12.7インチの大画面タブレット、Lenovo Tab P12です。
全体的にミドルハイスペックで、特にディスプレイとオーディオ性能が高く、動画視聴をする人にはお勧めしたい機種です。
リビング用としてや、ビジネス用PCのお供としても使え、いろいろな用途に合います。ゲームもプレイできますが、タブレットが大きいので手で持ってプレイするには向いていません。
当サイトの評価は、このようになりました。
スペック | [usr 4.3] |
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コスパ | [usr 4.3] |
総合評価 | [usr 4.3] |
サクッと要点だけ知りたい方や、動きも見たい方は、Youtubeもどうぞ。
Contents
Tab P12のスペック
SoC | MediaTek Dimensity 7050 |
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メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 128/256GB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
ディスプレイ(12.7型) | 3K (2944×1840) LTPS液晶 60Hz |
OS | Android 13 |
無線 | Wi-Fi 6 |
生体認証 | 指紋、顔認証 |
カメラ | 1300万画素/800万画素 4K動画あり |
オーディオ | ドルビーアトモス、JBLスピーカー×4 |
寸法(幅×奥行×高さ) | 293.4 × 190.8 × 6.9mm |
重さ | 615g |
バッテリー | 最大約10時間 |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 49,830円~ |
<性能評価>
タブレットの頭脳であるSoCはDimensity 7050で、ミドルハイクラスの性能があります。Geekbenchなどのスコアは上位モデルTab P11 Pro搭載のKompanio 1300Tと同等性能ですが、若干グラフィック性能が劣ります。
メモリはLPDDR4Xで8GBと大容量、ストレージは若干小さめの128GBですが、最大1TBのmicroSDを搭載できるので心配ないと思います。
ディスプレイは3K (2944×1840)解像度で LTPS液晶と言うものが採用されています。LTPS液晶は、画素1つ当たりのトランジスタが小さくなるので、開口率を上げたり、解像度を高くすることができ、反応速度が速いという特徴があります。
リフレッシュレートは60Hzなので、ゲームはぬるぬるではありませんが、ガチ勢じゃなければ問題なくできます。
無線はWi-Fi 6を採用し、電源ボタン統合型の指紋センサーに、顔認証カメラもあり、カメラはリアが800万画素、フロントが1300万画素と一般的なタブレットの解像度ですが、フロントの方が解像度が高く、4K動画にも対応しています。
OSはAndroid 13になり、よりパソコンの様に使いやすくなっています。
オーディオは、さすが5万円ほどするタブレットなので高品質です。ドルビーアトモスでJBLの1Wスピーカーが4つ搭載していて、音楽鑑賞はもちろん、映画を見るのに最適です。
重さは615gと若干重たいですが、12.7インチと画面が大きい割には重さを感じません。
本機は、サブモニターにもできる大きなタブレットをお探しの人や、動画を大画面で見たい人、パソコンの様に使えるタブレットをお探しの人に合います。
旧モデルとの比較
旧モデルはありませんが、2022年に発売された上位モデルのP12 Proとの比較です。(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)
本機種 | P12 Pro | |
CPU | MediaTek Dimensity 7050 | Snapdragon 870 |
メモリ | 8GB | 8GB |
ストレージ | 128GB | 256GB |
ディスプレイ | 3K LTPS 60Hz | 12.6型 2.5K AMOLED 120Hz |
無線 | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6 |
バッテリー | 10時間 | 14時間 |
重量 | 615g | 565g |
寸法 | 293.4 × 190.8 × 6.9㎜ | 285.6 × 184.5 × 5.6㎜ |
価格が倍以上違うのでスペックもそこまで比較対象になりませんが、解像度は本機の方が高いですね。
Proモデルはキーボード付きで、ゲームや動画編集、ビジネス用途などに向いています。本機は動画を見たり、軽いゲームで遊んだりと、比較的ライトな用途に向いていますが、キーボードがあればビジネス用途でも使いやすいです。
Tab P12の特徴
本機はペンやキーボードなどの付属品がなく、20Wアダプタとケーブル、microSDカードスロットを開けるピン、そして説明書などが入っているだけです。また、執筆時現在、カバーやキーボードは販売されていません。
初期設定は簡単で、もし以前使っていたタブレットがあればデータ移行も簡単にできます。
初期設定は2分ほどで終わりました。Android 12と比べると、UIが変わっていますね。ダウンロードをしたアプリがホーム画面に追加されず、スワイプして表示しないといけないのが面倒ですね。
ベゼル(画面の黒い枠)が上下左右実測8㎜前後と細く、大きな画面がさらに大きく見えます。
寸法は
・幅 293.4㎜
・奥行 190.8㎜
・厚さ 6.9㎜
とコンパクトで、Proモデルと差を出すために大きくなるかなと思ったのですが、そんなに大きくなりませんでした。
重さは615gとタブレットにしては重いのですが(一般的な10インチタブレットは460gくらい)、意外に重さを感じません。12.7インチと大きいので、無意識に重たいものを持つように持っているのでしょうか?軽いとは言いませんが、重たくないですね。
また、意外と言っては何ですが、これメタルのユニボディなんですよね。
ユニボディはつなぎ目のないボディで、1つのパーツから構成しており、耐久性や剛性も高く、作るコストもかかります。上位モデルのみに見られる仕様です。
この背面の写真を撮るのにすごく時間がかかったのですが、というか、気づくのに時間がかかりました。
