ThinkPad Lシリーズの15.6インチモデル、L15 Gen 4 AMDのレビューです。
メモリを最大64GBと大きくできるので、大容量メモリが必要な人に向いています。そうでない場合は、ThinkPad Eシリーズなどの別シリーズが合います。
当サイトの評価は、このようになりました。
スペック | [usr 4.1] |
---|---|
コスパ | [usr 3.0] |
総合評価 | [usr 3.4] |
Contents
ThinkPad L15 Gen 4 AMDのスペック
CPU | Ryzen 3 PRO 7330U Ryzen 5 PRO 7530U Ryzen 7 PRO 7730U |
---|---|
メモリ | DDR4 最大64GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
ディスプレイ(15.6型) | FHD IPS |
OS | Windows 11 Home / Pro |
無線 | Wi-Fi 6 / 6E、LTE |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | FHD、FHD+IRカメラ |
寸法(幅×奥行×高さ) | 360.2 × 237 × 19.9mm |
重さ | 約1.77㎏ |
バッテリー | 46.5/57/63Wh 最大約18.1時間 |
セキュリティ | ThinkShield |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 24.4万円~ |
<性能評価>
パソコンの頭脳であるCPUは最新のRyzen 7000シリーズが搭載で、下位モデルとは言え十分な性能があります。Ryzen 7030シリーズはメモリがDDR4、SSDはPCIe 3.0×4までに対応し、USB4は非対応です。
また、PROモデルはセキュリティが強固になったモデルで、企業向けPCに搭載されることが多いです。
メモリはDDR4-3200MHzで、最大64GBと大容量です。ThinkPadで64GBにできるのはワークステーションを除きあまり種類がないので、貴重な機種ですね。
SSDは最新のPCIe 4.0が搭載で、最大2TBと大容量です。
ディスプレイはFHD IPS液晶で、画面比は16:9ですね。ほぼすべてのThink製品で画面アスペクト比が16:10になってきており、Lシリーズの14インチと15.6インチのみ取り残されています。
色域はNTSC 45%という低価格PCに搭載されるもので、画像編集などをしたい人には向いていません。
その他のスペックはWindows 11 HomeかProが選べ、WEBカメラは高画質のFHD、そしてFHD+IRカメラ(顔認証用)になります。
無線は最新のWi-Fi 6か6Eに対応し、4G LTEも搭載可能、そしてバッテリー駆動時間は最大約18.1時間と長いです。
Lシリーズの最大の特徴は、メモリが64GBも搭載できることですが、この点を除けば一般的なスペックになります。
2023年のトレンドと比較
2023年のノートパソコンのトレンドをまとめたので、本機がどのくらい満たしているか比較してみます。(〇/標準搭載、△/モデルによってはあり、×/なし)
Ryzen 7000 | DDR5 | PCIe 4.0 | アスペクト比16:10 |
〇 | × | × | × |
Wi-Fi 6/6E | sRGB 100%以上 | 輝度300nit以上 | 1080P Webカメラ |
〇 | △ | △ | 〇 |
USB4 | 生体認証 | バッテリー14時間以上 | |
× | 〇 | 〇 |
旧モデルとの比較
旧モデルのThinkPad L15 Gen 3との比較です。尺が違うのでちょっとサイズが違うように見えますが、同じ筐体です。(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)
本機種 | 旧モデル | |
CPU | Ryzen 3 PRO 7330U Ryzen 5 PRO 7530U Ryzen 7 PRO 7730U |
Ryzen 3 PRO 5475U Ryzen 5 PRO 5675U Ryzen 7 PRO 5875U |
メモリ | DDR4 64GB | |
ストレージ | SSD PCIe 4.0 2TB | SSD PCIe 4.0 1TB |
ディスプレイ | FHD IPS | |
無線 | Wi-Fi 6E/6、4G LTE | |
バッテリー | 18.1時間 | 13.6時間 |
重量 | 1.77㎏ | 1.82㎏ |
寸法 | 360.2 × 237 × 19.9㎜ | 360.2 × 237 × 19.93㎜ |
変更点です。
・CPUがRyzen 7000シリーズに
・SSDの容量が最大2TBに
・バッテリー駆動時間が少し伸びた
・50g軽くなった
同じ筐体を使用し、CPUなどが少し変わっただけです。
こちらは、プロセッサーの性能を表すCPU Markスコアです。
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 7 PRO 5875U | |
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Ryzen 7 PRO 7730U | |
Ryzen 5 PRO 7530U | |
Ryzen 5 PRO 5675U | |
Ryzen 3 PRO 7330U | |
Ryzen 3 PRO 5475U |
旧モデル搭載のRyzenは、Ryzen 5000シリーズの上位モデルだったので、Ryzen 7000シリーズの下位モデルである本機搭載CPUとは、ほぼ同じくらいの性能ですね。
ThinkPad L15 Gen 4 AMDの特徴
ベゼル(画面の黒い枠)も細めで、おしゃれです。
寸法は
・幅360.2㎜
・奥行き237㎜
・高さ19.9㎜
