本機種は公式ページでの販売は終了しました。
こちら「Legion全機種の比較紹介」で最新モデルのチェックができます!
LenovoのゲーミングデスクトップCubeは、小型なのにパワフルでハイスペック機種になります。
Intel core i7-9700KというよりハイスペックなKシリーズのCPUに、グラフィックボードはNVIDIA GeForce RTX 2060 Superなので、動画編集や実況配信、そして重量級のゲームもプレイできる「困ることはない」機種です。
重さも最大構成で11㎏とゲーミングPCにしてはかなり軽いので、ちょっとしたLANパーティーに行くときも問題なく持ち運びできますね。
販売当初はIntel core i9-9900K、NVIDIA GeForce RTX 2080が搭載でしたが、2020年8月現在は仕様が変わっています。本記事は最新の構成を紹介しています。
Contents
Legion C730のレビュー
<マウスやモニターなどは付属していません>
2020年10月23日)
本機種の販売は終了しました!最新機種のLegion 550Piもしくは「ゲーミングデスクトップ」から他機種をご覧ください。
CPU | Intel core i7-9700K |
---|---|
コア/スレッド | 8/8 |
クロック数 | 3.6GHz(ブースト時・4.9GHz) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | HDD 1TB+SSD 1TB |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 2060 Super 8GB GDDR6 |
電源 | 500W |
冷却システム | デュアルサーマルシステム |
オーディオ | ドルビーアトモス |
サイズ | 19L 238x358x305㎜ |
重さ | 最大11㎏ |
保証 | 1年間引き取り修理 |
価格 | 17.4万円 |
CPUはCore i7-9700Kですよ。Kシリーズはクロック数も高いし、オーバークロックも出来るので性能を上げることが出来ますね。
メモリも16GBとほとんどのゲームをするには十分な容量ですが、4K画質で編集をしたり、fpsゲームをMODを入れまくってプレイする場合は、32GBに増設した方がいいですね。ツールフリーで筐体を開けることが出来るので、簡単に増設は出来ます。
ストレージは超高速起動が出来、ゲームのロード時間も早いSSD 1TBに、HDD 1TBが搭載です。3.5型ストレージベイにもう一つ空きがあるので、ストレージの増設も可能です。
19Lの小型筐体なので机の上に置いても圧迫感が無いし、天面にLEDライトがあり1680万色のライトニングが楽しめます。
ここ最近は家のスペースの関係上、省スペースモデルのデスクトップが人気でC730も在庫が無いことが多いので、注意が必要ですね。
ちなみにLegion C730はゲーミングPCなので、画像・動画編集にも向いています。グラフィックボードの性能がかなり高いので、プロが使う動画編集ソフト・Adobe Premiere Proもサクサク動くし、この性能で使えないソフトはほとんどないじゃないかな、と思うくらい性能は高いです。
Legion C730の特徴
何と言っても最大の特徴は、このコンパクトな19Lの筐体ですよね。サイズは幅238㎜、奥行き358㎜、高さ305㎜と机の上に置いても邪魔にならないですね。
前面カバーの中はメッシュになっているので、ほこりも入りにくく、通気性も確保しています。
また、特徴的なトップパネルは、1680万色のLEDライトニングがあるのでかなりおしゃれです。左右のパネルのライトニングも設定で変えることが出来るので、気分に合わせてライトニングを楽しめます。
持ち運びがしやすい様に取っても付いているので、机の上に置いたり、来客時は机の下に置いたりと移動も楽です。
性能も高いのでLANパーティーに持って行く時なんかも、持ち運びがしやすいですね。普通のゲーミングPCは15㎏~20㎏なので、C730の11㎏(最大構成時)はかなり軽いです。
冷却システムはデュアルサーマルシステムを採用しており、CPUとグラフィックスカードをそれぞれ専用のサーマルチャネルで冷却し、システム温度の低温化、ノイズの低減など実現しています。
ツールフリーで内部にアクセスできる
パソコン背面上部にある取っ手を開くと筐体内部にアクセスでき、左側にCPUやグラボ、メモリなどがあり、右側には電源とストレージベイがあります。(右側はネジが付いているので、ドライバーが必要です。)
メモリは2スロットあるので、16GBx2という構成にできますね。
ストレージはSSD(M.2 PCle-NVMe)1TBで、HDD(7200rpm)1TBになります。ストレージベイは2つあり、3.5型ベイに空きが1つあるのでストレージの増設も可能です。
インターフェイス
1. マイクロホン 2. ヘッドホン・マイクロホンコンボジャック 3.USB 3.0  |
1. 無し(旧モデルのみ搭載) 2. Display Portx3 3. HDMI 4. ライン出力 5. USB 2.0 6. イーサネットコネクター 7. USB 3.0 |
インターフェイスは充実していますね。イーサネットコネクター(有線LANケーブルポート)もあるので有線接続できるし、WiFiも付いているのでLANケーブルが届かない場合はWiFiで使えます。
CPU
Intel core i7-9700K | |
開発コード名 | Coffee Lake |
製造プロセス | 14nm |
コア/スレッド | 8/8 |
ベースクロック数 | 3.6GHz |
ターボブースト時 | 4.9GHz |
TDP | 95W |
CPUはパソコンの頭脳で、性能が高ければパソコンもサクサク動くし、性能が低いと動きも遅くストレスを感じます。細かいモデルがあるのですが、一般的にこの様な性能になっています。
高 Core i7 >Core i5 >Core i3 低
Legion C730搭載のCPUは、ハイスペックモデルのCore i7-9700Kです。IntelのCPUには末尾にUやG、F、Kもしくは何もアルファベットが無いもの等あるのですが、Kは通常版(末尾にアルファベットが無いもの)の1つ上のバージョンで、オーバークロック対応モデルです。
