約972gと1㎏を切る軽量モデルで、バッテリー駆動時間も約14時間と、外出が多い人に合う機種です。
持ち運び用に特化しているのでインターフェイスが少なかったり、スピーカーがIdeaPadレベルだったりと軽量化の弊害もありますが、「毎日PCを持ち歩き、高負荷な作業を外出先でもする」人は、本機は第一候補に入ると思います。
当サイトの評価は、この様になりました。
スペック | [usr 4.7] |
---|---|
軽量性 | [usr 5.0] |
総合評価 | [usr 4.8] |
Contents
Yoga Slim 770i Carbonのスペックレビュー
CPU | Core i5-1240P Core i7-1260P |
---|---|
メモリ | 最大16GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
ディスプレイ(13.3型) | WQXGA IPS 光沢なし タッチあり |
OS | Windows 11 Home/ Pro |
無線 | Wi-Fi 6/6E、Bluetooth 5.1 |
オーディオ | ドルビーアトモス |
生体認証 | 顔認証 |
WEBカメラ | 720P、IRカメラ |
寸法(幅×奥行×高さ) | 300.98 × 206.03 × 14.8㎜ |
重さ | 約972g |
バッテリー | 最大約14時間 |
保証 | 1年間 |
カラー | ムーンホワイト、アルティメットグレー、オニキスグレー |
価格 | 16.5万円~ |
<性能評価>
パソコンの頭脳であるプロセッサーは、高性能インテル第12世代が搭載です。上位モデルのPシリーズでCore i5かCore i7が搭載なので、十二分な性能があります。
メモリも最新のLPDDR5-4800MHzが搭載で、最大16GBとなっています。ストレージもPCI Express 4.0が搭載で、最大1TBと大容量ですね。
ディスプレイは縦に長いアスペクト比16:10で、2.5K解像度・IPS液晶、そしてsRGB 100%以上となっています。画面が縦に長いので、13.3インチでも14インチ以上の情報が表示されます。
色域も広いのでクリエイティブワークにも合い、輝度は400ニトと高く、明るい屋外での作業もしやすいほどです。
これに加え、Wi-Fi 6Eに対応し重量は約972gと超軽量、最大バッテリー駆動時間は約14時間なので、持ち運びが多い人にピッタリです。
その他のスペックは、Windows 11 HomeかProが選択でき、顔認証カメラ搭載、オーディオはドルビーアトモスと高品質で、カラーは3種類もあるので、お好きな色を選べます。
2022年のトレンドと比較
2022年のハイエンドノートパソコンのトレンドをまとめたので、本機がどのくらい満たしているか比較してみます。(〇/標準搭載、△/モデルによってはあり、×/なし)
12世代CPU | LPDDR5 | PCIe 4.0 | アスペクト比16:10 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Wi-Fi 6E | sRGB 100%以上 | 輝度300nit以上 | 1080P Webカメラ |
〇 | 〇 | 〇 | × |
Thunderbolt 4 | 生体認証 | 重量1.2㎏前後 | バッテリー14時間以上 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Evoプラットフォーム認証を得たハイエンドモデルの本機は、上記項目のほぼすべてを満たしています。
唯一ないものは、FHD 1080p Webカメラです。
Evoプラットフォーム認証
第12世代CPUのEvoプラットフォームは、Project Athenaから数えて第3世代のEvoになります。
12世代CPUを搭載していたらEvo認証を得るわけじゃなく、下記項目を満たす「ハイスペックなノートパソコン」のみがEvo認証を得ることが出来ます。
- Iris Xeグラフィックス搭載の第12世代CPU搭載機種
- アプリケーションを高速かつ高レスポンスで使える
- AI推論も高速で使える
- 電源を問わずにレスポンスが良い事
- 9時間以上のバッテリー駆動時間
- フルHD以上
- 1秒以内でスリープから復帰
- 30分の充電で4時間駆動
- Wi-Fi 6E実装
- Intel CPS(Connectivity Performance Suite)に対応
- フルHD以上のWebカメラを搭載
- 音声ノイズ抑制機能搭載
- Thunderbolt 4搭載
- ノートパソコンであること
- (必須じゃないが)Intel VSC(Visual Sensing Controller)搭載
12世代CPU搭載モデルは増えてきましたが、Evoプラットフォーム認証を受けた機種は数えるほどしかありません。 そのくらい特別な機種なんです。
旧モデルとの比較
<左/本機種・右/Yoga Slim 750i Carbon>