本機はツートンカラーで上下の色が違うのですが、境目の線が斜めになっていますよね?濃いグレーの長さを上から下に測ってみると、3㎜違うんです(笑)。おそらく筆者の機種だけの「特別仕様」だと思いますが、こんなミス珍しいですね。
上の濃い部分はスタイラスマグネットで、ペンをくっつけることができます。またボディはメタルなのでひんやりしており、高級感があります。
Lenovo Tab Pen Plusに対応
本機はペンのことが一切記載されておらず、筆者所有のプレシジョンペンでは反応しませんでした。
英語の仕様書を見ると、Lenovo Tab Pen Plusが同梱されているモデルが海外では販売されているようです。聞いたことないペンですね。スタイラスマグネットがあるくらいなので、スタイラスペンに対応していると思います。
楽天などを見ても、まだカバーもキーボードも販売されておらず、ペンに至っては全然情報がありません。発売されて数日しかたっていないので、いつもこんな感じと言えばそうですが、通常数週間もしたら楽天でいろいろ出てくると思います。
一応、Lenovoのサポートにペンのことを問い合わせたら、「Tab P12には適応するペンは(公式サイトには)ありません」とのことでした。
ちなみに、本機にはポゴピンがないので、専用キーボードは販売されないと思います。キーボードを使う場合は、Bluetooth接続になります。
追記)
KINGONEのスタイラスペンがどのデバイスでも使えるということで購入してみましたが、こちらは普通に使えました。
ただし、手を置いて書くと反応しないので、手をあげて使う必要があります。
オーディオ
オーディオはドルビーアトモスで、一般的なオーディオの様に平面的じゃなく、立体的な音を体感できます。映画やゲームを見ているときは、他のオーディオとの差が顕著に出やすいです。
スピーカーはJBL製で、左右に2つずつ1Wスピーカーがあります。音はクリアでメタルを聞くときには重低音も聞いており、ジャズを聴いていても高音が伸び、ミドルもうまく抜けていると思います。
オーディオ性能は、高品質です。
カメラ
カメラは800万画素の一眼で、フラッシュが付いています。フロントカメラは1300万画素です。フロントカメラの方が解像度が高いのは、ユーザーがどのように使うか分かっているからでしょうね。
タブレットで写真を撮ることは少なく、使うならWeb会議やオンラインレッスンなど、フロントカメラの方が使用率が高いと私も思います。
撮影用の照明なしで写真を撮りました。オリジナルの解像度は3264×2448ですが、800×600にリサイズして圧縮しています。
悪くないと思いますが、まぁ、写真はスマホで撮った方がよりきれいでしょうね。と書いた後に、いや、どうなんだと思って撮影したら、やっぱりスマホの方がきれいです。
※スマホはThinkPhone by Motorolaで、リアカメラは5000万画素、フロントは3200万画素です
次はフロントカメラです。
左が本機で、右がTab P11 Proです。どちらも高画質ですが、ズームしてみると本機の方が細かい部分までしっかりと撮れています。
フロントカメラの写真は、見た瞬間「あ、これきれいだ」ってわかるくらいきれいです。
動画撮影はフロントが4Kに対応しており、背面カメラはFHD 1080pまでです。フロントカメラに力を入れていますね。
顔認証の設定ができるので、パスワードいらずでサインインできます。電源ボタンには、指紋センサーが搭載しているので、どちらででもサクッと使い始めることができます。
Lenovo Freestyleでサブモニター化
以前まではエラーだらけで使いにくかったFreestyleですが、2023年に入りUIも変わり、そしてBeta版となって再登場しました。Beta版ですが不具合は一切なく、かなり使えるアプリになりました。
PCにはMicrosoft Storeからダウンロードし、タブレットには標準で搭載しています。セキュリティソフトによっては、ファイヤーウォールを解除しないと使えません。
接続方法は簡単で、同じWi-Fiに接続しているPCとタブレットでFreestyleを開くと、上の画像の様にLenovo Tab P12と出てきます。クリックして拡張かミラー(同じものを映し出す)を選べば完了です。
タブレットのスケーリングを選べるし、何より12.7インチと大きいので本当に使いやすいです。外出先で重宝しますね。
詳しくは、Lenovo Freestyleの接続方法をどうぞ。
ミドルハイクラスのSoC
MediaTek Dimensity 7050 | |
プロセス | 6nm |
コア | 8コア |
最大クロック | Arm Cortex-A78 2.6GHz Arm Cortex-A55 2.0GHz |
GPU | Arm Mali-G68 MC4 |
Socはbig.Littleで、パフォーマンスの高いコアと、省電力のコアの2種類を搭載しており、低負荷なことをしているときは省電力コアで作業をするため、バッテリー駆動時間が長くなるという特徴があります。
Geekbench 6はクロスプラットフォームのベンチマークで、CPUやGPUコンピューティングのスコアを計測できます。
本機のスコアはマルチコア2440、シングルコアは967と、そこそこの数値が出ました。
他のSoCとの比較です。
Geekbench 6 マルチコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 8+ Gen 1 | |
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Snapdragon 870 Tab P12 Pro |
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MediaTek Kompanio 1300T P11 Pro Gen 2 |
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MediaTek Dimensity 7050 | |
Snapdragon 695 | |
Snapdragon 750G | |
MediaTek Helio G99 | |
Snapdragon 730G | |
MediaTek Helio G90T | |
Snapdragon 662 Tab P11 |
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Unisoc T610 | |
