Core i7-1260P  6406
Core Ultra 7 355  6329
Core i5-13420H  6051
Core i5-1240P  5875
Ryzen 5 7535U  5851
Ryzen 5 PRO 6650U  5636

 

4K動画エンコード時間計測結果

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel) 4K動画エンコード時間計測結果・3回の平均は3分8秒と速い

5分の風景を撮影した4K動画を、DaVinci Resolveでレンダリング(エンコード)した際の処理時間を計測しました。当然ながら、時間が短いほど高性能です。

結果は、1回目が3分8秒、2回目が3分7秒、3回目が3分9秒で、3回平均は3分8秒と非常に速いタイムでした(Core Ultra 9 285H並!)。さらに、高負荷のエンコード処理を連続で3回行っても処理時間がほとんど変わらず、性能の落ち込みが見られなかった点から、排熱設計の優秀さも確認できました。

 

4K動画レンダリング速度

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-1260P  15分20秒
Ryzen 5 7535U  4分47秒
Core Ultra 5 125H  4分14秒
Ryzen 5 7535HS  4分10秒
Ryzen 5 8640HS  4分5秒
Core Ultra 5 226V  3分45秒
Core i5-13420H  3分47秒
Core Ultra 7 258V  3分29秒
Snapdragon X Elite X1E-78-100  3分28秒
Core Ultra 7 355  3分8秒
Core Ultra 9 285H  3分5秒
Ryzen AI 7 350  2分49秒
Ryzen AI 9 HX 370  2分9秒
Core i7-14700+RTX 4060  1分50秒
Ryzen AI 9 HX 370+RTX 4060  1分38秒

 

 

3D Graphics Mark計測結果

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel) 3D Graphics Markスコア計測結果4786

グラフィック性能が高いとOfficeを使った作業や複数画面での作業、そして画像・動画編集などがしやすくなります。

3Dグラフィックス性能を測る3D Graphics Markのスコアは、4786と高めのスコアでした。

3D Graphics Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  9117
Ryzen 7 8845HS  9055
Core Ultra 9 285H  7333
Ryzen 5 8640HS  6065
Ryzen AI 7 350  5599
Core Ultra 5 125H  5507
Core Ultra 7 258V  5174
Ryzen 7 7735U  5098
Core Ultra 7 355  4786
Core Ultra 5 226V  4600
Ryzen 5 7535U  4127
Core Ultra 5 125U  4045
Ryzen 5 7535HS  3668
Core Ultra 7 155U  3646
Ryzen 5 PRO 6650U  3526
Core i7-1260P  3263
Core i7-1355U  2981
Core i5-1335U  2686
Ryzen 3 7335U  2609
Core i5-1340P  2542
Core i5-13420H  2535

 

 

Fire StrikeはGTX 1650 Max-Q並の性能

次はゲームの3DMarkを使い、グラフィック性能を測ります。

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel) Fire Strike計測結果・6324

Fire Strikeのスコアは6,324と良好で、内蔵GPUとしてはかなり高い性能です。外部グラフィックカードのGTX 1650 Max-Qに近い数値で、軽めの3DゲームやGPUを使うクリエイティブ処理でも十分に動作するレベルです。薄型ノートの内蔵GPUとしては優秀で、普段使い以上のグラフィック処理にも対応できるパフォーマンスでした。

 

Fire Strike

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 3050  10718
Core Ultra 9 285H  10106
Ryzen AI 9 HX 370  9118
Core Ultra 7 258V  8891
GTX 1650  8033
Core Ultra 5 226V  7960
Core Ultra 5 125H  7904
GTX 1650 Max-Q  6861
Ryzen AI 7 350  6838
Arc A350M  6770
Ryzen 5 8640HS  6614
Core Ultra 7 355  6324
Ryzen 7 7735U  4645
Ryzen 5 7535HS  4588
Core i5-13420H  3412

 

次は2Dゲームのベンチマークで、軽めのゲームであるドラゴンクエスト10は13437で「すごく快適」、重ためのFFXIV黄金のレガシーは8172で「快適」でした。(画質はFHD)

 

 

Memory Mark計測結果

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel) Memory Mark計測結果 3592

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

搭載メモリはLPDDR5X-7467MHzの32GBで、Memory Markの計測結果は3592と非常に高いスコアでした。帯域幅が広く、データの読み書きが高速なため、複数アプリを同時に開くようなマルチタスクや、画像編集・AI処理などメモリ負荷の高い作業でも快適に動作します。薄型ノートとしてはトップクラスのメモリ性能で、長期的な使用でも余裕のある構成です

