Lenovo ThinkPad E14 Gen 2はメモリスロットが1つとSSD Type-2280スロットがあるので、増設が可能です。実はThinkPad E14 Gen 2 IntelとThinkPad E14 Gen 2 AMD、そしてThinkPad E14 Gen 3は同じ筐体を使用しているので、全て同じやり方で増設ができます。
やり方は簡単ですが、Lenovoの保証が外れるし正常に動かない可能性もあるので、自己責任でお願いします。
必要な工具はプラスドライバーだけなので、100均などで売っているもので十分です。もしくはアマゾンで100円くらいから売っています。
ThinkPad E14 Gen 2/Gen 3の増設方法
ネジは7か所あり、完全にネジが外れないようになっているのである程度緩めたらOKです。PH00と言うサイズのプラスドライバーを使いましたが、1サイズ大きなPH0でも大丈夫でした。
次に底面カバーを外しますが、初めてやる人はちょっと不安になるかもしれません。というのも、外すときに音がバキバキ言うので、「大丈夫これ?」って思いますが、全然大丈夫です。
私はカバーを傷つけたくなかったので爪先を隙間に入れて外しましたが、カバーがしっかりはまっているので爪が削れました。ゴム手袋を使ったり、薄手の布、もしくは薄い定規なんかを使ってやるといいと思います。
まずは角に爪を入れると若干浮くので、そこから一周する感じで全箇所カバーを外します。
バキバキ音が鳴るので驚くかもしれません。
ヒンジの傍も忘れずに。
底面カバーが外れました。
筐体内部です。赤がメモリスロット、黄色がSSD Type-2280スロット、そして緑はすでに装着されているSSD Type-2242です。
増設できるのは赤枠のメモリと、黄色枠のストレージで、増設時は念のためバッテリーを外した方が良いです。
バッテリー上部の黒の布っぽい部分を引き抜くと、電源が外れます。
メモリの増設方法
私が購入したメモリはCrucial DDR4-3200MHz 16GBです。
この赤枠部分がメモリですね。まずは右上のねじを外しカバーを外します。
ネジを外して写真で言うと左側部分をちょっと持ち上げるようにして外し、写真のような状態になったら右側部分を持ち上げて外します。カバーの留め金は壊れやすいのでご注意を。
カバーを外すとメモリが出てきます。写真の赤枠にある銀色の留め金なので、留め金上部を両方同時に外側に向けて押します。
すると写真の様に左側が浮くので、あとは引き抜くだけです。
増設するメモリをはめ込む際は、赤枠の切れ込み部分が合うように挿入してください。
増設の際、まずはこの切れ込みがあるピン側を差し込んで、先ほど左右に押し込んだ留め金は気にせずに、上から抑え込むようにするとカチャっと入ります。
増設後のベンチマークスコア
増設前はメモリ8GBで、16GBのメモリを増設したので速度がかなり上がっています。
<増設前の速度>
<増設後の速度>
増設前は2205で、増設後は2539と約20%の速度アップです。体感でも早くなったのを感じます。
ストレージの増設
メモリの横にあるこの赤枠部分にストレージを入れます。私は以前使っていたノートパソコンから取り出したSSDがあったのでそれを使いましたが、メモリと同じくCrucialのSSDは質も良いし5年保証なのでおすすめです。
SSDの増設は簡単すぎるのであまり写真もないですが、赤枠部分の下にネジがあるのでそれを外し、SSDをはめ込むだけです。
メモリと同じく切れ込みがあるので、この部分に気を付けて差し込んでください。差し込みにくい場合は、軽く左右に動かしながらやると入りやすいです。
最後に、ネジをはめたら終了です。
ストレージ増設後
Dドライブに増設したストレージが表示されました。
まとめ
最初は戸惑うかもしれませんが、本当に簡単なのですぐにできると思います。コツはメモリもストレージも奥まで差し込むことですね。中途半端に刺さっているとうまく機能しないので、注意をしてください。
公式サイトで増設するよりも格安なので、お得ですね。
もしまだ本機種を購入していない方は、こちらからレビューが読めるので参考にどうぞ。