で、一般的な15.6インチの寸法です。重さは1.77㎏とちょっと重たいですが、時々持ち運ぶくらいなら、そんなに苦痛じゃないと思います。
インターフェイスは必要十分ありますが、すべてのUSBのデータ転送速度は5Gbpsと遅いです。
右側面には排気口があるので、右手でマウスを使っていると温風が当たることがあります。
底面の通気孔は大きいですねー。うまく排熱もできそうです。
ディスプレイは約180度開くことができるので、画面共有や床に座って使うことがあるエンジニアにも使いやすいです。
Webカメラ周り
WEBカメラは画質FHD 1080p、そして顔認証のIRカメラ搭載モデルもあります。執筆時現在はありませんが、低解像度のHDカメラもあるとのことなので、購入時はカメラを確認した方が良いです。
執筆時現在デフォルトでFHDカメラが選択されていますが、FHD+IRカメラにも変更できます。
IRカメラはWEBカメラとのハイブリットなので若干解像度が落ちますが、顔認証は便利なので、個人的にはIRカメラがあった方が良いですね。
また、プライバシーシャッターも搭載しているので、カメラを使わないときや会議を離席するときなどに閉じておくと安心です。
オーディオは2Wスピーカーが2つに遠距離マイクが2つ、そして周囲の騒音があるときや、複数人で会議をしているときに、自動的に音量を調整するDolby Voiceにも対応しています。
本機であれば複数人でも、周りが騒がしい場所でもWeb会議がしやすいです。
MILスペック
本機はMIL規格と言う12項目の米軍の物資調達規格に準拠しており、落下テストや気温・気圧の変化テスト、ディスプレイ部の耐久性など様々なテストもクリアしています。他にも、200の項目の品質チェックをしており、安心して使える機種です。
キーボード
キーボードは日本語キーか英語キーが選べ、バックライト有り無しも選べます。タッチパッドは約115㎜×56㎜とちょっと小さめで、13.3インチのL13や14インチのL14と同じ大きさですね。まぁ、トラックポイントを使うと思うのであまり影響はないと思います。
カーソルキーは大きめで、ミスもしにくいと思います。
電源ボタンに指紋センサーが統合されており(指紋センサーはカスタマイズから追加)、電源を入れたらサインインも完了です。
ちなみに、バックライトがないキーボードはプラスチック感が強く、打鍵感も下がるので、バックライト付きをお勧めします。
バックライト有りの方がつやがあり、手触りもラバーっぽい感じがし、タイピングがしやすいです。
Ryzen 7000シリーズ搭載
Ryzen 7 PRO 7730U | Ryzen 5 PRO 7530U | Ryzen 3 PRO 7330U | |
製造プロセス | 7nm | ||
アーキテクチャ | Zen 3 | ||
コア/スレッド | 8/16 | 6/12 | 4/8 |
L3キャッシュ | 16MB | 8MB | |
ベースクロック | 2.0Hz | 2.3GHz | |
ブーストクロック | 4.5GHz | 4.3GHz | |
GPUコア | 8 | 7 | 6 |
TDP | 15W |
アーキテクチャはRyzen 5000シリーズと同じZen 3になり、TDPは省電力の15Wです。最大温度が95°と低いので、今までよりも長時間高負荷な作業がしやすくなっています。
性能は高いのですが、先述したように、最新規格のメモリやストレージ、そしてUSB4にも対応していません。
また、PROモデルはセキュリティが強化されたモデルですが、その他の性能は非PROモデルと同じになります。
こちらはCPUの性能を測るCPU Markスコアです。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 14000~・ハイエンドPCに搭載される
- 15000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1360P | |
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Ryzen 7 PRO 7730U | |
Core i5-1340P | |
Core i7-1260P | |
Core i5-1240P | |
Ryzen 7 5700U | |
Ryzen 5 PRO 7530U | |
Ryzen 5 5500U | |
Core i7-1255U | |
Ryzen 3 PRO 7330U | |
Core i7-1165G7 |
Ryzen 3でも、ビジネス用途で快適に使える目安のスコア1万を超えており、特に心配することはないと思います。
Cinebench R23のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。
こちらはPROモデルじゃないもので計測した結果ですが、同じくらいのスコアになると思います。
マルチコア性能
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i9-13900H | |
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Core i7-13700H | |
Core i5-13500H | |
Core i5-13420H | |
Core i7-1355U | |
Ryzen 5 7530U | |
Core i7-1360P | |
Ryzen 7 7730U | |
Core i5-1335U | |
Core i5-1235U | |
Core i5-1340P |
シングルコア性能
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1355U | |
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Core i9-13900H | |
Core i5-13500H | |
