LenovoのゲーミングPC最高峰に位置するLegion T730は、他のどのレノボのパソコンと比べても最高レベルのスペックが装備されています。
パソコンマニアからすると、このスペックを見ているだけでぞくぞくするくらい、やばいですね。
これより高性能のパソコンなんてあまりないんじゃないのかな?ってくらいすごいですが、お値段もすごいです。
でも今後5年10年と長く使うのであれば、全然ありですね。
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Legion T730のレビュー
CPU | インテル core i9-9900K |
---|---|
GHz | 3,6GHz(ブースト時5.0GHz) |
コア・スレッド数 | 8コア・16スレッド |
メモリ | 32GB |
ストレージ・HDD | 2TB |
ストレージ・SSD | 1TB |
OS | Windows 10 Home 64bit |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 2080 Super |
冷却システム | 水冷クーラー |
外部ディスプレイ出力 | 7680x4320 |
電源 | 500w(Bronze) |
重量 | 約12㎏ |
サイズ | 18.5×45.6×44㎝ |
保証 | 1年間 |
値段 | 約26万円~ |
後継機種のLegion T750iが性能もアップし、価格も安くなっています!こちらも要チェック!
見てお分かりいただける人は分かりますが、スペックやばいでしょ。
CPUは、Intel core i9ですよ。メモリも32GBだし、ストレージがHDD2TB、SSD1TBの大容量で、最高峰グラボのNVIDIA GeForce 2080 Superです!
現時点では2080Tiに次ぐスペックを持ったグラフィックスなので、これでサクサクできないゲームなんて存在しないでしょう。
しかも水冷クーラーでパソコンの温度が上がりにくいので、ぶっ続けでゲームもやりまくる事が出来るし。
最高です。
ただし値段も高いです。(笑)
と言っても、15万16万円出してそこそこの性能のPCを買うより、10万多く出してT730を買ったほうが気分がいいし、ゲームも快適にできますよね。
Legion T730の特徴
おしゃれなライト付きなので、テーブルの上においても意外に合いますね。
内部はキレイにまとまっているので、空気の流れもよさそうです。配線のまとめ具合がすごいですね。水冷クーラー方式なので、温度が上昇しにくいです。
左右横から見た時です。
上に取っ手が付いているので比較的持ち運びがしやすいですね。重さは12㎏です。特別な工具なしで蓋を開けることが出来るので、簡単にメンテナンスや増設作業が出来ます。
Legion T730のグラフィックスカード・ベンチマーク
NVIDIA GeForce RTX 2080 Super | |
GPUアーキテクチャ | Turing |
CUDAコア | 3072 |
Gigaレイ/秒 | 8 |
ベースクロック | 1650MHz |
ブーストクロック | 1815MHz |
メモリタイプ | GDDR6 |
メモリ容量 | 8GB |
TDP | 250W |
NVIDIA GeForce RTXシリーズはリアルタイム レイトレーシングが可能で、3Dの描写が現実世界のように見えます。「レイトレーシング」とは、光線(光)がどのように動くか追跡して表現する技術で、これを「リルタイム」でシュミレートし描写する技術なんです。
光の反射やガラスに反射して映る映像なんかも、かなり鮮明になっています。
また、fpsを落とさずに画質を上げることが出来るDLSSにも対応しているので、より鮮明な映像が楽しめます。
[visualizer id=”9766″]Fire strikeのベンチマークスコアが約3万ほどなので、かなり重いゲームでも高画質で快適にプレイできますね。
ゲームのベンチマークスコア
単位はfps(リフレッシュレート/1秒間に更新されるコマ数)で、60以上が快適にプレイできる目安です。
[visualizer id=”12464″ lazy=”no” class=””]高品質で重量級のゲームが出来るので、何でも来いって感じですね。
ディスプレイの選び方
ゲーム用のディスプレイには、リフレッシュレートや応答速度・解像度をチェックして購入しましょう。
特にリフレッシュレートは重要ですね。先ほども少し言いましたが、これは画面が1秒間に何回書き換わるかの数値になります。
ここ最近は120Hzや144Hzなどの性能の高いものが販売されているので、間違っても60Hzなんかを買わないように注意してください。
レノボでは、Legion Y25fというモニターが販売されているので、モニターの購入を検討している人はこちらもチェックしてみて下さい。
- 24.5型ワイド
- 推奨解像度1920x1080
- 応答速度 1ms(0.001秒)
- リフレッシュレート 最大144Hz
- フレームレスに近い設計
CPU(プロセッサー)
Intel core i9-9900K | |
製造プロセス | 14nm |
コア/スレッド | 8/16 |
ベースクロック | 3.6GHz |
ターボブースト時 | 5.0GHz |
TDP | 95W |
CPUはパソコンの頭脳部分なので、一番重要なスペックです。CPUの性能が低いと、他の性能が高くても意味がないんですよね。
T730では、第9世代のIntel core i9-9900Kが搭載されています。Kモデルはかなり性能が高いです。
下のグラフは本機種搭載のCPUやその他のハイスペックモデルCPUとの性能比較です。
[visualizer id=”9770″]下にあるCore i7-10610Uというのはノートパソコンでは性能が高いCPUで、Core i7-10700はデスクトップに使われるハイエンドモデルです。
i9-9900Kはそれらより断然性能が高いですね。
また、GHzも平時で3.6GHz、ブースト時で5.0GHzです!
