Lenovo V15 Gen 4 AMDのレビュー Ryzen 7000シリーズ搭載ビジネスPC

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Lenovoの低価格ビジネスモデルの、V15 Gen 4です。

Lenovoのビジネスモデルと言えばThinkPadやThinkBookが有名ですが、 Lenovoシリーズは、大きくコストカットを施したシリーズになります。

低価格モデルなので突っ込みどころもありますが、6万円台でビジネスノートをお探しの人には、検討材料になるかもしれません。

当サイトの評価は、このようになりました。

スペック [usr 3.3]
コスパ [usr 3.7]
総合評価 [usr 3.0]

 

Lenovoでは7/25まで激熱サマーセールを実施中で、めっちゃ安いです。

土日は週末セールをやっているのでお見逃しなく!

Lenovo V15 Gen 4 AMDのスペック

CPU Ryzen 3 7320U
Ryzen 5 7520U
メモリ 8GB
ストレージ SSD 256/512GB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(15.6型) FHD IPS 300nit 光沢なし
OS Windows 11 Home/Pro
通信 Wi-Fi 6、ギガビットイーサネット
生体認証
WEBカメラ 720p
寸法(幅×奥行×高さ) 359.2 × 235.8 × 19.9㎜
重さ 1.65㎏
バッテリー 最大約8.7時間
標準保証 1年間
価格 6.4万円~

<性能評価>

 

パソコンの頭脳であるCPUは、最新のRyzen 7000シリーズが搭載です。ただし、下2桁が20のモデルは、主に2世代前の技術を使ったローエンドです。それでも、CPU MarkスコアがRyzen 3と5どちらも9000以上あるので、普段使い用としては十分以上の性能です。

メモリはオンボードで、最新のLPDDR5-5500MHz 8GBが搭載です。メモリスロットは無いので増設/換装はできません。

ストレージは、なんと、最新のSSD PCIe 4.0が搭載ですが、CPUもPCIe 4.0には対応しておらず、スロットはPCIe 3.0×2にしか対応していないので、PCIe 4.0の速度は出ません。それでも、HDDの2~3倍の速度なので、今まで使っていた機種が古い人は、特に遅いと思うことはないと思います。

ディスプレイはようやく標準並みの性能になり、FHD IPS液晶で、輝度は300ニトと、明るいオフィスでも使いやすい明るさです。

その他のスペックは、Windows 11 HomeかProがあり、Wi-Fi 6と有線接続も可能、生体認証はなく、WebカメラはHD 720pになります。

15.6インチでは若干軽めの1.65㎏で、バッテリー駆動時間は最大約8.7時間と短めです。

微妙にコストカットをした機種で、2023年モデルとして見たらローエンドモデルですが、ビジネス用途でもそこそこ快適に使える機種です。

 

公式サイト

 

旧モデルとの比較

Lenovo V15 Gen 4とGen 3の筐体<左/本機種・右/V15 Gen 3>

旧モデルのV15 Gen 3との比較です。(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値。性能が高い方は赤文字)

本機種 V15 Gen 3
CPU Ryzen 3 7320U
Ryzen 5 7520U
Ryzen 3 5425U
Ryzen 5 5625U
Ryzen 7 5825U
メモリ LPDDR5 8GB DDR4 16GB(オンボード+スロット)
ストレージ SSD 512GB(PCIe 3.0×2) SSD(PCIe 3.0×4)+HDD
ディスプレイ FHD IPS液晶 300ニト FHD TN液晶 250ニト
無線 Wi-Fi 6 Wi-Fi 6
バッテリー 8.7時間 9.9時間
重量 1.65㎏ 1.7㎏
寸法 359.2 × 235.8 × 19.9㎜ 359 × 236 × 19.9㎜

ん??

何かおかしくないですか?

これ。。。。ディスプレイがIPS液晶にアップグレードされた以外は、スペック下がってるじゃないですか。

しかも、かなりダウングレードされてます・・・。

プロセッサーも旧モデルの方が倍くらい高い性能で、ストレージは最新のPCIe 4.0が搭載しましたが、PCIe 3.0×2にしか対応していないので、旧モデルのPCIe 3.0×4の方が速度は速いです。

メモリもLPDDR5となりましたが、旧モデルは最大16GBで、メモリースロットがあるので、増設も可能でした。バッテリー駆動時間も下がっていますね。

これは、50g軽量化した弊害ですね。軽量化のために、パーツを外したんでしょう。

また、タッチパッドの高さが7㎜小さくなりました・・・。

 

こちらは、プロセッサーの性能を表すCPU markスコアです。

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・旧モデル

Ryzen 7 5825U  18328
Ryzen 5 5625U  15108
Ryzen 3 5425U  10946
Ryzen 5 7520U  9657
Ryzen 3 7320U  9064

 

気を取り直して、新機種の良いところを上げると、今までは視野角が狭く低品質のTN液晶が採用されていましたが、ようやく一般的なPCに搭載されるIPS液晶になりました。

