ThinkBookらしくないThinkBook,13x Gen 4 インテルです。2023年にGen 2が発売されましたが、2024年はGen 4になりました。
PCを持ち運ぶことが多いビジネスパーソンやクリエイターに向いており、ThinkPadとYogaから良いとこ取りをしたような機種です。
当サイトの評価は、このようになりました。
スペック | [usr 4.7] |
---|---|
コスパ | [usr 4.0] |
総合評価 | [usr 4.5] |
Contents
ThinkBook 13x Gen 4 インテルのスペック
カラー | ルナグレー |
---|---|
CPU | Core Ultra 5 125H Core Ultra 9 185H |
メモリ | LPDDR5X 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
ディスプレイ(13.5型) | 2.8K(2880×1920) IPS液晶 タッチあり |
OS | Windows 11 Home/Pro |
無線 | Wi-Fi 6E |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | FHD+IRカメラ |
オーディオ | Dolby Atmos |
寸法(幅×奥行×高さ) | 292.9 × 205 × 12.9㎜ |
重さ | 1.17㎏ |
バッテリー(JEITA 3.0) | 最大約12.1時間 |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 15.9万円~ |
<性能評価>
パソコンの頭脳であるCPUは最新のインテル第14世代で、ハイパフォーマンスモデルのHシリーズになります。14世代CPUはAI関連の性能とグラフィック性能が上がっており、より高度な作業がグラボなしでしやすくなっています。
それにしても、Core Ultra 5か9というのも極端ですよね。Core Ultra 7はあえて搭載しなかったんでしょうか?不思議なスペックです。
メモリはLPDDR5X-8400MHzで、オンボード最大32GBになります。大容量だし、こんな周波数初めて見ました。ストレージも最新のSSD PCIe 4.0で、最大1TBになります。ストレージもメモリ同様、空きスロットはありません。
グラフィックスはCPU内蔵ですが、このCore Ultra HシリーズはIntel Arcベースのグラフィックスになっており、ベンチマークによってはGTX 1650 Max-Q並みの性能があります。今まで以上に、グラフィックパワーが必要な作業が快適にできます。
ディスプレイは画面アスペクト比が3:2となっており、一般的なディスプレイの16:9よりも縦に長く、13.5インチでも14インチ以上の情報が表示されます。
2.8Kの高精細ディスプレイでコントラスト比の高いIPS液晶を採用、クリエイティブワークにも向いているsRGB 100%の色域に輝度は500ニトとかなり高いです。リフレッシュレートは120Hzと高く、ゲームもぬるぬるです。
その他のスペックはOSにはWindows 11 HomeかProが選べ、高速安定通信が可能なWi-Fi 6Eに対応し、指紋センサーと顔認証付き、そしてWebカメラは高画質FHD 1080pになります。
オーディオはDolby Atmosで2Wツイーター×2、2Wウーファー×2とオーディオも高品質です。
すごくコンパクトな筐体でAmazon タブレットよりもおそらく薄い12.9㎜、そして13.5インチで約1.17㎏と軽量です。
ただし、薄型化の影響+ThinkPad Zシリーズのようにエッジ・トゥ・エッジデザインで、キーボードが筐体の端から端まで広がっているためインターフェイスが少なく、HDMIなどもありません。ただし、USB4(Thunderbolt 4対応)が3つも付いているので、ドックやハブを持っていたら屋内でも外でも使いやすいです。また、エッジ・トゥ・エッジデザインのおかげでキーボードも使いやすいです。
Thinkbookっていうよりも、YogaとThinkPadを足して2で割った様なPCだな~って思います。
2024年のトレンドと比較
2023~24年のノートパソコンのトレンドをまとめたので、本機がどのくらい満たしているか比較してみます。(〇/標準搭載、△/モデルによってはあり、×/なし)
14世代CPU | DDR5 | PCIe 4.0 | アスペクト比16:9以外 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Wi-Fi 6E | sRGB 100%以上 | 輝度300nit以上 | 1080P Webカメラ |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Thunderbolt 4 | 生体認証 | 重量1.4㎏前後 | バッテリー7時間以上 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
パーフェクトです。
旧モデルとの比較
旧モデルのThinkBook 13x Gen 2との比較です。(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)
本機種 | 旧モデル | |
CPU | Core Ultra 5 125H Core Ultra 9 185H |
Core i5-1235U |
メモリ | LPDDR5X-8400 32GB | LPDDR5-4800 16GB |
ストレージ | SSD 1TB | SSD 512GB |
ディスプレイ アスペクト比 |
13.5型 2.8K IPS 3:2 |
13.3型 WQXGA IPS 16:10 |