旧モデルのYoga Slim 750i Carbonとの比較です。(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)
本機種 | Yoga Slim 750i Carbon | |
CPU | Core i5-1240P Core i7-1260P |
Core i5-1135G7 Core i7-1165G7 |
メモリ | LPDDR5 16GB | LPDDR4X 16GB |
ストレージ | SSD PCIe 4.0 1TB | SSD PCIe 3.0 1TB |
ディスプレイ | WQXGA IPS | WQXGA IPS |
無線 | Wi-Fi 6/6E | Wi-Fi 6 |
バッテリー | 14時間 | 14時間 |
重量 | 972g | 966g |
寸法 | 300.98 × 206.03 × 14.8㎜ | 295.9×208.9×14.25㎜ |
価格 | 16.5万円~ | 11.8万円~ |
変更点です。
・CPUが最新の12世代に
・メモリが最新のLPDDR5に
・SSDが最新のPCI Express 4.0に
・Wi-Fi 6Eが追加
・6g増量
・1つのThunderbolt 4がUSB Type-Cになった
・筐体の寸法が変わった
全体的に性能アップをしていますが、コスト削減のためか、Thunderbolt 4は2つあったものが1つになり、USB Type-Cに変更されました。まぁ、一般的な使い方をしていたら、Thunderbolt 4が1つあれば十分ですが・・・。
こちらは、プロセッサーの性能を表すPassmarkスコアの比較です。
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・旧モデル
Core i7-1260P | |
---|---|
Core i5-1240P | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 |
Yoga Slim 770i Carbonの特徴
本機はYogaでは珍しく、というか、Lenovoでは珍しく3種類のカラーから選べ、ムーンホワイト、アルティメットグレー、オニキスグレーがあります。
ムーンホワイトとオニキスグレーはYogaっぽさがありますが、黒っぽいアルティメットグレーはYogaでは珍しいカラーですね。
旧モデルよりもWEBカメラ部分のノッチがより飛び出したようになり、その他の部分が細くなっているように見えます。ノッチのおかげで指が引っかかるので、開けやすいですね。
寸法は
・縦 300.98㎜
・奥行 206.03
・高さ 14.8㎜
で、縦と幅がほんの少し大きくなり、奥行きが小さくなっています。
厚さは少し大きくなったとはいえ、14.8㎜と極薄です。
底面カバーの形が変わり、よりラウンドエッジになったので、すっごくおしゃれです。
2022年のYogaは、ボディラインがすごくきれいで、高級感がありますね。
こちらはYoga 770iですが、似たような底面ですごくきれいです。
本機最大の特徴は、1㎏を切る重量ですね。972g!!めちゃくちゃ軽いです。
Yogaっていつも平均的な重さでこれがネックだったのですが、本機はコンパクトで超軽量なので、どこにでも持ち運びができます。
Yoga Slim 770i Carbonは第2世代ウェブコアカーボンファイバーを採用しており、軽量かつ堅牢性が高い機種で、MILスペックに準拠しています。
MILスペックとは12項目の米軍の物資調達規格に準拠しており、落下テストや気温・気圧の変化テスト、ディスプレイ部の耐久性など様々なテストもクリアしています。他にも、200の項目の品質チェックをしており、安心して使える機種です。
ウェブコアカーボンファイバーとは表面に固めのカーボンを使用し、内部には軽量な編み目のカーボンを何層にも組み合わせており、軽量で耐久性が高い造りになっています。
ちなみに底面カバーはムーンホワイトとアルティメットグレーの場合はクラウドグレー、オニキスグレーはストームグレーと、若干色が違います。また、トップはカーボン素材ですが、底面はマグネシウム合金を採用しています。
通気孔も大きく、エアフローは良さそうです。
内部はCPUファンとヒートパイプが1つあり、放熱性を高めています。
WEBカメラ周り
WEBカメラは、ここ最近ほとんどのLenovo PCの上位モデルに搭載しているFHDカメラじゃなく、HDカメラになっています。ちょっと残念ですね。
カメラはWEBカメラと顔認証用のIRカメラとのハイブリットなので、WEBカメラとIRカメラに分かれているモデルに比べ、品質は高くありません。
電子式プライバシーシャッターが搭載なので、カメラを使わないときは閉じておくと安心です。
オーディオはドルビーアトモスで、一般的なオーディオの様な平面的じゃなく、立体的な音を体感でき、ハーマンカードン製2Wスピーカーが2つ、マイクが2つ搭載です。
超軽量モデルのため、スピーカーは他のYogaのように4つ搭載はできなかったようです。ここまで軽いのでしょうがないですね。