また、メモリの処理速度も上がっているので、同じ8GBモデルの場合は、本機の方が処理速度が若干速いはずです。

外部モニターを使わずに、メモリも8GBでよい、そしてストレージは512GBあれば十分と言う場合は、新機種の方が良いです。

 

Lenovo V15 Gen 4 AMDの特徴

Lenovo V15 Gen 4 AMD 正面

ここ3年ほど筐体に変化はないですが、かっこいいビジネスPCと言った外観ですよね。

ベゼル(画面の黒い枠)も細く、上部はノッチと言って、カメラやマイクがある部分のみ大きくなっており、その他の部分はスリムに見えるように細くなっています。

寸法は、

・幅 359.2㎜
・奥行 235.8㎜
・高さ 19.9㎜

で、コンパクトです。

Lenovo V15 Gen 4 AMD 右側面インターフェイス

厚さは19.9㎜と、ギリギリ薄型と呼べる20㎜以下になっていますが、ここ最近の平均を見ると、ゲーミングPCみたいな厚さですね。

ただし、旧モデルから50g軽くなり、1.65㎏と15.6インチではちょっと軽い方なので、持ち運びもできます。

 

Lenovo V15 Gen 4 AMD 天板

天板はシンプルで、LENOVOのロゴだけです。

 

Lenovo V15 Gen 4 AMD 底面カバー

底面カバーには、幅広い通気孔があります。エアフローは良さそうですね。

 

Lenovo V15 Gen 4 AMD 背面

筐体は樹脂素材ですが、ブラックなのでチープな感じはしないですね。

 

Lenovo V15 Gen 4 AMD 180度開いた状態

ディスプレイは180度開くので、床に座って作業をするような人にも使いやすいです。

 

Lenovo V15 Gen 4 AMD 左斜め前から

カメラはHD 720pで、一般的な解像度、そしてプライバシーシャッターも搭載です。Web会議の離席中など、自分を映したくないときは、シャッターを閉じておくと安心です。

マイクは2つ搭載で、スピーカーは1.5Wが2つになります。

一般的な、低価格モデルのスペックです。

 

 

キーボード

Lenovo V15 Gen 4 AMD キーボード<出荷されるのは、日本語キーです>

キーボードはフルサイズ・105キーで、テンキー付き、バックライト無しになります。

タッチパッドは104㎜×62㎜で、小さくなりました(泣き)。

パームレストなどの表面は「テクスチャ」という加工がしてあり、つるつるじゃなくざらっとした手触りです。

 

CPU

Ryzen 3 7320U Ryzen 5 7520U
製造プロセス 6nm
コア/スレッド 4/8
L3キャッシュ 4MB
ベースクロック 2.4GHz 2.8Hz
ブーストクロック 4.1GHz 4.3GHz
GPUコア 2
TDP 15W

こちらは最新のRyzen 7000シリーズで、Ryzen 3と5がありますが、クロック数が違うだけであとは同じです。グラフィックも同じで、どちらもAMD Radon 610Mです。

先述したように、Ryzen 7000シリーズは癖があり、本機搭載のRyzen 7000シリーズはロースペックなものになっています。旧モデルより性能は下がっていますが、そこそこの性能です。

こちらはCPUの性能を測るCPU Markスコアです。

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 14000~・ハイエンドPCに搭載される
  • 15000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

Passmarkスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen 7 5700U  16272
Ryzen 5 5500U  13579
Core i7-1185G7  10958
Core i7-1165G7  10620
Ryzen 3 5300U  10092
Ryzen 5 7520U  9657
Ryzen 3 7320U  9064
Core i7-1065G7  9063

 

ディスプレイ

Lenovo V15 Gen 4 AMD ディスプレイ

解像度 光沢 液晶 輝度
FHD なし IPS 300nit
コントラスト比 色域 視野角 その他
800:1 NTSC 45% 170°

ディスプレイは、ようやくIPS液晶になりましたね。以前はTN液晶だったので、「外付けモニターを使う人なら購入しても・・・」みたなことを言っていましたが、ようやく、PCのモニターで作業をする人にもお勧めできます(笑)。

実際、TN液晶はそこまで悪くないですが、あまり目に良くないし、目が疲れるし、お勧めしなかったですね。

さて、IPS液晶になり、視野角も90°から170°にアップグレードし、コントラスト比も500:1から800:1になりました。

とは言え、かなりアップグレードしたわけじゃなく、標準レベルになっただけです。

 

 

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

最新のLPDDR5-5500MHzが搭載で、8GBになります。メモリの品質自体は上がりましたが、増設などはできなくなりました。

まぁ、8GBあれば、多くの人には十分なので、問題ないと思います。ただし、ヘビーユーザーには向いていません。

 

 

