画面アスペクト比が16:10になったThinkbookで、持ち運びに便利な14インチモデルです。
最新スペックが満載で、Thunderbolt 4やRJ45、Wi-Fi 6Eにも対応し、SDカードリーダーもあります。MILスペックに準拠した堅牢性を持ち、ThinkShieldに守られたビジネスPCのハイスタンダードモデルと言ってよいと思います。
価格も8万円台からなので、購入しやすいですね。
当サイトの評価は、このようになりました。
スペック | [usr 4.4] |
---|---|
コスパ | [usr 4.5] |
総合評価 | [usr 4.4] |
Contents
ThinkBook 14 Gen 6(Intel)のスペック
CPU | Core i3-1315U Core i5-1335U Core i7-1355U |
---|---|
メモリ | 最大64GB |
ストレージ | SSD 最大2TB(M.2スロットは2つあり) |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
ディスプレイ(14型) | WUXGA/2.2K IPS 光沢なし タッチあり |
OS | Windows 11 Home / Pro |
通信 | Wi-Fi 6/6E、ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー |
WEBカメラ | FHD 1080p、IRカメラ |
寸法(幅×奥行×高さ) | 313.5 × 224 × 16.9mm |
重さ | 約1.39㎏ |
バッテリー | 最大13.9時間(45Whr/65Whr) |
標準保証 | 1年間 |
セキュリティ | ThinkShield |
価格 | 8.4万円~ |
<性能評価>
※仕様書には以下のCPUが記載されていますが、執筆時現在、販売されていません。おそらく海外販売モデルだと思います。
(Core i5-1340P、Core i7-1360P、Core i5-13500H、Core i7-13700H)
パソコンの頭脳であるCPUは最新のインテル第13世代で、Core i3でも高い性能があります。また好みや予算によってCore i3かCore i5、Core i7と選べるので、多くの人に合う機種です。
メモリも最新のDDR5-5200MHzが搭載で、公式サイトでは最大32GB(16GB×2)の販売があっています。最大メモリは64GBなので、自分で増設できる人は安くスペックアップができます。
ストレージは最新のSSD PCIe 4.0が搭載で、最大1TBと大きめです。M.2スロットがもう1つあり、最大2TBまで増設も可能です。
ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長く、14インチでも15.6インチに近い情報量があります。
WUXGAと2.2Kの2種類があり、IPS液晶、光沢なし、そしてタッチパネルモデルもあります。色域はsRGB 100%とNTSC 45%の2つがあり、sRGB 100%は画像編集などをするクリエイターにも向いています。
その他のスペックはWindows 11 ProかHomeがあり、無線はWi-Fi 6Eに対応、そしてRJ45もあります。仕様書にはWi-Fi 6かWi-Fi 6Eと記載されていますが、執筆時現在のすべてのモデルはWi-Fi 6Eとなっています。
電源に統合された指紋センサーがあり、Webカメラは高画質のFHD 1080p、そしてバッテリー駆動時間は最大13.9時間となっています。仕様書には顔認証もあるとのことですが、執筆時現在、ありません。
重量は最軽量モデルは1.39㎏と軽く、持ち運びが便利な機種になっています。また、ThinkPadなどに採用されている包括的なセキュリティシステムのThinkShieldに守られており、MILスペックに準拠と、堅牢性もある機種です。
2023年のトレンドと比較
2023年のノートパソコンのトレンドをまとめたので、本機がどのくらい満たしているか比較してみます。(〇/標準搭載、△/モデルによってはあり、×/なし)
13世代CPU | DDR5 | PCIe 4.0 | アスペクト比16:10 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Wi-Fi 6E | sRGB 100%以上 | 輝度300nit以上 | 1080P Webカメラ |
〇 | △ | 〇 | 〇 |
Thunderbolt 4 | 生体認証 | バッテリー14時間以上 | |
〇 | 〇 | × |
ほぼすべて対応していますが、ディスプレイにはNTSC 45%の色域があり、バッテリーは若干ですが14時間に及びません。
総合的に見ると、この価格にしては合格点以上だと思います。
旧モデルとの比較
旧モデルのThinkBook 14 Gen 5との比較です。旧モデルと言っても、2023年の3月に発売開始した機種で、似た様なスペックです(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)