Core i7-1360P | |
Core i7-13700H | |
Core i5-13420H | |
Core i5-1340P | |
Core i5-1335U | |
Core i5-1235U | |
Ryzen 5 7530U | |
Ryzen 7 7730U |
グラフィックス
グラフィック性能が高いと、Officeを使った作業や複数画面での作業などがしやすくなります。
3D Graphics Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 7 7735U | |
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Ryzen 5 PRO 6650U | |
Core i9-13900H | |
Core i7-1260P | |
Core i7-1360P | |
Core i7-1355U | |
Core i5-1340P | |
Core i5-1335U | |
Ryzen 7 7730U | |
Core i3-1215U | |
Ryzen 7 5700U | |
Core i5-1235U | |
Ryzen 5 5625U | |
Ryzen 3 5425U | |
Athlon Silver 7120U |
ディスプレイ
ディスプレイは2種類あり、全モデル共通してFHD IPS液晶、光沢なし、色域はNTSC 45%になります。
- 250ニト
- 300ニト、タッチパネル
一般的な解像度のFHDで、コントラスト比が高いIPS液晶になります。標準搭載モデルは250ニトと外で使うにはちょっと暗いですね。
先述しましたが、ほとんどのThinkPadでは画面比が16:10と縦に長くなっているので、本機のディスプレイはちょっと残念です。
輝度は250ニトか300ニトになり、こちらは輝度の目安です。
220ニト | 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える |
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250ニト | 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える |
300ニト | 屋外の日陰でも見える |
400ニト | 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとちょっとくらい |
500ニト | 屋外向け |
600ニト | 画面に直射日光が当たっても比較的見える |
屋外で使う人は、最低でも300ニトあった方が良いです。
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
メモリはDDR4-3200MHzで、メモリスロット2つ・最大64GBと大容量です。本機の特徴は、コレですね。メモリが最大64GBなので、重たい作業をする人にも使いやすいです。
その他のメモリとの比較です。
Memory Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
DDR5-4800MHz平均 | |
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LPDDR4-4266MHz平均 | |
LPDDR5平均 | |
DDR4-3200MHz平均 |
ストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
搭載ストレージは最新のSSD PCIe 4.0で、最大1TBと大容量です。データ転送速度も速く、パソコンの起動も10秒ちょっとです。
こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。
シーケンシャル速度
オレンジ色・・・リード 青・・・ライト
PCIe 4.0×4 | |
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PCIe 3.0×4 | |
HDD |
セキュリティ
ThinkPadは、全方位から備えるサイバーセキュリティのThinkShieldによって守られており、堅牢性が高い機種になっています。
この様に、一般的なノートパソコンよりは強固ですが、セキュリティソフトをお考えの場合は「Lenovoパソコンにおすすめのセキュリティソフト」も併せて読んでみてください。
Wi-Fi 6 / 6Eに対応
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
次世代通信規格のWi-Fi 6か6Eに対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができるのですが、執筆時現在の日本では6GHz帯はまだないので使えません。最大で5GHz帯になります。
ちなみに、1ギガビットイーサネットも搭載しているので、無線でも有線でもサクサク使えます。
LTE搭載可能
LTEは、Fibocom L860-GL CAT 16が搭載でき、ダウンロードは最大1Gbps、アップロードは最大75Mbpsになります。
移動が多い人は、LTEがあると便利ですね。
LTE用の格安SIMなら大手のIIJmioか、楽天最強プランがおすすめです。筆者はIIJmioでドコモ回線20GB/月 約2000円と、楽天最強プランを契約していますが、月に20GB以上使うのであれば楽天がお得です。
バッテリー駆動時間
バッテリーは3セル・46.5Whrが標準搭載で、最大で63Whrにできます。最大バッテリー駆動時間は19.4時間と長く、安心して持ち運びができますね。
また、ACアダプタは45W、65W、100Wの3つが選べます。65Wと100Wは急速充電に対応しています。