ストレージ

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

搭載ストレージは最新のSSD PCIe 4.0ですが、先述したように、PCIe 3.0×2にしか対応していません。

ん~・・・・、悪くないですが、現行モデルと比べると、物足りないですね。

とは言え、理論値では16Gbps(2000MB/秒)の転送速度があり、シーケンシャル速度も、リードは1500MB/秒、ライトは800MB/秒くらいです。

こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。

シーケンシャル速度

オレンジ色・・・リード 青・・・ライト

PCIe 3.0×2  1500MB/秒
 800MB/秒
PCIe 4.0×4  ~7000MB/秒
 ~5000MB/秒
PCIe 3.0×4  ~約3000MB/秒
 ~約2000MB/秒
HDD  600MB/秒
 200MB/秒

 

 

セキュリティ

Lenovoのセキュリティ

セキュリティソフトをお考えの場合は「Lenovoパソコンにおすすめのセキュリティソフト」も併せて読んでみてください。

 

 

Wi-Fi 6に対応

対応周波数 速度
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
インテルWireless-AC 9560 2×2(Wi-Fi 5) 2.4/5GHz 1.7Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps

次世代通信規格のWi-Fi 6に対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。

また、イーサネットコネクタもあるので、有線接続も可能です。

 

 

バッテリー駆動時間

バッテリーは38Whrで、最大約8.7時間(MobileMarkで計測)のバッテリー駆動時間があります。

バッテリー駆動時間は短いので、外出の際はACアダプタも持ち運んだ方が良さそうです。

 

 

インターフェイス

インターフェイスはミニマムですが、USB-Aが2つ、USB Type-C(映像出力機能付き)が1つあり、RJ45もあります。データ転送速度は、すべて5Gbpsになります。

Lenovo V15 Gen 4 AMD 右側面インターフェイス

右側面には、USB 3.2 Gen 1、RJ45、セキュリティキーホールです。

Lenovo V15 Gen 4 AMD 左側面インターフェイス

左側縁には電源コネクタ、USB 3.2 Gen 1、HDMI、USB 3.2 Gen 1 Type-C、そして、マイク/ヘッドフォンジャックになります。

USB Type-Cはビデオ出力に対応しているので、モバイルモニターを接続して使うこともできます。

 

 

サポート・保証

Lenovo サポートと保証

標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長4年まで延長できます。また、Premium Care Plusと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)

  1. 引き取り修理・・・家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。

 

 

ライバル機種

ライバル機種として、ThinkPadとThinkBookから2点です。もしくは、カスタマイザーやヘビーユーザーは、旧モデルのLenovo V15 Gen 3の方が、本機よりも良いかもしれないですね。

 

ThinkPad E15 Gen 4(AMD)

ThinkPad E15 Gen 4(AMD)Ryzen 5000シリーズのリフレッシュ版CPU搭載で発熱が下がったCPUです。メモリは最大40GBと大きく、特に大きなメモリが必要だという人に合います。生体認証もあり、FHD Webカメラも搭載可能です。V15 Gen 4より価格は上がりますが、全然品質が高い機種です

CPU Ryzen 3 5425U
Ryzen 5 5625U
Ryzen 7 5825U
メモリ 最大40GB
ストレージ SSD 最大1TB
ディスプレイ(15.6型) FHD IPS液晶 マルチタッチあり、sRGB 100%あり
FHD TN液晶
無線 Wi-Fi 6/Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2
有線 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T
その他 指紋センサー、IRカメラあり、1080p Webカメラ搭載可能
重さ 1.78㎏~
バッテリー 最大16.7時間
価格 8.1万円~

レビュー

 

ThinkBook 15 Gen 5(AMD)

Lenovo ThinkBook 15 Gen 5 (AMD)15.6インチと大型で、バッテリーは最大約13時間と長めです。1.7㎏ありますが、外出先でも大画面で作業をしたい人や、社内移動が多い人に合います。ビジネスノートで、7万円台からとコスパが高い機種です

CPU Ryzen 3 7330U
Ryzen 5 7530U
Ryzen 7 7730U
メモリ 最大32GB
ストレージ 最大SSD×2
ディスプレイ(14型) FHD IPS液晶 タッチあり
通信 Wi-Fi 6E、ギガビットイーサネット
生体認証 指紋センサー
WEBカメラ FHD 1080p
重さ 1,7kg
バッテリー 最大約13時間
価格 7.7万円~

レビュー

まとめ

良い点

・旧モデルから50g軽くなった
・メモリが最新のLPDDR5
・IPS液晶になった
・Wi-Fi 6対応
・USB Type-Cがビデオ出力対応

 

残念な点

・旧モデルから拡張性が落ち、総合スペックが下がった

 

総合評価

難しいですね、この機種を評価するのは。

メモリ8GBとSSD 512GBで十分だという人には問題ないですが、どうしても旧モデルと比べると、ダウングレード感が強くなります。

まぁ、ほとんどの人は8GBで十分なので、問題なく使えますが、ヘビーなタスクをする人は、先ほど紹介した「ライバル」機種の検討をおすすめします。

 

 

公式サイト