キーボード
キーボードは84キーで、JIS配列(日本語キー)、バックライト付きになります。
タッチパッドは105㎜×70㎜と小さいですが、ガラス製で操作性は高いと思います。
CPU
Core i7-1260P | Core i5-1240P | |
Pコア | 4 | |
Eコア | 8 | |
スレッド | 16 | 16 |
キャッシュ | 18MB | 12MB |
Pコア最大周波数 | 4.7GHz | 4.4GHz |
Pコア基本周波数 | 2.1GHz | 1.7GHz |
Eコア最大周波数 | 3.4GHz | 3.3GHz |
GPU実行ユニット | 96 | 80 |
ベースパワー | 28W | |
最大パワー | 64W |
CPUはPコア(Performance Core)とEコア(Efficient Core)の2つを搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。
Intel Thread Directorというハードコアが、命令をより効率よくPコアとEコアに割り当てて実行できるので、性能もかなり上がっています。
また、11世代までは4コア8スレッドでしたが、本機搭載モデルはPシリーズが12コア16スレッド、Uシリーズが10コア12スレッドとかなり多いので、マルチタスクもサクサクできます。
こちらはCPUの性能を測るPassmarkスコアです。
スコアの目安
- 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 10000~・ハイエンドPCに搭載される
- 15000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1280P | |
---|---|
Core i7-1260P | |
Core i5-1240P | |
Core i7-1265U | |
Core i7-1255U | |
Core i5-1245U | |
Core i5-1235U | |
Core i3-1215U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
Core i3-1115G4 |
Cinebench R23のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。
スコアの目安は、マルチコアは6000ほどで高性能、8000以上でかなり高性能、シングルコアは1500以上でかなり高性能になります。
Cinebench R23 マルチコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i9-12900H | |
---|---|
Ryzen 7 PRO 6850H | |
Core i7-1260P | |
Ryzen 7 Pro 6850U | |
Core i5-1240P | |
Core i5-1235U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
Core i3-1215U | |
Core i3-1115G4 |
Cinebench R23 シングルコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-12700H | |
---|---|
Core i7-1260P | |
Core i5-1240P | |
Core i5-12500H | |
Ryzen 7 6800U | |
Core i3-1215U | |
Core i5-1235U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
Core i3-1115G4 |
グラフィックス
グラフィック性能が高いと画像・動画編集や、Officeワークがしやすくなります。
その他のCPUとの比較です。
Video Card Benchmarks
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 7 PRO 6850U | |
---|---|
MX550 | |
MX450 | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
Ryzen 7 5800U | |
Core i5-1240P | |
Ryzen 5 5500U | |
Core i3-1215U | |
Ryzen 7 5700U | |
Core i5-1235U | |
Ryzen 5 5600U | |
Ryzen 7 4700U | |
Ryzen 3 5425U |
ディスプレイ
解像度 | 液晶/光沢 | アスペクト比 | 輝度 |
WQXGA | IPS/なし | 13.3インチ 16:10 | 400nit |
コントラスト比 | 色域 | 視野角 | その他 |