MediaTek Helio P90 | |
Snapdragon 429 Tab B10 |
Geekbench6 シングルコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 8+ Gen 1 | |
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Snapdragon 870 | |
MediaTek Dimensity 7050 | |
Snapdragon 870 | |
Snapdragon 695 | |
MediaTek Kompanio 1300T | |
Snapdragon 750G | |
MediaTek Helio G99 | |
Snapdragon 730G | |
MediaTek Helio G90T | |
Snapdragon 680 | |
Unisoc T610 | |
Snapdragon 662 | |
MediaTek Helio P60T IdeaPad Duet |
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MediaTek Helio P90 |
ミドルクラスと言うか、ミドルハイと呼んで良い性能です。
次はPCMark for Androidで、アプリケーション実行時の総合的なパフォーマンスを計測します。
総合評価は11412と高く、今まで計測したLenovoタブレットの中で4番目に高いスコアでした。
次はPCMark for Androidで、アプリケーション実行時の総合的なパフォーマンスを計測します。
Work 3.0
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
ThinkPhone/Snapdragon 8+ Gen 1 | |
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Tab P12 Pro/Snapdragon 870 | |
Tab P11 Pro Gen 2/MediaTek Kompanio 1300T | |
Tab P12/Dimensity 7050 | |
Tab P11 Pro/Snapdragon 730G | |
Tab M10 Plus 3rd Gen/Snapdragon 680 | |
Tab M10 FHD PLUS(2nd Gen)/MediaTek Helio P22T | |
Tab M7 (3rd Gen)/MediaTek MT8166 |
Webブラウジング
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
ThinkPhone | |
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Tab P11 Pro Gen 2 | |
Tab P12 Pro | |
Tab P12/Dimensity 7050 | |
Tab P11 Pro | |
Tab M10 Plus 3rd Gen | |
Tab M10 FHD PLUS(2nd Gen) | |
Tab M7 (3rd Gen) |
価格帯が近い、Tab P11 Pro Gen 2(5.9万円)と似たようなスコアになりました。
ライティングスコアやフォトエディティングなどの、中負荷の作業は得意なようですが、ビデオエディティングの様な高負荷な作業はミドルクラスの性能です。
3Dグラフィックス性能
今まで計測したベンチマークはほとんど良い性能でしたが、グラフィックスはそこそこになっています。悪くないですが、そこまで良いスコアでもありませんでした。
WILD LIFEは2185、WILD LIFE Extremeは628、Sling Shotは5026、Sling Shot Extremeは3994となりました。Lenovoのタブレットとしては上位モデルの性能で、悪くないです。
その他のSoCとの比較です。
Sling Shot
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 870 Lenovo Tab P12 Pro |
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MediaTek Kompanio 1300T Lenovo Tab P11 Pro Gen 2 |
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MediaTek Dimensity 7050 Lenovo Tab P12 |
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MediaTek Helio G99 | |
Snapdragon 730G Lenovo Tab P11 Pro |
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MediaTek Helio P90 X Game |
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Snapdragon 680 XiaoXin Pad |
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Snapdragon 662 XiaoXin Pad |
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Helio P60T IdeaPad Duet |
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MediaTek MT8166 Tab 7 3rd Gen |
Sling Shot Extreme
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 870 Lenovo Tab P12 Pro |
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ThinkPhone Snapdragon 8+ Gen 1 |
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MediaTek Kompanio 1300T Lenovo Tab P11 Pro Gen 2 |
