ThinkCentre Neo 50s Small Gen 3/Gen 4の取り外し、メモリ・SSDの増設方法です。2023年にGen 4が出ましたが、同じ筐体を使用しており、同じ方法で増設ができます。
小型筐体ですが内部はすっきりしており、増設もしやすいと思います。
必要なものはプラスドライバーのみで、あとは増設するものが必要です。
増設したものはDDR4-3200 UDIMM 8GB、ToshibaのHDD SATA 256GBです。
ThinkCentre Neo 50s Small Gen 3の取り外し
カバーはネジが2つ留まっているだけで、ちょっと大きめのプラスドライバーでネジを外します。
ネジは簡単に外れます。
ネジを全部外したら、筐体カバーを後ろに押し出し、上に持ち上げて外します。
小型筐体ですがパーツも少なく、中はすっきりしていますね。
本機にはPCI Express ×16とPCI Express ×1が1つずつ空いており、最大167.5㎜までのビデオカードを追加できます。また、メモリスロット2つに、HDD SATAが1つ搭載できます。
今気づきましたが、筆者購入モデルは光学ドライブ無しですね。
ストレージベイの外し方
まずは前面カバーを取り外します。
3つ留め具があるので、全部上にあげるとカバーが外せます。
ドライブベイはネジが2個あるだけなので、プラスドライバーでサクッと外せます。
ネジを外すと、写真のような感じに上に上がります。これをもっと上にあげると、筐体にはまっている部分も外せます。
メモリの増設方法
写真中央の青い部分がメモリスロットで、左側には既に1枚は入っているので、右側に増設用メモリを入れます。
まずは左右にある留め具を外方向に押して、開きます。ピンの方向を間違えないように、凹凸部分の形状を確かめ、強く下に押し込みます。
ちゃんと入ったら、先ほど外した白の留め具がカチャっとはまり、メモリが取れないようにロックが掛かります。
これで終了です。
カバーを閉めてもいいですが、私はこの状態のまま電源を入れて、「Ctrl+Shift+Esc」を押してタスクマネージャーを呼び出し、メモリが増えているか確認します。
メモリが追加されていたら、完了です。
HDDの増設方法
HDDの増設には、以下のものが必要です。
ストレージベイを外して、ケーブルがベイの下から出てくるようにセットします。上の写真は、ケーブルが下から出ていませんが・・・(笑)
SATAケーブル(写真の赤いやつに差さっているもの)と電源ケーブル(ミニATX4ピン・SATAケーブルの左横の黒いやつ)を差す場所です。光学ドライブを搭載している人は、もう一つの赤いところにもケーブルが差さっています。
HDDは一番右と真ん中にケーブルを差します。その際、ピンの形状を確認して差込んでください。無理やりやると、ピンが壊れて使い物にならなくなります。
付けたら、完了です。
私はブラケットを持っていなかったのでテープで張り付けていますが、まぁ、普通に考えてブラケットがあった方がいいですね。
最後に
ThinkCentre Neo 50s Small Gen 3は6万円台から購入でき、自分で増設をしても(今回はメモリ約5000円、HDD約5000円)7万円台でハイスペックにできるので、コスパが高いですね。
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