1000:1 | sRGB 100% | 178° | 90Hz、Dolby Vision、Puresight Displayなど |
ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長く、13.3インチでも14インチ以上の情報が表示されます。
コンパクトになったのに見やすさがアップしたので、作業効率も高くなっています。
ディスプレイの解像度はWQXGA(2560×1600)と高精細で、視野角が広いIPS液晶、輝度は400ニトと高いので、屋外でも使いやすいです。タッチパネル対応モデルもあります。
また、色域は仕様書にはsRGB 100%と記載されていましたが、公式サイトにはsRGB 110%となっていました。どちらにしても広い色域なので、クリエイターにも使いやすいし、映画や画像を見るときなどより没入感が高くなります。
画像左がsRGB 100%で、右が一般的なNTSC 45%の色域です。全然色が違いますね。
また、ディスプレイはLenovo PureSight Displayに対応しており、これはよりシャープな映像がより速く、そしてより現実の様に描写できるとのことです。リフレッシュレートも90Hzなので、ぬるぬるですね。
Dolby Visionにも対応しているので、くっきりとしたシャープな描写になりますね(Dolby社のHDRの技術。従来よりもより明るく、白はより白く、黒はより黒く描写できる)。
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
メモリはLPDDR5-4800MHzが搭載で、旧モデルのLPDDR4Xより20%以上帯域幅が大きくなり、処理速度も上がっています。
また、メモリはオンボードで、最大16GBになり、増設はできません。大きめのメモリを搭載しておくと、長く快適に使えます。
ストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
ストレージは最新のSSD PCI Express 4.0で、最大1TBと大容量です。データ転送速度がかなり速くなっているので、よりサクサク使えるようになっています。
こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。
シーケンシャルリード
オレンジ色・・・リード 青・・・ライト
PCIe 4.0×4 | |
---|---|
PCIe 3.0×4 | |
HDD |
セキュリティ
セキュリティは一般的なノートパソコン同じで、TPMやWindows Defenderがあります。セキュリティソフトをお考えの場合は「Lenovoパソコンにおすすめのセキュリティソフト」も併せて読んでみてください。
Wi-Fi 6Eに対応
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
次世代通信規格のWi-Fi 6かWi-Fi 6Eが選べ、Wi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができるのですが、執筆時現在の日本では6GHz帯はまだないので使えません。最大で5GHz帯になります。
バッテリー駆動時間
バッテリーは4セル・50Whrが搭載で、最大14時間のバッテリー駆動時間があります。この軽さで、この大きさのバッテリーは良いですね。
また、急速充電に対応しており、約2時間で満充電です。
インターフェイス
インターフェイスは、少ないです。軽量化の弊害と言いますか・・・、SDカードリーダーやHDMIを使用しない人はUSB-A – USB Type-Cの変換アダプタ―を持っていたら大丈夫だと思いますが、仕事で使う人は、「Lenovo USB Type-C 7-in-1 ハブ」や「ThinkPad ユニバーサル Thunderbolt 4 ドック」を持っていないと使いにくいかもしれません。
左側面は、充電ポートと併用でThunderbolt 4が1つです。
右側面は電子式プライバシーシャッターのON/OFFボタン、電源、USB-3.2 Gen 2 Type-Cになります。
少なくとも、USB Type-CはPowerdeliveryとDisplay Port映像出力機能、データ転送速度は10Gbpsなので使いやすいですが、旧モデルはThunderbolt 4が2つあったので便利でしたね。
Thunderbolt 4には、こういった機能・性能があります。
- Power delivery対応、DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き
- 最大データ転送速度40GB/秒が2mのケーブルでも出る(以前は0.8mまで)
- PCIeの転送速度は32GB、ストレージ転送速度は最大3000Mbps
- 4Kディスプレイ2台同時に出力可能
- 8K出力にも対応
サポート・保証