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MediaTek Dimensity 7050 Lenovo Tab P12 |
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Snapdragon 730G Tab P11 Pro |
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MediaTek Helio P90 X Game |
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Snapdragon 662 XiaoXin Pad |
Wild Life
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
ThinkPhone Snapdragon 8+ Gen 1 |
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MediaTek Kompanio 1300T Lenovo Tab P11 Pro Gen 2 |
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Snapdragon 870 Lenovo Tab P12 Pro |
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MediaTek Dimensity 7050 Lenovo Tab P12 |
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Snapdragon 730G Tab P11 Pro |
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Snapdragon 662 XiaoXin Pad |
Wild Life Extreme
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
ThinkPhone Snapdragon 8+ Gen 1 |
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Snapdragon 870 Lenovo Tab P12 Pro |
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MediaTek Dimensity 7050 Lenovo Tab P12 |
ゲームはそこそこできるが・・・
グラフィック性能があるのでゲームはできますが、画面が大きいので逆に操作がしにくく、原神は操作ミスが多くなりました。また、手も疲れやすいですね。
Simcity builditの様な特に急がないでよく、置いてプレイできるものは画面が大きいのでプレイしやすかったです。
操作がしにくい以外のプレイの快適度は高く、原神でもサクサクできたので、ほとんどのゲームはプレイできるんじゃないかなと思います。
ディスプレイ
解像度 | 光沢 | 液晶 | 輝度 |
12.7型 2944×1840ドット | あり | LTPS液晶 | 400nit |
コントラスト比 | 色域 | 視野角 | リフレッシュレート |
1500:1 | DCI-P3 96% | 160° | 60Hz |
ディスプレイは3K解像度で、反応速度が速いLTPS液晶になります。輝度も400ニトと高く、コントラスト比が1500:1と高いのでくっきりと描写されます。
視野角は160度と若干低めですが、真横から見ても見えたし、正面から見ても四隅が薄暗くなることもありません。
色域はDCI-P3 96%と広く、クリエイター向けの品質です。
左はDCI-P3 100%、そして右が本機DCI-P3 96%のディスプレイです。若干色が違いますが、目視じゃ差が分かりにくいですね。
WidevineはL1対応
WidevineはL1に対応しているので、安心して動画配信サービスも高画質で見れます。
Netflixの設定情報で、WidevineはL1と明記され、最大再生解像度はFull HDとなっています。
アマゾンプライムビデオはL1とは明記されてないですが、ストリーミング品質が最高の1.82GB/時で、これはL1に対応しているときの画質です。
本機は解像度も高く、動画も安心してみることができます。
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
メモリはLPDDR4Xで8GBと大容量なので、5.26GB/秒とかなり速い処理速度でした。
その他のタブレットとの比較です。
メモリ速度
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
ThinkPhone/8GB | |
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Tab P12 Pro/8GB | |
Tab P11 Pro Gen 2/6GB | |
Tab P12/8GB | |
Tab P11 Pro/6GB | |
XiaoXin Pad/6GB | |
Tab M10 Plus 3rd Gen | |
ALLDOCUBE X Game | |
Tab M7 (3rd Gen)/2GB | |
Tab M10 FHD PLUS(2nd Gen)/4GB |
ストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、Webサイトの表示速度にも影響があります。
ストレージはUFS 2.2で128GBになります。容量はあまり大きくないですが、最大1TBのmicroSDカードを増設できるので安心です。
シーケンシャル速度を計測したら、リード(読み込み)は668MB/秒、ライト(書き込み)は465MB/秒と速かったです。
使っていてもストレスなく表示できるので、体感でわかるくらい速度は速いですね。
その他の機種との比較です。
シーケンシャルリード
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Tab P11 Pro Gen 2 | |