本機種 | 旧モデル | |
CPU | Core i3-1315U Core i5-1335U Core i7-1355U |
Core i3-1315U Core i5-1335U Core i7-1355U |
メモリ | DDR5 64GB | DDR4 16GB |
ストレージ | SSD ×2(PCIe 4.0) | |
ディスプレイ | WUXGA、2.2K | FHD IPS |
無線 | Wi-Fi 6E、1Gbe | |
バッテリー | 13.9時間 | 12.8時間 |
重量 | 1.39㎏ | 1.4㎏ |
寸法 | 313.5 × 224 × 16.9㎜ | 323 × 218 × 17.9㎜ |
変更点です。
・メモリが最新のDDR5になり、容量が4倍になった。
・画面アスペクト比が16:10と縦に長くなり、2.2Kが加わった
・最大バッテリー駆動時間が伸びた
・最軽量モデルが10g軽くなった
CPUは同じですが、ずいぶんと使いやすくなっています。
ThinkBook 14 Gen 6 Intelの特徴
ベゼル(画面の黒い枠)が細く、スタイリッシュです。7万円台のビジネスPCにしては、妥協がないですね。
寸法は
・幅 313.5㎜
・奥行 224 ㎜
・高さ 16.9㎜
で、ThinkBook 14 Gen 5(323 × 218 × 17.9㎜)よりも、かなり小さくなっています。幅は約10㎜、高さは1㎜、そして奥行は画面アスペクト比が16:10と縦に長くなったのに、6㎜大きくなっただけです。
スリムだったものが、よりスリムになっています。
重さはCore i7モデルが1.39㎏で、Core i3とi5モデルは1.47㎏となっています。標準的な14インチは1.4㎏なので、1.47㎏は14インチにしてはちょっと重たい方です。
アルミニウム筐体に、おしゃれなデュアルトーンカラーで、表面には陽極酸化サンドブラスト加工がされています。つやがあり滑りにくい表面です。
そしてMIL規格と言う12項目の米軍の物資調達規格に準拠しており、落下テストや気温・気圧の変化テスト、ディスプレイ部の耐久性など様々なテストもクリアしており、堅牢性がある機種です。
同じくアルミニウム素材の底面には大きな通気孔があり、フレッシュエアーをがっつり吸い込んでくれそうです。
ディスプレイは180度開くことができるので、画面共有をするときに楽です。
Webカメラ周り
WEBカメラは高画質のFHD 1080p(207万画素)で、一般的なPCに搭載されるHDカメラ(92万画素)よりも高精細です。また、プライバシーシャッターも搭載しているので、カメラを使用していないときや、会議の離席中などに閉じておくとプライバシーが守られます。
FHD解像度だと細かな部分もきれいに映し出されるので、Web会議はもちろん、ちょっとした配信をする人にも合う画質です。
また、ドルビーオーディオの2Wスピーカーが2つ搭載し、スマートノイズキャンセリング機能が付いたマイクが2つ搭載です。
キーボード
<出荷されるのは日本語キーです>
キーボードはフルサイズ86キーで、バックライト付きになります。カーソルが下にちょっと出っ張っているので、大きめのサイズになっています。
キーは前世代よりも大きく、そして若干湾曲しており、ThinkPadの様に中心をたたきやすいと思います。
タッチパッドは約120㎜×75㎜と大きく、操作性も高いです。ちなみに16インチモデルと同じ大きさです。
筐体はアルミニウムですが、なぜだかパームレストは樹脂素材です。
CPU
Core i3-1315 | Core i5-1335U | Core i7-1355U | |
コア(P/Eコア) | 6(2/4) | 10(2/8) | 10(2/8) |
スレッド | 8 | ||
Pコアクロック | 1.2GHz | 1.3GHz | 1.7GHz |
Pコア最大クロック | 4.5GHz | 4.6GHz | 5.0GHz |
Eコアクロック | 0.9GHz | 0.9GHz | 1.2GHz |
Eコア最大クロック | 3.3GHz | 3.4GHz | 3.7GHz |
L3キャッシュ | 10MB | 12MB | 12MB |
GPU | 64EU | 80EU | 96EU |
ベース/マックスパワー | 15/55W |
CPUはPコア(Performance Core)とEコア(Efficient Core)の2つを搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。
また、Intel Thread Directorというハードコアが、命令をより効率よくPコアとEコアに割り当てて実行できるので、性能もかなり上がっています。
その他のCPUとの比較です。(スコアは各ベンチマーク社が公表している平均値です)
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 15000~・ハイエンドPCに搭載される
- 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-13700H | |