無線 | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 6E |
バッテリー | 12.1時間(JEITA3.0) | 20.3時間(JEITA 2.0) |
重量 | 1.17㎏ | 1.2㎏ |
寸法 | 292.9 × 205 × 12.9㎜ | 296 × 209 × 12.9㎜ |
変更点です。
・CPUが第14世代Ultraに
・メモリがLPDDR5X-8400MHzに
・SSDが最大1TBに
・画面アスペクト比が3:2に
・バッテリー駆動時間が伸びた
・大きくなったが30g軽くなり、よりコンパクトに
こちらは、プロセッサーの性能を表すCPU Markスコアです。
Core Ultra 9 185H | |
---|---|
Core Ultra 5 125H | |
Core i5-1235U |
Evoプラットフォーム認証
本機は5世代めのEvoプラットフォーム認証に準拠している特別な機種です。
Evoは14世代CPUを搭載しているすべてのPCが準拠しているわけじゃなく、下記項目を満たす「ハイスペックなノートパソコン」のみがEvo認証を得ることが出来ます。
14世代CPU搭載のEvoプラットフォーム認証の主な要件は75を超え、Intel曰く「高性能、高速充電、長寿命バッテリー、即時起動、クラス最高の接続性、および最適なサイズと重量など、75 を超える項目について、妥協することない高い水準をクリアする必要がある」とのことです。
以下は要件の一部です。
- Core Ultra 5/7/9搭載
- Intel Arc、もしくはdGPU搭載
- アプリケーションを高速かつ高レスポンスで使える
- 電源を問わずにレスポンスが良い事
- フルHDで実利用10時間以上のバッテリー駆動時間
- フルHD以上
- 1.5秒以内でスリープから復帰
- 生体認証付き
- 30分の充電で4時間駆動
- ~15㎜(iGPU)もしくは20㎜以下(dGPU)の厚さ
- Wi-Fi 6E実装
- Intel CPS(Connectivity Performance Suite)に対応
- フルHD以上のWebカメラを搭載
- 音声ノイズ抑制や背景ぼかしなどの機能
- Thunderbolt 4搭載
- EPEATR Silver以上などサステナブルであること
- Intel Unisonのサポート
高性能インテル第14世代CPU搭載
Core Ultra 9 185H | Core Ultra 5 125H |
|
製造プロセス | Intel 4(7nm) | |
P/E/LPコア | 6/8/2 | 4/8/2 |
スレッド | 22 | 18 |
キャッシュ | 24MB | 18 |
Pコア最大クロック | 5.1GHz | 4.5GHz |
Eコア最大クロック | 3.8GHz | 3.6GHz |
Xコア | 8 | 7 |
ベースパワー | 45W | 28W |
マックスパワー | 115W | 64/115W |
CPUは今までのようにPコア(Performance Core)とEコア(Efficient Core)も搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。
また、14世代からLP Eコアという低消費電力コアも搭載しており、よりバッテリーが長持ちしやすくなっています。
AI専用のプロセッサーであるNPUが搭載し、グラフィックスはIntel Arcベースになっています。
ここ最近PhotoshopなんかでもAI生成などAIを使うことが増えており、こういった作業をNPUがやるので全体的なパフォーマンスが上がりますね。また、グラフィック性能も大きく上がったので、グラボなしでも作業がしやすくなります。
内蔵グラフィックスとはいえかなり高い性能で、Intelによると最大でIris Xeの2倍ほどになるそうです。スコアを見ていたら、ベンチマークによってはGTX 1650ほどの性能でした。
それでは、こちらはCPUの性能を測るCPU Markスコアです。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 15000~・ハイエンドPCに搭載される
- 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core Ultra 9 185H | |
---|---|
Core i7-13620H | |
Core Ultra 7 155H | |
Core i5-13500H | |
Core i7-1370P | |
Core i5-1340P | |
Core Ultra 5 125H | |
Ryzen 7 7730U | |
Core i7-1260P | |
Ryzen 5 7530U | |
Core i5-1240P | |
Core i7-1365U | |
Core i7-1355U | |
Core i5-1335U |
Core Ultra 5でも2万オーバーのスコアです。高い性能ですね。
Cinebench R23のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。
やはりどちらも高い性能で、ビジネスでもクリエイティブワークにも合いますね。ACアダプタは100Wと大きく、よりパワフルになります。
マルチコア性能
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core Ultra 9 185H | |
---|---|
Core i9-13900H | |
Core Ultra 7 155H | |
Core i7-13700H | |
Core Ultra 5 125H | |
Core i5-13420H | |
Core i7-1355U | |