GHzは高ければ高いほど性能が良いものですが、一般的なCPUのGHzは平時で1.6GHz~2.0GHz、ブースト時で2.2~3.6GHzくらいなので、一目瞭然ですね。
コア・スレッド数も8コア16スレッドのモンスタークラスです。
コアとスレッドは、道路に例えると分かりやすいです。
例えば4コア4スレッドだと道路が4本で4車線なので、データ移動が4つ(例です)しかできないのですが、4コア8スレッドだと車線が8つあるので、8つのデータを一緒に扱うことが出来ます。
なのでコア数とスレッド数が高いものは、同時作業(並行作業)がしやすいという特徴があります。
同時作業とは、ゲームをしながら音楽を聴いて、チャットしながらパソコンを使う感じですね。
8コア16スレッドと言ったらかなり大きい方ですよ。
メモリ
メモリは作業台のイメージですね。
この部分も並行作業に関係がしてきます。
メモリが大きい=テーブルが大きい=同時に色々な作業がしやすい、といった構図になります。一般的なパソコンは8GBや高くても16GBが多いので、T730の32GBはかなり大きいですね。
ゲームだけでなく、プロの4K動画編集者にも合うスペックです。
ちなみにメモリスロットの空きがないので、増設は出来ません。
ストレージ
T730はデュアルストレージと言って、HDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)の2つが付いています。
ゲームなどの良く使うアプリはSSDに保管し、写真などの頻繁に使わない物はHDDに置くようにすると、パソコンの起動やゲームのロード時間が早くなりますよ。
簡単にですが、SSDとHDDの違いはこの様になります。
SSD | HDD | |
値段 | 高い | 安い |
動作音 | 静か | うるさい |
温度 | 熱くなりにくい | 熱くなりやすい |
データ移動 | 速い | 遅い |
寿命 | 長い(壊れにくい) | 短い(壊れやすい) |
SSDとHDDは仕組みが全然違うのですが、HDDは磁気を帯びたディスクを高速で回転させ、磁気の性質を変えてデータを保存するのに対して、SSDはデータ保存をする空間に0と1の数字を書き込みデータ保存をします。
なのでSSDは性能が高いんです。
T730はデュアルストレージで、HDD 7200rpmが2TB、SSD M.2 PCle-NVMeが1TB搭載されています。
PCle-NVMeはもう一つのSSD規格SATAに比べ、約7倍のデータ転送速度があるのでかなり速いですね。
OS
オペレーティングシステムは、最新のWindows 10 Homeです。
Windows 10 Homeの特徴として、Windows Defenderというセキュリティが標準で付いています。
以前はあまり評判も良くなかったのですが、ここ最近は改良が進み、セキュリティソフトのランキングでも上位に入るくらい性能が上がってきています。
フィッシング対策にマルウェア対策、危険なページは接続前に遮断してくれたりと、かなり使い勝手が上がっています。
冷却システム
さて、ゲーミングPCで最重要個所と言っても良いほど重要な冷却システムです。
多くのソフトを使ったり、重いゲームをやっているとパソコン内部の温度が上昇するのですが、温度が上昇しすぎると、CPUやGPUはこれ以上温度を上げないために性能を抑えて運転したり、かなり温度が上がるとパソコンが落ちたりします。
なのでパソコン内部に、空冷か水冷で温度上昇を抑える仕組みになっています。
空冷はファンが付いて、パソコンの内部に風を当てて空気を循環させて温度上昇を抑えます。エントリーモデルなどに付いていることが多い機能です。
水冷はパソコン内部に水を循環させて温度上昇を抑えるので、冷却効果がかなり高いんです。ハイエンドモデルに付いていることが多いです。
T730は水冷システムを取っているので、空冷に比べ温度が上がりにくいです。
電源
電源は500W 80PLUSですが、Bronzeになっています。
ちょっと電源が小さいですね。
大きな電源なら後継機種のT750iが大きくて、おすすめです。
インターフェース
- USB 3.0
- USB 2.0
- ライン出力
- イーサネットコネクター
- ディスプレイ出力
- ディスプレイ出力
- ディスプレイ出力
- USB 3.0
- ヘッドホン・マイクロホンコンボジャック
- マイクロホン
- 電源ボタン*
3画面の外付けディスプレイに対応しているので、かなりの大画面でゲームが楽しめますね。
拡張スロットは、3.5インチドライブベイが1つ空きがあります。
セット購入
価格も高めですがスペックがかなり高いので、最高の環境でゲームが出来ますね。
もしモニターやキーボード・マウスなども一緒に探している方は、購入時にこのような案内があるので、一緒にセットで買えるのでご安心を。
今はレノボで大規模セールがあっているので、検討中の方はこの機会をお見逃しなく!