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Tab P12 Pro | |
Tab P12 | |
Tab P11 Pro | |
XiaoXin Pad | |
Tab M10 Plus 3rd Gen | |
ALLDOCUBE X Game | |
Tab M7 (3rd Gen) | |
Tab M10 FHD PLUS(2nd Gen) |
シーケンシャルライト
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Tab P11 Pro Gen 2 | |
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Tab M10 Plus 3rd Gen | |
Tab P12 Pro | |
Tab P12 | |
Tab P11 Pro | |
XiaoXin Pad | |
ALLDOCUBE X Game | |
Tab M10 FHD PLUS(2nd Gen) | |
Tab M7 (3rd Gen) |
Wi-Fi 6に対応
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
次世代通信規格のWi-Fi 6に対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
LTE
LTEモデルはありません。自宅のWi-Fiやスマホのテザリングで、インターネットが使用できます。
テザリングを使うのであれば、格安SIMのIIJmioか、楽天最強プランがおすすめです。筆者はIIJmioでドコモ回線20GB/月 約2000円と、楽天最強プランを契約していますが、月に20GB以上使うのであれば楽天がお得です。
バッテリー駆動時間
バッテリーは10200mAhと大容量で、最大バッテリー駆動時間は約10時間になります。ディスプレイが大きいし高解像度で高輝度なので、大きなバッテリーの割に時間が伸びませんでしたが、10時間持てば1日に使う分には十分だと思います。
インターフェイス
ポートは1つのみで、USB 2.0 Type-Cになり、OTG機能は付いてないようです。OTG機能はパソコンを介さずにHDDなどと直接接続し、データのやり取りができる機能です。
外付けSSDを接続したら一応読み込めたのですが、「取り出す」と「データをフォーマット」以外に何もできませんでした。
USB以外にはmicroSDカードリーダーやスマートコネクタがあります。ポゴピンは無いので、接続するキーボードは販売されないでしょうね。
サポート・保証
標準で1年間の「片道引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長2年まで延長できます。また、プレミアムケアと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)
また、保証は引き取り修理とオンサイト修理、翌営業日オンサイト修理の3種類があります。
- 片道引き取り修理・・・自分でリペアセンターに郵送(有料)、修理後、郵送(無料)してくれる保証です。
- 引き取り修理・・・家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。
ライバル機種
Tab P11 Pro Gen 2
このスペックで、この価格はコスパが高いです。特にグラフィック性能が高く、そしてディスプレイがiPad並みにキレイ。クリエイター、映画好き、音楽好きの人に合います。おすすめです!!
SoC | MediaTek Kompanio 1300T |
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メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ(11.2型) | 2.5K OLED |
リフレッシュレート | 120Hz |
OS | Android 12 |
無線 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、WWANなし |
オーディオ | ドルビーアトモス、JBL スピーカー×4 |
生体認証 | 顔認証 |
カメラ | 800万画素/1300万画素 |
重さ | 480g |
バッテリー | 14時間 |
価格 | 5.9万円 |
Tab M10 Plus(3rd Gen)
旧モデルからSoCの性能が50%ほど上がり、ストレージの最大増設容量が1TBと大きくなっています。LTEもあるので、持ち運びをする人に使いやすい機種です。また、バッテリーは最大約12時間あるので、使い方によっては丸1日使えると思います
SoC | Qualcomm Snapdragon 680 |
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メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB(最大1TB 増設可能) |
ディスプレイ(10.61型) | 2K IPS液晶 |
OS | Android 12 |
無線 | Wi-Fi 5、LTEあり |
生体認証 | 顔認証 |
カメラ | フロント・リア 800万画素 |
寸法(幅×奥行×高さ) | 251.2 × 158.8 × 7.5㎜ |
重さ | 465g |
バッテリー | 約12時間 |
価格 | 3.7万円 |
筆者購入時の納期
8月4日金曜に購入し目安納期(出荷予定)は1~2営業日で、土日を挟んだため到着は8月9日の5日後でした。出荷自体は7日月曜日夕方(1営業日)に出荷され、夕方だったので2日かかりました。
まとめ
良い点
・超大画面で見やすい
・メモリが大容量
・SoC性能はミドルハイクラス
・3K高解像度ディスプレイ
・Wi-Fi 6対応
・生体認証付き
・フロントカメラが高性能
・オーディオが高品質
残念な点
・大画面なので、手に持ってゲームがしにくい
総合評価
12.7インチの大画面で、全体的なスペックもミドル~ミドルハイと大抵のことは難なくできます。
画面が大きく高解像度で、オーディオも抜群なので、映画を大画面で見たい人にうってつけの機種ですね。もしくはビジネスPCのお供に、セカンドモニターとして使ったりもできます。
ゲームをするなら、手で持たなくてもよいゲームだと、快適にプレイできます。