標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長4年まで延長できます。また、Premium Careと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)
・引き取り修理・・・家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。
ライバル機種
ライバル機種は、やはり軽量モデルになると思います。
ThinkPad X1 Nano Gen 2
Evoプラットフォーム認証を得た機種で、最軽量モデルは966.5gと、1㎏を切る軽量モデルです。Wi-Fi 6Eに体操しており4G/5G LTEも搭載可能と無線環境は抜群です。最新パーツがふんだんに使用されたハイエンドモデルで、外出が多い人におすすめです
CPU | Core i5-1240P/1250P Core i7-1260P Core i7-1270P/1280P |
---|---|
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(13型) | 2K IPS 光沢なし タッチあり |
OS | Windows 11 Home/Pro |
無線 | Wi-Fi 6E、4G LTE/5G |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証(オプション) |
Webカメラ | FHD 1080p 、IRカメラあり |
重さ | 966.5g~ |
バッテリー | 最大約18.2時間 |
価格 | 25.4万円~ |
ThinkPad X13s Gen 1
13.3型で1060gと超軽量、そしてバッテリー駆動時間が最大31.2時間とかなり長いです。SoC搭載とは言え、性能もそこそこ高く、ビジネス用途でも十分使えます。5G LTE sub6とミリ波にも対応しており、機動性は抜群です
CPU | Qualcomm Snapdragon 8cx Gen 3 |
---|---|
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(13.3型) | WUXGA IPS液晶 光沢なし sRGB 100%など |
OS | Windows 11 Home/Pro |
無線 | Wi-Fi 6E、5G LTEあり、Bluetooth 5.2 |
その他 | 指紋センサー/顔認証あり、500万画素 RGBカメラ、IRカメラあり |
重さ | 1.06㎏~ |
バッテリー 電源 |
最大31.2時間 45W/65W |
保証 | 1年間 |
価格 | 15.8万円 |
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
この中では唯一の14インチモデルで、15.6インチ並みの情報が表示されるので、作業効率を重視する人に合うかもしれません。最小構成でもハイスペックなCore i5-1240P搭載で、メモリは最新のLPDDR5-5200MHz、SSDはPCIe NVMe 4.0×4と、最新スペック満載のハイエンドビジネスノートです。全体的な性能が上がっており、ディスプレイ、カメラ、マイクにスピーカーも一味違った機種です。もちろん、Evo認証を得ています
CPU | Core i5-1240P/1250P Core i7-1260P/1270P/1280P |
---|---|
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
グラフィックス | Iris Xe |
ディスプレイ(14型) | WUXGA(1920×1200)/WQUXGA(3840×2400) 光沢なし、sRGB 100% |
無線 | Wi-Fi 6E AX211、Bluetooth 5.2、LTE |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
重さ | 1.12kg |
バッテリー | 57wHr/最大24.9時間 |
価格 | 22.5万円~ |
まとめ
良い点
・小型超軽量で持ち運びがしやすい
・カーボン素材でおしゃれ・傷もつきにくい
・Evoプラットフォームで性能が高い
・画面比が16:10で、13.3型でも14型以上の情報が表示される
・ディスプレイがLenovo Puresight Display対応で高品質
・顔認証あり
・Wi-Fi 6E対応
・CPUやメモリ、SSDが最新スペック
残念な点
・インターフェイスが少ない
総合評価
972gと1㎏を切る軽さで、画面アスペクト比が16:10と縦に長く、輝度も400ニトと明るい、そしてWi-Fi 6E対応と、モバイルノートパソコンとして完璧なんじゃないかなと思います。
Evoプラットフォーム認証を得ており、スリープからの復帰も速く、高負荷な作業もサクサク快適にできます。カーボン素材で軽く、それでいて堅牢性・耐久性も高いので、安心して使えますね。
インターフェイスが少ないので、先述したようにドックやハブを購入した方が使いやすいと思います。