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Core i5-13500H | |
Core i7-1370P | |
Core i7-1360P | |
Core i5-1350P | |
Core i5-1340P | |
Core i5-13420H | |
Core i5-1335U | |
Core i7-1355U | |
Core i3-1315U |
どのCPUも1万オーバーで、十分な性能がありますね。
次はGeekbench 6のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。
マルチコア性能
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-13700H | |
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Core i5-13500H | |
Core i5-1350P | |
Core i5-1340P | |
Core i5-13420H | |
Core i7-1360P | |
Core i7-1355U | |
Core i5-1335U | |
Core i3-1315U | |
Ryzen 7 7730U | |
Ryzen 5 7530U |
シングルコア性能
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1355U | |
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Core i7-13700H | |
Core i5-13500H | |
Core i5-13420H | |
Core i5-1340P | |
Core i7-1360P | |
Core i5-1335U | |
Core i3-1315U | |
Ryzen 5 7530U | |
Ryzen 7 7730U |
最後はCinebench R23のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。
マルチコア性能
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-13700H | |
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Core i5-13420H | |
Core i7-1355U | |
Core i5-1335U | |
Core i5-1235U | |
Core i5-1340P |
シングルコア性能
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1355U | |
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Core i7-13700H | |
Core i5-1335U | |
Core i5-13420H | |
Core i5-1340P | |
Core i5-1235U |
どのベンチマークを見ても十分な性能がありますね。
グラフィックス
グラフィック性能が高いと、Officeを使った作業や複数画面での作業などがしやすくなります。
3D Graphics Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 7 PRO 6850U | |
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Ryzen 7 7735U | |
Ryzen 5 PRO 6650U | |
Core i7-1260P | |
Core i7-1355U | |
Core i5-1335U | |
Core i5-1340P | |
Ryzen 7 5800U | |
Ryzen 7 PRO 5850U | |
Core i5-1240P | |
Ryzen 5 5500U | |
Core i5-1235U |
ディスプレイ
解像度 | 光沢 | 液晶 | 輝度 |
14型 2.2 WUXGA |
なし | IPS | 300nit |
コントラスト比 | 色域 | 視野角 | その他 |
1200:1 1000:1 |
sRGB 100%/NTSC 45% | 178° | ブルーライトカット、タッチパネルあり |
14インチで画面アスペクト比が16:10と縦に長く、15.6インチに近い情報量があります。
一般的なアスペクト比の16:9の14インチ(画像左)よりも、表示領域はかなり大きくなっていますね。
解像度はWUXGA(1920×1200ドット)か2.2K(2240×1400ドット)になり、sRGB 100%のディスプレイもあるので、企業でSNS用の画像などを扱う人にも使いやすいです。(2.2KはsRGB 100%のみ。WUXGAはNTSC 45%かsRGB 100%)
また、両モデルとも視野角は広く、コントラスト比も高いので、くっきりとした描写で表示されます。