その他のメモリとの比較です。

Memory Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

本機種LPDDR5X  3592
LPDDR5X平均  3288
DDR5平均  2769
LPDDR5平均  2759
LPDDR4X-4266MHz平均  2502
DDR4-3200MHz平均  2165

 

 

シーケンシャル速度が速いストレージ

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel) シーケンシャル速度計測結果。リード6601MB秒、ライト5815MB/秒

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

搭載ストレージはPCIe 4.0接続の512GB SSDで、シーケンシャル速度を計測したところ、リード(読み込み)が6,601MB/秒、ライト(書き込み)が5,815MB/秒と、どちらもPCIe 4.0の上限に近い非常に高速な結果でした。OSの起動やアプリの立ち上げ、ファイルの読み書きがスムーズで、体感でもキビキビ動くストレージです。クリエイティブ用途や大容量データの扱いでもストレスを感じにくい性能です。

 

起動時間を5回計測した平均は12.8秒で、かなり速い部類です。電源ボタンを押してからデスクトップが表示されるまでの流れがスムーズで、日常的な立ち上げのストレスがほとんどありませんでした。スリープ復帰も素早く、実用面での快適さにつながっています。

1回目 13秒
2回目 12秒
3回目 12秒
4回目 14秒
5回目 13秒
平均 12.8秒

 

 

排熱性能と騒音値の計測

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel)の底面カバー。幅広いメッシュの通気口が見える

底面には大きなメッシュ状の通気口があり、ここからしっかり外気を取り込む構造になっています

 

Lenovo Yoga Slim 7i Ultra Gen 11 Aura Edition(14型 Intel)の筐体内部。2つのファンに2つのヒートパイプが見える

内部は2つのファンと2本のヒートパイプと上位モデルの仕様で、吸気面積が広いため風量を確保しやすく、効率よく冷却できる設計です。実際に高負荷のエンコードを連続で行っても性能の落ち込みが見られず、薄型ノートとしては排熱性能がかなり優秀だと感じました。

実際に公式サイトにも「グラフェン・アルミニウム合金はアルミニウムよりも50%優れた導電性を発揮し、ダイヤモンド銅は従来の銅の2倍の効率性を実現しています」とのことで、冷却モジュールの一部に高熱伝導素材を使うことで、軽量化と冷却効率を両立したようです。

 

CPUの性能を100%フルで使うCinebench 2024と言うベンチマークを実行時に、PC表面温度と底面温度、そして騒音値を計測しました。

この時のPC表面温度は33.7度と低く、底面温度も30.4度と低めの温度で、しっかりと排熱できています。また、膝の上に置いて使っても熱くなかったです。

騒音値は平均約43dBとファンの音は聞こえますが、気になるほどの音ではありません。アプリの指標では「静かなオフィス」の騒音となっています。

ちなみに普通に使っていてCPUを100%使うことはほぼないので、ここまでの音や温度を見ることはないと思います。

 

 

Lenovoのサポート・保証

Lenovo サポートと保証

標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長4年まで延長できます。また、通常であればPremium Care Plus/プレミアムケアと言うサポートにアップグレードができますが、執筆時現在、まだこの保証はありません。こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)

 

  • 引き取り修理・・・家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。

 

 

まとめ

良い点

・超薄型コンパクト機種で、1㎏以下!
・総合的なCPU性能が高い
・プロ向けの超高品質ディスプレイ
・Copilot+PCで便利
・画面比16:10の14インチだが15インチ並みの表示が可能
・500万画素WEBカメラ
・Wi-Fi 7に対応
・Thunderbolt 4が左右にあって便利
・こだわりのキーボードで、ずいぶん使いやすくなっている
・スピーカーの音が良い
・バッテリー駆動時間が長い

 

残念な点

・特になし

 

総合評価

1kgを切る超軽量の14インチながら、CPU性能も排熱性能も高く、モバイルノートとして非常に完成度の高い1台でした。とにかく薄いのにしっかり冷える設計で、長時間の作業でもパフォーマンスが落ちにくく、外出先での動画編集やAI処理のような重い作業でも安心して使えます。

バッテリー駆動時間も非常に長く、輝度を適切に調整すれば一日持ち歩いても電池切れの心配はほとんどありません。モバイルワーク中心の人にとっては大きな安心材料です。

ディスプレイはプロ向けの品質で、色再現性・輝度ともに優秀。写真・動画編集などクリエイティブ用途でも満足できるレベルで、トップクラスの表示品質です。

ミドルクラスのCPUですが、総じて、総合性能・軽さ・冷却・画質・バッテリーのすべてが高水準でまとまった、モバイルクリエイター向けの理想形に近いモデルだと感じました。

 

— パソコンガイド編集部

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