Core i5-1235U | |
Core i5-1340P | |
Core i5-1335U |
シングルコア性能
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core Ultra 9 185H | |
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Core Ultra 7 155H | |
Core i7-13700H | |
Core Ultra 5 125H | |
Core i5-13420H | |
Core i5-1340P | |
Core i5-1335U | |
Core i5-1235U |
Intel Arcグラフィックス
第14世代のHシリーズのグラフィックスはArcベースになっており、13世代までのIris Xeに比べ最大2倍効率的になったとのことです。
色々調べていると、Core Ultra 7 155HはGTX 1650 Max-Qほどの性能が出ているベンチマークもあり、解像度を落とせば「そこそこ快適に」プレイできる3Dゲームもあります。
先述しましたが、AI専用のプロセッサーであるNPUが搭載しているので、ここ最近いろんなソフトにも使われているAI関連の機能が使いやすくなっています。
超コンパクトで薄型機種
これ、ベゼル(画面の黒い枠)が細くて、ほとんどないですね。年々ベゼルが狭くなっていますが、ここまで上下左右のベゼルが細いのは初めて見ました。
LenovoのThinkPadにNanoという名前から小さそうハイエンドモデルがあるのですが(価格は22~23万円から)、これもコンパクトなんですけど、13インチで293.2 × 208.0 × 14.4~14.8mmなんです。
本機は13.5インチ、しかも画面比が3:2で292.9 × 205 × 12.9mmと、ThinkPad Nanoよりも小さいんです。
しかも、本機は厚さが12.9㎜です。
えっ?って感じですよ。
筆者が愛用しているスマホはThinkPhoneですが、これは厚さが8.26㎜でカバー付きで11㎜程です。で、このThinkBookは12.9㎜です(笑)。スマホ並みとは言いませんが、それに近い薄さです。
また、ここもThinkPad Z13と同じですが、筐体が均一の厚さです。通常手前に行くにつれて細くなるのですが、あえて同じ厚さにしていますね。これ、以前Lenovoの方に理由をお伺いしたのですが、きぎょう
デュアルトーンで、外観はいつものThinkBookですね。
メモリがLPDDR5X-8400MHz
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
搭載メモリは、これ、2度見しました。8400MHzです。MHzは動作周波数で、この数値が高い方が処理速度が速くなります。現在はDDR4-3200MHz、DDR5-4800MHzや5200MHzが主流ですが、8400MHzは初めてです。
しかも、LPDDR5X-8400なので、サクサクですね。メモリはオンボードでスロットは1つなので増設はできません。16GBか32GBモデルがあるので、16GBじゃ足りないかも・・・というヘビーユーザーは、初めから32GBを選んでおいた方が良いです。
2.8Kディスプレイ
画面アスペクト比が3:2と縦に長い13.5インチで、14インチ以上の情報が表示されます。一目で見て取れる情報が多いので、今まで以上に作業がしやすくなっています。
解像度は2.8K(2880×1920ドット)でIPS液晶を採用、1500:1と高めのコントラスト比にクリエイター向けのsRGB 100%の色域、リフレッシュレートは120Hzとぬるぬる、視野角は178度と広いです。また、タッチパネルモデルもあります。
左はsRGB 100%で右は一般的なPCに搭載されるNTSC 45%ですが、全然色彩が違いますね。画像編集だけじゃなく、動画視聴にも合います。Dolby Vision(ハイダイナミックレンジ)にも対応しており、白潰れや黒飛びしにくくなっており、より自然でリアルな描写が可能です。
輝度は500ニトで、こちらは輝度の目安です。
220ニト | 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える |
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250ニト | 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える |
300ニト | 屋外の日陰でも見える |
400ニト | 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとちょっとくらい |
500ニト | 屋外向け |
600ニト | 画面に直射日光が当たっても比較的見える |
仕様書には、「マルチタッチディスプレイにはLenovo Magic Bay Light搭載」と記載されており、ライトがついているようです。↓これかどうかはわかりませんが、検索したらこれが出てきました。
<Lenovo Magic Bay Light 公式サイトでは未発売>
高品質カメラ&オーディオ
Webカメラは高画質FHD(約207万画素)で、IRカメラとのハイブリットになります。ここ最近、ハイエンドモデルはほぼすべてFHD解像度のカメラが搭載していますね。低価格モデルのHD解像度(約92万画素)と比べると倍以上の解像度で、Web会議はもちろん、オンラインレッスンなど多くの用途で快適に使えます。
ズームするとわかりやすいですが、FHDだと毛並みもしっかりと見えて違いが判りますね。解像度が高いので、相手に与える印象も上がります。