本機のスペックで100Wも必要ないですが、大きな電力の方が性能は高くなるので、より良い性能が欲しい場合は、100W ACアダプタを検討しても良いと思います。
インターフェイス
インターフェイスは左側面に偏っていますが、必要十分にあると思います。ただし、すべてのUSBのデータ転送速度は、普段使い用PCと同じ5Gbpsになります。
右側面にはmicroSDカードリーダー、USB 3.2 Gen 1、そしてセキュリティスロットです。
左側面インターフェースはUSB Type-C 3.2 Gen 1が2つ、HDMI、USB 3.2 Gen 1、マイク/ヘッドフォンジャック、そしてオプションでスマートカードリーダーを搭載可能です。
LTEモデルは、背面にnanoSIMスロットがあります
サポート・保証
通常、標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長5年まで延長できます。また、プレミアサポートと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)
「通常」と言ったのは、執筆時現在の販売モデルは「1年間のプレミアサポート」付きになっているからです。サポートは、購入時にご確認ください。
保証は引き取り修理とオンサイト修理、翌営業日オンサイト修理の3種類があります。
- 引き取り修理・・・家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。
- オンサイト修理・・・事務所や自宅にエンジニアが来て修理
- 翌営業日オンサイト修理・・・翌営業日(土日祝日以外)にエンジニアが来て修理
ライバル機種
ThinkPad X1 Carbon Gen 11
最新の13世代インテルを搭載し、その他のスペックも最新最先端を行っており、総合的に完成された機種です。重さも1.12㎏からとかなり軽く、バッテリー駆動時間は最大約28.5時間です!画面比が16:10なので、14インチでも15インチ並みの情報が表示されるので、外出先でも作業がしやすいです。上位モデルで価格も安いとなったら、これを選ばない手はないですね
CPU | Core i5-1335U/1345U Core i7-1355U/1365U Core i7-1370P |
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メモリ | 最大64GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
ディスプレイ(14型) | WUXGA IPS 2.2K IPS 2.8K OLED |
OS | Windows 11 Home/ Pro Windows 11 Pro(Windows 10へのダウングレード権行使) |
無線 | Wi-Fi 6E |
生体認証 | 顔認証、指紋センサー |
WEBカメラ | FHD、FHD&IRカメラ、FHD&IRカメラ、MIPI |
重さ | 1.12㎏~ |
バッテリー | 最大約28.5時間 |
価格 | 20.7万円~ |
ThinkPad E16 Gen 1 AMD
全体的なスペックは中の上と、この価格にしては高めで、メモリやストレージの増設もできるので、安くスペックアップができます。画面アスペクト比が16:10と縦に長いので17インチ並みの情報が表示され、より使いやすくなっています。CPUはPROモデルじゃないですが、PROじゃなくても良い場合は本機の方がお得です
CPU | Ryzen 3 7330U Ryzen 5 7530U Ryzen 7 7730U |
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メモリ | 最大24GB |
ストレージ | SSD×2 |
ディスプレイ(16型) | WUXGA/WQXGA IPS タッチあり |
通信 | Wi-Fi 6/6E、1ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー/顔認証(オプション) |
WEBカメラ | FHD、FHD+IRカメラ |
重さ | 1.77㎏~ |
バッテリー | 最大約20.7時間 |
価格 | 7.9万円~ |
ThinkPad E14 Gen 5 AMD
画面アスペクト比が16:10で、14インチでも15.6インチ並みの情報が表示可能です。Wi-Fi 6Eにも対応し、Webカメラは高画質FHD、指紋センサーや顔認証も搭載可能です。CPUはPROモデルじゃないですが、PROじゃなくても良い場合は本機の方がお得です
CPU | Ryzen 3 7330U Ryzen 5 7530U Ryzen 7 7730U |
---|---|
メモリ | 最大24GB |
ストレージ | 最大SSD ×2 |
ディスプレイ(14型) | WUXGA/2.2K IPS 光沢なし、タッチあり |
通信 | Wi-Fi 6/6E、1ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証あり |
重さ | 約1.41㎏~ |
バッテリー | 最大約20.9時間 |
価格 | 7.9万円~ |
まとめ
良い点
・プロセッサーがPROモデル
・バッテリー駆動時間が長い
・メモリ容量が大きい
・高解像度のWebカメラが搭載
・指紋センサーが電源ボタンと統合
残念な点
・画面アスペクト比が16:9
・ディスプレイが低価格モデルに搭載される様な品質
総合評価
ディスプレイ以外はまともなスペックで、PROモデルのプロセッサーにメモリは最大64GBと大きく、生体認証にWi-Fi 6Eなど、スペックを高くできます。
ただし、ライバル機種でも紹介したように、他のThinkPadシリーズはほぼすべて画面アスペクト比が16:10と縦に長く、それでいて価格も安いです。
Lシリーズを購入する人は、「必ずメモリが64GBじゃないといけない」と言う人のみで、それ以外の人であれば本機のコスパは悪いです。