左がsRGB 100%で右がNTSC 45%です。全然色が違いますね。
輝度は300ニトで、こちらは輝度の目安です。ディスプレイの品質にもよるので、あくまでも目安として紹介しています。
220ニト | 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える |
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250ニト | 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える |
300ニト | 屋外の日陰でも見える |
400ニト | 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとちょっとくらい |
500ニト | 屋外向け |
600ニト | 画面に直射日光が当たっても比較的見える |
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
メモリは最新のDDR5-5200MHzで、最大64GBと大容量です。
ただし、販売されている16GBメモリ搭載モデルは、メモリが1枚しか搭載されていません。これはシングルチャンネルメモリと言い、デュアルチャンネルメモリ(メモリ2枚組)に比べ遅く、グラフィック性能が大きく下がります。自分で増設しない人は、カスタマイズモデルを購入し、メモリ2枚組に変更することをお勧めします。
<16GBに搭載のメモリ例>
ストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
搭載SSDは最新のPCIe 4.0で、最大1TBが搭載できます。PCIe 4.0は爆速で、パソコンの起動もデータ移動もサクサクです。
また、M.2スロットがもう一つあり、SSD(Type 2280は最大2TB、Type 2242は最大1TB)の増設が可能です。
こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。
シーケンシャル速度
オレンジ色・・・リード 青・・・ライト
PCIe 4.0×4 | |
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PCIe 3.0×4 | |
HDD |
セキュリティ
ThinkBookは、全方位から備えるサイバーセキュリティのThinkShieldによって守られており、堅牢性が高い機種になっています。
一般的なノートパソコンよりは強固ですが、セキュリティソフトをお考えの場合は「Lenovoパソコンにおすすめのセキュリティソフト」も併せて読んでみてください。
Wi-Fi 6Eに対応
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
次世代通信規格のWi-Fi 6Eに対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができるのですが、執筆時現在の日本では6GHz帯はまだないので使えません。最大で5GHz帯になります。
LTE
LTEなどのWWANはないので、外出先でもいつでも接続するにはスマホのテザリングでできます。
格安SIMなら大手のIIJmioか、楽天最強プランがおすすめです。筆者はIIJmioでドコモ回線20GB/月 約2000円と、楽天最強プランを契約していますが、月に20GB以上使うのであれば楽天がお得です。
バッテリー駆動時間
バッテリーは3セル・45Whrと65Whrで、最大バッテリー駆動時間は13.9時間とそこそこ長めです。
ただし、執筆時現在ではすべてのモデルに45Whrが搭載で、カスタマイズからも選べません。
インターフェイス
インターフェイスは困らない程度にあり、一眼カメラなどを使う人にはうれしい、4 in 1メディアカードリーダーもあります。USB Type-Cのデータ転送速度は10Gbpsで映像出力機能付き、USB-Aは5Gbpsになります。
Thunderbolt 4があるので、据え置き時も使いやすいです。Lenovoではいくつかのドックやハブが販売されているので、Lenovoドックのレビューも併せてどうぞ。
左からUSB 3.2 Gen 2 Type-C(充電兼用)、USB 3.2 Gen 1、HDMI、Thunderbolt 4、そしてマイク/ヘッドフォンジャックになり、Thunderbolt 4にはこういった機能・性能があります。
- Power delivery対応、DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き
- 最大データ転送速度40GB/秒が2mのケーブルでも出る(以前は0.8mまで)
- PCIeの転送速度は32GB、ストレージ転送速度は最大3000Mbps
- 4Kディスプレイ2台同時に出力可能
- 8K出力にも対応
右側面は4 in 1 メディアカードリーダー、USB 3.2 Gen 1、RJ45、セキュリティキーホールになります。
サポート・保証
