最新機種のThinkBook 14 Gen 5と15 Gen 5で、Ryzen 5 7530U搭載モデルが激安になっています。
右の赤枠の本機は、Ryzen 5 メモリ16GB SSD 512GBで、右のRyzen 3 メモリ8GB SSD 256GBよりもほぼ倍の性能で110円高いだけです!
しかも、ビジネスノートなので全体的に品質も高く、WEBカメラはFHD解像度、指紋センサーあり、最新のWi-Fi 6Eにも対応、そしてメモリスロットとM.2スロットが2つあり、増設/換装もできます。
14インチモデルと15.6インチモデルがあり、どちらも同じスペックで同じ価格です。今回紹介するおすすめモデルはカスタマイズできないので、固定スペックになります。
・Ryzen 5 メモリ16GB SSD 512GB
ThinkBook 14 Gen 5 / 15 Gen 5の特徴
CPU | Ryzen 3 7330U Ryzen 5 7530U Ryzen 7 7730U |
---|---|
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | 最大SSD×2 |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
ディスプレイ(14型) | FHD IPS液晶 タッチあり |
OS | Windows 11 Home/Pro |
通信 | Wi-Fi 6E、ギガビットイーサネット |
オーディオ | ドルビーオーディオ対応 |
生体認証 | 指紋センサー |
WEBカメラ | HD / FHD 1080p |
寸法(幅×奥行×高さ) | 14インチ)323 × 218 × 17.9㎜ 15.6インチ)357 × 235 × 18.9㎜ |
重さ | 1,4kg(14インチ) 1.7㎏(15.6インチ) |
バッテリー | 最大約13.4時間(14インチ) 最大約13.0時間(15.6インチ) |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 77,880円~(Ryzen 3) 77,990円~(Ryzen 5) 97,790円~(Ryzen 7) |
パソコンの頭脳であるプロセッサーは、最新のRyzen 7000シリーズになり、旧モデル搭載のRyzen 5000シリーズよりも若干性能が上がっています。一番人気のRyzen 5のみ、20%以上高い性能でした。
メモリはオンボード+スロットで、DDR4-3200MHz 8GB+8GB(16GB)になります。メモリスロットがあるので増設換装もできます。
SSDは最大512GBが搭載で、M.2スロットが1つあるので、増設も可能です。また、搭載SSDは最新のPCIe 4.0ですが、プロセッサーがPCIe 3.0にしか対応していないので、PCIe 4.0の速度は出ません。ちなみに、メモリもDDR4/LPDDR4Xまでしか対応していません。
ディスプレイは一般的なFHD IPS液晶で、輝度300ニト、色域はsRGB 100%かNTSC 45%になります。
その他のスペックは、Windows 11 HomeかProがあり、Wi-Fi 6Eに10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tイーサネット、FHDカメラ、そして電源に統合された指紋センサーになります。
両モデルとも平均的な重さで、最大バッテリー駆動時間は13.0~13.4時間とそこそこ長いので、外出先でも半日くらいは作業ができます。
筐体はアルミニウム素材も使用しており、高級感があります。筐体自体は旧モデルと同じ藻を使用しており、スペックが変わっただけのブラッシュアップモデルですね。参考までに、旧モデルの筐体をどうぞ。
15.6インチです。
14インチです。
同じじゃないか!っていう突っ込みが聞こえそうですが(笑)、大きさが違い、テンキーがあるかないかだけの差です。インターフェイスも全く同じです。
ThinkBookはラウンドエッジを採用しており、若干丸みを帯びています。ここが、すごくかっこいいと思います。
底面カバーはアルミニウム(14インチ)、樹脂(15.6インチ)で、通気孔は幅広いし、発熱の低いAMDプロセッサーを搭載しているので、排熱には問題なさそうです。
スピーカーは2Wが2つ搭載で、ドルビーオーディオになります。2Wとちょっと大きめなので、音質は悪くないです。
Webカメラは、FHD 1080p高解像度カメラが標準搭載になり、カスタマイズモデルでは、必要ない人のためHD 720pにダウングレードもできます。
FHDカメラは一目でわかるほど解像度が高くなっており、Webで通話している相手に、より良い映像が送られます。
こちらはHDとFHD Webカメラで撮影した画像です。
2倍以上の解像度差があるので、全然違いますね。
また、マイクはAIベースのノイズキャンセリング機能付きで、デュアルアレイマイクになります。
指紋センサーは電源ボタンに統合されているので。電源を入れたら、すぐにサインも完了です。
ディスプレイはFHD IPS液晶で、輝度は300ニトとちょっと高めです。標準的なスペックで、普通のものです。
インターフェイスは必要十分にあり、問題ないと思います。
1 4-in-1メディアカードリーダー
2 USB 3.2 Gen1
3 イーサネット・コネクター(RJ-45)
4 セキュリティキーホール
5 USB 3.2 Gen2 Type-C
6 USB 3.2 Gen2 Type-C
7 HDMI
8 USB 3.2 Gen1 (Powered USB)
9 マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
USBの速度はType-Cが10Gbps、USB-Aが5Gbpsになり、USB Type-Cはどちらも充電に使用可能で、映像出力機能(DisplayPort)付きです。
CPU
Ryzen 7 7730U | Ryzen 5 7530U | Ryzen 3 7330U | |
製造プロセス | 7nm | ||
アーキテクチャ | Zen 3 | ||
コア/スレッド | 8/16 | 6/12 | 4/8 |
L3キャッシュ | 16MB | 8MB | |
ベースクロック | 2.0Hz | 2.3GHz | |
ブーストクロック | 4.5GHz | 4.3GHz | |
GPUコア | 8 | 7 | 6 |
TDP | 15W |
アーキテクチャはRyzen 5000シリーズと同じZen 3になり、TDPは省電力の15Wです。プロセッサーの最大発熱温度が95°と低いので、安定して高負荷なこともしやすいと思います。
こちらはCPUの性能を測るCPU markスコアです。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 14000~・ハイエンドPCに搭載される
- 15000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1280P | |
---|---|
Core i7-1270P | |
Ryzen 7 7730U | |
Core i7-1260P | |
Ryzen 5 7530U | |
Core i5-1240P | |
Ryzen 7 5700U | |
Ryzen 5 5500U | |
Core i7-1255U | |
Ryzen 3 7330U | |
Core i7-1165G7 |
Ryzen 5 7530Uはスコアが約17704もあり、ビジネス用途でがっつり使える目安のスコア1万を余裕で超えています。
もちろんRyzen 7(スコア1.9万)の方が全体的に高い性能ですが、そこまでの差はなく、2万円多く出す価値はあまりなさそうです。最高峰が欲しい人以外は、今安くなっているRyzen 5モデルがおすすめです。
関連リンク
14インチはこちらからどうぞ。
・レビュー
15.6インチはこちらから
・レビュー