今メインで使っているLenovo Thinkbook 13s Gen 2は、インターフェイスが若干少なくてケーブルの差し替えを頻繁にしなくてはいけないんですよね。
ここ最近の小型で薄型モデルは、ポートが少ないですよね。
と言うことで、Lenovo USB Type-C 7-in-1 ハブを購入したので、使用感などをレビューしました。
Lenovo USB Type-C 7-in-1 ハブの特徴
USB-A | USB 3.0 x2(内1つが給電機能付き)、USB 2.0 x1(マウスやキーボード用) |
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USB-C | 1つ(PC本体への充電用) |
HDMI | 1つ(HDMI 1.4) |
カードリーダー | SDカードx1、TFカード(micro SDカード)x1 |
重量 | 92g |
消費電力 | 最大15W |
寸法 | 10.7 x 4.9 x 1.3㎝ |
その他 | 過電保護機能有り |
保証 | 1年間 |
価格 | 約9000円前後 |
7 in 1と言いますが、USB-CはPC本体への充電用なので、データ転送などはできません。実は私、勘違いしていて「USB-Cも使える」と思って購入したのですが、使えないんですよね。
まあ、それでも購入要因である「USB-Aがもっと欲しい、SDカードリーダーが欲しい」と言う要件は満たしのでOKと言えばOKです。
重量もたったの92gと軽いので持ち運びもしやすいので、頻繁に外出するような人でも気にせずに使えます。
インターフェイス
このUSB-Aの横には「SS」と書かれているのですが、これはSuper Speedの略で最大データ転送速度が5Gbpsになります。USB-A 3.0と私の機種についているUSB-A 3.1 Gen 1は「実は名称が違うだけで、全く同じもの」なので、速度ロスもありません。
ただし、他のデバイスを充電できるのは1つのUSB(右のみ)からのみなので、これが2つであればパソコン回りもすっきりして助かりますね。
左側にはSDカードリーダーとTF/micro SDカードリーダーがあります。
こちら側には充電用のUSB-Cと、USB-A 2.0があります。こちらのUSB-Aは主に、マウスやキーボードを接続する用になります。
こちらにはHDMI 1.4があり、最大4K 30Hzをサポートしています。新しいパソコンを使っている人は、HDMI 2.0が搭載しているかもしれませんが、この場合は最大4K 60Hzの出力になります。動画編集などをしない限り、気にならないと思います。もしくはパソコンにあるHDMIを使うかですね。
ケーブルは本体と一体型で、USB-Cになります。
私のパソコンはUSB-Cが1つで、モニター表示用に使っていてUSB-Aしか空いていないので、USB-A – USB-C変換ポートを購入しました。 ポートの規格と同じUSB 3.0で最大データ転送速度も5Gbpsと同じです。
私が使っているのは、こんな感じでです。これでもポートを購入してからはケーブルがまとまっているので、助かっています。
使っているのは、こんな感じです。
・USB 2.0・・・外付けキーボードのレシーバー
・USB 3.0・・・外付けSSD
・USB 3.0・・・スマホの充電
これプラス、SDカードを使用しています。
カードリーダーのシーケンシャル速度
SDカードリーダーとmicro SDカードリーダーの速度を測りました。
最大170MB/秒の読み込み速度ができるSDカードのシーケンシャル速度は、読み込み91MB/ 秒、書き込みは81MB/秒です。普通の速度ですね。
こちらはMicro SDカードのシーケンシャル速度です。読み込み90MB/秒、書き込み83MB/秒とSDカードと変わりないですね。
メリット・デメリット
7-in-1ポートを使って感じたメリット・デメリットは、こちらです。
メリット
・ケーブルがまとまる
・多くのデバイスを繋げるので、ケーブルを抜き差ししなくても良い
・小型なので、荷物にならない
・SDカードリーダーがある
デメリット
・Thunderbolt非対応なので、大きなデータを頻繁に移動する人は時間がかかる
・使えるUSB-Cがない(充電用のみ)
・欲を言えばもう一つUSB-Aがあればよかった(マウスとキーボード2つ繋ぐ場合、USB-Aが1つしか使えない)
まとめ
価格も安く、ポートもそこそこあるので、多くの人には十分だと思います。特に、13型や14型のノートパソコンはSDカードリーダーが無いことも多いので、このポートがあると助かりますね。
データ転送速度は標準並みなので不便は感じないですが、個人的には1つくらい使えるUSB-Cがあっても良かったんじゃ?と思います。