標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長5年まで延長できます。また、プレミアサポートと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)
また、保証は引き取り修理とオンサイト修理、翌営業日オンサイト修理の3種類があります。
- 引き取り修理・・・家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。
- オンサイト修理・・・事務所や自宅にエンジニアが来て修理
- 翌営業日オンサイト修理・・・翌営業日(土日祝日以外)にエンジニアが来て修理
ライバル機種
ThinkBook 14 Gen 6 AMD
インテルモデルと同じ筐体を使用していますが、旧スペックを搭載しており、Thunderbolt 4(USB4)もないので1万円も安いです。性能は下がりますが、価格も大きく下がるので、購入しやすい機種です。
CPU | Ryzen 3 7330U Ryzen 5 7530U Ryzen 7 7730U |
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メモリ | 最大64GB |
ストレージ | SSD 最大1TB(M.2スロットは2つあり) |
ディスプレイ(16型) | WUXGA/2.2K IPS 光沢なし タッチあり |
通信 | Wi-Fi 6/6E、ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー |
WEBカメラ | FHD 1080p、IRカメラ |
重さ | 約1.39㎏ |
バッテリー | 最大15時間 |
セキュリティ | ThinkShield |
価格 | 7.4万円~ |
ThinkPad E14 Gen 5 AMD
下位モデルのRyzen 7000シリーズ搭載ですが、CPU性能は高く、メモリやストレージの容量も十分です。画面アスペクト比が16:10になり、14インチでも15.6インチ並みの情報が表示可能です。Wi-Fi 6Eにも対応し、Webカメラは高画質FHD、指紋センサーや顔認証も搭載可能です。
CPU | Ryzen 3 7330U Ryzen 5 7530U Ryzen 7 7730U |
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メモリ | 最大24GB |
ストレージ | 最大SSD ×2 |
ディスプレイ(14型) | WUXGA/2.2K IPS 光沢なし、タッチあり |
通信 | Wi-Fi 6/6E、1ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証あり |
重さ | 約1.41㎏~ |
バッテリー | 最大約20.9時間 |
価格 | 7.9万円~ |
ThinkPad E14 Gen 5 Intel
過去の欠点をすべて解消し、上位モデルに近づいた最新機種です。画面アスペクト比が16:10と縦に長く、1.41㎏と標準的な重さ、そしてイーサネットもThunderbolt 4も搭載と、外出用でも据え置き用でも使いやすい機種です。このスペックで8.1万円からと安いです
CPU | Core i3-1315U Core i5-1335U Core i7-1355U Core i5-1340P Core i7-1360P |
---|---|
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | 最大SSD ×2 |
ディスプレイ(14型) | WUXGA IPS 光沢なし、タッチあり |
通信 | Wi-Fi 6/6E、1ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証あり |
WEBカメラ | FHD 1080p、FHD+IR |
重さ | 約1.41㎏~ |
バッテリー | 最大約15.4時間 |
価格 | 8.1万円~ |
まとめ
良い点
・最大メモリ容量が64GBと大きい
・画面比が16:10で、14インチでも15.6インチに近い情報量が表示される
・ディスプレイに2.2K sRGB 100%あり
・メモリとSSDの増設が可能
・WEBカメラが高解像度
・生体認証あり
・セキュリティにThinkShieldあり
・キートップがThinkPadの様に湾曲している
残念な点
・モデルによってはメモリが1枚しかなく、シングルチャンネルメモリで動作する
・Core i3とi5モデルは若干重たい
総合評価
安定したかっこよさがあり、スペックも高く安心して仕事ができる機種です。2023年のビジネスハイスタンダードと言ったスペックで、特に困るような個所はないと思います。
Core i3モデルとi5モデルが1.47㎏と若干重たいですが、より軽い機種と言うのであれば、Core i7モデルが1.39㎏と軽めです。
メモリもちょっと面倒ですが、カスタマイズモデルであればワンクリックでデュアルチャンネルメモリにできるので、ご心配なく。