また、ToFセンサーも搭載しており、早くて正確なズームを行えます。仮にWEBカメラ使用中に動いてもピントがずれにくく、ずれても早く修正されます。電子式プライバシーシャッターもあるので、カメラを使っていないときはOFFにしておくと安心です。
カメラ部分を後ろから見ると、コミュニケーションバーがありますね。これはThinkPad Zシリーズで初めて採用されたもので、より高品質なカメラやマイクをパソコンを大きくせずに搭載できます。
オーディオはドルビーアトモスで、ハーマンカードン製のスピーカー(2Wツイーター×2、2Wウーファー×2)が4つ搭載しています。
スピーカーは高品質高音質で、Dolby Atmosは一般的なオーディオの様な平面的じゃなく立体的な音を体感できます。
ハイスペックカメラ&オーディオです。
その他の特徴
キーボード
キーボードはエッジ トゥ エッジデザインで、パソコンの端から端までキーボードが広がっています。このおかげで主要キーはすべて同じ大きさ、キーピッチも広めになっています。
ただし、このおかげでインターフェイスは少ないです。
タッチパッドは120×75㎜と大きめで、仕様書によるとThinkPad Zシリーズと同じHaptic TouchPad(触覚フィードバック)モデルもあるようです。(執筆時現在、日本では未発売)
ストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
ストレージはSSD PCIe 4.0で、最大1TBと大容量です。最新のSSDでパソコンの起動もデータ移動もサクサクです。
こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。
シーケンシャル速度
オレンジ色・・・リード 青・・・ライト
PCIe 4.0×4 | |
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PCIe 3.0×4 | |
HDD |
セキュリティ
ThinkPadと同じく全方位から備えるサイバーセキュリティのThinkShieldによって守られており、堅牢性が高い機種になっています。
一般的なノートパソコンよりは強固ですが、セキュリティソフトをお考えの場合は
も併せて読んでみてください。
Wi-Fi 6Eに対応
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
次世代通信規格のWi-Fi 6Eに対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができるのですが、執筆時現在の日本では6GHz帯はまだないので使えません。最大で5GHz帯になります。
LTEはなし
LTE用の格安SIMなら、現在であれば楽天最強プランがおすすめです。
筆者はIIJmioでドコモ回線20GB/月 約2000円と、楽天最強プランを契約していますが、月に20GB以上使うのであれば楽天がお得です。
バッテリー駆動時間
バッテリーは4セル74Whrで、JEITA 3.0測定で最大12.1時間の動画再生時間があります。これだけバッテリーが長いので、丸一日持ち運んでも大丈夫だと思います。
また、急速充電にも対応しており、1時間で約80%の充電ができます。
インターフェイス
先述したようにインターフェイスは少ないですが、USB4(Thunderbolt 4)が3つもあるので、ドックがあれば据え置き時でも快適に使えます。
右側面にはUSB4とマイク/ヘッドフォンジャックになります。
左側面にはUSB4が2つ、電子式プライバシーシャッターのボタン、電源ボタンになり、Thunderbolt 4にはこういった機能・性能があります。
- Power delivery対応、DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き
- 最大データ転送速度40GB/秒が2mのケーブルでも出る(以前は0.8mまで)
- PCIeの転送速度は32GB、ストレージ転送速度は最大3000Mbps
- 4Kディスプレイ2台同時に出力可能
- 8K出力にも対応
こちらは筆者愛用のThunderbolt 4対応ユニバーサルドックです。Lenovoではいろいろなハブやドックを販売しているので、こちらもどうぞ。
サポート・保証
標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長5年まで延長できます。また、プレミアサポートと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)
また、保証は引き取り修理とオンサイト修理、翌営業日オンサイト修理の3種類があります。
- 引き取り修理・・・家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。
- オンサイト修理・・・事務所や自宅にエンジニアが来て修理
- 翌営業日オンサイト修理・・・翌営業日(土日祝日以外)にエンジニアが来て修理
まとめ
良い点
・小型軽量で超薄型なので持ち運びがしやすい
・アルミニウム素材でおしゃれで高級感がある
・Evoプラットフォームで性能が高い
・画面比が3:2で、13.5インチでも14インチ以上の情報が表示される
・ディスプレイがハイスペック
・キーボードがエッジ トゥ エッジで幅広い
・メモリがハイスペック
・生体認証が2つある
・WEBカメラとオーディオが高品質
・バッテリー駆動時間が長い
残念な点
・インターフェイスが少ない
総合評価
かなり進化したThinkBookで、外観以外はThinkBookっぽさが一切ないThinkBookです。YogaとThinkPad Z13を足して割った様な機種で、面白いと思います。
全体的にハイエンドスペックで、価格も15万円台と申し分ないと思います。一点だけ言うと、インターフェイスが少ないので、屋内でも使うことがある人はドックを持っていた方が良いです。