とは言っても、ベースクロックが3.6GHz、ブースト時で4.9GHzもあるので十分クロック数は高いですね。
[visualizer id=”12410″ lazy=”no” class=””]上のグラフはCPUの性能を計るPassmarkスコアで、14597になっています。かなり性能は高いですね。スコアは7000くらいあれば結構がっつり使える性能で、1万を超えたらかなり優秀なスコアです。
まぁ、ハイエンドモデルのゲーミングPCなので、高性能のCPUは当たり前ですね。
グラフィックス
NVIDIA GeForce RTX 2060 Super | |
CUDAコア | 2176 |
GPUアーキテクチャ | Turing |
Gigaレイ/秒 | 6 |
ブーストクロック | 1650MHz |
ベースクロック | 1470MHz |
メモリタイプ | GDDR6 |
メモリ容量 | 8GB |
TDP | 175W |
NVIDIA GeForce RTXシリーズはリアルタイム レイトレーシングが可能で、3Dの描写が現実の世界にかなり近づいています。「レイトレーシング」とは、光線(光)がどのように動くか追跡して表現する技術で、これを「リルタイム」でシュミレートし描写する技術なんです。
<nvidia.comより>
上の画像の左はリアルタイムレイトレーシングがOFFで、右がONなのですが、右側のガラスに反射して映る部分などは、レイトレーシングのおかげですね。
下のグラフはグラフィックボードの性能を表す数値で、Fire Strike Graphicsのスコアです。
[visualizer id=”12417″ lazy=”no” class=””]RTX 2060 Superは21970とかなり性能が高く、ハイエンドモデルになります。
ゲームベンチマークスコア
下のグラフは、NVIDIA GeForce RTX 2060 Super・画質FHDでゲームをプレイした時のfps(1秒間に切り替わるコマ数)になります。60以上が「快適」にプレイでき、20~30になるとカクカクしてプレイも出来ないくらいになります。
[visualizer id=”12415″ lazy=”no” class=””]注)Apex Legendsは144fpsの制限がかかっている為、このスコアになります。
重量級のRed Dead Redemption2も高画質で72fpsと、快適にできるレベルですね。モンハンワールドも高画質で109fpsと、快適にプレイできます。
メモリ
メモリはPC4-21300 DDR4搭載で、8GBのメモリ2つの16GBになっています。
16GBあればほとんどのゲームで問題なくプレイできますが、fpsゲームでMODを入れまくったり、人が何十人も集まる様な所だと動きが重いかもしれません。
その場合は32GBにメモリの増設をすれば、より快適にプレイできます。
消費電力
消費電力は最大323Wで、電源は500W 80PLUS Bronzeなので余力を持って電力を賄えます。
憶測ですが、旧モデル(Core i9-9900K・RTX 2080)は、最大消費電力が454Wなのに電源が500Wだったので現在のスペックに変わったと思います。
オーディオ
オーディオは映画館などで導入も進んでいる、Dolby Atmosになります。
従来のオーディオ・5.1chサラウンディングとかって名前聞いたことがあると思うのですが、簡単に言うと「5チャンネル(5方向)」から音が出ていたのですが、ドルビーアトモスは9.1chなので、現実の様に音が飛び交って聞こえます。
ただし、↓こういったDolby Atmos対応のヘッドフォンやスピーカーが必要になります。
モニター
既にゲーミングモニターを持っている場合は必要ないですが、一般のモニターはリフレッシュレートが低いので、その場合はゲーミング用のモニターLenovo G24-10もチェックしてみて下さい。
モニターのスペックは23.6型 FHD TN WLED液晶で、主な機能を以下に紹介します。
FHD | フル・ハイディフィニション、解像度1920x1080 |
---|---|
TN液晶 | 視野角が狭く、横からモニターを見ると薄暗く見える角度もある |
WLED液晶 | 色純度が高いので発色が良く、軽量、視野角が広い |
リフレッシュレート | 144Hz・1秒間に切り替わるフレームの数。大きければ大きいほど滑らか描写になる。144Hzは性能が高い |
応答速度 | 1ms(0,001秒) |
輝度 | 300nit・ディスプレイの明るさを表す。250前後あれば標準 |
インターフェイス | HDMI, Display Port, ヘッドフォン |
チルト | モニターの傾き可能角度・前5度、後ろ22度傾けることが可能 |
フリッカーフリー | フリッカー(画面のちらつき)がない(出にくい) |
ブルーライト軽減機能 | モニターから出る青い光(ブルーライト)は、長時間みると目が疲れるため、ブルーライトが軽減できる機能付き |
AMD Radeon FreeSyncテクノロジー搭載 | 遅延のない滑らかな描写が可能 |
保証 | 3年間 |
液晶はTN WLED液晶で、WLED液晶は発色が強く視野角も広いし、寿命も長いので保証が3年も付いています。
アクセサリー
もしキーボードやマウスも持っていない場合は、1万円ちょっとのこちらのセットがお得です。
これらはゲーミングPCの為に作られた、ゲーム用のものなので性能も高いんですよ。
特にキーボードはアンチゴーストに対応し、最大12個のキーを同時押ししても競合せずに入力できます。
詳しい性能は、こちらをどうぞ。
まとめ
ハイスペックで省スペース、トップパネルのLEDライトもおしゃれなので、「部屋にパソコンを置く場所が無くて買えない・・・」と言う人でも置き場所に困らないと思います。
机の上に置いても圧迫感が無いし、シェルフなんかにも置きやすいサイズですよね。
また、NVIDIA GeForce RTX 2060 Super搭載なので重たいゲームも高画質で出来るし、動画編集にも使える優れものですね。
現在Lenovoではセール中なので、この機会をお見逃しなく。